「物が散乱した部屋をどうにかしたい」「部屋に物が入りきらず溢れている」など、部屋が自分ではどうにもできないほど散らかっている場合、誰かに片付けをお願いしたいと考えている方もいるのではないでしょうか?
物が散乱した部屋を見て、「片付けをしなければ…」と思っていてもなかなか進まず、結果、状況がさらに悪化した経験はありませんか?
ここでは、部屋の片付けの相談先や、相談するときのポイント、そして費用を抑えるコツまでご紹介しています。
目次
片付け相談は「ハウスクリーニング業者」へ
自分ではどうにもできないほど散らかった部屋は、ハウスクリーニング業者に相談してみるといいかもしれません。
ハウスクリーニング業者は、片付けを専門に行うプロですので、効率良く部屋を片付けてもらえるでしょう。
ハウスクリーニングのサービス内容
ハウスクリーニング業者によって、サービス内容は異なりますが、残す物と不用品の判別をし、断捨離の手伝いをしてもらえるほか、部屋にあった収納方法を駆使して、部屋をキレイに整えてもらえます。
部屋の散らかり具合は、子どものおもちゃの整理収納などの範囲が狭い物から、部屋全体の片付け、さらには汚部屋レベルに散らかっている場合でも対応可能な場合もあります。
優良なハウスクリーニング業者を選ぶコツ
ハウスクリーニングを行っている業者は、大手から小規模のところまで数多くあります。しかし一部の業者は、高額な施工費用やサービスの質が低い業者も少なからずあり、トラブルへ発展するケースもあるようです。
ここでは、優良な業者を見極めるコツをまとめました。
- 相場と比べて料金が適正
- 施工例を確認できる
- 追加料金やキャンセル料の有無
- 損害保険会社へ加入している
相場と比べて料金が適正
ハウスクリーニング業者によって料金のバラつきはあるものの、部屋の広さやサービス内容別である程度相場は決まっています。
ワンルームの場合は、3~8万円、1DKなら5~12万円ほどになります。
安い料金は家計的にも助かるので魅力的ですが、あまりにも相場からかけ離れた低料金は、サービスの質が低い可能性もあるので一度疑ってみるべきです。
施工例を確認できる
優良なハウスクリーニング業者であれば、公式HPに作業例を細かく紹介しているだけでなく、見積もり時にも作業事例写真を見せてもらえるケースが多いです。
契約前の手続きや説明がずさんで、作業事例が乏しい場合、作業の質が低い可能性もあります。
どのくらいキレイになるのか、実際のビフォーアフターがわかる写真をしっかり見せてもらうようにしましょう。
追加料金やキャンセル料の有無
作業現場の状況や状態によって、追加料金が発生するケースも少なくありません。
たとえば、片付ける物の量や部屋の大きさなど、見積もり時に確認しているのにもかかわらず、別途費用がかかることもあります。
見積もりの金額よりも料金が高くなる場合があるかどうか、事前に確認しておきましょう。
また、キャンセル料についても、作業当日の何日前ならかからないのか、しっかり確認しておくことが大切です。
損害保険会社に加入している
片付けのプロとはいえ、ハウスクリーニングは人が行う作業ですから、十分注意をしていても、作業中に物を壊してしまったり、壁を傷つけてしまったりする可能性もあります。
そんな時でも、業者がきちんと損害保険会社に加入していれば、保証をしてもらうことが可能です。
すべてのハウスクリーニング業者が保険に加入しているとは限りませんので、依頼する前にしっかり確認しておきましょう。
整理収納アドバイザーが在籍している
整理収納アドバイザーとは、片付けのプロフェッショナルというべき存在です。
部屋に合わせた効率良い片付け方や収納方法で整理してくれるだけでなく、片付けができない原因を明確にし、解決へと導きます。
そのため、整理収納アドバイザーが在籍している業者もあり、その場合、ただ部屋を整理整頓するだけでなく、片付け方法をレクチャーしてもらえるので、リバウンドを防ぐことができるメリットがあります。
業者を選ぶ際は、生理収納アドバイザーがいるかどうかも事前に確認してから決定するもいいかもしれません。
片付け費用を安く抑える方法
片付け費用は決して安くはありませんから、できるだけ低予算に抑えたいですよね。
以下のポイントを抑えて依頼することで、片付け費用を安く済ませることができるかもしれません。
複数の業者から見積もりをとる
ハウスクリーニング業者によって料金が異なるため、1カ所ではなく複数の業者から見積もりを取って料金を比較しましょう。
少々手間のようにも思えますが、複数の業者から見積もりをとることは、料金を抑えるための方法として有効です。
1つの業者にまとめて依頼する
片付けを依頼した部屋や場所が複数ある場合、「今回はリビングだけ…」と限定してしまうのはもったいないです。
今後も片付けをお願いしたい部分があるのなら、1つの業者へ1度に依頼しましょう!
お得なセットプランがある業者もあるので、まとめて依頼した方が料金も割安になるケースが多いです。
繁忙期を避け、閑散期に依頼する
ハウスクリーニングにも繁忙期と閑散期があります。
新生活が始まる3月4月や、大掃除をする家庭が多い年末は混みやすく、料金も割高になる可能性があります。
一方で、雨の日が多い梅雨の時期や、気温が上昇する夏期は、「部屋を片付けよう!」と一念発起する人も少なくなりがちです。
しかし、夏はエアコンクリーニングの依頼が殺到するため、兼務している人が多い業者は混み合うケースもあるので注意しましょう。
まとめ
「部屋の片付けをプロに頼むなんて…」と思う方もいるでしょう。
しかし、プロの手によって片付けは、ただ部屋がスッキリするだけでなく、その後片付けが継続しやすい部屋へと生まれ変わらせてもらえるメリットがあります。
もちろんお金はかかりますが、自力でどうにもならない状態ならば、プロに任せてしまったほうが確実でより快適な毎日を過ごせるようになるかもしれません。
散らかった部屋でお悩みの方は、ぜひ一度片付け相談を検討してみてはいかがでしょうか。