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【必見】部屋のものを全部捨てたいときの心理状態と処分するメリット

【必見】部屋のものを全部捨てたいときの心理状態と処分するメリット

「家中ものだらけでうんざり! 部屋のものを全部捨てたい!」

「もうすぐ引越すから、全部捨てて心機一転したい!」

と思っていませんか? 今の暮らしや自分自身に変化をもたらしたい……。そんなとき、部屋にあふれるものを全部捨ててリセットしたいと考える人は少なくありません。

片付けるのはもちろん良いことなのですが、片付けたい気持ちの裏にある自分の本音を理解しておかないと、捨てる・捨てないという判断があやふやになってしまいがちです。

そこで今回は、部屋のものを全部捨てたいと思う人の心理状態や効率的な処分法、後悔しない断捨離のポイントなどを解説します。自力で断捨離をやりとげる秘訣なども解説するので、この記事を参考にして部屋を片付けていきましょう!

<この記事で分かること>

  • 部屋のものを全部捨てたくなる人に共通する心理状態
  • ものをすべて捨てるのに適したタイミング
  • 部屋のものを全部捨てるとどんなメリットがある?
  • 具体的な処分方法
  • 徹底的な断捨離を自力で行うコツ
  • 捨てたあとで後悔しないための注意点

目次

部屋のものを全部捨てたいときの心理状態

部屋のものを全部捨てたいときの心理状態

「部屋のものを捨てたい!」という強い気持ちは、どういうときに湧くのでしょうか? 多くの場合、日常生活への不満や変化への欲求が根底にあるといわれています。また、新しい自分を目指したいというポジティブな願いが秘められていることも。

部屋のものを全部捨てたいという欲求は、生活環境を見直して本当に大切なものは何なのか考え直す良いきっかけとなります。今、ものだらけでイライラしている人は、「片付けに前向きな気持ちになっている」というポジティブな面に注目して、まずは自分の本音を受け入れてあげましょう。

ストレスが溜まって物を捨てたくなっている

ストレスが溜まると、ストレス解消の手段としてものを捨てたくなることがあります。物を捨てるという行為自体にスッキリするだけでなく、いらないものがない部屋は暮らしやすくてストレス解消効果があるからです。

仕事や人間関係のプレッシャーは自分ではコントロールしにくいですが、部屋のものは自分の判断で自由に捨てられます。自分のコントロール下で要・不要の決定をしながら物を手放すと、精神的な解放感が得られます。ストレスを抱え込んでいる自分自身をいたわりながら、無理なく片付けを進めることが大切です。

部屋のものが多すぎて片付けがストレスになっている

部屋がものだらけだと、片付けるのも一苦労です。片付けそのものが大きなストレス源となり、この煩わしさから逃れたくて「いっそ全部捨ててしまおうか!」という極端な考えに走ってしまうことがあります。

片付けてもすぐに子どもがおもちゃを散らかしてしまうリビング。脱ぎっぱなしの服が散らかっている脱衣所、靴だらけの玄関、いつまでも整頓できないキッチンや物置……。家の至る場所が雑然としていると、居心地が悪くてたまりません。全部捨ててシンプルな生活に切り替えたい、という憧れが根底にあると言えます。

過去の思い出と決別したいと思っている

過去の思い出が重荷になって、思い出の宿ったアイテムをすべて手放したくなる人もいます。パートナーとの別れや仕事のミスなど、つらい思い出にまつわるアイテムを見ていると、ついネガティブな感情が呼び起こされてしまうからです。

このような場合、「全部捨てたい」という思いは過去との決別を望む気持ちの表れと言えます。新しい人生のページを開きたい、過去に囚われずに前を向いて生きたいという強い願望が、ものを手放したいという衝動につながっているのです。

自分を変えたいと思っているから

人生の転機を意識したり、自己成長を求めたりするときに「ものを全部捨てたい」という思いが生まれることがあります。古い習慣や生活スタイルにまつわるものを手放すことで、心機一転を図る心理が働いているのです。

身につける服や小物が変われば、内面の変化を促すことにもつながります。捨てたい気持ちの裏側に「新しい自分になりたい」、「前向きな変化に向けて踏み出したい」という本音が秘められているのであれば、その本音をポジティブに評価してあげましょう。

ただ手当たり次第に捨てるのではなく、「なりたい自分」のイメージを明確にして相応しいものだけを手元に残すようにすれば、理想の自分に近付きやすくなります。

今の価値観や趣味と持ち物が合わない

人は成長し価値観や趣味も変化していくため、部屋の中のものが今の自分からズレてしまうことがあります。そして、かつて大切にしていたものが今の自分の価値基準に合わなくなると、「全部捨てたい」と感じる人もいます。

古いものを「まだ使えるから」と使い続けていて、居心地の悪さや違和感を覚えたことはありませんか? その不快感は、自分の内面と外部の環境を一致させたいという欲求の表れと言えます。

合わなくなったものを手放して現在の自分の価値観や生活スタイルに適したものに揃えると、自分らしい自然な暮らし方をしやすくなります。

引越しなど環境の変化と一緒に心機一転したい

転勤や就職、引越しなどの生活環境の変化の際には、部屋のものを全部捨てたくなる人が多いです。新生活を目の前にして、心機一転を図りたいという気持ちが働くからです。

新しい服や家具などを買うと、心がワクワクしませんか? 自分好みの新しいものを着たり使ったりすると、理想の自分に生まれ変わったような高揚感が芽生えます。「心機一転するために新しいものを揃えたい。だから、過去の荷物は捨てておこう」という心理は働いた結果、部屋のものを処分したくなるのです。

部屋のものを全部捨てたいときによくある状況

部屋のものを全部捨てたいときによくある状況

部屋のものを全部捨てるなら、身の回りの状況が大きく変わるタイミングで行うのが効率的です。人生の転換期には整理整頓が必要になり、新しいステージへの意欲も湧きやすいのでテキパキと断捨離することができます

たとえば、引越やリフォーム、生前整理、出産や転職などのタイミングに合わせるのがおすすめです。身辺の変化がなくても、「自分の生き方を変えたい!」といった強い気持ちが芽生えたときも人生の転機と言えます。具体的に見て行きましょう。

引越し・リフォームのタイミング

引越しやリフォームをするタイミングは、ものを整理するのに非常に適しています。新しい住宅環境に合わせて、不要なものを見直すチャンスとなるからです。引越しやリフォームでは不要なものを新居に持ち込むと輸送コストが高くなってしまうので、いらないものをできるだけ捨てたほうが経済的と言えます。

引越やリフォームの機会に思い切って断捨離すると、最大限にスペースを活用しながら新生活を送れるようになります。新生活への期待感も手伝って、古いものへの執着が薄まりやすい時期です。

介護施設への入所など生前整理のタイミング

介護施設に入所するときや、将来に備えて生前整理をするときに家の中にあるものを一掃したくなる人も多いです。入所施設にたくさんのものを持ち込むことはできませんし、家族に負担をかけたくないという思いから必要のないものを処分しようと考えるためです。

長い時間をかけて蓄積してきた物品を整理することは、自身の人生を振り返る機会にもなります。しんみりして感傷的な気分になってしまうこともありますが、大切な思い出の品だけを厳選して残し、次のライフステージに向けて心の準備をすることも大切です。

出産や転職で生活環境ががらりと変わるとき

結婚や出産、卒入学や転職などのライフイベントは人生の大きな転機であり、生活環境が大きく変わるタイミングです。このタイミングに合わせて部屋を整理すれば、新生活を迎えやすくなります。

たとえば、出産ではベビーベッドや赤ちゃん用の服、おむつやおもちゃ、ミルクなどの保管スペースの確保が必要です。今部屋の中にあるものを大量に処分しなければ、赤ちゃんを迎える準備ができないおそれがあります。また、転職では職種に合わせた衣類や道具を買い足す必要があり、仕事内容や勤務地によってはこれまでの使っていたものが不要になる可能性が出てきます。

ライフステージが変化するタイミングに合わせて古いものを処分すれば、効率的に生活環境を改めることが可能です。

仕事でストレスが蓄積していると自覚したとき

仕事のストレスが溜まってつらいようなら、ストレス解消の手段として自宅の環境を整えてみましょう。職場では思うようにならないことが多くても、自分の部屋なら自己判断でものの取捨選択が可能です。片付け自体をストレス解消の手段にしつつ、部屋を整えてリラックスしやすい環境を作りましょう。

片付いた部屋で過ごすと、心の平穏を取り戻しやすくなります。ものを減らせば視覚的なノイズが減るため、心理的な負担も軽減できてストレスへの根本的な対処になり得るのです。

物を買いこんでしまう自分に気が付いたとき

衝動買いや必要以上の買い物癖を自覚したときも、部屋のものを一掃するのに適したタイミングと言えます。自分の消費行動を反省して、改善しようという気持ちが高まっているうちに、いらないものをどんどん片付けていきましょう

今までは「散らかった部屋でも気にならない」と思っていた人でも、溜め込み癖を自覚できると物だらけの部屋を振り返ってショックを受けることがあります。このショックは悪いことではなく、今後の消費行動を見直す良いきっかけとなるのです。いらないものを捨てて何が本当に必要なのか考えるようにすれば、今後はムダな買い物も減っていきます

部屋のものを全部捨てたら得られるメリット

部屋のものを全部捨てたら得られるメリット

部屋のものを思い切って整理すると、たくさんのメリットが得られます。ただ住みやすくなるだけでなく、精神面や健康面などでも嬉しい効果がたくさんあるので、くわしく解説します。

家の中がスッキリして、部屋が広々と使える

大量のものを捨てる第一のメリットは、目に見える形でスペースが増えるということです。今までもので埋まっていた空間が、大きく空くと部屋全体が広くなったように感じられます。見た目の圧迫感がなくなるため、心にゆとりが生まれてリラックスしやすい部屋になるでしょう。

また、広い空きスペースができれば、家具の配置を変えたり自分の好きな花やポスターを飾ったりといった模様替えを楽しめるようになります。空いたスペースを有効活用して、ヨガやストレッチのスペースを作ったり、読書コーナーを設けたりすることも可能です。

部屋が広くなれば新しい挑戦や活動を始めるきっかけにもなり、より快適に暮らせるようになります

掃除が楽になり、利便性も向上する

ものを減らすと、掃除が格段に楽になります。家具や小物が少なければ、ほこりの溜まる隙間が減って拭き掃除や掃除機がけがスムーズになるからです。

タンスと壁の隙間に詰まったホコリや、スチールラックの下にできている大きなホコリのかたまり……。見つけるたびに、げんなりしてしまいますよね。わざわざ掃除機のノズルを付け替えて取り除かなければならず、わずらわしさを感じる人も多いのではないでしょうか。

また、床に置きっぱなしのカバンや本などがあると、掃除機をかけるたびに動かさなければなりません。ちょっとした一手間であっても、積み重なるとそれなりにストレスが溜まります。

最初からムダな家具や物品がなければ、こまごまとした動作をする必要がなくなって掃除がとても快適になります。

探し物が減りイライラしなくなる

いらないものを全部捨てると探し物の手間を減らせるので、イライラしにくくなります。必要なものがすぐに見つかるようになり、朝の忙しい準備時間や帰宅後のあわただしい時間帯でも落ち着いて過ごせるでしょう。

さらに、探し物をする必要がなくなると遅刻や忘れ物のリスクも減り、周囲の人からの印象が良くなります。周囲の人とゆとりをもって接することができるので、まさに良いことづくめです。

ものを探さなければならないときは、誰でもイライラしたり焦ったりしがちです。精神的な余裕が欲しい人は、ぜひ片付けをして不要なものを減らしていきましょう

気分を一新してポジティブになれる

「いらないものは全部捨てる」という覚悟で片付けに臨むと、気分を入れ替えて前向きな気持ちになることができます。不要なものを手放す作業は、心を整理する上でも効果的だからです。

ネガティブな思い出の詰まったものを捨てれば、新しいステージに踏み出す勇気が生まれやすくなります。また、スッキリ片付いた空間を目にすると達成感や満足感が湧くため、自己効力感も高まります。

前向きな気持ちは、生活全体にポジティブな影響を与えてくれます。これまで避けてきたことにチャレンジする勇気が湧いたり、新しい目標に取り組む意欲が高まったりする人も少なくありません。過去の思い出や未練のこもったものとは決別して、ポジティブに前進したい人には片付けがおすすめです。

ストレスが減り、家族や恋人との関係が良好になる

意外かもしれませんが、徹底的にものを捨てると家族やパートナーとの関係が良くなると言われています。スッキリ片付いた部屋は自分だけでなく同居する家族や恋人にとっても快適であり、ストレスが溜まりにくくなるからです。

散らかった部屋は住みづらいので、どうしてもストレスが溜まりがちです。一方で、不要なものが取り除かれた部屋は共有スペースが広くなるため、ストレスを感じずに家族や恋人と過ごせるようになります。

また、片付けられない人と同居していると、片付ける側の負担が大きくなって家族間の摩擦が生じることがあります。断捨離に成功すると片付けや掃除をめぐって相手とケンカをすることも減るため、コミュニケーションを深めやすくなるのです。

睡眠の質も上がり、健康的に良い

いらないものを全部捨てると、睡眠の質も向上すると言われています。寝室が散らかっていると十分にリラックスできず、入眠しにくくなって睡眠の質が下がってしまうからです。

また、ものだらけの部屋はホコリやダニの温床となりやすく、アレルギー性鼻炎やアレルギー性皮膚炎、気管支喘息などのトラブルを引き起こす可能性があります。鼻水、鼻づまりや肌のかゆみ、息苦しさなどがあるとぐっすり眠ることができません。室内環境を整えることは快眠に直結し、疲労回復や健康維持にもつながります

スピリチュアル面でも運気が上がる

スピリチュアルな面では、断捨離は運気を引き寄せると言われています。一方で、いらないものに囲まれることは停滞や過去への執着を意味し、運気が下がるため注意が必要です。

いらないものを全部捨てる勢いでものを手放すと、空いた余白にポジティブな気が勢いよく流れ込み、良い循環が生まれるとされています。いらないものを捨てたとき、気持ちが明るく軽やかになったと感じたことはありませんか? スピリチュアルな感覚が研ぎ澄まされている人は、気の巡りの変化を感じることもあるようです。

部屋を整理することは心身の浄化にもつながり、新たな出会いやチャンスを引き寄せる効果が期待できます

突然の災害時にも備えられる

部屋のものを整理すると、突然の災害時に備えることにもつながります。ものだらけの部屋で暮らしていると、地震の際に避難経路が塞がったり、上からものが落ちてきてケガをしたりすることがあるので非常に危険です。

一方で、不要なものがない部屋では、安全な避難経路を確保して二次災害を防ぐことができます。さらに、必要なものをすぐに取り出せるよう整理しておけば、災害時の混乱を最小限に抑えることが可能です。重要なものが整理されていれば、緊張の高まる災害時でも心を落ち着けやすくなります。

部屋の物を全部捨てたいときの処分方法5選

部屋の物を全部捨てたいときの処分方法5選

部屋のものを全部捨てたい! という気持ちがしっかり固まったら、実際に捨てる方法を確認しましょう。自治体のゴミ収集に出す以外にも、さまざまな処分法があります。捨てたいものの種類によっては現金収入を得ることも可能ですし、自治体で捨てるよりも楽に捨てられる方法もあります。具体的な処分方法は、次の5つです。

<いらないものの処分法>

処分法特徴捨てるまでの時間費用
自治体のゴミ回収最も一般的な処分法収集日まで待つ基本無料
粗大ゴミ:数百円~数千円
欲しい人に譲る相手に有効活用してもらえる欲しい人が見つかるまで処分できない無料
買取業者に売るものによっては高価買取も可能査定を頼めばすぐ売れれば収入になる
フリマアプリで個人売買する高値で売れることがある買い手が見るかるまで処分できない売れれば収入になる
不用品回収業者に頼む大型・大量でもすぐ処分可能最短即日数千円~数万円

処分法は捨てたいものの種類や緊急度、予算などに応じて選ぶのがおすすめです。それぞれのメリット、デメリットなどをくわしく解説します。

自治体のゴミ回収で処分

自治体のゴミ回収は、最も一般的な処分法です。自治体のルールに従って捨てたいものを可燃ゴミ・不燃ゴミ・資源ゴミなどに分別し、決められた回収日に出しましょう。無料でゴミ出しできる自治体も多く、手軽に捨てることができます。

ただし、一辺30センチ以上など自治体の規定する粗大ゴミのサイズに該当した場合は、粗大ゴミの予約手続きをしなければ捨てられません。予約日当日までに指定のコンビニなどで粗大ゴミ処理券を購入しなければならず、大型の家具や家電も自力で運び出さなければならないなど、不便な点もあります。

また、新生活シーズンや年末年始は粗大ゴミの予約が集中しやすく、1か月以上先まで予約が取れないことも珍しくありません。転勤前の引越しで大型ゴミを捨てたい人などは、間に合わなくなるおそれがあるので注意しましょう。

欲しい人に譲る

欲しがっている人がちょうど見つかれば、その人に譲ることも可能です。環境にも優しく、貰った相手に喜んでもらえるのがメリットと言えます。

ベビー用品や学用品などは一時期しか使わないため、欲しがっている人が見つかりやすいという特徴があります。友人や親せきなどに貰い手がいないか、探してみるのもひとつです。身近に欲しい人がいなければ、掲示板サイトのジモティーなどを活用するのもいいでしょう。

ただし、欲しい相手がタイミングよく見つかるわけではなく、部屋中のものを全部捨てたい人には向いている方法ではありません。誰かに譲りたい場合は、状態が良くてニーズの高そうなものに絞ることが必要です。

買取業者やリサイクルショップに買い取ってもらう

状態が良くて中古需要が見込めるものは、買取業者やリサイクルショップに売るのもおすすめです。売れれば、不用品をお金に変えることができます。

製造後5年以内の家電やブランド品、骨董品やコレクターズ商品などは、高額査定が期待できます。ダンボール箱に詰めて送るだけの宅配買取や、自宅に査定員が来てくれる出張買取が利用できる業者もあるので、インターネットで探してみましょう。大量の不用品を自分で店舗に持ち込むのは大変ですが、宅配買取や出張なら一度に査定可能です。

査定対象になるアイテムや査定額は業者ごとに異なるため、売りたいものに合わせて業者を選ぶのがおすすめです。

ただし、状態の悪いものや中古需要のないものなどは買い取ってもらえません。売れそうなものしか手放せないため、全部まとめて捨てたいという人には不向きな方法と言えます。

ネットオークションやフリマアプリで売る

ヤフオク!などのネットオークションや、メルカリのようなフリマアプリを利用して不用品を売る方法もあります。自分で自由に価格を設定でき、個人間での取引となるため買取業者に売るよりも高値で売れる可能性があります

ただし、買い手が見つからない場合にはいつまでも処分することができません。自分で出品手続きをしたり、売れた物品を梱包したりする手間もあるため、日程にゆとりがない人にはあまりおすすめできない方法です。

ネットオークションなどのサイトを閲覧して自分の売りたいものの需要をチェックし、売れそうなものに絞って出品すると良いでしょう。

不用品回収業者に片付けてもらう

不用品回収業者に頼めば、家中のものを一気に回収してもらうことが可能です。大型家具や家電、自治体では処分できないテレビなどのリサイクル家電も、最短即日で回収できるので急いで捨てたい人にも適しています。

ただし、他の処分法に比べると不用品回収は費用が高いです。出張料金として3000円~5000円がかかり、加えて単品回収では1点1000円~数千円の回収費用がかかります。トラック積み放題プランなどを利用したほうが安くなることもあるので、事前に業者を呼んで見積もりを取ることをおすすめします

安く抑えるためには、買取サービスを実施している業者を選ぶのもポイントです。リユース可能な不用品を買い取ってくれて、不用品回収費用から相殺できるのでお得に利用できます。

部屋のもの全部捨てたい!自力で断捨離する際のコツ

部屋のもの全部捨てたい!自力で断捨離する際のコツ

部屋のものを全部捨てるには、時間も手間もかかります。一筋縄ではいかないことを覚悟して、次の5つのコツを押さえておきましょう。

<断捨離を自力でやりとげる5つのコツ>

  • 毎日少しずつ進める
  • 小さなゴミから捨てる
  • エリアを区切って片付ける
  • 誰かに手伝ってもらう
  • 残すものの収納場所を決める

スムーズに進めるコツを解説します。

1日少しずつ、時間をとって片付ける

自力で部屋のものを全部捨てたいなら、毎日コツコツと断捨離を進めることが大切です。「1日で一気に片付けたい!」と思うかもしれませんが、まとめて終わらせようとすると挫折する可能性が高いです。

部屋のものをすべて捨てるには、想像以上に時間と体力が必要です。急いで無理やり捨てようとした結果、思うようにはかどらず理想と現実のギャップに苦んでしまう人も少なくありません。

1日15分や30分といった短い時間でも良いので、毎日少しずつ続けていくのがおすすめです。細切れの時間を利用すると精神的な負担が減って、継続しやすくなります。

小さなゴミから捨てる

片付けを始めるときは、小さなゴミから手をつけるとスムーズに進められます。捨てる手間がかからずにサクサクとはかどって、ストレスを感じることなく片付けられるからです。

たとえば、使わないペンや古びた小物など、迷わず捨てられるものから処分すると簡単に達成感を得られます。捨てることへの抵抗感が薄くなり、引き出しの中などが目に見えてスッキリしていくので、次のステップに進む意欲が湧いてきます。

大きな目標を達成するには、スモールステップを積み重ねることが大切です。小さなところから手を付けて、心理的なハードルを下げながら徐々にレベルアップしていきましょう

エリアを区切って片付けを進める

たとえ「部屋中のものを全部捨てたい」と思っていても、部屋全体に一気に手を付けるのはやめましょう。エリアごとに区切って作業することが重要です。片付けの範囲を絞ると、一度に取り組む量が減って負担を軽くすることができます。

たとえば、引き出しの1段目や机の上など、無理のない範囲でひと区画ごとに進めましょう。エリアや作業内容は、スモールステップで着手するのが挫折を避けるコツです。

エリアを区切って進めると達成感が湧くだけでなく、どこまで片付けたか分かりやすくなるので翌日以降の作業に引き継ぎやすくなります。

家族や友人に片付けを手伝ってもらう

部屋中の断捨離となると作業量が膨大なので、自分ひとりではどうしても長期化しがちです。そのため、できるだけ家族や友人に手伝ってもらって、効率よく作業を進めることをおすすめします。

また、時短や効率化だけでなく、家族や友人に意見を聞いて要・不要を判断できるのもメリットです。自分が勢いに任せて何かを捨てようとしているときでも、客観的に見ると「これは必需品だから捨てると後悔する」と分かる場合もあります。反対に、自分が捨てられずに困っているとき、家族や友人が処分するよう背中を押してくれることもあるでしょう。

マンパワーの面でも、客観的な判断を取り入れるという面からも、一人でやるより誰かと一緒に断捨離に取り組むほうが理想的です。

残すものの収納場所を決める

断捨離では、残すものの管理も重要です。いらないものを処分すると必要なものだけが残りますが、その残したものの収納場所が決まっていないとすぐに雑然としてしまいます。

どこに何があるかが把握できるよう、収納場所を決めて整理整頓しましょう。必要なものを必要時にすぐ取り出せるようにしておけば、毎日の暮らしが快適になります。

収納場所は一度決めたらそれでおしまいではなく、今のライフスタイルに合っているかたまに見直すことが大切です。定期的にアップデートして、快適な生活空間を維持しましょう。

部屋のものを全部捨てても後悔しないポイント

部屋のものを全部捨てても後悔しないポイント

「すべて捨てたい!」と思っていても、実際には部屋中のものを全部処分してしまうことはほとんどありません。勢いに任せて本当に全部捨ててしまうと、かえって生活が不便になって後悔する羽目になるので注意しましょう。

一方で、「捨ててから後悔したらどうしよう」と不安になって、断捨離に踏み切れない人もいます。断捨離を検討している人に向けて、後悔しない断捨離のコツをお伝えします。

勢いと感情にまかせて捨てると後悔する

断捨離するときは、感情に流されず冷静に判断することが欠かせません。勢い任せに捨ててしまうと、必要なものまでうっかり捨てて困ることがあります。とくに、ストレス解消や心機一転の気持ちから断捨離に取り組もうという人は、熱意がある一方で感情的になりやすいので注意が必要です。

一般的に、次のものは捨てると後悔しやすいと言われています。

<断捨離で捨てると後悔しやすいもの>

  • 二度と買い直せないもの(思い出の品、写真、遺品、絶版の書籍など)
  • 普段は使わないが急に必要になるもの(冠婚葬祭用品など)
  • 最低限の生活必需品
  • 買い直すと高額なもの

あれもこれも残そうとすると断捨離が進まなくなってしまうので、かさばる思い出の品は写真に撮ってデータ化する、代用できるもの残さない、などの工夫をしましょう。

部屋のものはできるだけ売って処分する

売れるものはできるだけ売却処分したほうが、お得な気分を味わえて後悔しにくくなります。中古需要があるものを売らずに捨てると、損をしたような気分になるので注意しましょう。

ブランド品や骨董品はもちろん、「こんなもの売れるの?」というアイテムでも意外と売れることがあります。次に挙げるものは、捨てる前に売却を検討するのがおすすめです。

<家によくある、売れやすいもの>

  • ベビー・キッズ用品、おもちゃ
  • 書籍(コミック、専門書など)
  • CD、DVD
  • 製造後5年以内の家電
  • スマホ
  • ゲーム機
  • 楽器
  • 腕時計
  • ブランド品
  • 未開封の高級酒

なお、保証書や付属品、取扱説明書がある場合にはすべて取り揃えて査定に出したほうが高額査定につながりやすいです。

仕分けは慎重に、必要なものを分ける

慎重に仕分けをすると、断捨離で後悔しにくくなります。断捨離をするときには「捨てるもの」「残すもの」「今は判断できないので保留するもの」の3種類に仕分けしてボックスなどに寄り分けていきます。

使用頻度や利用価値などをきちんと見定めずに仕分けしてしまうと、必要なものまで捨ててしまったり、いらないものを残してしまったりするおそれがあるので注意しましょう。

断捨離でとくに大切なのは、「保留」のカテゴリーだと言われています。思い出の写真やたまに着る服など、判断に迷うものは無理に捨てずにいったん保留するのがおすすめです。保留したものは1週間後などに見直し、冷静に要・不要を判断し直しましょう

保留期間にまったく思い出さなかったものは、今後も不要である可能性が高いです。丁寧に仕分けをすると自分の判断に納得できるようになり、後悔しにくくなります。

家族のものを勝手に捨てない

家族のものを勝手に捨てないのも、後悔を避けるためのポイントです。自分にとってはゴミにしか思えなくても、家族にとっては大切なものである可能性があるからです。

とくに、自分以外の家族がメインで使っている部屋を片付けたり、実家の親の生前整理を手伝ったりする場合には必ず持ち主の判断を仰いでください。

勝手に捨ててしまうと、家族関係にひびが入るおそれがあります。信頼関係が損なわれたり、「もう二度と片付けないで!」と拒絶されたりする場合もあるので慎重になりましょう。家族のものを捨てるときは事前にきちんと相談して、相手の許可を得ることが欠かせません

まとめ

まとめ

「部屋のものを全部捨てたい」という気持ちの背景には、蓄積したストレスや心機一転したいという欲求、自己成長願望などが隠れていることがあります。引越や出産・転職などのライフステージの変化、生前整理などのタイミングに部屋の断捨離を行うのがとくに効率的です。

部屋には大量のものが眠っているので、全部捨てるのは大変です。断捨離の際には、期日や捨てたいものの種類に応じて処分方法を選びましょう。日程にゆとりがあるなら、売れそうなものは売却処分するのがお得です。

自力で大がかりな断捨離するときは、長期戦になることを前提にスモールステップで進めましょう。一気にやとうとすると挫折してしまうので、無理なく進めることが重要です。

今すぐ大量に捨てたい、重量物は自力で運び出せないという場合には、不用品回収業者に依頼するのが適しています。最短即日で家まるごと片付けることもできるので、予算に応じて活用しましょう。

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この記事の監修者

ゴミ屋敷片付けの専門業者「ゴミ屋敷バスター七福神」代表

監修者 竹本 泰志

年間20,000件以上のゴミ屋敷片付け・遺品整理の実績「ゴミ屋敷バスター七福神」を全国規模で展開する株式会社クオーレの代表取締役。
複数の職を経て、2011年、25歳の頃に仲間と共に株式会社クオーレを設立。 不用品回収業としてスタートし、遺品整理やゴミ屋敷片付けを中心に手掛けるように。
現在は愛知の他、岐阜・静岡・神奈川・埼玉・千葉・栃木・東京・静岡・大阪・和歌山にも支店や支社を構え、 精力的に事業を拡大している。

新家 喜夫(ゴミ屋敷清掃士認定協会理事長)

監修者 新家 喜夫(ゴミ屋敷清掃士認定協会理事長)

遺品整理やゴミ屋敷片付けが必要な方のために活動し、数々のメディア取材を受けてきた。ゴミ屋敷清掃士認定協会理事長を務め、著書も出版している。
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