身体を包み込むようなハイバックシートによって、長時間のゲームプレイでも体に負担がかかりにくいゲーミングチェア。近年では一般的な家具販売店などでも販売されており、ゲーム以外の用途で使用する方が多くなっています。
そんなゲーミングチェアですが、サイズが大きいためそのまま普通ゴミでは処分できないのが難点です。そこで本記事では、ゲーミングチェアの捨て方について解説します。
複数の処分方法があるため、製品や状態など自身に合った捨て方を選択してください。
目次
ゲーミングチェアの特徴
ゲーミングチェアは長時間のゲームプレイやパソコン作業やなどを快適に行うためにデザインされた椅子で、座り心地の良さと疲れにくさからエンジニアやゲーマーに愛用されています。
一般的なオフィス用チェアと比べると、背もたれが高いハイバックシートとなっており、体をホールドして支える機能や、見た目のスタイリッシュさが特徴となっています。また、リクライニング機能やヘッドレスト、アームレストといった多機能さもメリットとなっており、耐久性や快適性を重視した設計です。
ゲーミングチェアには以下のような素材が使われています。
- PUレザー
- 金属フレーム
- 高密度ウレタンフォーム
なお、ゲーミングチェアの寿命は3年~5年程度で、見た目と座り心地から判断できます。表面素材に使われているPUレザーが加水分解されてボロボロと剥がれてくると処分の時期です。
ゲーミングチェアの処分方法5選
ゲーミングチェアの処分方法を5つ解説します。
- 粗大ゴミに出す
- 不用品回収業者に引き取りを依頼する
- リサイクルショップに売る
- フリマアプリやネットオークションで売る
- 譲渡する
多くの場合金属部品で本体が構成されているため、分解して普通ゴミに出すのは現実的ではありません。捨て方に迷っている方は上記の中から自身に合ったものを選んでください。
粗大ゴミに出す
ゲーミングチェアは、自治体の粗大ゴミとして出すことで処分できます。ゲーミングチェアはパーツごとに分けても一辺の長さが30㎝を超える大きさですし、骨組みには丈夫な金属が使用されているため分解して普通ゴミに出すのは困難です。
各自治体のルールに従い、電話や公式ホームページから粗大ゴミの申し込み手続きを行ってください。費用は1,000円前後で粗大ゴミ処理券を購入して納付します。予約日になったら朝8時までに地域で指定されている粗大ゴミ集積所まで運びます。
ゲーミングチェアはサイズも大きく重量があるため、運び出しの際は十分に注意しましょう。
不用品回収業者に引き取りを依頼する
不用品回収業者に引き取りに来てもらう選択肢もあります。
費用相場は5,000円~となっており、粗大ゴミに出すよりも費用はかかりますが、部屋の中までスタッフが引き取りに来てくれますし、処分まですべて任せられる点は非常に便利です。自分の都合に合わせて時間指定ができるので、引越しやすぐに捨てたい方に向いている処分方法です。
業者を選ぶ際は、複数の業者に見積もりを取って料金やプランを比較し、希望を叶えてくれる不用品回収業者を選択しましょう。
リサイクルショップに売る
ゲーミングチェアをリサイクルショップに売れば、処分できるだけでなくお金になります。ただし、どんなゲーミングチェアでも売れるわけではなく、状態が良く人気のメーカー製など需要のある製品が対象となります。
AKRACINGなどがゲーミングチェアの代表的な製品で、数千円程度で買い取ってもらえる可能性があります。店頭への持ち込みも可能ですが、持ち運ぶだけでも大変なので、出張買い取りなどを活用してください。
値段がつかない場合は引き取りを拒否されることもあります。買取対象でないゲーミングチェアは持ち帰らなくてはいけません。リサイクルショップによっては、買取できないゲーミングチェアの処分を受け付けていることがありますが、別途処分費用がかかるケースことが一般的です。
フリマアプリやネットオークションで売る
フリマアプリやオークションサイトで販売する方法もあります。フリマアプリなどであれば、ノーブランドのゲーミングチェアでも欲しい方が現れる可能性があるため試してみる価値があります。
ただし、リサイクルショップと同様に需要が無ければ売れないことに加え、売れた場合は発送・梱包の手間や送料がかかります。ゲーミングチェアは大型なので、座面と脚を分けるなど、梱包できるサイズまで分解する必要があります。
他の方法よりも労力が大きいため、手間を惜しまない方に向いた方法です。
譲渡する
ジモティーなどの地域情報サイトなどで、欲しい方に譲るという方法があります。ゲーミングチェアの状態・スペックにもよりますが、無料であれば欲しいという方はいるので、処分費用をかけたくない場合は検討してください。
フリマアプリなどでは発送の手間などがかかりますが、譲渡する場合は直接引き取りに来てくれる方もいるので、手間と送料の節約につながります。
ただし、やり取りや引き渡し方法などすべて自己責任で進めていきます。よくあるのが引き渡し日当日になっても相手が現れなかったというドタキャンです。トラブルも自己解決が基本ですので、時間にも余裕があり譲渡に慣れている方には向いている捨て方です。
ゲーミングチェアの処分費用・売却値相場
ゲーミングチェアの処分費用や売却値の相場を、以下の3点に分けて紹介します。
- 粗大ゴミに出す場合の料金は200円~900円程度
- 不用品回収業者に依頼する際の費用相場は5,000円から
- リサイクルショップ・フリマアプリなどでの売却値相場は2,000円から
ゲーミングチェアは、「大きい」「さまざまな素材が含まれている」「分解が難しい」といった理由から、普通ゴミには出せません。細かな分解も難しいため、処分にはある程度の費用が必要です。
安くて200円ほどから処分可能ですが、どの方法を選ぶか迷う場合は、相場をチェックして検討してください。
粗大ゴミに出す場合の料金
ゲーミングチェアを粗大ゴミで処分する場合、500円~1,000円が相場費用です。自治体における費用例は以下のとおりです。
- 東京都江戸川区:900円
- 大阪市:400円
- 横浜市:200円
金額は自治体ごとに異なるため、お住まいの市区町村のホームページを確認してください。
不用品回収業者に依頼する際の費用相場
不用品回収業者ではゲーミングチェア1つあたり5,000円~引き取りに来てくれます。
980円~と破格な金額がサイトに書かれていることもありますが、惹きつけるための広告文だと捉えておきましょう。980円で引き取れるのは座椅子タイプかつ小さなゲーミングチェアであってハイバック式のゲーミングチェアはこの価格では引き取れません。また出張費が含まれていないケースが考えられます。
単品ではなくトラックに乗せ放題プランなどを利用して、他のゴミもまとめて引き取ってもらうと割安になるケースもあります。
業者によってプランや料金が大きく異なるため、複数業者に見積もりを取って比較してください。悪徳業者が紛れ込んでいる場合もあるため、口コミなども確認するとよいでしょう。
リサイクルショップ・フリマアプリ・ネットオークションでの売却値相場
リサイクルショップやフリマサイトでの売却相場価格は2,000円~35,000円前後と幅が広いのが特徴です。製品や状態によって異なるため、一概にはいえません。
例として、フリマアプリやリサイクルショップでは以下のような価格がついています。
- AK RACING Pro-X V2:34,800円
- Nitro Concepts S300 PRO:25,000円
- Corsair T-3 RUSH:32,200円
- GTRACING:2,000円
座面などに汚れや破損、付属品の欠品がなく、新品に近いものほど高く売れる傾向にあります。発送や取引の手間はありますが、人気メーカーのゲーミングチェアがある場合は有効です。
ゲーミングチェアを処分する際の注意点
ゲーミングチェアを処分する際は、以下の3点に注意が必要です。
- 解体して一般ゴミに出すのは難しい
- 違法である不法投棄は行わない
- 売却・譲渡する場合は付属品を確認する
詳しく解説するので、実際に処分に移る前に内容を確認してください。
解体して一般ゴミに出すのは難しい
ゲーミングチェアを処分する際、六角レンチやドライバーなどを使用してパーツ単位での解体は可能ですが、さらに細断して一般ゴミに出すのは困難です。
一般的に、一般ゴミに出せるのは一辺の大きさが30㎝以内などの規定があります。細かく解体ができないと、自治体が指定する一般ゴミのサイズに納められないため、回収に出せません。
耐久性に優れているのがゲーミングチェアの特徴なので、その分解体時に力が必要でケガの原因ともなります。ゲーミングチェアを一般ゴミに出すのは難しいうえ、手間やケガのリスクがあるため、解体は推奨できません。
違法である不法投棄は行わない
引越しで期日が迫っていて、粗大ゴミ収集日に間に合わなかったとしても不法投棄はいけません。
不法投棄は5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、またはその両方が科せられる違法行為にあたります。適切に捨てることまでがゲーミングチェアを購入した人の責任です。
また、悪質な業者を選んでしまうと不法投棄を行われる可能性があり、間接的に不法投棄に手を貸すことになります。業者の選定は口コミなどを参考に注意して行ってください。
売却・譲渡する場合は付属品を確認する
売却・譲渡する場合は、付属品の欠品が無いかを必ずチェックします。また、発送の際に解体すると、ねじや小さなパーツ類を紛失する可能性があるため注意しましょう。
購入時の取り扱い説明書などを残しておくと、パーツ欠けを把握できます。ゲーミングチェアは、1つの部品が足りないだけでも機能しなくなる可能性があり、使用中の転倒リスクなどもあります。
明らかに部品が足りていない、破損しているものは人に渡さずに捨ててください。
まとめ
ゲーミングチェアの捨て方は、粗大ゴミに出したり不用品回収業者に依頼したりといった方法が一般的です。一部の人気製品はリサイクルショップやフリマアプリの売却も可能です。
ゲーミングチェアは大型のため、処分するにはある程度の費用がかかります。粗大ゴミなら200円から、不用品回収業者なら5,000円程度が相場です。
費用をできるだけ抑えたい場合は、自治体の粗大ゴミ回収に出すのが有効ですが、他にもまとめて処分したいものがある方は不用品回収業者への依頼を検討しましょう。
運び出しの手間がかからず回収日の融通も利くため、引っ越しや遺品整理といったタイミングでも利用できます。
利用するには、各業者の公式ホームページなどから見積もり依頼を行い、複数社を比較して検討してください。
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ゲーミングチェアはサイズが大きく、ご自身での処分は手間がかかります。ゴミ屋敷バスター七福神なら解体や運び出しの手間がかからず、最短即日で回収に伺いますので、一日も早く処分したい方におすすめです。
また、ゲーミングチェアだけでなく他の不用品と合わせて処分できるため、引っ越しなど不用品が多数生じるタイミングでも活用できます。
処分を検討中の方は、公式ホームページからLINEやメール、電話でお気軽にお問い合わせください。