コラムblog
釣りに飽きたり、何らかの事情で釣り道具(釣具)を手放さなければならなくなったとき、どのように処分すればいいか分からないという方は案外多いのではないでしょうか?
釣り道具(釣具)は色々な種類があるうえ、細かい部品が付いているものもあります。
サイズの大きな道具もあるので、処分方法が分からないというのも無理はありません。
そこで今回は、釣り道具(釣具)の処分方法について説明していきます。
目次
釣り道具(釣具)の処分方法は、大きく以下5つあります。
次から、それぞれの処分方法について一つずつ説明していきます。
一番ベーシックな処分方法は、ゴミの日に普通ゴミに出すことです。
とはいえ、釣り道具(釣具)をまとめて、そのまま捨てることはできません。
ゴミに出すには、釣り道具(釣具)を分別して、指定されたゴミの日に出さなければなりません。
ここでは、代表的な釣り道具(釣具)である「釣り竿」「リール」「ルアー」の捨て方について、それぞれ説明していきましょう。
釣り竿には、金属製のパーツが付いているものがほとんどです。
まずは釣り竿から金属製のパーツを取り外しましょう。
釣り竿から外した金属は、金属ゴミに出します。
釣り竿が何ゴミに分別されるかは、住んでいる自治体によって違います。
そのため、自分が住んでいる自治体のホームページをチェックして、何ゴミになるか調べておきましょう。
例えば横浜市の場合、釣り竿は長さが50cm未満なら、燃やすゴミです。
横浜市では、長さが50cmを超える釣り竿は粗大ゴミになります。
粗大ゴミの場合、普通ゴミと違って回収に手数料がかかります。
長さ50cm以上の釣り竿は、折って長さを50cm未満にすることで、普通ゴミとして出すことも可能です。
ただし釣り竿は魚の引きに耐えられるよう、弾力性があり、折れにくい仕様になっているので、無理に折ろうとするのは危険です。
粗大ゴミの手数料は高くても2,000円程度なので、無理せず粗大ゴミに出したほうがいいでしょう。
釣り竿には、釣り糸を巻き上げるためのリールが付いています。
このリールが何ゴミになるかについても、自治体によって違います。
こちらも、捨てる際は自分の住んでいる自治体のホームページをチェックしておきましょう。
横浜市の場合、基本的にリールは小さな金属類としてゴミに出しますが、プラスチック製のものは燃やすゴミです。
同じ神奈川県の横須賀市では、充電式の電動リールは粗大ゴミ、電池式の電動リールは不燃ゴミとなっています。
ルアーが何ゴミになるかについても、自治体によって異なります。
こちらも、自治体のホームページをチェックしておきましょう。
横浜市の場合は、ルアーは燃やすゴミになっています。
ただし、金属製のルアーは小さな金属類になります。
先ほども説明したとおり、一定のサイズを超える物は普通ゴミではなく、粗大ゴミになります。
どの大きさから粗大ゴミになるかについても、自治体によって違います。
先ほど例に出した横浜市は、最も長い辺が50cm以上のものが粗大ゴミになりますが、東京23区の場合は最も長い辺が30cm以上の物が粗大ゴミになるルールです。
粗大ゴミの回収は、自治体の「粗大ゴミ受付センター」に電話やウェブフォームなどから申込みできます。
申込みをすると手数料と回収日を教えてもらえるので、手数料分の処理券をコンビニなどで購入し、粗大ゴミに貼り付け、回収日の朝に自宅前に置いておくことで回収してもらえます。
処分したい釣り道具(釣具)がたくさんある場合は、不用品回収業者に回収を依頼するのも一つの方法です。
不用品回収業者では、スタッフが不用品をまとめて回収してくれます。
お金はかかりますが、運搬や廃棄の手間がかからないので、処分する道具が多い人は検討してみましょう。
まだ新しい釣り道具(釣具)は、買い取ってもらうことも可能です。
リサイクルショップや釣具店などでは、釣り道具(釣具)の買取りをしています。
買取方法には、店頭によって主に以下3種類があります。
店頭買取は店に道具を持っていき、その場で査定してもらった後、買い取ってもらえる買取方法です。
宅配買取は、ダンボールに釣り道具を詰めて送ることで査定してもらえ、提示された金額に納得すれば、その金額が振り込まれます。
出張買取ではスタッフが自宅まで来て、その場で査定、買取りをしてくれます。
宅配買取や出張買取なら、釣り道具を店まで持っていく必要がないため、手間がかからず釣り道具を処分することができます。
釣り道具(釣具)をお金に変えたいのなら、リサイクルショップや釣具店に買い取ってもらう以外に、フリマアプリやネットオークションに出品する方法もあります。
物によっては、買い取ってもらうより高い値段がつくこともあるでしょう。
ただし、店に買い取ってもらうのに比べて、落札者とのやり取りやこん包、配送などの手間がかかってしまいます。
ここまで、釣り道具(釣具)の処分方法について説明してきました。
最後に、釣りで余った餌の処分方法についても説明していきましょう。
余った餌は、すぐに釣りをする予定がないのなら、海に捨てればOKです。
捨てた餌は、海の魚が全て食べてくれます。
すぐに釣りをする予定があるのなら、家に持ち帰って保存し、次の釣りに持っていきましょう。
餌はタッパーなどに入れて、「アオイソメ」は冷蔵庫に、「オキアミ」や「アミエビ」は冷凍庫に入れて保管します。
餌を持ち帰ったものの、結局釣りに行かないまま時間が経ってしまった場合は、燃えるゴミに出すといいでしょう。
釣り道具(釣具)の処分方法は、以下5つあります。
古い道具はゴミに出すか、量が多い場合は不用品回収業者に回収してもらいましょう。
まだ新しい物は、買い取ってもらうか、ネットオークションなどに出品すればお金に変えられます。
釣り道具を処分したいという方は、ぜひこの記事を参考にして、好きな処分方法を選びましょう。
この記事の監修をしたゴミ屋敷の専門家
氏名:新家 喜夫
年間2,500件以上のゴミ屋敷を片付け実績を持つ「ゴミ屋敷バスター七福神」を全国で展開する株式会社テンシュカクの代表取締役。ゴミ屋敷清掃士認定協会理事長。
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