キレイに保とうと努力していても、なぜか部屋がスッキリしないということはありませんか?
それはもしかすると、片付けの仕方や収納のそのものが原因かもしれません。
市販の収納棚や衣装ケースは、サイズがある程度決まっているため、部屋のスペースをうまく活用できていない場合があります。
そこで、自分の部屋のスペースをうまく活用できるDIYによる収納をご紹介します!
DIYにより、自分の部屋に合わせたオリジナルの収納をイチから作ることで、空間を有効活用し、片付けがしやすく散らかりにくい部屋へと生まれ変わります。
今回は、DIYの基本や、実践してほしいDIY収納術についてまとめました。
すでにDIYを初めている方はもちろん、DIY初心者の方もぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
DIYとは
まずは、DIYとはどんなものなのかを知ることからはじめましょう。
DIYは、「自分でやろう!」という意味の英単語、「Do It Yourself」の略です。
市販品を購入したり業者に頼んだりはせずに、木材や金具などの材料を使って自ら手作りすることを言います。
また、壁紙やリメイクシートを使って貼りなおしたり、すでにできているものにペンキを塗って色を変えたりするなど、ひと手間アレンジを加えるだけでもDIYに該当します。
DIYに必要なもの
DIYは、材料と道具がなければ始まりません。
必要な道具は、木材や金具、ネジなど、「作りたいもの」によって異なります。
また、DIYを行う上で使用する代表的なアイテムは以下のものがあります。
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これらの道具はいずれもホームセンターなどで手に入れることができますが、初めは100円ショップで購入できる安価な道具でも作ることができます。
ネットショップには、初心者向けの道具セットを販売しているお店がたくさんあります。
初心者向けの道具セットには、金槌、のこぎり、メジャーなど、DIYを始めるにあたって用意しておきたい「基本アイテム」がセットになっているので、何を買うべきか迷った場合はこれを選んでみましょう。
また、電気工具は1つあたりの価格も高いので、必要になったときに購入しても良いでしょう。
DIY収納3つのメリット
収納をDIYすることには、以下3つのメリットがあります。
DIY収納メリット①市販品よりも安上がり
DIYで収納を作る場合、かかるコストは材料費のみです。
もちろん、DIYを始めるときは工具などをそろえる費用がかかりますが、これからもDIYを続けて物を作る場合は、結果的に安く上がるでしょう。
木材や金具、クギなどはホームセンターで購入できますし、100円ショップでもたくさんのDIY商品を購入することが可能です。
安く手に入る材料もうまく使えば低予算でも素敵な収納棚が作れますよ。
DIY収納メリット②自分にとって使い勝手の良い収納を作れる
家具メーカーの既製品は、すでに完成している状態です。
そのため、オリジナリティを求める方にはやや物足りないと感じる場合もあるでしょう。
ですが、DIYで設計から材料選びまでを自分で行えば、自分好みの納得できる形に仕上げることが可能です。
使い勝手の良い収納なら、片付けもしやすくなるため、部屋が散らかりにくくなります。
既製品だと、自分にとって100%使い勝手の良い収納を見つけるのはなかなか難しいです。
その点DIYなら、設計から自分で行うので、自分にとってもっとも使い勝手の良い形の収納を作り出すことできるメリットがあります。
使い勝手が良いとその分家事効率も上がりますし、収納したいものに合わせて自由自在に設計できるので、収納自体もスペースを余すことなく使うことができるでしょう。
DIY収納メリット③デッドスペースを有効活用できる
洗濯機横にある20cm程度の隙間や、リビングや玄関にある微妙な空きスペースをどうにか活用できないかと思ったことはありませんか?
市販品でも、そういったデッドスペースを活用した収納を販売していますが、なかなかピッタリおさまるということは少ないですよね。
そんなデッドスペースも、DIYをすればぴったりサイズの収納を作り出すことができます。
デッドスペースを有効活用できれば、それだけ収納できるものも増え、ものをすっきりと収めることができるため、おのずと散らかりにくくなります。
また、隙間や空きスペースなどがなくても、DIYで壁面を使った収納も作ることが可能です。
部屋を選ばず、どんな間取りであっても収納場所を増やせることもDIY収納の大きなメリットと言えます。
散らからない!DIY収納術4選
DIY収納術①ピアスなどの小物の収納
<airi2745さんのインスタグラムから引用>
フォトフレームと紐を使った、アクセサリー収納です。
作り方は簡単で、フォトフレームに紐を数本取り付けるだけで完成します。
大量のピアスをすっきりと収納できるのはもちろん、フォトフレームなので壁掛け可能で場所をとりません。
100円ショップのアイテムで作れて工具も不要なので、DIY初心者の方にもチャレンジしやすいでしょう。
DIY収納術②カラーボックスを使ったベビー服収納
<mana.__t.yさんのインスタグラムから引用>
赤ちゃんや幼児用の服、アイテムをすっきりとひとまとめに収納できる衣装ラックです。
カラーボックスにつっぱり棒を取り付けて衣装ラックに、棚の方も好みの引き出しを取り付けただけなので簡単です。
また、背面の柄もペンキではなく100円ショップのリメイクシートを活用しているので、手軽に作れますよ。
DIY収納術③洗濯機横のデッドスペースに合わせた収納棚
<Miwaplaさんのインスタグラムから引用>
壁を傷つけず、室内に柱を入れることができる今話題の「ディアウォール」を活用した、DIY活用術です。
洗濯機横の半端なデッドスペースも、ディアウォールなら自由自在に収納スペースを確保できます。
ディアウォールは手順も簡単で、場所を選ばず本格的なDIYを楽しめるので、初心者にも最適でしょう。
DIY収納術④おもちゃ収納棚ですっきりと!
<Mofumofuminkさんのインスタグラムから引用>
ごちゃついたおもちゃをすっきりと収納できるおもちゃ棚です。
キャスター付きなので移動も自由自在、使い勝手も抜群なので、部屋がちゃんと片付きます。
設計・木材選びから行ってつくる収納棚は難易度も高いですが、収納したいおもちゃのサイズに合わせることが可能です。
まとめ
始めから収納棚を作るのはなかなかハードルが高いです。
まずはDIYに必要な基本知識を身につけ、アクセサリー収納などの簡単なものから始めていきましょう。
慣れてきたら、少しずつ作業レベルを上げて、難易度の高いDIYへと挑戦してみてくださいね。
ぜひDIY収納にトライして、片付けがしやすく散らかりにくい部屋を目指しましょう!