「洋服が捨てられなくて困っている」という人は多いでしょう。不要だとわかっているのに、捨てられないでいる現状に悩んでしまいますよね。
今回は、洋服が捨てられない人の8つの潜在意識について紹介します。捨てる洋服の基準や捨て方も解説しているので、洋服を効率的に捨てたい人も参考にしてみてください。まずは洋服が捨てられない人の潜在意識から見ていきましょう。
目次
洋服が捨てられない人の8つの潜在意識
洋服が捨てられない人の8つの潜在意識は、次の通りです。
- 洋服の値段が高くて捨てられない
- 洋服に思い出があって捨てられない
- いつか洋服を着るかもしれない
- そもそも洋服の捨て方がわからない
- 一度も着たことない洋服だから
- 洋服を捨てたときに後悔したくない
- 部屋着としてまだ着ることができる
- 自分の一部を捨ててしまう恐怖がある
それぞれ詳しく解説します。
洋服の値段が高くて捨てられない
値段が高かったから洋服を捨てられない人もいます。ブランドものなどの高価な服は、捨ててしまうとまた着たくなったときに大きい出費を払うことになります。金銭的な負担を想像してしまい、損をしたくないという理由から捨てられなくなるのです。
しかし、高価な服であれ全く着なくなっているのも確かなはずです。金銭的な負担を考えるのではなく、捨てることで部屋のスペースが増えると考えればもったいない気持ちを抑えられるかもしれません。
洋服に思い出があって捨てられない
洋服に思い出があると、なかなか捨てられません。「プレゼントでもらった」や「自分へのご褒美で買った」など、洋服によって色々な思い出があります。思い出がある洋服は、全く着なくなっても保管しておきたくなるものです。
しかし、思い出があって本当に大切な洋服であれば、湿気対策をするなど普通の服と比べて丁寧に保管されているはずです。その手の洋服が多い人は、「思い出」というワードを捨てられない言い訳にしていないかを考え直す必要があるかもしれません。
いつか洋服を着るかもしれない
洋服を捨てられないのは、「またいつか着るかもしれない」という潜在意識が関係している可能性があります。特に太ってから着られなくなった服が痩せて着られるようになると、「また着るだろう」という心理が強まって余計に捨てられません。
しかし、それでも着ない洋服は今後も着ない可能性が高いです。仮に着る機会がなくても、生活において困ることはありません。「着る可能性がある」といつまでもとっておくよりは、ほかの服のために収納場所のスペースを空けた方が有意義です。
そもそも洋服の捨て方がわからない
洋服を捨てる意思があっても、洋服の捨て方がわからなければ行動に移せません。洋服を処分する方法には、捨てるだけでなく誰かにあげたり売ったりするものもあります。どうしても捨て方がわからなければ、ほかの方法で処分することも検討する必要があります。
一度も着たことない洋服だから
一度も着たことのない洋服は、着たことのある洋服と比べてかなり捨てづらいです。一度も着ずに捨てる行為は、純粋にもったいないためです。具体的には、「最低でも数回は着たい」という心理が働きます。
しかし、着たい意思があっても結局着なければ不要な洋服です。本当に今後着るのかを考え直し、不要か必要かを見極める必要があります。
洋服を捨てたときに後悔したくない
洋服を捨てられないのは、「捨てたときに後悔したくない」という意思が働いているからかもしれません。中でも高かった服や買ったばかりの服は、普段着ない洋服でも後悔の恐れから捨てるのを躊躇してしまいます。
しかし、高い服や買ったばかりの服を着ないのは、そこまで愛着が沸いていないとも考えられます。愛着のない服であれば捨てたときに後悔する可能性も低いので、思い切って捨てる勇気も必要です。
部屋着としてまだ着ることができる
洋服を捨てられないのは、「部屋着としてまだ着ることができる」という考えがあるからかもしれないかもしれません。外出などで着なくなった服は部屋着として使用できるため、有効活用できるのも確かです。
しかし、結果的に部屋着として使わないケースも多いです。「部屋着として使える」と思っている服が多いほど、不要な服が溜まっていきます。現状を考え、部屋着として使っている服であるかも再確認する必要があります。
自分の一部を捨ててしまう恐怖がある
洋服を自分の一部だと思っている人もいます。その手の人にとって洋服を捨てる行為は自分の一部を捨てる行為と同じであり、恐怖感を感じてしまいます。特に、普段からよく着ている服であるほど自分の一部と思ってしまいやすいです。
洋服が捨てられない人の心理・特徴
洋服が捨てられない人の心理や特徴は、次の通りです。
- 「もったいない」という考えが強い
- 問題を先送りにする傾向にある
それぞれ詳しく解説します。
「もったいない」という考えが強い
「もったいない」という考えが強い人は多いです。特に日本人は、もったいない精神を世界に広めるほど物を大事にする傾向があります。今までの人生で、両親や学校の先生などから「ものを捨てるのはもったいない」と教えられてきた人も少なくないはずです。
教わってきた教訓から、「洋服を捨てたくない」「ものを捨てる行為自体に後ろめたさを感じる」という人も多いです。この考えは、意識的だけでなく無意識のうちに思っているケースもあります。
明らかに不要な洋服でも、「何となくもったいないから捨てない」という意識が働いてしまうのです。
問題を先送りにする傾向にある
洋服などの物を捨てられない人は、問題を先送りにする傾向にあります。断捨離という行為自体が大きな労力を伴うことを知っているため、「今はやりたくない」「後でやればいい」と思ってしまうのです。
しかし、物を捨てられない人全員が問題を先送りにする傾向があるとは限りません。自分が当てはまるかは、「普段から問題を先送りにしがちか」を見直すことで把握できます。
もしも当てはまる場合は、「この日に絶対やる」という思い切りが必要です。
【注意】物を減らしたいけど捨てられない場合は病気の可能性あり?
物を減らしたいのに捨てられない場合は、以下の病気の可能性も考えられます。
- うつ病
- 認知症
- 強迫性障害
- ためこみ症
- 統合失調症
- 依存症(アルコール、買い物)
しかし、捨てられないから病気とは結論づけられません。病気ではなく、個人の性格によって物を捨てられないケースもあるからです。
ただし、悩んだり日常生活に支障をきたしたりするほど物を捨てられない人は、病気の可能性があるので医師に相談するのも手です。原因が病気だと判明し治療によって改善できれば、物を捨てられない以外の悩みも解決できる可能性があります。
洋服を捨てることで得られる効果・メリット
洋服を捨てると、次のようなメリットが期待できます。
- お金が貯まる
- おしゃれになる
- 人間関係が良くなる
- ゆとりが生まれる
- 判断力が身につく
洋服を捨てるとお金が貯まるのは、断捨離によって持っている服を把握し、似たような服を買うことを防げるからです。自分に合った服だけを残せるようになり、おしゃれさも高まります。おしゃれさが人としての魅力となり、人間関係が良くなる効果も期待できます。
収納場所が整理されることで服を探したり管理したりする手間が省け、時間や気持ちにゆとりが生まれるのも利点です。断捨離そのものが判断力を鍛える行為なので、判断力も高められます。
捨てるべき洋服の5つの基準
捨てるべき洋服の5つの基準は、次の通りです。
- 汚れや破れが目立つ洋服
- サイズが合わない洋服
- しばらく着ていない洋服
- 自分の好みから外れている洋服
- 似たデザインの洋服
それぞれ詳しく解説します。
汚れや破れが目立つ洋服
汚れや破れが目立つ洋服は、積極的に捨てるべきです。その手の服を着ていると、相手に不衛生な印象を与えかねません。お気に入りの洋服だと汚れや破れがあっても捨てにくいですが、持っていてもメリットが少ないので捨てるのがベストです。
かばんやペット用の服に加工するなど再利用する手もありますが、できない場合は思い切って捨てることが大切です。
サイズが合わない洋服
サイズが合わない洋服も、捨てるべき対象です。着たときのシルエットがイメージ通りではなかったり着心地がイマイチだったりする場合は、サイズが合っていないと判断できます。
サイズが合わない服は着心地が悪いなどストレスが溜まる要因になるので、可能であれば捨てるべきです。
しばらく着ていない洋服
しばらく着ていない洋服は、今後も着る可能性が低いので捨てるべきです。過去2年以内に着ていないものは、しばらく着ていない洋服と判断できます。なぜなら、2年以上着ていない服は流行遅れや自分の好みが変わったなど、何かしらの着ない理由があるからです。
理由があると今後も着るとは考えにくいので、捨てるべき対象と言えます。
自分の好みから外れている洋服
自分の好みから外れている洋服も捨てるべき対象です。流行りだったり着心地が良い服だったりしても、自分の好みから外れていると愛着を持ちにくいです。無理して着ても好きな服と比べて気分が高まらないので、可能であれば捨てるべきと言えます。
似たデザインの洋服
似たデザインの洋服も、可能であれば捨てるべきです。特に、自分好みに服を選ぶと似たようなデザインが多くなるケースも珍しくありません。似たデザインの服は、ひとつあれば問題なく着回せます。
洋服を捨てることで収納場所がスッキリすれば、自分が今持っている服を把握しやすくなったり、覚えやすくなったりします。結果として、同じ服を購入することで服が無駄に多くなったり金銭的な負担が増えたりするのを防止できるはずです。
洋服を捨てる3つの手順
洋服を捨てる3つの手順は、次の通りです。
- 全ての洋服を1か所に集める
- 「必要」「不要」「保留」の3つに分ける
- 捨てない洋服を収納場所に納める
それぞれ詳しく解説します。
全ての洋服を1か所に集める
最初に、部屋にあるすべての洋服を1ヶ所に集めます。集めずに断捨離しようとすると、異なる収納場所まで移動する量が増えたり、仕訳の基準があいまいになったりするので効率的とは言えません。
洋服が1ヶ所に集まると、その場にとどまってスムーズに作業を進められます。
「必要」「不要」「保留」の3つに分ける
洋服を1ヶ所にまとめたら、「必要」「不要」「保留」の3つに分けます。それぞれ箱などを用意し、まとめた服を3つのカテゴリに入れていきます。しかし、洋服をどのカテゴリに入れるべきかで迷うことも少なくありません。
事前にそれぞれのカテゴリの判断基準を紙に書いておき、従いながら分けると迷わず作業を進められます。
保留に入れた服は、期間を決めて必要か不要かを判断します。期間が長すぎるといつまでたっても処分できないため、1~2週間を目安に期間を決めるのがベストです。
捨てない洋服を収納場所に納める
洋服を分けたら、「必要」に分類された服を収納場所に収めます。しかし、普通に収納すると気づかぬうちに服が増えることも考えられます。
ハンガーの上限を決めるなど工夫した上で、洋服を収納場所に収めるのが効果的です。ハンガーの数だけしか収納できなくなるため、服を必要以上に買ってしまうことを防げます。
収納スペース自体を処分する手もあります。服を収納できる場所がなくなるので、新しい服を買う余裕がなくなります。人によっては収納スペースがなくなり適当な場所に洋服を置いたままになるリスクもあるので、自分に合った工夫を施すことが大切です。
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まとめ
今回は、洋服が捨てられない人の潜在意識について紹介しました。洋服が捨てられない潜在意識には、主に「もったいない」という気持ちが関係しています。
日本人はもったいない精神を世界に広めるほど物を大事にする傾向にあり、不要とわかっていても捨てられずにいる人も少なくありません。しかし、断捨離をする上では思い切りも必要です。
もったいないという気持ちを無視して「本当に必要か?」で判断すれば、家に溜まっている洋服も迷わず捨てられるようになるはずです。どうしても洋服を捨てられない人は、ゴミ屋敷バスターズ七福神の利用を検討してみてください。