コラムblog
汚部屋とは、客観的に定義するのであればゴミ屋敷程ではないものの、綺麗・清潔とは言い難い部屋といったところでしょうか。
しかし一口に汚部屋といっても、汚部屋の状態も様々です。そこで汚部屋の特徴や、レベル別の片付け方・克服方法をご紹介しましょう。
目次
汚部屋とは文字通り「汚い部屋」ではあるものの、ゴミ屋敷ほどではない状態だと定義して良いでしょう。
綺麗・清潔ではないけど、でもゴミ屋敷ではない部屋こそ、汚部屋となりますが、言葉の意味として幅広いものになります。
そこでまずは汚部屋をレベル別に分類してみるとしましょう。
汚部屋とは呼べない、まだまだそこまで汚くはないものの、床に物が置かれている状態は、既に汚部屋のレベル1に分類しても良い段階です。
なぜなら、床に物が置かれている状況は既に収納がいっぱいか、だらしないかのいずれかが考えられますので、その後の汚部屋化のスピードが加速します。
しかし、まだまだ克服はさほど難しいものではありません。
汚部屋とは汚い部屋を意味するだけではなく、機能性の面からも判断できます。
部屋には普段頻繁に使用するものから、たまに使うものまで様々な物が保管されているかと思いますが、たまに使用する物を探してもなかなか見つからない状態は、汚部屋だと定義して良いでしょう。
「つい忘れただけ」ではなく、何度も探し物を繰り返す状態は汚部屋です。
そもそも、綺麗な部屋であればどこに何があるのか把握できているはずです。
ちょっとした物忘れではなく、どこに何があるのか把握できていない点が汚部屋であることを物語っているので、克服も少々手間がかかります。
部屋の中を歩く際、物を踏まないようになど気を使う状態が汚部屋レベル3です。
物が床に置かれていると共に、床に何が置かれているのか分からないので気を使って歩かなければならない状態は、既にかなり汚部屋が進行している状況なので、克服も大変なレベルです。
床だけではなく、部屋全体に物が増えてしまったことで開けられない棚・引き出しがある状態が汚部屋レベル4です。
この状態になると、日常生活に支障をきたすレベルだと考えてよいでしょう。
さらには悪循環が進む段階です。なぜなら、棚や引き出しが開けられないので、中に入っているものが使えず、かつ中に物を片付けることができません。
結果、物をそのまま放置するしかできません。
いつも同じ服を着て、どこかに置いたまま。
そしてまたその服を着るなど、克服はおろか生活にも影響が出てしまいます。
本来捨てなければならないゴミが放置されている段階は汚部屋レベル5と定義して良いでしょう。
この段階からさらにゴミや物が増えれば、もはや汚部屋とは言えないレベル、つまりはゴミ屋敷です。
克服するとなればなかなか簡単ではなく、自力での克服よりも他の克服方法を探した方が良い段階です。
汚部屋とは汚い部屋を指すものですが、そもそも汚部屋とはなぜ生まれるのか、その理由を知ることも汚部屋予防・克服に大切です。
汚部屋を防ぐためにも、汚部屋とはなぜ生まれるのかを覚えておきましょう。
汚部屋とはなぜ生まれるのか、その理由として挙げられるのが生活習慣です。
「生活習慣」も様々ではありますが、忙しくて掃除ができない、ゴミ出しの時間に家にいないといったものです。
また、近年増えているのが意外にもリモートワークの増加です。
家にいる時間が増えるので出社するよりも掃除を行いやすいのではと思うかもしれませんが、常に家にいるのでオン・オフの区別がつけにくくなり、掃除が疎かになって汚部屋となってしまうのです。
長らく身についているものなので、克服が難しい点も特徴です。
汚部屋とは性格が生み出す部分もあります。
面倒くさがり、だらしないといったものから、不衛生な状態が気にならないなど、性格的な面が汚部屋を生み出しているケースです。
他にも後回しにしがちな人や自分の手元に大切なものを集める人、物を大切にするので物を捨てられない人なども汚部屋になりやすい性格です。
克服するためには性格の改善が大切ですが、生活習慣よりは克服しやすいでしょう。
病気も汚部屋となる原因の一つです。
うつ病などの精神疾患によって掃除する気力がなくなり、汚部屋となってしまうケースもあれば、病気によって動けなくなり、掃除そのものができなくなるケース、通院等、治療が忙しくなって部屋の状態にまで手が回らなくなり、汚部屋となってしまうケースなどがあります。
この場合、汚部屋を克服するためには、まずは病気を改善しなければなりません。
病気を克服することで、自ずと汚部屋も克服されます。
【参考】うつ病とは
厚生労働省WEBサイトの解説
あくまでも都市伝説・噂の粋を出ないものではありますが、汚部屋は女性の方が多いとされています。
汚部屋とは性別によって定義が異なるものではありませんが、男性と比較すると女性に多いとされています。
一体なぜなのか、その理由や克服する方法をご紹介しましょう。
汚部屋とは物が多くなればなるほど、リスクが高まるものです。
つまり、買い物が好きな女性は汚部屋リスクが高いと考えることができます。
一般的に、男性よりも女性の方が消費意欲が高い、つまり買い物が好きとされています。
買い物は生活のために欠かせないものではありますが、部屋の物を増やす行為でもあります。
物が増えた分、掃除をしていれば問題ありませんが、掃除が苦手な場合、物が増える一方で汚部屋化が進んでしまうのです。
物を買わないことが汚部屋克服の鍵です。
しかし、お金があれば物を購入してしまうので、定期預金等、簡単に下ろせない形でお金を貯めてみましょう。
お金がなければ物を変えませんので、自ずと汚部屋が克服できます。
ただし、あまりにも汚部屋克服ばかりを考えるとストレスが膨らむリスクもあります。
買い物以外の方法でのストレス解消を確立することも汚部屋克服に繋がるでしょう。
汚部屋とはだらしないものだと思っている人も多いかもしれません。
確かにだらしない性格の人が汚部屋にしてしまうこともあるのですが、外で気を使う女性や、同僚から「しっかりしている」と思われる女性が汚部屋にしてしまうケースもあります。
お化粧、スタイリング、ファッション、仕事等に気を使いすぎるあまり、部屋のことが無頓着になったり、部屋を綺麗にするリソースが足らず、汚部屋にしてしまうのです。
自力での解決を諦め、汚部屋となったら専門業者に依頼すると割り切るのも克服方法の一つです。
先に似ている理由ではありますが、友人と遊んだり仕事を頑張ったり、趣味に没頭したりなど、家の外での活動が多い女性は家の中が汚部屋になってしまっても気にしない傾向にあります。
いわば家の中にさほど興味がないのです。家の中での時間よりも外での時間が楽しかったり充実していると、家の中のことなど気にしなくなってしまうのです。
汚部屋となってしまっても、いわば「実害」がないので、さほど気にしないのです。
こちらも自らで克服するよりも、汚くなってきたと自覚する頃に専門業者を依頼すると割り切った法が良いでしょう。
汚部屋とは汚い部屋で、何もせずに勝手に綺麗になり、汚部屋が克服されることはありません。
しかし、汚部屋をそのまま放置していると、汚部屋からゴミ屋敷へと進化してしまうリスクもあります。
そこで汚部屋とはどのように掃除・片付けをして克服すればよいのかをご紹介していきましょう。
汚部屋とはゴミ屋敷程のゴミの量はありませんので、まずは気軽に捨てられるものから捨てていきましょう。
自治体のルールに則って分別し、まずはゴミから片付けます。
汚部屋のレベル次第ですが、比較的軽度の汚部屋であれば多少ゴミを捨てるだけでも部屋の中の印象は大きく変わります。
汚部屋とは、収納ルールが破綻している部屋だと考えることもできますので、改めて収納ルールを設定しましょう。
どこに何を片付けるのか、そもそも収納は足りているのかなどを見直します。
収納が足りない場合、収納を増やすだけではなく物を減らすことも汚部屋の克服方法です。
収納を買い足すことで収納スペースは増えますが、不要な物を捨てることも大切です。
特に物を捨てられないタイプの人は、使わない物も「いつか使う」「大切な思い出がある」といった理由で残しておく傾向がありますが、それで汚部屋にしてしまうようでは本末転倒です。
長く使用していない物は捨てるなどして部屋の物そのものを減らしましょう。
収納だけではなく、部屋全体の見直しが必要な汚部屋もあります。
例えばですが、部屋に死角があると、知らない間に物が死角に集められてしまう傾向があります。
部屋のインテリアを見直し、収納やゴミ箱の位置を変えることで汚部屋が解消・克服されるケースもあります。
自分自身の性格を踏まえ、ゴミが溜まりにくい部屋を目指して汚部屋を克服しましょう。
自分自身の力で汚部屋とは決別できないのであれば、専門業者への依頼も視野に入れましょう。
専門業者であれば、依頼することで確実に汚部屋を克服できます。
費用がかかりますが、費用さえ支払えば確実に汚部屋を克服できるので、自力での克服が難しいと感じているのであれば相談してみましょう。
汚部屋の克服は自分自身次第です。
克服することで汚部屋を解消できたとしても、再び汚部屋にしてしまうこともあります。
そこで、汚部屋の予防・克服法をご紹介します。
まだ汚部屋とは無縁の方だけではなく、汚部屋を解消したものの、再び汚部屋にしてしまうのではと恐れている方もご覧ください。
ゴミ出しルールを確認することは汚部屋の予防・克服に繋がります。
ゴミの捨て方さえ覚えておけば、「捨てられなくて困る」ことはありません。
近年はゴミ出しルールが細かくなってしまった自治体が多く、どのように捨てればよいのか分からないゴミがあっても不思議ではありません。
結果、捨てることができずにそのままになってしまうゴミもあります。
しかしゴミ捨てルールを把握しておくことで、少なくとも「捨て方が分からないので捨てられない」ゴミがなくなり、汚部屋の解消・克服に繋がります。
汚部屋とは特にデメリットがないので克服する必要がないと思っている人もいるかもしれません。
確かに汚い状態ではあっても、自分自身さえ気にしなければ大きな問題ではないと思っている人もいることでしょう。
しかし、汚部屋には実は様々なデメリットが潜んでいます。
それらを知れば、「汚部屋でも問題ない」ではなく「汚部屋は克服しなければならない」と意識が変わることでしょう。
汚部屋のデメリットは実は多々あります。
汚部屋の状態が続けばフローリングが腐食してしまい、退去する際に高額の原状回復費用を請求されることもあります。
知らないところで部屋の中に虫が巣食ったり、あるいは自分自身が気付いていないだけで異臭が衣服に染み付き、周囲から「臭い」と思われている可能性もあります。
このようなデメリットを知れば、汚部屋を克服しなければならないと実感するのではないでしょうか。
汚部屋に限らず、自分自身の部屋が綺麗なのか汚いのかの判断は難しいものです。
それもそのはず、他人の部屋を見る機会がなければ他人と比較して危機感を抱くことがありません。
そこで汚部屋の動画を見てみましょう。
YouTubeには汚部屋とは何かの説明から、汚部屋の状況を示したもの、克服方法まで様々な動画が用意されています。
汚部屋の状態を見れば、「こうなったらだめだ」「こうならないように気を付けよう」等、克服しようとする気持ちが芽生えるのではないでしょうか。
汚部屋動画の中でもおすすめはビフォーアフター動画です。
なぜなら、汚部屋の悲惨さはもちろんですが、汚部屋を綺麗にするためにはどれだけの労力がかかるかが分かります。
汚部屋とは決して簡単に克服できるものではないと分かれば、汚部屋にしてはならないとの意識も強まるはずです。
汚部屋とは、自分以外の人間が訪れない部屋がなりやすい面もあります。
そこで、頻繁に人を招きましょう。友人や知人、家族等、自宅に来るとなれば「綺麗な部屋にしておこう」との意識が働きます。
結果、汚部屋の克服、さらには汚部屋とは無縁の生活を送ることができるはずです。
自分以外の人間が来ない部屋は、掃除・汚部屋克服の理由が一つ減ります。
結果、汚部屋化を招いてしまいます。
しかし、定期的に他人が足を運んでくれるのであれば汚部屋とはならないでしょう。
汚部屋から克服するためには専門業者への依頼が確実です。
そこで、専門業者に依頼することで汚部屋を克服した事例をビフォーアフターを交えていくつかご紹介しましょう。
マンションの1F、1LDKの汚部屋を克服しました。
2人のスタッフにて2時間。事例を見ていただけると分かるように、汚部屋がすっかり克服されました。
愛知県常滑のマンションの2Fの汚部屋克服事例です。
汚部屋というよりもほぼゴミ屋敷の状態でしたが、5人のスタッフにて4時間で汚部屋を克服しました。
京都市の1Kのマンションの汚部屋のビフォーアフター事例です。
急遽両親が訪ねてくることになったので汚部屋を克服したいとの相談を受けました。
3人のスタッフにて不用品の回収、ハウスクリーニングも行うなど、4時間の作業で汚部屋を克服しました。
汚部屋とは汚い部屋を指します。
床に物が置いてある、探し物がみつからない、部屋を歩くときに気を使う等は、汚部屋だと考えてよいでしょう。
生活習慣や性格、病気など汚部屋となってしまう理由はありますが、汚部屋とは決して勝手に片付くことはありません。
克服するためには、捨てられるものを捨てたり、収納を見直したりが大切です。
しかし、自力での克服が難しいと感じた場合には専門業者への依頼を視野に入れてみましょう。
専門業者であれば汚部屋の克服は決して難しくありません。
また、汚部屋を綺麗にしたら二度と汚部屋にならないよう、ゴミ出しルールの確認や自宅に人を招くなどして汚部屋化を防ぎましょう。
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