「気づいたら汚部屋になっていた、最初から片付け方を知っていればこんな事には…」
「汚部屋の片付け方って一般的な部屋の片付け方と何か違うの?」
「汚部屋の片付け方にポイントがあるなら今すぐ知りたい!」
定期的に部屋の掃除をするとこは結構大変なことですよね。
週に1回、月に2~3回部屋の片付けをする!と決めて実行できる人であれば何も問題ないのですが、世の中そういう人ばかりではありません。
ちょっと部屋の掃除をサボっただけで気が付けば汚部屋になっていた…そういう人が意外と多いのです。
汚部屋にしてしまう人の中には「そもそも部屋の片付け方がよく分かっていない」という人もいるでしょう。
ここでは、実行すれば誰でも汚部屋の片付けができるようになる効率的な片付け方について解説します。
目次
汚部屋の片付け方が難しいと感じる理由とは
そもそも汚部屋になってしまう人には共通する点があります。
以下の項目が自身に当てはまっていないか確認しましょう。
物が多い
汚部屋やゴミ屋敷化させてしまう人の特徴として物が多いことが挙げられます。
収納しきれないほどの物量が部屋の中にあるのですから、床上に物が溢れてしまうことは必然です。
特に女性であれば身に着けるものだけでも洋服、アクセサリー、帽子、下着、バッグ、靴など…少し挙げただけでもこれだけの種類がありますから、シーズンに合わせてそれらを買って身に着けていては、物で溢れかえることは仕方がないと言えるでしょう。
不用品の捨て方が分からずそのままにしている
実家で家族と過ごしていた頃は、粗大ごみや不用品が出ても家の人が代わりに処分してくれた、という人も中にはいると思います。
実家を出てから自身で粗大ごみや家電のような特殊な不用品をどうしたらいいか分からない、処分方法を調べたけど理解できなかった、難しそうなので諦めた…実は今こういう人が増えています。
粗大ごみを捨てるまでのプロセスの多さや、家電リサイクル法が難しいと感じているからこそ、片付け全体が難しいと感じている可能性があります。
汚部屋のままで過ごすデメリット
汚部屋ではあるけど片付けなくても何とか生活できるからこのままでいいや…なんて考えている人、その思考は要注意です。
汚部屋で暮らすということは多くのデメリットを孕んでいます。
例えば…
- 害虫や害獣の発生源になる
- カビやほこりを吸い込むことによる慢性体調不良
- 異臭の発生による衣類への匂い移り
- メンタルが不安定になる
- 部屋が汚いストレスから暴食になり太りやすくなる
一部を挙げただけでもこれだけデメリットがあります。
引っ越しをするとなっても、汚部屋のままでは原状回復に費用がかかることで予想以上の出費が発生します。
【併せて読みたい記事】
汚部屋から脱出しよう!効率よく進める片付け方7ステップ
汚部屋が今以上に散らからないように、思い立ったタイミングで着手しましょう。
汚部屋の片付け方の基本は毎日無理なく少しづつ進めていくことです。
ステップごとに手順を踏んで、できる範囲で進めていきましょう。
道具を揃える
一般的な部屋の片付けに必要な道具となると掃除機や雑巾など、家にあるものだけで大体まかなえるのですが、汚部屋となるとそれだけでは足りず、必要な道具の種類が増えます。
まずは汚部屋を片付けるための道具が揃っているかどうかを確認しましょう。
汚部屋の片付けに必要な道具 | 用途 |
---|---|
段ボールとガムテープ | 要るもの、要らないものを選別するために使う。収納場所が未確定の場合の仮置き場としても使えるので複数あると良い。段ボールの底が重さで抜けないようにガムテープは十字張りに。 |
マスク | 舞い上がるカビやほこりを吸い込まないように予防する。 |
ゴミ袋 | ゴミや不用品を入れていく。沢山用意しておくこと。 |
軍手 | ゴミや不用品の中には鋭利なものが紛れている可能性があるため。カビやほこりによる手荒れから守る意味でも。 |
汚れてもいいスリッパや靴(長靴でも可) | 床に置いてあるゴミや不用品の下には何が落ちているか分からないので安全のために。 |
ゴミ収集日を確認する
部屋の中にあるゴミや不用品をどんどんゴミ袋に詰めていったとしても、そのゴミを捨てることができなければ部屋の中がゴミ袋で埋もれるだけです。
集合住宅に住んでいる場合であれば、ゴミ集積所やゴミステーションがあるのでいつでも捨てることができますが、ゴミが捨てられる日が限定されている地域に住んでいるならゴミ収集日を把握しておく必要があります。
確実にゴミを部屋から排出するために可燃ごみ・不燃ごみ・資源ごみなどの収集日を予め調べておいて、収集日に合わせてゴミをまとめるようにスケジューリングしましょう。
予め殺虫剤で虫を駆除しておく
汚部屋やゴミ屋敷でゴミや不用品の山を崩していくと、ゴキブリやコバエといった害虫に出くわすことが往々にしてあります。
害虫に遭遇したら片付けを中断する事態になりますし、片付ける気持ちが一気に萎えてしまいますので、そうなる前に先手を打つことにします。
汚部屋の片付けに着手する前に、燻煙タイプの殺虫剤を焚いておくようにしましょう。
燻煙タイプの殺虫剤は使用方法を必ず確認してから使用してください。
特に殺虫成分には魚類や爬虫類、両生類などのペットに害を与えます。
近所の人に燻煙殺虫剤を使用することを予め伝えておくことでトラブルを回避することができます。
参照:バルサン
ゴミを集めながら動線を確保
この段階ではじめてゴミや不用品を片付けていきます。
まずはゴミを搬出するための動線を確保しなければなりません。
なので、最初に着手する場所は汚部屋であれば出入口周り、ゴミ屋敷であれば玄関回りからゴミや不用品を取り除くようにして片付けましょう。
出入り口付近にスペースができたら、これから出てくるゴミ袋を置いておく場所になります。
明らかに不要なものから集めていく
ゴミなのか要るものなのかを考えながら作業することは作業効率を下げることになるので、悩む必要がない、明らかに不要だと分かるものからゴミ袋に入れていきましょう。
ペットボトルや飲料が入っていた紙パック、雑誌や通販カタログ、チラシなどは捨てた後でも困らないものなので、優先的に処分するべきです。
飲みかけのペットボトルや紙パックが出てきたら、そのままゴミ袋に放り込まずに飲み残しを排水溝口に流しましょう。
要不要で分別してゴミの種類ごとにまとめる
仮でまとめたゴミや不用品が仮置きスペースいっぱいに溜まったら、一旦分別作業に入ります。
お住いの地域によって決まった分別があると思いますので、その分別方法に従って分けていきましょう。
出入り口付近で作業をすれば、分別後のゴミをそのまま置いておくことができます。
ここまでの一連の作業を、床が見えてくるまで繰り返し続けます。
床にあったゴミや不用品が一掃されれば、次の工程に進みましょう。
エリアごとに片付ける
床が見えてくるようになったら、エリアごとの片付けに着手していけるようになります。
風呂場やキッチン、洗面台、テーブルの上やドレッサーなど、エリアを決めて一点集中して片付けていきましょう。
漠然と部屋全体をきれいにしようと思っても、範囲が広すぎて中々目に見える成果が出にくいため、モチベーションが下がる要因になります。
エリアを区切って一部だけでもキレイにすると、視覚的な満足感や達成感を得ることができるので、片付けのモチベーション維持に繋がります。
汚部屋の片付け方で重要なことはコツコツ無理なく続けることです。
洗面台を片付けることが厳しいと感じるなら、「今日は洗面台の鏡の前だけ片付けよう」など、エリアを区切ってゴールを見える範囲に設定してください。
物が収納できたら清掃する
ここまで来ると、不要なものが減ってきて部屋の見通しが良くなってきたころだと思います。
そうなれば次に気になってくるものがカビやほこり、食べこぼしなどの汚れです。
特に汚れの中でもカビとなると、繁殖して広がっているため掃除する箇所が多いでしょう。
そのような状態であっても一度に何とかしようとせずに、エリアを区切って一か所ずつ掃除していきましょう。
汚部屋にリバウンドしないための心得
せっかく汚部屋を片付けたのに、時間が経てばまた汚部屋に逆戻りに…なんてことにならないために、汚部屋にリバウンドしないようにするための心得をご紹介しますので、心にとどめておいてください。
物を増やさない
脱汚部屋対策とは物を増やさないことに尽きます。
理屈では分かっているけれど新作の化粧品が出れば欲しいし、流行りの服だって買いたいし、推しのグッズが出ればすべて手に入れたい…そういう人が大半でしょう。
なので、新たにものを家の中に入れるなら何かを手放す、というアクションを習慣化させることをお勧めします。
新しい化粧品を買ったのなら、使用期限が切れている化粧品がどこかに眠っているかもしれません。
流行りの服を買ったのなら、流行りが過ぎた服も部屋の中あるはずです。
もちろん等価交換である必要はないので、入ってきたらその分何かを出す、部屋の中にあるものは常に循環させなければいけないと理解しましょう。
床に直接物を置かない
床は動線に関わるところなので、物を置く習慣があれば直しましょう。
割れ窓理論をご存じでしょうか?
ある建物の窓が割れているとして、その割れた窓を放置していると人は「ここは誰も気にかけていないのだな」と認識するようになり、周辺の窓も割られたり、落書きが増えたり、ゴミが散乱するようになる現象のことを言います。
これは小さな問題を放置するとやがて大きな問題に発展するという考え方です。
なので、一時的にでも床に物を置くようになると、次第に床に物を置くことが当たり前になっていき、そのうち床に物が置かれる空間が平常であるとバイアスがかかります。
この感覚が汚部屋化を加速させることになるので、ちょっとだけならいいかな?と思わずに、床に物を置く習慣をなくしましょう。
ゴミ出しを忘れない
毎日が忙しくて、ついうっかりゴミ出しを忘れて来週に持ち越し…なんてことになっていませんか?
ゴミ出しを忘れるとどうしても家の中にゴミを溜め込むようになります。
これが可燃ごみであったり生ごみだった場合、部屋に異臭が発生するだけでなくコバエも寄ってくるでしょう。
そうならないためには何としてもゴミ出しを完了させなければいけません。
とはいえ絶対に忘れるな!と言われても人は忙しかったり、気に病んでいることがあればゴミ出しのことなんて簡単に忘れてしまいます。
ですので、忘れないようにするためのアイデアとして、ゴミ出し日になったらスマートフォンからアラームが鳴る様にセットしておくのが良い方法です。
出勤や通学のタイミングに合わせてアラームをセットしておけば、ゴミを持って出かけられるようになるでしょう。
出したものはしまう
物には必ず定位置を作らなければ、部屋は散らかっていきます。
使ったものを出しっぱなしにすること自体が既に、部屋を散らかすアクションの一つとなっているのです。
面倒に感じるかもしれませんが、出した物は直ぐに元の位置に戻すようにしましょう。
どうしても自力で片付けられない場合は専門業者に任せよう!業者に頼るメリット
片付け方を理解して、実際に行動してみたけれどやっぱり部屋がキレイにならない、汚部屋を見ているだけでやる気が削がれる、急遽人が訪ねてくるから早く何とかしたい…そんな片付けでお困りの方は、思い切って専門業者に依頼しましょう。
お金は掛かりますが、費用以上の効果をもたらします。
片付けスピードが速い
スタッフは汚部屋の片付けのエキスパートで状況把握に優れており、無駄な動きがなく、スピーディーにきれいにしてくれます。
汚部屋やゴミ屋敷専門の業者であれば、スタッフが全員ゴミ屋敷を熟知しているので、散らかった部屋を見られても恥ずかしくありません。
作業の手間がかからない
自身で掃除するとなるとゴミの分別作業をしなければなりませんが、業者に頼めば分別の手間も必要ないですし、掃除までしてくれます。
すべてお任せできれいにしてくれるところは有難いです。
不用品を引き取ってくれる
不用品回収のサービスがある業者であれば、捨てるのが面倒だった粗大ごみや、捨て方が分からない家電などもまるごと引き取ってくれます。
大きい、重い不用品は自身の力では搬出することさえできませんが、熟練のスタッフがすべて運び出してくれるので安全に処分することができます。
専門業者に頼るならゴミ屋敷バスター七福神にお任せください
ゴミ屋敷バスター七福神はゴミ屋敷や汚部屋に対して確かな片付け実績と、知識と経験が豊富なスペシャリストが揃っているプロフェッショナル集団です。
どのような汚部屋にも対応いたします。
些細な事でもご相談ください。
ゴミ屋敷バスター七福神には女性スタッフが在籍
「男性スタッフだけで入ってくるのは不安…」という声が女性の一人暮らしの方には多いです。
ゴミ屋敷バスター七福神には女性スタッフが在籍しているため、希望があれば女性スタッフが同行します。
一人暮らしの女性でも安心して利用することができます。
ゴミ屋敷バスター七福神は24時間対応でご近所バレにも配慮
「ゴミ屋敷バスター七福神」は年中無休で24時間即日対応が可能なため、急ぎの片付けが必要な場合でも迅速に対応いたします。
「ご近所に汚部屋のことを知られたくない」という方も、指定があれば作業員は全員私服姿での作業が可能ですので、ご近所の人に汚部屋清掃業者だと知られる心配はありません。
また、相談や見積もりは電話、メール、LINEでも無料で行っております。
作業内容や料金にご納得いただいた上でご依頼いただけますので、どうぞお気軽にご相談ください。
汚部屋の片付け方は手順さえ踏めば効率良くきれいになる!無理なときには便利屋に任せよう
あまりの部屋の散らかり様にどこから手を付けるべきか、何から始めたらいいのか分からない…それほどの汚部屋であっても、手順を踏んで毎日少しずつ片付けを進めていれば、いつか必ず汚部屋から脱却できるようになります。
そして、自力で汚部屋の片付けをやりきった人は汚部屋のリバウンドが少ないです。
健全な生活を取り戻すために、ここで奮起して汚部屋掃除を頑張ってみてください。
どうしても一人では無理だったり、急ぎ片付けなくてはいけなくなったときには、ゴミ屋敷バスター七福神が駆け付けますのでご相談ください。