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まるごと清掃

防災対策!今日からできる部屋の「収納術」とは?!

防災 収納 ブログ01

日本は世界各国と比べて、地震や土砂災害など、災害が頻繁に起こる国です。

もしもの事態に備え、さまざまな防災アイテムを揃えているご家庭も少なくないでしょう。

しかし、購入しておいて部屋中に物が散乱していては、もしもの時に役立てられない可能性があります。

防災アイテムは、購入し、使いやすいような収納をするまでが大切です。

ここでは、もし災害が発生した場合に考えられるリスクごとに、防災のための収納方法をまとめています。

防災グッズは靴箱へ収納

地震等の災害が起こると、まず電気水道ガス等のライフラインがすべて止まってしまうケースがあります。

災害が起こった時間が夜間の場合、電気がなくなかなか身動きがとれないというケースも少なくありません。

そのため、緊急時にすぐ使えるアイテムは、まとめて靴箱入れておくと便利です。

防災グッズを靴箱に収納して忘れにくくする

靴箱は、日々生活して行く中で目にすることが多い場所です。

靴を出し入れするときや外出するときにも、靴箱に利用しますよね。

緊急時のアイテムは、家族全員が保管場所を把握することが大切です。

もし母親が収納管理をしていても、その他の家族が場所を知らないとなれば、元も子もありません。

災害時、家族全員が揃っていない可能性は大いにありえます。

防災のために収納場所の高さに合わせて物をしまう

日本は、「地震大国」と言われているほど、地震による災害が多い国です。

また、地震は海沿いや内陸地方関係なく発生する可能性があるため、どの地域に住んでいても対策をしておく必要があります。

 高い所の収納は避ける

地震の際に怖いのが、二次災害です。

揺れによって家中のさまざまなものが倒れる可能性があります。

そのため、タンスや食器棚が倒れないようにしっかり固定していても、その上に乗せている物が落ちてくる可能性も充分あります。

高いところから落下したものが当たってケガをするケースも少なくありません。

そういった危険を抑止するためにも、高いところへの収納は避けましょう。

高いところには軽いものを収納する

扉がない棚はもちろんですが、たとえ扉付きの棚だとしても、地震時に安全であるとは限りません。

揺れで扉が開き、中に収納しているものがすべて飛び出してきてしまう可能性があります。

高いところから重たいものが落下すると、とても危険ですよね。

冬場しか使わない大きな土鍋やカセットコンロなど、重量のあるものが頭上に落ちてきたら…と考えると、ぞっとしますよね。

しかし、高いところとはいえ、キッチン戸棚の中まで収納を避けていてはものが収まらない人も多いでしょう。

少しでも危険リスクを減らすためにも、キッチン戸棚などの高さのある収納には、高いところはできるだけ軽いものを収納しましょう。

小さなものであっても、陶器など割れやすいものや鋭利なものは危険です。

プラスチック製のお皿やタッパー、お菓子、カップラーメンの買い置きなど、万が一落ちてきても危険度が低いものの方が安全でしょう。

防災対策で軽いものの収納

食器は滑り止めシートを使用して収納

食器棚の収納している食器類は、すべての棚に滑り止めシートを敷いて、落ちづらい工夫をしておくと安心です。

絶対に落ちないわけではありませんが、敷いておくのとおかないのとでは雲泥の差になります。

食料などの防災用品は、一か所に収納しよう

災害時に備えて、水や食料など、防災グッズを揃えておくのは重要なことです。

ライフラインが停止し、生活物資も行き届かなくなることも想定すると、家族がおよそ1週間程度暮らしていける量を備蓄しておくといいのではないでしょうか。

ひとまとめに収納することで、災害時もあわてない

 災害時は突然のことで、パニックに陥る人もたくさんいます。

そんなときでも、防災用品を一か所にまとめておけば、必要なものをすぐに取りだすことができるでしょう。

また、ひとまとめにしておくことで、「どこに収納したか?」と困ることもないでしょう。

バラバラに置いてしまうと、必要なときに見つからないことや、ストックおいたつもりで買い忘れてしまう可能性もあります。

防災対策で食料の収納

 収納ケースは透明なものを

防災用品を種類ごとにケースへ収納する場合は、中身が見える透明なものを選びましょう。

透明なものなら、1つ1つケースを開けなくても、どこになにがあるか一目でわかります。

食料の場合は、ケースの外にリストにした紙を貼っておいたり、賞味期限を記載しておいたりすると管理しやすいですよ。

すぐに使わないものほど、取りづらいところへ収納

防災アイテムを一か所にまとめるとはいっても、なかなか場所が確保できない人も多いのではないでしょうか。

そんなときは、床下や屋根裏、階段下などのスペースを探してみてはいかがでしょうか。

そのとき注意したいのが、「緊急性がないものほど、取りづらいところへ置く」ということ。

たとえば、水のストックは、1箱だけ取り出しやすいところへ置いて置き、残りは奥の方へ置くなどの工夫が必要です。

まずは1~2日過ごすためのアイテムを、優先的に取り出しやすいところへ収納しましょう。

非常用アイテムは、リュックサックにまとめて収納も

非常時のときに備えておきたいアイテムは、すべてリュックサックにまとめておくと便利です。

部屋の中に収納しておいても、緊急時は気が動転しているため、どこに置いたか忘れてしまうことがあります。

リュックサックにすべて収納しておけば、どこに置いたか忘れずに済みますし、避難等で持ちだすときも便利です。

緊急時に備えておきたい防災アイテム

  • 飲料水
  • 非常用食料(乾パン、ビスケット、チョコレートなど)
  • 携帯トイレ(こどもがいる場合はおむつ等も)
  • 最低限の衣類(下着等、1人1セット程度)
  • タオル
  • ティッシュ、トイレットペーパー
  • カイロ
  • 携帯ラジオ
  • マッチ、ライター
  • キャンドル、ろうそく
  • ブランケット、ひざ掛け
  • 応急処置セット(ばんそうこう、ガーゼ、包帯、消毒液など)
  • ※女性は生理用品、赤ちゃんがいる場合はミルク等も入れておく

リュックサックは、玄関先やリビングの隅など、いつでも目にとまる分かりやすいところに置いておきましょう。

防災アイテムの収納

車にも最低限の防災アイテムを積んでおく

 災害時、より早く逃げるための手段として、車を使う方も多いでしょう。

しかし、避難の途中で渋滞にはまり、自宅に帰れなくなることや、車中泊を余儀なくされるケースも考えられます。

そういった事態に備えるためにも、車のトランクにも最低限の防災アイテムを積んでおきましょう。

非常食、水、ブランケットのほか、簡易トイレを置いておくと安心です。

まとめ

 災害はいつやってくるか予測できません。

その“いつか”のためにも、しっかり備えておくことが大切です。

しかし、防災アイテムを購入していても、すぐに取り出せないのではあれば意味がありません。

あらゆる事態、リスクを想定し、緊急時に防災アイテムをしっかり役立てられるような収納を心がけましょう!

防災対策の収納まとめ

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この記事の監修者

ゴミ屋敷片付けの専門業者「ゴミ屋敷バスター七福神」代表

監修者 竹本 泰志

年間2,500件以上のゴミ屋敷を片付け実績を持つ「ゴミ屋敷バスター七福神」を全国で展開する株式会社テンシュカクの代表取締役。

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