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女性の部屋が汚部屋になりやすいってホント?
「片付けられない女性」「汚部屋女子」などというワードを聞いた事がある人も多いのではないでしょうか。
部屋が片付けられず、足の踏み場もない汚部屋くらいなら可愛いものですが、いつ洗ったか分からない食器、カップラーメンの放置された容器、洗濯したのか分からない洋服など、衛生面でも問題のある汚部屋に住んでいる女性が増えているようです。
今回は、そんな片付けられない汚部屋女性について紹介していきたいと思います。
Contents
汚部屋女性の特徴
物が捨てられない
物が片付けられない女性は、物を捨てる事が出来ずに、物を溜め込んでしまう傾向にあります。
他人から見るとゴミだと思っても、本人にとっては必要な物かもしれません。
必要な物と不必要な物の分別ができないと、物はどんどん増えていきます。
セールや買い物が大好き
汚部屋に住む女性は、買い物が好きな女性も多いです。
特に今しか買えないという誘惑に弱い人の場合、ついつい買い物をしてしまうかもしれません。
ひどい状態になると買い物依存症になってしまいます。
バックやポーチの中がごちゃごちゃ
汚部屋女性は大きいカバンになんでも詰め込み、バックの中が乱雑になっている場合があります。
バッグの中の整理整頓ができない人は、鍵や定期や財布などいつもガサガサと探しています。
バックの中を整理できない女性は、部屋の整理整頓ができない傾向にあります。
身近な持ち物の整理整頓をまずできるようにしましょう。
財布がパンパン
財布の中にレシートやクーポン、店のカードなどが溜まっていて、パンパンに膨れ上がった財布。
財布の中身こそ簡単にできる整理整頓ですが、財布の整理が苦手な女性は、部屋の片付けが苦手で汚部屋になってしまうことがあるようです。
靴や爪先などが汚い
メイクやファッションはバッチリなのに、ネイルが剥がれて爪も伸びっぱなし。
綺麗な洋服を着ているのに、靴も汚れ、かかとがすり減っていて残念。
そんな女性は見えるところだけ気を遣い、細部まで気遣えていないことがあります。
物事を後回しにする癖がある
面倒くさがりやの女性も片付けが苦手なケースがあります。
片付けが苦手な汚部屋女性は、洗濯物を畳んでタンスにしまう、ゴミを決まった日に出す、食器を使ったらすぐ洗うなど、ちょっと頑張ればできる事を後回しにする傾向があります。
公共料金の支払いなども忘れ、気づいたら電気が止められていたといった事例もあるかもしれません。
片付けたつもりになっている
紙袋や段ボールなどに使えるかもしれない物を、とりあえず保管。
目に入らない事で片付けた気になり、気づいたらいらない物が増えて、汚部屋になっている状態かもしれません。
精神疾患を抱えている可能性も
汚部屋になるまで放置してしまう人の中には、性格の問題だけではないかもしれません。
うつ病や統合失調症、摂食障害、老年期精神病などの精神疾患から、片付けられない状態になっている可能性もあります。
また、発達障害は先天的な脳機能の障害と環境にうまく適応出来ずに、社会生活に困難を抱える事が多い疾患です。
自身でも気づいておらず、周囲からも理解されないので生きづらさを抱えている人も多いでしょう。
汚部屋女性になってしまう理由
汚部屋になってしまう女性は、もしかしたらADHD(注意欠陥障害・多動性障害)であるかもしれません。
ADHDというと、子どもの発達障害をイメージする事が多いですが、実は大人になってから診断されるという人も少なくありません。
ADHDの症状は、不注意・多動性・衝動性の特徴が見られます。
ADHDの特徴
- 忘れ物が多く、物もよくなくす
- 物事の優先順位が付けられない
- 約束や時間を守れなく、遅刻が多い
- 気が散りやすい
- 片付けが苦手
- 衝動的な行動をし、周囲を困惑させる
- じっとしている事が苦手で、気が散りやすい
- 好きな事への集中力が高い
その他の精神疾患の種類
〇うつ病
身近な精神疾患で、誰もが発症する可能性があるのがうつ病です。
何もやる気がしない、不安や焦り、睡眠障害、身体の重だるさなど心と身体に大きな痛みを生じます。
うつ病になると、心も身体も正常に働かないので、部屋が散らかり、片付けは後回しになってしまいがちです。
〇統合失調症
認知・行動・情動などに障害が起こる症状で、10代〜30台に多く見られます。
幻覚や妄想などの症状が特徴的です。
社会生活が困難になったり、正常な判断が出来なくなったり、何事もやる気が起きず意欲の低下など見られます。
〇摂食障害
摂食障害は若い女性が発症しやすい精神疾患です。
綺麗になりたいという願望から過度なダイエットをし、摂食と過食を繰り返してしまう症状があります。
栄養不足で、身体も思うように動かせなく、食べ物のことばかり考えるようになり、部屋の片付けは後回しにしてしまいます。
〇老齢期精神障害
幻覚や妄想などが主な症状で、被害妄想なども強くなるので、物を捨てる事に抵抗を持ちゴミ屋敷化してしまう方もいます。
汚部屋化した片付けられない女性
実は汚部屋の住人は、女性が7割と言われています。
都心の賃貸の場合は、部屋の退去後に汚部屋が発覚するようです。
普通に会社勤めをされている方も多いので、気づかれないことが多いです。
女性はちょっとした事がきっかけで、汚部屋化してしまうことがあります。
例えば、恋人との別れや家族の死別といった悲しい出来事から意欲が低下し、気づいたら汚部屋化。
特に独身女性の一人暮らしの女性は、人間関係が希薄化し、孤独を抱えている人が多いです。
誰にも辛さを相談できなく、支えてくれる人もいなく、自分の生活は二の次になってしまいます。
そんな女性は誰にも相談できず、片付けられず悩んでいる方もいます。
まとめ
意外にも片付けられない女性が多く、その状態が悪化すると汚部屋化してしまう場合があることが分かっていただけたのではないでしょうか。
見た目だけでは分からない精神的な疾患を持った場合もあります。
もし普段出来ていた事が億劫になり、気分が塞ぐなどの症状が見られた場合は、病院で正しい治療をしましょう。
また周りの人も少しでも様子がおかしいと感じたら、話を聞いてあげる事で悩みを打ち明けてくれるかもしれません。
もし自分が片付けるのが苦手だと感じているのであれば、一気に片付けようとせず、できる事から始めてみてください。
そして、もう自力で片付けられない状態になった場合は、片付けのプロに相談しましょう。
女性は、散らかった汚部屋を見せるのは恥ずかしいかもしれません。
しかし、片付いた部屋で過ごす中で、心も身体も元気になるはずです。
迷ったらまず相談から始めてみてはいかがでしょうか。