コラムblog
自宅でアクアリウムを楽しむため、水槽を購入する人は多くなっています。
アクアリウムに熱中している間はいいのですが、問題は飽きてしまった後です。
アクアリウムに使用する水槽はサイズの大きい物も多く、処分に困っている人も少なくないはずです。
そこで今回は、水槽の処分方法について説明していきます。
また、水槽に敷いていた砂や飼っていた魚、水槽の機材の処分方法もあわせて紹介していきましょう。
目次
水槽の処分方法は、大きく分けて以下3つあります。
ここでは、それぞれの方法について、詳しく説明していきます。
水槽を捨てるうえでは、まずは粗大ゴミと普通ゴミ、どちらになるかを確認しましょう。
どの大きさから粗大ゴミになるかは、住んでいる自治体によって異なります。
例えば東京23区の場合、一辺の長さが30cm以上のものは粗大ゴミになります。
横浜市の場合、金属製のものを除いて、一辺の長さが50cm以上のものが粗大ゴミです。
どのサイズから粗大ゴミになるかは、各自治体のホームページに記載されています。
水槽が粗大ゴミになる場合は、自治体の粗大ゴミ受付センターに回収の申し込みをしましょう。
申込時には、回収にかかる手数料と回収日を確認しておきましょう。
手数料分の粗大ゴミの処理券をコンビニなどで購入し、処理券を水槽に貼って、回収日の朝に回収場所に出しておけば、回収してもらえます。
規定の大きさ以下のものは、普通ゴミとして処分できます。
同じ水槽でも、素材によって、何ゴミになるかが変わるので注意しましょう。
多くの自治体では、素材ごとの回収品目は以下のようになっています。
こちらも自治体によって違いがあるので、ゴミに出す前にホームページをチェックしておきましょう。
大きいサイズの水槽は、回収場所に運ぶのも大変です。
重たい水槽がある場合や、水槽以外にも処分する機材などが多い場合は、不用品回収業者への依頼することを検討しましょう。
不用品回収業者に依頼すれば、水槽や機材などをいっぺんに回収してもらえます。
お金はかかりますが、運搬はスタッフがしてくれるので、手間はかかりません。
水槽は、アクアショップに買い取ってもらうことも可能です。
買取もしているアクアショップでは多くの場合、出張買取をしているので、重たい水槽を店まで持っていく必要はありません。
さらにアクアショップでは、水槽だけでなく、機材や生きた魚も買い取ってもらえます。
ただしアクアショップの出張買取には、高額な手数料がかかる場合もあります。
この場合、お金を得るどころか、かえってマイナスになってしまうかもしれません。
出張買取を利用する場合は、手数料がかかるかどうか、事前に確認しておくといいでしょう。
ここまで水槽の処分方法について説明してきましたが、アクアリウムをやめる場合、処分するものは水槽だけではありません。
水槽に敷いていた砂や機材は残しておいても仕方ありませんし、死んでしまった魚も処分しなければなりません。
ここでは、砂や機材、死んでしまった魚の処分方法について説明していきます。
砂の捨て方は、自治体によって異なります。
例えば横浜市では、砂はビニール袋などに入れて、燃えないゴミの日に出すようになっています。
ただし、大量の砂をいっぺんにゴミに出すと、回収してもらえないこともあるようです。
横浜市などでは、少量ずつ数回に分けて出すように決められています。
また、自治体によっては、砂を普通ゴミとして回収していないところもあります。
こうした地区に住んでいる場合は、先ほど紹介した不用品回収業者に回収を依頼するといいでしょう。
ポンプなどの機材が何ゴミになるかも、自治体によって異なります。
例えば横浜市では、各機材が何ゴミになるか、以下のようにホームページで公表されています。
※普通ゴミの場合。一辺の長さが50cmを超えるものは粗大ゴミ、金属製の場合は30cm以上のものは粗大ゴミになる
ただし横浜市のように、詳細に各機材の回収品目を明記しているところはあまりありません。
他の自治体では各機材の捨て方について細かく説明していないところも多いので、分からない場合は問い合わせて聞いておきましょう。
生きている魚はアクアショップに買い取ってもらえますが、死んでしまった魚は当然買い取ってもらえません。
死んでしまった魚は、自分で処分することになります。
とはいえ、死んでしまった魚の処分方法は、特に決まっていません。
犬や猫ならペット葬がありますが、魚の場合そうはいきません。
一軒家に住んでいる場合は、死んでしまった魚を自宅の庭に埋める人が多いようです。
しかしマンションやアパートに住んでいる場合は、埋める庭がありません。
この場合は、ビニール袋に入れて、燃えないゴミに出しましょう。
ただし大型の魚の場合は、回収してもらえない可能性があります。
そのため、自治体に問い合わせて処分方法を聞いておくといいでしょう。
水槽の処分方法は、大きく分けて以下3種類あります。
これらのうち、最もお金がかからないのは、ゴミに出す処分方法です。
水槽のほかに処分する機材が多い場合は、不用品回収業者に回収してもらうか、アクアショップに買い取ってもらったほうが、手間がかかりません。
ただしアクアショップでは、買取手数料がかかる場合、かえって金銭的にマイナスになってしまうこともあります。
その場合は、不用品回収業者からも見積もりをとって、安く済む方に依頼するのも一つの方法です。
この記事の監修をしたゴミ屋敷の専門家
氏名:新家 喜夫
年間2,500件以上のゴミ屋敷を片付け実績を持つ「ゴミ屋敷バスター七福神」を全国で展開する株式会社テンシュカクの代表取締役。ゴミ屋敷清掃士認定協会理事長。
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