コラムblog
皆さんはゴミ屋敷と言われたらどのようなイメージを思い浮かべるでしょか。
おそらく大抵の人がイメージするのは庭までゴミで埋め尽くされている家のことだと思います。
確かにその通りですが、実はゴミ屋敷にも様々な違いがあるのです。
男性女性では溜め込むゴミの種類が違います。
男性は主に空き缶やタバコの吸殻、雑誌、DVD、服、生活ゴミ、弁当の空箱、ペットボトルが目立ちます。
女性は主に化粧品や生理用品、生ゴミ、生活ゴミ、弁当の空箱、ペットボトルが目立ちます。
もちろん性別上使うものが違うということもありますが、男性はどちらかというと物を“集める”という特徴、逆に女性はどちらかというと物を“捨てない”という特徴が考えられます。
ゴミ屋敷は見た目こそほとんど同じですが、当然のことながら年数によってゴミの容積は圧倒的に違います。
例えばAさんの家はゴミ屋敷期間が約1年で胸の高さまでゴミがあるとします。
Bさんの家はゴミ屋敷期間が約10年で胸の高さまであるとします。
どちらとも見た目の高さは同じ胸の高さですが、Bさんの家の方は約10年分のゴミが下に圧縮され、ミルフィーユのような状態になっており、容積は倍以上も変わってきます。
清掃業者にはゴミ屋敷に特化した「専門業者」と幅広く多くのことを手がける「その他業者」があります。
まずこの二者にはゴミ屋敷清掃に対するノウハウに大きな違いがあります。
専門業者は月に数回、数十回とゴミ屋敷案件をこなしますが、その他業者は様々な依頼のうちの一つとしてゴミ屋敷案件しているのでそんなに多くのゴミ屋敷案件をこなしているわけではありません。
つまりその他業者で起こりがちなのは、どこから手をつけていいか分からず、専門業者よりも時間が倍以上かかってしまうということです。
そうなるともちろん費用も上がってしまうことになります。
逆に専門業者はノウハウを兼ね備えているため、手際よく作業を進め、短時間で終えることが可能です。
また短時間で終えられることはお客様の費用を抑えられるだけでなく、お客様の精神的負担軽減にもつながります。
ではいざ清掃業者を選ぶ際に何を基準に選べば良いのかをお教えします。
まず見積の際に清掃業者が伺うべきポイントがあります。
以上のポイントを伺わない業者は正確な見積金額を出せず、当日になって追加料金を請求されるということが起こりかねません。
次に見積もり金額が圧倒的に安い業者も選ぶべきではありません。
例えばA社は50万円、B社は45万円、C社は15万円という見積金額だったとします。
誰だって安いに越したことはありませんが、2社は近い金額であるのに対し、1社だけが異常に安い。
この場合C社は回収したゴミを不法投棄して正規に処分していないか、作業を開始し、次から次へとオプション料金を上乗せしてくるような悪徳業者の場合が多いのです。
またA社、B社で選ぶ際は金額よりも電話対応の善し悪しで決めると良いでしょう。
ファーストアクションはその業者の色とも言えるものです。
5万円の差なら電話対応が良い方が実際の作業対応も良く、納得した形で依頼できるはずです。
業者を選ぶ際は是非参考にしてみてください。
この記事の監修をしたゴミ屋敷の専門家
氏名:新家 喜夫
年間2,500件以上のゴミ屋敷を片付け実績を持つ「ゴミ屋敷バスター七福神」を全国で展開する株式会社テンシュカクの代表取締役。ゴミ屋敷清掃士認定協会理事長。
\ SNSでシェアする /
※WEB限定割引はパッケージプランは対象外となります。
もっと見る▼
※WEB限定割引はパッケージプランは対象外となります。
※お見積り金額からのお値引きとなります。