コラムblog
粗大ごみの出し方は自治体によって異なります。
東京都練馬区で粗大ごみを出そうと考えている方は、まずは練馬区のゴミ出しルールを把握する必要があります。
そこで練馬区の粗大ごみの出し方・処分方法について見てみましょう。
目次
練馬区では原則およそ30cm角以上の物を大型ごみとして定義していますが、粗大ごみに関しては基本的に有料です。
まずは一般的な粗大ごみの出し方の流れについてをご紹介します。
練馬区では粗大ごみは収集と持ち込みの二種類の処分方法が用意されており、いずれも申し込みが必要です。
粗大ごみ受付センターの受付方法は電話とインターネットの二種類です。
電話の場合、月曜日から土曜日、午前8時から午後7時までの受付となっています。
インターネットであれば24時間受付可能です。
電話番号:03-5703-5399
公式HP:https://www.sodai-nerima.jp/
粗大ごみ受付センターの受付ページには、粗大ごみの費用が記載されています。
処分を考えている粗大ごみの費用を確認し、費用分の有料粗大ごみ処理券を購入します。
販売場所は主に以下となっています。
- 練馬清掃事務所
- 石神井清掃事務所
- 練馬区役所本庁舎18階「清掃リサイクル課」
- 練馬区内コンビニエンスストア
また、上記以外にも練馬区内に取扱店があります。
詳しくは練馬区の公式ホームページに記載されていますので、そちらをチェックしておきましょう。
購入した粗大ごみ処理券を、処分したい粗大ごみに貼付けます。
その際、以下を手書きで記載します。
- 収集日
- 受付番号あるいは氏名
受付番号か氏名、どちらを記入するかは有料粗大ごみ処理券の種類によって異なります。
但し、令和3年10月1日以降のごみ処理券であれば、どちらでも構いません。
有料粗大ごみ処理券を貼付けた粗大ごみの処分方法は、収集と持ち込みの二種類が用意されています。
受付時に予約した指定日時の午前8時までに自宅前に処分する粗大ごみを出しておきましょう。
午前8時から順次回収しますが、有料粗大ごみ処理券が貼付けてあれば立ち会う必要はありません。
また、当日他にも多くの粗大ごみを収集しなければならない場合、時間が遅くなる可能性もあります。
午後4時まで回収業務を行っているので、なかなか回収してもらえないとしても、決して忘れられている訳ではありません。
持ち込みの場合、申し込み時に指定された日時に自家用車やレンタカーで資源循環センターまで足を運び処分します。
2t車までとなっており、1回の持ち込みで15個の粗大ごみの持ち込みが可能です。
ただし、持ち込みは一世帯につき、年度内で3回までとなっています。
ちなみに持ち込みの場合、収集料金の半額での処分が可能です。
練馬区資源循環センター
〒177-0032 東京都練馬区谷原1丁目2番20号
電話番号:03-3995-6711
午前9時~午後5時まで開館
65歳以上のみの世帯、あるいは身体に障害のある方は、運び出し制度の利用が可能です。
粗大ごみの運び出しを行ってくれるので、自ら足を運ぶ必要がありません。
しかし、利用には様々な要件がありますので、詳しくは練馬区資源循環センターまでお問い合わせください。
練馬区では、お伝えした方法で粗大ごみの処分が可能です。
しかし、処分を受け付けていない粗大ごみもあります。
それらに関しては、自らで処分しなければなりません。
以下のものは家電リサイクル法に基づいての処分が義務付けられています。
- 洗濯機
- テレビ
- エアコン
- 冷蔵庫
- 冷凍庫
- 衣類乾燥機
そのため、練馬区では粗大ごみとして回収を行っていません。
これらの粗大ごみは販売店にリサイクル義務があります。
練馬区に問い合わせるのではなく、販売店に問い合わせましょう。
購入店が不明、あるいは既に廃業・閉店してしまった場合、家電リサイクル受付センターにて対応しています。
家電リサイクルセンターでの処分は、以下の2種類から選ぶことができます。
- 持ち込み
- 引き取り
持ち込みの場合、練馬区にはリサイクルセンターがありませんので、周辺のリサイクルセンターを利用することになります。
引き取りの場合、電話、あるいはインターネットで予約し、リサイクル料金を支払うことで回収してもらいます。
家庭用パソコンに関しても練馬区では回収を行っていません。
資源有効利用促進法に基づき、パソコンメーカーが回収・リサイクルを行います。
家庭用パソコンを粗大ごみとして処分したい場合、練馬区ではなく、メーカーか一般社団法人パソコン3R推進協会に問い合わせましょう。
回収方法は郵便局への持ち込み、あるいは戸口での回収となります。
パソコンにも様々な種類がありますが、いずれのタイプのパソコンも3,000円から5,000円となっています。
一般社団法人パソコン3R推進協会
電話番号:03-5282-7685
練馬区では粗大ごみの処分のための環境を整備しています。
公式ホームページに様々な情報が記載されていますので、練馬区で初めて粗大ごみを出す場合でも安心ですが、いくつか注意しておくべき点もあります。
練馬区が回収した粗大ごみは、再利用可能な家具に関しては修繕して販売しています。
しかし、再利用して欲しくない人もいることでしょう。
その場合、有料粗大ごみ処理券に「再利用不可」「リユース不可」と記載する必要があります。
このような記載がある粗大ごみに関しては、練馬区として再利用しません。
粗大ごみの回収は、練馬区が人員を手配して行います。
そのため、あまりにも忙しい時には希望のタイミングに沿えないケースもあります。
例えば年末年始は多くの家庭が大掃除を行うので大量の粗大ごみが出ます。
また、年度末に関しては引っ越しシーズンなのでそこで粗大ごみを処分するケースも目立ちます。
年末年始や年度末は、収集にせよ持ち込みにせよ申し込みが集中しますので、希望の日時での粗大ごみ処分が行えない可能性があります。
そのため、年末年始や年度末にと考えているのであれば早めに申し込むか、あるいはタイミングをずらした方が良いでしょう。
練馬区の公式ホームページでは、粗大ごみに関する情報も頻繁に発信しています。
粗大ごみだけではなく、ごみ全般の出し方、さらにはトラブルがあった製品に関しての注意喚起等も行っています。
練馬区でのごみに関する疑問だけではなく、生活全般に関して分からない点が出てきたら、まずは公式ホームページを確認してみましょう。
東京都練馬区で粗大ごみを出す方法についてまとめました。
様々な方法がありますので、処分を考えている粗大ごみがある場合、まずはどのような処分方法があるか、費用等、練馬区の公式ホームページをチェックしておきましょう。
収集だけではなく、持ち込みに対応している粗大ごみもありますし、練馬区としては対応していない粗大ごみもあります。
まずはそれらを把握し、正しい方法で粗大ごみを処分しましょう。
この記事の監修をしたゴミ屋敷の専門家
氏名:新家 喜夫
年間2,500件以上のゴミ屋敷を片付け実績を持つ「ゴミ屋敷バスター七福神」を全国で展開する株式会社テンシュカクの代表取締役。ゴミ屋敷清掃士認定協会理事長。
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