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マットレスはどうやって処分する?5つの処分方法を紹介
快適な睡眠に欠かせないマットレスですが、使わなくなった途端、厄介なものに成り代わってしまいます。
マットレスは大きい分、自宅に置いておくにも場所をとってしまいますし、処分しようにも、その方法が分からないという方もいるでしょう。
そこで今回はそんな方のために、マットレスの処分方法について説明していきます。
Contents
マットレスの処分方法は5つ!
マットレスの処分方法は、主に以下5つあります。
- 粗大ゴミに出す
- 解体して一般ゴミに出す
- 買取業者に買い取ってもらう
- 新品購入時に引き取ってもらう
- 不用品回収業者に回収してもらう
ここでは、それぞれの方法について説明していきましょう。
マットレスの処分方法①粗大ゴミに出す
マットレスの処分方法として、最もベーシックなのが、自治体の粗大ゴミに出す方法です。
粗大ゴミに出す手順は、以下のとおりです。
- 自治体の「粗大ゴミ受付センター」に申し込みをする
- 手数料の額と回収日を教えてもらう
- 粗大ゴミの処理券を購入し、マットレスに貼る
- 指定日の朝に、自宅や敷地前にマットレスを出しておく
まずは、住んでいる自治体の粗大ゴミ受付センターに、電話やメールで申し込みをしましょう。
申し込みをすると、回収にかかる手数料の額と、回収日を教えてもらえます。
手数料の額は自治体によっても違いますが、マットレスの場合、1,000~2,000円程度が相場です。
申し込みが完了したら、手数料分の処理券を購入しましょう。
処理券は、コンビニで購入できます。
処理券を購入したら、処分するマットレスに貼りましょう。
あとは指定日の朝に、一軒家の場合は玄関の前、集合住宅の場合は敷地の入り口の前に出しておけば、回収してもらえます。
マットレスの処分方法②解体して一般ゴミに出す
マットレスを無料で処分したいのなら、解体して一般ゴミに出すという方法もあります。
各自治体では、どの大きさから粗大ゴミになるかが決められています。
例えば、東京23区では、一辺の長さが30cm以上のものが粗大ゴミになる決まりです。
マットレスを解体して、一つひとつのパーツの大きさを一辺30cm未満にすれば、一般ゴミに出せます。
この場合、粗大ゴミに出す場合と違って、手数料はかかりません。
ただし、マットレスの種類によっては、この方法はできない可能性があります。
マットレスは大きく、以下の2種類に分けられます。
- スプリングのあるもの
- スプリングのないもの
スプリングのないマットレスであれば、解体はそれほど難しくありません。
しかしスプリングのあるマットレスの場合、解体にかなりの手間がかかります。
解体には金属を切るための工具も必要で、危険も伴います。
そのため、スプリングのあるマットレスの場合、お金がかかっても、別の方法で処分した方が賢明だと言えるでしょう。
マットレスの処分方法③買取業者に買い取ってもらう
マットレスは、買取業者に買い取ってもらうことも可能です。
ただし衛生面の観点から、家具などに比べて、買い取ってもらえるかどうかの基準は厳しくなっています。
汚れやシミの付いたもの、スプリングがへたっているものなどは、まず買い取ってもらえません。
新品同様か、ブランドもののマットレスでないと、買い取ってもらうのは難しいのが実情です。
買取可能な場合は、出張買取をお願いしましょう。
出張買取なら、スタッフが自宅まで来て、マットレスをそのままトラックで回収してくれます。
これなら、マットレスを運ぶ手間もかからず、お金ももらえて一石二鳥です。
マットレスの処分方法④新品購入時に引き取ってもらう
新しいマットレスを購入するのなら、その際に古いマットレスを引き取ってもらうのも有効です。
家具店によっては、商品購入と引き換えに、同種の商品を引き取ってもらえます。
例えば、ニトリや無印良品では、購入したマットレスの配送時に、古いマットレスを回収してもらえます。
この方法なら、自分でマットレスを運ぶ手間がかからないうえ、新品と入れ替わりになるため、処分するまで古いマットレスに場所をとられることもありません。
ニトリや無印良品の場合、引き取り費用が3,000円かかりますが、なかには無料で引き取ってくれる家具店もあります。
また、普段は有料でも、時期によっては引っ越しキャンペーンなどを実施していて、無料で引き取ってもらえるケースもあります。
事前に複数の家具店に問い合わせて、引き取りサービスがあるか、ある場合はいくらで引き取ってもらえるかを確認しておくといいでしょう。
マットレスの処分方法⑤不用品回収業者に回収してもらう
最後の処分方法は、不用品回収業者に依頼する方法です。
不用品回収業者に依頼すれば、スタッフが自宅まで来て、マットレスを回収していってくれます。
粗大ゴミに出す場合と違い、マットレスを自宅や敷地の前まで運び出す手間がかからないのがメリットです。
一人暮らしの女性や高齢の方など、マットレスを外に運び出せないという人や、他にも回収してもらいたい不用品があるという人には便利です。
ただし回収にかかる料金は、粗大ゴミに出す場合と比べて、高くなっています。
回収料金は業者によって違うので、複数の業者に問い合わせて、いくらで回収してもらえるか聞いてみるといいでしょう。
注意したいマットレスの処分方法
最後に、注意したいマットレスの処分方法についても、説明しておきましょう。
注意したい処分方法は、廃品回収車に依頼することです。
廃品回収車は「どんなものでも無料で回収します」と謳っていることから、マットレスを運び出す手間もお金もかからず、良い方法に思えるかもしれません。
しかし、廃品回収車に依頼した方の中には、トラブルに巻き込まれるケースも存在します。
消費者センターにも、廃品回収車に回収を頼んだところ、後から高額な料金を請求されたという相談が数多く寄せられています。
こうしたトラブルに巻き込まれないためにも、廃品回収車にマットレスの回収を依頼することはやめておいた方がよいでしょう。
まとめ
マットレスの処分方法と、それぞれのメリット・デメリットは、以下のとおりです。
|
メリット |
デメリット |
粗大ゴミに出す |
処分費用が安い |
自宅前まで運び出さなければならない |
解体して一般ゴミに出す |
処分費用がかからない |
解体の手間がかかる |
買取業者に買い取ってもらう |
お金が手に入る |
新品同様でないと買い取ってもらえない |
新品購入時に引き取ってもらう |
運び出す手間がかからない |
家具店によっては引き取り料金がかかる |
不用品回収業者に回収してもらう |
運び出す手間がかからない |
処分費用がやや高額 |
マットレスの処分を考えている方は、各方法のメリット・デメリットを考慮したうえで、自分に合った処分方法を選びましょう。