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【管理人向け】賃貸マンションの一室がゴミ屋敷になった時の対処法


ゴミ屋敷と聞くと一軒家のイメージが強いかもしれませんが、近年ではマンションやアパートなどの賃貸住宅の一室がゴミ屋敷化するケースも多くなっています。

こうしたマンションのゴミ屋敷は、他の住人の迷惑になるだけでなく、賃貸マンションの管理人にとっても大きな問題です。

 

マンションの一室がゴミ屋敷化してしまったら、管理人はどのように対処すればいいのでしょうか?

今回はこんな悩みを持っている、マンションの管理人の方のために、ゴミ屋敷化したマンションの一室の対処法について説明していきます。

マンション 管理人 ゴミ屋敷 ブログ01

マンションのゴミ屋敷化が管理人にもたらすデメリット

 

まずは、マンションの一室がゴミ屋敷化することによって、管理人にどのような悪影響があるのかについて説明していきます。

一口に管理人と言っても、大きく以下2つのパターンに分けられます。

 

  • オーナー兼管理人
  • 雇用されている管理人

 

オーナー兼管理人は、マンションを購入したオーナーが管理人も兼任しているパターンです。

雇用されている管理人は、マンションのオーナーから直接、もしくは管理会社を通して雇用されているパターンです。

 

どちらのパターンかによって、マンションの一室がゴミ屋敷になった場合のデメリットが違います。

ここでは、両パターンにおけるゴミ屋敷化のデメリットについて紹介していきます。

 

ゴミ屋敷がオーナー兼管理人にもたらすデメリット

 

ゴミ屋敷は、悪臭や害虫の発生、火事のリスクが高くなるなど、様々な弊害をもたらします。

同じマンションの住人からしたら、ゴミ屋敷に住む人のせいで、自分たちの快適で安全な生活が脅かされるかもしれないので、たまったものではありません。

 

賃貸マンションは賃貸であることと家賃が安いことから、分譲マンションなどに比べれば、住人にとって引っ越しのハードルは低いと言えます。

そのため、同じマンションの一室にゴミ屋敷があれば住民が退去してしまい、新しい住人も寄り付かない可能性も十分あり得るでしょう。

つまりゴミ屋敷が残っている間は、大幅な収入減も覚悟しなければならないのです。

マンション 管理人 ゴミ屋敷 ブログ02

ゴミ屋敷が雇用されている管理人にもたらすデメリット

 

管理人がマンションのオーナーでなく、雇用されている身であれば、ゴミ屋敷によって住人が減っても、直接的なダメージはありません。

しかし雇用されている管理人の場合、オーナーからの信頼を失ってしまう可能性もあります。

 

管理人は、住人が快適に過ごせるようにマンションの管理をするのが仕事です。

ゴミ屋敷があれば、他の住人が快適に過ごせなくなってしまう可能性があるので、役目を果たせていないと見なされてしまっても仕方ありません。

 

賃貸マンションのオーナーに直接雇用されている場合、解雇されてしまうかもしれません。

管理会社を通じての依頼の場合、管理会社ごと変えられてしまう可能性も十分あるといえるでしょう。

 

住人からゴミ屋敷の相談があったら、すぐに対策を!

 

他の住人からゴミ屋敷の相談や苦情があったら、なるべく早く動きましょう。

このとき、相談や苦情の対処を後回しにしてしまうと、住人からの信頼を失ってしまうかもしれません。

 

とはいえ、ゴミ屋敷のゴミを勝手に捨てることは、室内はもちろん、共用部であってもすぐに撤去することはできないでしょう。

ゴミであっても、それは住人の所有物であり、勝手に捨てることは所有権の侵害になってしまうことがあります。

管理人ができる対策は、まずはゴミ屋敷の住人への説得です。

では次から、具体的な説得方法について説明していきましょう。

 

ゴミ屋敷の住人への警告方法

 

ゴミ屋敷の住人に片付けをするよう注意する場合、以下2つのステップを踏みましょう。

 

  1. 直接、片付けをするよう説得
  2. 内容証明を送って警告

 

ここでは、これらの内容について説明していきます。

マンション 管理人 ゴミ屋敷 ブログ03

マンションのゴミ屋敷住人への警告方法①片付けをするよう説得

 

まずはゴミ屋敷の住人に対して、直接片付けをするように説得しましょう。

他の住人が迷惑していることを伝えれば、納得して片付けをしてくれる人もいます。

 

とはいえ、なかには一人で片付けるのが困難なくらい、ゴミが溜まってしまっているケースもあるでしょう。

その場合は、ゴミ屋敷清掃業者に依頼することも検討しましょう。

 

ゴミ屋敷清掃業者に依頼すれば、一日のうちにゴミや不用品を回収してもらえるでしょう。

 

マンションのゴミ屋敷住人への警告方法②片付けをするよう内容証明を送る

 

説得しても応じてもらえない場合は、ゴミ屋敷の住人に対し、「◯月◯日までに室内のゴミを処分しなければ、賃貸借契約を解除する」といった内容の内容証明を送りましょう。

 

しかし、内容証明には法的な拘束力はないため、指定した期日までにゴミを処分しなかったからといって、実際に退去させられるわけではありません。

後々裁判になった際、注意喚起をしたことの証明になります。

 

送った相手に、このままでは裁判を起こされるかもしれないというプレッシャーを与えることが、内容証明を送る目的です。

マンション 管理人 ゴミ屋敷 ブログ04

強制的にゴミ屋敷を解消させる方法

 

ここまで、ゴミ屋敷の住人への警告方法について説明してきましたが、話し合いでは解決しないケースもあるでしょう。

その場合、裁判を起こして強制的に退去させるか、強制的にゴミ屋敷を片付けさせるしかありません。

 

ゴミ屋敷の住人に対して裁判を起こし、退去を命じることは不可能ではありません。

実際に過去の判例では、ゴミ屋敷の住人の退去を命じる判決も出ています。

ただし裁判は、お金も手間も時間もかかってしまいます。

 

もう一つの方法が、行政に通報して、ゴミ屋敷の片付けを住人に命じてもらう方法です。

近年では、ゴミ屋敷解消のための条例を制定している自治体も増えています。

 

こうした自治体に通報した場合、行政の人が調査のうえ、ゴミ屋敷の住人に対して片付けをするよう、指導や勧告、命令を出します。

命令に無視した場合、ゴミ屋敷を強制的に片付ける「代執行」処分が下されるので、住人の意思に関係なく、ゴミ屋敷の問題が解消するでしょう。

 

ゴミ屋敷に悩んでいる管理人の方は、マンションがある地域にこうした条例がないか調べてみるといいでしょう。

 

まとめ

 

賃貸マンションの一室がゴミ屋敷化することは、管理人にとって大きなデメリットをもたらします。

そのため、ゴミ屋敷化している部屋を見つけたら、すぐに対処するようにしましょう。

 

直接の説得や内容証明の送付で問題が解決すればいいのですが、住人によっては効果がない場合もあります。

その場合は、裁判を起こして退去を命じるか、行政に通報して対処してもらうほかありません。

 

これらはどちらも解決に時間がかかってしまうので、そうならずに済むよう、根気強く説得を続けていきましょう。

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