コラムblog
初めての遺品整理で親族だけで片付けや仕分けをしたいけど、どうすれば良いか分からない人も多いのではないでしょうか。
遺品整理を自分で進めるにあたって何をすれば良いか、どのような手順で行うのかがわからないとなかなか片付けも進みません。
そこで、遺品整理の専門家に依頼する方法や自身でできる事などを紹介していきたいと思います。
遺品整理は、故人が残した品を整理・処分する事です。
故人が亡くなった悲しみで中々手をつけられない方もいるかもしれないですが、その悲しみの整理をするためにも重要な事です。
故人をきちんと供養するために、遺品整理の作業スケジュールを決めて行動しましょう。
賃貸マンションや高齢者施設などで暮らしていた場合は、退去日などを確認し、それまでに作業を終わらせる必要があります。
どこから手をつけて良いか分からない場合は、まずは遺品を整理することから始めましょう。
残すもの、処分するものなど大まかに分けるところから手をつけてください。
遺品整理を自分で行う手順を紹介します。
1.いる・いらない物・リサイクルできる物の分別
2.ゴミの処分
3.各種手続き
といった流れで行うと、やる事が明確になり整理しやすいでしょう。
遺品を分類する作業をまずは行います。
遺品の中には故人が大切にしていたアクセサリーや時計など高価なものから、形見の品など大切なものは分類しておきましょう。
不要な物の中で、新しいものや使えそうなものはリサイクルショップで引き取りや買い取りをしてくれる場合もあります。
家電リサイクル法によってテレビやエアコン、洗濯機などは粗大ゴミに出せない家電もあるので注意が必要です。
いらない物が仕分けできたら、ゴミの分類を行いましょう。
各自治体によって処分の方法が異なるので、ホームページや各自治体に問い合わせし確認しておきましょう。
賃貸住宅の場合は退去手続きを行う必要があります。
また持ち家の場合でも、売却、家の状態によっては解体するなどの手続きも必要となってきます。
遺品整理をする際の注意点を何点か紹介します。
注意点を把握する事により、遺品整理を段取りよく進められるでしょう。
遺品整理で出た高価な金やアクセサリーは、買い取り業者の査定に出す事を検討してみましょう。
高値で買い取ってくれる可能性もあります。
仏壇などの仏具も粗大ゴミに出すのではなく、供養してしてから処分しましょう。
仏壇を購入した店舗、お寺や仏壇業者などに相談し、処分するようにしましょう。
故人の健康保険証、免許証、パスポート、クレジットカードなどの個人情報の管理もきちんと処分しましょう。
それぞれ、手続きや返却する方法が異なるので調べてから処分しましょう。
クレジットカードはクレジットカード会社に電話をして解約することができます。
個人情報の処分とも似ていますが、現代ではパソコンやスマートフォンなどの電子機器にも多くの個人情報が潜んでいます。
クレジットカードの暗証番号や電話帳、写真やSNSなど他人に悪用される可能性もあります。
パスワードなどが分からない場合は、デジタル遺品の処分を行う業者もいるのでそちらに依頼する方法もあります。
遺品整理中に遺言書が見つかったときは、勝手に開封はしないようにしましょう。
家族間のトラブル発生の可能性もあるので、家庭裁判所に持ち込みなどしてもらう必要があります。
遺品整理をプロに依頼するメリットは、はじめての遺品整理で何をしたら良いのか分からない、時間がない、実家が遠方にあるなど、中々遺品整理をできないご遺族に変わって、遺品整理の業者が責任を持って整理・片付けをしてくれます。
遺品整理を行う業者の中には、悪質な業者もいるので注意が必要です。
見積もり以上の料金を請求されたり、遺品を粗末に扱われたり、仏具をそのまま破棄したりという事例もあるようです。
依頼してから悲しい思いをしないためにも、少しでもおかしいと思うポイントがある場合は注意しましょう。
例えば、ホームページに電話番号や住所が未記載、明細が大雑把、強引に契約させようとするなどです。
「ゴミ屋敷バスター七福神」も遺品整理のサービスを行っているので、どのようなサービスがあるのか紹介します。
・遺品仕分け
・遺品買取
・遺品供養
・ハウスクリーニング
・生前整理・終活
・特殊清掃
・お炊き上げをして供養
1、お問い合わせ
2、打ち合わせ、見積もり
3、遺品整理(仕分け作業)
4、遺品整理(選別作業)
5、ハウスクリーニング
間取りと作業人数、お部屋の状態によって料金が変わってきます。
遺品整理の相場は約30,000円〜250,000円くらいまで幅があるので、まずはお見積もりをしてから検討してください。
また、業者によっても強みが違うので、どのような事を依頼したいか、料金などによって何社かお見積もりをするようにしましょう。
遺品整理について解説してきましたが、いかがでしょうか。
遺品整理は、難しいと後回しになってしまいがちですが、大まかな作業スケジュールを立て、故人が大事にしていた遺品やその他のいらない物などの仕分けから始まります。
葬儀や四十九日、遺言書の内容確認など、遺品整理以外にもやる事が多くあります。
故人との思い出が詰まった遺品を整理する事により、遺された遺族の気持ちの整理もできるでしょう。
自分たちで遺品を整理する事が難しい場合は、遺品整理の専門業者を頼る方法もあります。
自分たちでできる事は行い、それ以外のことは専門家を頼るなど上手く利用してみてください。
この記事の監修をしたゴミ屋敷の専門家
氏名:新家 喜夫
年間2,500件以上のゴミ屋敷を片付け実績を持つ「ゴミ屋敷バスター七福神」を全国で展開する株式会社テンシュカクの代表取締役。ゴミ屋敷清掃士認定協会理事長。
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