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ゴミ屋敷住人がかかっている確率の高い2つの精神病とは?


整頓された住宅に住んでいる方のなかには、ゴミ屋敷の原因は、単純に住人がだらしないからだと思っている方も多いかもしれません。

しかし自宅をゴミ屋敷にしてしまう原因は、精神病によるものであるケースも少なくありません。

 

ゴミ屋敷の住人は、いったいどのような精神病にかかっているケースが多いのでしょうか?

また、そういった病気にかかる原因と対策は何なのでしょうか?

 

今回は、ゴミ屋敷に住んでいる人に多い精神病の種類と、それぞれの原因や対策について説明していきます。

ゴミ屋敷 病気 精神 ブログ01

自宅をゴミ屋敷にしてしまう人の原因の一つは精神病によるもの

 

ゴミ屋敷に住んでいる人は、主に以下2つのタイプに分けられます。

 

  • 片付けたいとは思っている
  • 片付けたいと思っていない

 

片付けたいと思っているタイプの人が自宅をゴミ屋敷にしてしまう原因は、仕事の忙しさやストレスによるものが大半です。

 

彼らは仕事が忙しいことから、掃除やゴミ捨てをする時間がありません。

休日は疲れて一日寝ていることが多いため、部屋は片付かず、結果ゴミ屋敷になってしまう方がいます。

 

こうしたタイプの人たちは、来客の予定や引っ越しなど、必要に応じてゴミ屋敷の清掃業者に依頼し、片付けを要請しています。

つまり、片付けようと思えば、片付けられる人たちなのです。

 

一方で、ゴミ屋敷の住人のなかには、そもそも片付けたいと思っていないタイプの人たちもいます。

この原因は、主に精神病によるものです。

 

ゴミ屋敷に住んでいる人がかかっていることが多い精神病は、以下2つあります。

 

  • セルフネグレクト
  • ためこみ症

 

これらの症状にかかると、自宅をゴミ屋敷にしてしまううえ、片付けたいとも思わなくなってしまうのです。

では次から、これらの精神病の内容や問題点、対策について説明していきます。

 

ゴミ屋敷の住人に多い精神病①セルフネグレクトとは?

 

「セルフネグレクト」とは、日本語で「自己放任」を意味します。

その言葉通り、セルフネグレクトにかかった人は、日常生活において必要な自分の世話を一切しなくなります。

 

例えば、食事をとったり、トイレに行くこともしなくなってしまうのです。

もちろん掃除や片付けをすることもないため、自宅はゴミ屋敷になってしまいます。

ゴミ屋敷 病気 精神 ブログ02

セルフネグレクトの問題点

 

セルフネグレクトの一番の問題点は、放っておけば死んでしまう危険が高いということです。

なぜならセルフネグレクトの患者は、食事もとらなければ、体調が悪くても病院にも行かないからです。

 

セルフネグレクトは若い人がかかる場合もありますが、患者の大半は高齢者となっています。

一人暮らしの高齢者がセルフネグレクトにかかり、誰にも気づかれなければ、そのまま孤独死してしまう確率は高いと言えるでしょう。

 

セルフネグレクトにかかる原因

 

セルフネグレクトにかかってしまう原因は、複数あります。

平成23年の内閣府の調査結果によれば、セルフネグレクトに陥った高齢者たちの主な発症原因は以下のとおりです。

 

  • 認知症・物忘れ・精神疾患等の問題…3%
  • 親しい人との死別の経験…5%
  • 家族・親族・地域・近隣等からの孤立、関係悪化など…4%
  • 病気・怪我など身体症状の問題…8%

 

このように、高齢者の場合、認知症や近親者の死が発症原因になるケースが多く見られます。

若い人の場合、認知症が発症のきっかけになることは少ないでしょうが、うつ病や近親者の死によるショックが原因でセルフネグレクトに陥る可能性も十分あります。

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セルフネグレクトの対策

 

身内がセルフネグレクトにかかってしまったら、孤独死を防ぐためにも、世話をする人が必要です。

離れて暮らす親がセルフネグレクトにかかってしまったら、一緒に住むか、施設に入所させるなどの処置をとりましょう。

 

セルフネグレクトの人が住んでいたゴミ屋敷は、ゴミ屋敷清掃業者に依頼して、片付けてもらうといいでしょう。

 

ゴミ屋敷の住人に多い精神病②ためこみ症とは?

 

ためこみ症とはその名のとおり、物を溜め込んでしまう精神障害です。

ためこみ症の患者には、以下2つの特性があります。

 

  • 物を集めすぎてしまう
  • 物を捨てられない

 

ためこみ症の患者は、外からゴミを拾ってきては、自宅にためこみます。

また、ためこみ症の患者は、物を捨てられることに強い苦痛を感じます。

 

そのため、自宅にはゴミがどんどん増えていき、ゴミ屋敷となってしまうのです。

 

ためこみ症の問題点

 

ゴミ屋敷を片付けるうえでは、住人がセルフネグレクトであるケースより、ためこみ症であるケースのほうが解決は困難だと言えます。

セルフネグレクトの患者はゴミ屋敷を片付ける意志はありませんが、片付けたくないとも思っていません。

そのため、身内が説得して、ゴミ屋敷清掃業者に依頼すれば、問題は解決します。

 

一方で、住人がためこみ症の場合は、そうはいきません。

先ほども説明したとおり、ためこみ症の患者は、物を捨てられることに強い苦痛を感じます。

そのため、ゴミ屋敷を片付けるよう説得しても、首を縦に振りません。

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ためこみ症にかかる原因

 

ためこみ症にかかる原因は、現時点で分かっていません。

 

ただし、ためこみ症の患者には、過去に多大なストレスなど、心的外傷を受けたことを訴える人が多いそうです。

そのため、何かショックな出来事が起これば、ためこみ症になってしまう危険もあるかもしれません。

 

ためこみ症の対策

 

ゴミ屋敷の住人がためこみ症の場合、無理やりゴミを片付けてしまうと、ショックで自殺してしまう危険もあるそうです。

そのため、身内にためこみ症の人がいても、強制的にゴミを片付けるやり方はおすすめできません。

 

現在はためこみ症に対する認知度も上がってきており、治療をしてくれるクリニックもあります。

クリニックでは医師がカウンセリングをして、患者が自発的にゴミを片付ける方向に誘導したり、ゴミを少しずつ捨てさせるトレーニングをしています。

 

ためこみ症の身内がいるという人は、患者をこうしたクリニックに連れていくようにしましょう。

 

まとめ

 

自宅をゴミ屋敷にしてしまう原因が、セルフネグレクトやためこみ症などの精神病であるケースは決して少なくありません。

もしあなたの身内に、ゴミ屋敷に住んでいる人がいるなら、こうした精神病にかかっていないか、注意深く観察したほうがいいでしょう。

 

もし、身内がセルフネグレクトかためこみ症にかかっていると判断したら、ぜひこの記事を参考にして、適切な対処をするようにしましょう。

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