コラムblog
年末の大掃除と聞いてどこをイメージするでしょうか。
キッチン、お風呂場、窓や障子の張り替えなど掃除をする場所を探すとキリがありませんね。
その中でもどうしても後回しになってしまう場所や、見落としがちな場所を紹介していきたいと思います。
目次
全国20歳以上の男女計4,160人に聞いた調査がとても興味深いのでご紹介します。
平成最後の2018年の調査では、大掃除実施率は55.9%とあまり高くないことが分かりました。
大掃除ということが恒例の習慣では最近は無くなっているようです。
大掃除をする理由は「気持ち良く新年を迎えたいから」が最も多い回答のようです。
参照:「第15回 ダスキン大掃除に関する意識・実施調査」
年末の大掃除に関するアンケート調査が、全国20~60代の男女1000名を対象に実施しました。
その内容は長年放置されている「平成の汚れ」についてです。
アンケートの中で約8割の人が例年の大掃除が出来ていない場所があると回答しました。
その中で特に掃除ができていない場所は以下の通りです。
「レンジフード・換気扇」は掃除がしにくく、しかし1番綺麗にしたいと思っている場所に選ばれました。
今年は令和最初の大掃除です。
令和元年の大掃除には今まで敬遠していた箇所を思い切って掃除してみませんか。
参照:「ケルヒャー『大掃除』アンケート調査」
全国的に行っているアンケートから、掃除がしにくい場所などが分かりました。
そこから3つほどピックアップしてみました。
レンジフードや換気扇には油汚れに強い重曹が便利です。
スプレーボトルに200mlの水と大さじ1の重曹を混ぜてスプレーを作ります。
フィルターなどを外し、スプレーを吹きかけたキッチンペーパーなどで10分ほどパックしておきます。
浮いた汚れをブラシなど使いこすり落とします。
フード部分には雑巾に重曹スプレーを吹きかけ拭いてください。
用意するアイテムはマスク、ゴム手袋、重曹、雑巾などです。
レンジフードや換気扇の頑固な汚れは、どうしても落ちない汚れはプロのハウスクリーニング業者に依頼してみてはいかがでしょうか。
土埃やほこり、排水溝など見落としがちなのがベランダです。
出入りは激しいですが、掃除を頻繁に行うことは少ないでしょう。
掃除しやすい天候は、風が少ない曇りの日です。
天気が良く風が強いとせっかく掃除してもすぐに土ほこりが溜まってしまいます。
あると便利なアイテムが新聞紙、ほうき、ちりとり、歯ブラシ、デッキブラシなどです。
窓拭きはベランダとセットに掃除をすると良いでしょう。
曇りの日に汚れを見やすくするために外窓→内窓の順で拭きます。
また汚れが溜まりやすい窓サッシは、窓を拭く前に綺麗にしておくこともポイントです。
網戸、雨戸などもほこりや汚れが付着しているので忘れずに行いましょう。
窓掃除であると便利なのが、雑巾、新聞紙、網戸にはフロアワイパーなどです。
ほこりや汚れなどから、自身の体を守るためのグッズは必須です。
雑巾がなければ、古着や使い古したタオルなどでも良いですが、吸水力の高いマイクロファイバーの雑巾は使えるので、余裕があれば一つ用意して使用しましょう。
新聞紙は窓拭きやベランダ清掃などで大活躍するアイテムです。
地域によって指定のゴミ袋がある場合があるので、あらかじめ用意しておくと安心です。
収縮性が高いアイテムですと、エアコンやタンスの上など届きにくい場所や隙間などのほこりが取れます。
窓掃除にあると便利なのがサッシブラシです、中々取れにくい汚れもスッキリ取れますし、大掃除以外の時期にも使える便利なアイテムです。
クエン酸や重曹は水で薄めると掃除グッズとして大活躍してくれます。
クエン酸が水回りの汚れに、重曹は皮脂や油汚れに強いです。
一戸建てとマンションでは掃除をする際の注意点なども変わってきますので、それぞれのポイントや注意点について紹介します。
一戸建ては家のメンテナンスを自分で行わなければなりません。
マンションでは共用部分は管理会社が管理してくれますが、戸建ですと自分で管理・清掃しなければなりません。
特に庭や外壁などは大掃除にやりたい場所です。
まず、庭の場合は草むしり、荒れた花壇を修復するなどして春に向けてのメンテナンスをしておくと良いでしょう。
ベランダはまず大きなゴミやほこりを取き、デッキブラシなどで床や側面などの汚れを落とし、水で洗い流しましょう。
マンションなどの集合住宅で気をつけたいことが隣人への配慮です。
騒音の苦情も起きる可能性があるので掃除の時間も気にする必要があります。
また、例えば戸建と同じようにベランダを掃除する場合も、あまり水は使用しない方が良いでしょう。
なぜなら、階下に水漏れや隣のベランダまで水が溢れてしまうといった可能性があるためです。
ですので、ベランダ掃除に関してはあまり水を使わない方法で清掃しましょう。
そんなときの掃除方法が、新聞紙を使用するやり方です。
水にぬらした新聞紙をベランダにちぎってばら撒きます。
その後、ほうきで集めると一緒にほこりや汚れも集められます。
細かい汚れは掃除機などで吸い取りましょう。
大掃除について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
戸建住宅やマンションなどの集合住宅によっても掃除方法など気をつけなくてはいけないポイントがあります。
自分の住んでいる住環境や生活スタイル、家族構成によっても清掃する場所も変わってきます。
また、「レンジフード・換気扇」など掃除がしにくい場所に関しては、思い切ってハウスクリーニングの業者などに依頼してみることも選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。
忙しい主婦の味方になってくれるでしょう。
ぜひ、令和元年の今年の大掃除を今から計画的に初めて、気持ち良く新年を迎えましょう。
この記事の監修をしたゴミ屋敷の専門家
氏名:新家 喜夫
年間2,500件以上のゴミ屋敷を片付け実績を持つ「ゴミ屋敷バスター七福神」を全国で展開する株式会社テンシュカクの代表取締役。ゴミ屋敷清掃士認定協会理事長。
\ SNSでシェアする /
※WEB限定割引はパッケージプランは対象外となります。
もっと見る▼
※WEB限定割引はパッケージプランは対象外となります。
※お見積り金額からのお値引きとなります。