コラムblog
自宅や親族の家がゴミ屋敷状態になっているものの、片付け業者を呼ぶのも恥ずかしいと感じ、お困りの方も少なくないでしょう。
しかし、一度ゴミ屋敷となった家を自力で片付けようとしても手間と時間ばかりかかってしまい、途中で挫折するケースもあります。
この記事では、片付け業者を呼ぶことを恥ずかしいと思う必要は全くない理由や片付け業者に依頼するメリット・デメリット、周囲に気づかれずに片付け業者を呼ぶ方法などについて解説していきます。
目次
片付け業者を呼ぶことを恥ずかしいと思う感情の裏側には、以下のような思いがあります。
- 近隣住人や大家さんなど他人の目が気になっている
- 自己管理できていないことへ罪悪感を感じている
そして、片付け業者を呼ぶことは自分の所有物や生活自体を他人に晒すことにもなり、心理的に高いハードルのように感じてしまうのです。
しかし、片付け業者を呼ぶことを恥ずかしいと思う必要はありません。
体の不調を感じたら医者を頼るように、部屋の片付けで困ったら片付け業者を頼ることが問題解決への近道なのです。
片付け業者へ依頼することが恥ずかしくない3つの理由を説明します。
片付け業者は仕事として片付けを行っているため、どんなにゴミが散乱している状況であろうと淡々と作業を進めてくれます。
また、ビジネスの面でも片付ける量が多いほど売上げの向上につながり感謝され喜ばれます。
家の中にゴミが溜まると悪臭や害虫、ネズミが発生するなどのリスクがあり、その影響が近隣住人へと広がる恐れがあります。
そのため、片付けは自分のためだけでなく周囲の人の生活環境を守るためでもあるのです。
ゴミが溜まったままの部屋に住み続けると、以下のような病気リスクが高まります。
- 埃やカビの影響でアレルギー
- ウィルスや病原菌が発生し感染症や病気
また、不衛生な環境は精神的にも悪影響を及ぼしやすくなります。
心身の健康状態を良好に保つためにも、まずは一度きれいに部屋を片付けましょう。
その後で再発防止策を考えることが重要です。
一度ゴミ屋敷状態になった部屋を片付けるには、相当の労力と時間、根気が必要です。
一人で行うとなると、掃除用具の準備からゴミ出しまで全て一人で行うことになります。
途中で挫折してしまうケースも少なくありません。
片付け業者に頼むと具体的にどのようなメリットがあるのか下記にまとめました。
大量のゴミや粗大ゴミなどを自治体の制度で廃棄する場合、自治体によっては1ヶ月以上引き取りを待たなければなりません。
その点、片付け業者であれば指定したその日にゴミの引き取りまで全て片付きます。
仕事が忙しい期間を避けるなど自分のスケジュールに合わせて一気に片付けることも可能です。
また、片付け業者によっては即日対応も行っているため緊急性がある場合にも便利です。
片付け業者が行う代表的な3つのサービスには以下があります。
- 部屋の清掃
- ゴミ処理
- 不用品の買取
部屋をせっかく片付けたとしても、不要な大型の家具や家電製品が残っていてはスペースができないままです。
場合によっては家具などの不用品を買取ってもらうこともできます。
安く済ませたい場合には不用品買取サービス対応の片付け業者に依頼すると良いでしょう。
また、快適な生活を取り戻すためにも消臭や消毒は欠かせません。
ほとんどの片付け業者は消臭・消毒のプロでもあるため、清掃と併せて対応してくれる業者がほとんどです。
片付け業者に頼むには費用がかかります。
相場1LDKあたり約88,000円〜と、決して安いものではありません。
不用品を片付けるのにお金がかかるのは許せない、という方は利用しない方が良いでしょう。
片付け業者に頼むときに気をつけるべき、その他のデメリットについて下記にまとめました。
残念ながら片付け業者の中には、以下のような悪徳業者も少なからずいます。
- 片付け後に見積もり以上の金額を請求
- 架空の住所をホームページに掲載し不法に営業
- 安くゴミを引き取り不法投棄を行う
悪徳業者に騙されないよう、ホームページに書かれている内容を確認しましょう。
また、電話口や訪問見積もりなどでの対応は親切か、見積もり金額の詳細が明記されているかなど、必ず確認しましょう。
ゴミ屋敷となっていることを近所の方や親しい人にバレたくない、と思われている方も少なくないでしょう。
片付け業者はほとんどの場合チームで作業を行うため周辺住宅への配慮はしてくれます。
しかし、複数人による人の出入りは必ず発生します。
もちろん人員を減らして作業を行うことも可能ですが、その分時間がかかるため割高になります。
周囲に片付け業者の存在を気付かれたくない場合、頼めば業者側で以下のような配慮を最大限してくれることがほとんどです。
- ゴミの詰め込み作業を窓から少し離れた位置で行う
- 窓や玄関を極力締め切ったまま作業する
- トラックを家から離れたところに停める
作業の前に業者にぜひ一度相談してみましょう。
その他、周囲に気付かれないよう利用できるサービスの代表例を以下にご紹介します。
基本的に昼間に行うことの多い片付け作業ですが、場合によっては深夜や早朝に対応してくれる業者もあります。
その場合、深夜/早朝の特別料金がかかるケースもありますので事前に確認しましょう。
大量のゴミ袋がいくつも家から運び出されている光景は、周辺の住民にとっても見慣れないかもしれません。
しかし、段ボール箱が運び出されているのであれば普通の引っ越し作業と思われます。
周囲にはゴミ屋敷の片付けをしていることが気付かれにくくなります。
ただし、その分段ボール代や段ボールの組み立て作業でコストは上がります。
この記事では、片付け業者を呼ぶことを恥ずかしいと思う必要は全くない理由や、周囲に気づかれずに片付け業者を呼ぶ方法などについて詳しくご紹介してきました。
強いストレスや孤独感、体力の低下など何かしらの理由で片付けができなくなる人も多く、片付けの助けが必要となる状況は誰にでも起こりうることです。
恥ずかしいからといってゴミ屋敷の状態を放置しておくと、病気や怪我の原因にもなります。
まずは、見積もりを依頼しその際に困っていることや心配していることを相談するところからスタートです。
片付け業者の力を借りて部屋を整えることで、一日も早く心身ともに快適な毎日を取り戻しましょう。
この記事の監修をしたゴミ屋敷の専門家
氏名:新家 喜夫
年間2,500件以上のゴミ屋敷を片付け実績を持つ「ゴミ屋敷バスター七福神」を全国で展開する株式会社テンシュカクの代表取締役。ゴミ屋敷清掃士認定協会理事長。
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