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残置物の正しい5つの処分方法!費用や業者の選び方も解説!

残置物の正しい5つの処分方法!費用や業者の選び方も解説!

「残置物の正しい処分方法がわからない」という人もいるでしょう。前の住民が置いていった物なので、普通のゴミとは違ってどのように処分すればいいのか悩みますよね。

今回は、残置物の正しい処分方法や費用、業者の選び方を解説します。残置物や業者の選び方を知ることで、適切かつ理想的な残置物の処分ができるようになりますよ。まずは残置物を勝手に処分すると違法なのかを見ていきましょう。

【注意】残置物を勝手に処分するのは違法!

【注意】残置物を勝手に処分するのは違法!

残置物とは、前の住民が退去時に置いていった物を指します。残置物の所有権は前の住人にあるため法律上の保護を受けており、勝手に処分するのは違法行為です。勝手に処分した場合、窃盗や器物損壊罪などに該当します

残置物を処分する場合は、前の住民や相続人の同意が必要です。しかし、同意が得られなければ裁判所に処分の許可を得る必要があります。同意や許可を得るのが面倒だからと独断で処分すると、処分する際の費用や損害賠償を請求される恐れがあるので注意が必要です。

残置物を処理したいときは、前の住人や相続人とやりとりして所有権を放棄してもらうか、裁判所に申し立てて処分の許可を得るのが適切です。

残置物の正しい5つの処分方法

残置物の正しい5つの処分方法

残置物の正しい5つの処分方法は、次の通りです。

  • 自治体のルールにしたがう
  • リサイクルショップで売る
  • ごみ処理場に持ち込んで処分する
  • 一般廃棄物処理業者、産業廃棄物処理業者に依頼する
  • 不用品回収業者に処分してもらう

それぞれ詳しく解説します。

自治体のルールにしたがう

リサイクルショップで売れなかったり寄付できなかったりする残置物の場合は、自治体のルールに従って処分します。自治体によって以下の処分方法が用意されています。

処分方法メリットデメリット
指定された回収日に出す簡単にゴミを出せる回収日までゴミを出せない
処理センターへ持ち込む好きなときにゴミを処理できる持ち込み費用が掛かる

粗大ゴミや大型ゴミは事前に申し込みをおこない、有料で回収してもらうのが基本です。処理センターへ持ち込む方法は好きなタイミングでゴミを処理できる一方で、持ち込み費用が掛かります。しかし、持ち込み費用が無料の処理センターもあります。

また、自治体のルールを破ってゴミを出した場合、罰則が科される恐れもあるので適切にゴミ出しをすることが大切です。

リサイクルショップで売る

残置物の保存状態が良ければ、リサイクルショップで売る手もあります。少額でも買取価値さえあれば少額でも処分費を支払わずにゴミ出しができるので、金銭的な負担を押さえられます。買取価値が付きやすい残置物は次の通りです。

  • 発売から日が経っていないもの
  • 使用感や傷がなく新品に近いもの
  • 人気ブランドから発売されたもの

リサイクルショップで売る際は、残置物を持ち込んで査定を受け、買取の可否や買取金額などを確認するのが基本です。ショップによっては出張買取や宅配買取に対応しているので、移動が大変な場合は問い合わせてみるのも手です。

しかし、すべての残置物が買い取ってもらえるとは限りません。買取価値が付いたもののみを売り、残ったものはほかの方法で処分する必要があります。

ごみ処理場に持ち込んで処分する

残置物が大量の場合は、ゴミ処理場に持ち込んで処分します。物を大量に処分する場合、ほかの方法よりもゴミ処理場に持ち込む方が費用を抑えられます

ゴミ処理場では、ゴミの総重量に対して処分費用を設定するのが基本です。一度に多くのゴミを持ち込むことで、粗大ゴミ1つずつに料金を設定して回収してもらうよりも安く済みます。

しかし、大量のゴミを持ち込む際は軽トラックなどの運搬車に乗せてゴミ処理場まで運ばなければいけません。車両の用意はもちろん、部屋からゴミを搬出して車へ積み込む手間が掛かります。

また、洗濯機や冷蔵庫などの家電リサイクル法で定められた家電は、ゴミ処理場によっては受け入れを拒否されるので注意が必要です。

一般廃棄物処理業者、産業廃棄物処理業者に依頼する

事業により発生した残置物は、一般廃棄物処理業者や産業廃棄物処理業者に依頼して処理する方法があります。事業による残置物は産業廃棄物として扱われるため、それらの業者に依頼できます。

建物を取り壊す際に残置物をまとめて処理する必要があるときも、産業廃棄物処理業者が役立ちます。取り壊しによるコンクリートガラなども、残置物とまとめて処分してもらえるためです。結果として手間を削減しつつ費用も安く抑えられます。

しかし、一般廃棄物処理業者の場合は産業廃棄物の処分ができない業者もいます。産業廃棄物として残置物を処分する際は、事前に業者へ問い合わせて回収が可能かを確認するのが大切です。

不用品回収業者に処分してもらう

残置物は、不用品回収業者に処分してもらう手もあります。不用品回収業者は、残置物を回収しに来てくれる上、搬出や車両への積み込みも実施してくれるのが特徴です。残置物の分別も任せられるので、依頼者の手間が掛かりません

不用品回収業者によっては残置物を回収したあとに清掃してくれたり、消臭してくれたりなどのオプションを用意しているので、部屋をきれいにしたい人にも向いています。

しかし、事務所やビルなどにある残置物は事業用ゴミとして扱われるため、産業廃棄物収集運搬業の許可を得ている業者に依頼しなければいけません。

家電リサイクル法で定められた残置物を処分する際も、同様に許可を得ている業者以外は回収できないので注意してください。

残置物の処分費用・相場

残置物の処分費用・相場

産地物の処分費用に関しては、次の特徴があります。

  • 一般的なゴミよりも処分費用が高い
  • 量が多いほど費用も高くなる

以下は残置物の処分費用の例です。

処分対象や状況費用
二階建て30坪の建物を撤去する900,000円ほど
一般ゴミ3,000~5,000円/1立方メートル
粗大ゴミ300~2,700円/1点
特別管理産業廃棄物冷蔵庫:4,000円/1台
テレビ:2,000円/1台
リサイクルショップへ売却0~数万円  
※引き取り不可の場合もあり

残置物を撤去するには、分別や搬出などの作業が必要で、作業するための人件費や車両費などが発生します。残置物によっては粗大ゴミや特別管理産業廃棄物として処分しなければならず、ほかのゴミと比べて処分費用が高くなります。

残置物が価値のあるものであれば、買い取ってもらったり引き取ってもらったりすることで費用を大幅に抑えられます。しかし、残置物の引き取りができないケースも多く、リサイクルショップだけですべて処分するのは現実的ではありません。

残置物の処分業者の正しい4つの選び方

残置物の処分業者の正しい4つの選び方

残置物の処分業者の正しい4つの選び方は、次の通りです。

  • 見積もりがわかりやすい業者を選ぶ
  • 残置物処分に必要な許可証を持っている正規の業者を選ぶ
  • 残置物処分の実績がある業者を選ぶ
  • しっかりとしたアフターサポートのある業者を選ぶ

それぞれ詳しく解説します。

見積もりがわかりやすい業者を選ぶ

残置物を処分する際は、見積もりがわかりやすい業者を選ぶのが大切です。見積もりがわからないと処分費用やサービス内容をイメージできず、スムーズな手続きが難しくなります。

事前に見積もりを把握できれば、「どれぐらいの出費が必要なのか」や「どのように処理してくれるのか」をイメージでき、依頼者の想像に合った処分を実現しやすくなります。

信頼性を重視するために、見積もりを細かく提示している業者を選ぶことも重要です。残置物の種類や量、作業時間や人数など詳しく明記されていれば、「説明にない料金を請求された」といったトラブルがなく安心して利用できます。

スムーズな処分を実現するためにも、わかりやすく細かい見積もりを提示している業者を選ぶのが大切です。

残置物処分に必要な許可証を持っている正規の業者を選ぶ

残置物を処分する際は、必ず許可証を持っている正規の業者を選びます。残置物を処理する業者になるには、国や都道府県から発行される一般廃棄物処理業許可、産業廃棄物処理業許可証のどちらかが必要です。

許可を持つ業者に依頼すれば、法的な規制を守りつつ安全かつ適切な処分を実施してくれることが保証されます。許可を持たない業者に依頼すると、不法投棄や不正請求などのトラブルが発生する可能性があるので注意が必要です。

それぞれの許可は業者のホームページや名刺に記載されているので、事前に確認し安全であるかを見極めることが大切です。

残置物処分の実績がある業者を選ぶ

残置物処分の実績を持つ業者を選ぶことも大切です。残置物は処分内容によって種類や量、状況が異なり、業者は臨機応変に対応する必要があるからです。

実績のある業者は経験豊富であることが多く、どのような処分内容でも効率的かつ安全な処分を実現する可能性が高いです。持っている実績によっては、感染症対策や遺品整理などの専門的な知識や技術のもと、夜逃げといった特殊な状況での作業も問題なくこなします。

また、冷蔵庫などの大型の残置物の処分実績が豊富な業者であれば、慣れているのもあり大型でも時間を掛けずに処分作業をおこなってくれます。自分がどのような内容で残置物を処分したいかに合わせて、必要な実績を持つ業者を選ぶことが大切です。

しっかりとしたアフターサポートのある業者を選ぶ

アフターサポートのある業者を選ぶことも大切です。残置物の処分業者により異なりますが、アフターサポートには以下のようなものがあります。

  • 残置物の一時保管
  • 必要な荷物の移動
  • ハウスクリーニング
  • 残置物の買取

アフターサポートのある業者を選べば、「残置物を一時的に保管したい」「残置物を買い取ってもらいたい」といった要望にも応えてくれます。理想的な処分を実現させるためにも、どのようなアフターサポートを用意しているか確認することも重要です。

残置物の処分はゴミ屋敷バスター七福神にご依頼がおすすめ

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遺品整理や墓石洗浄などの特殊なサービスも実施できるので、興味がある人はこの機会にゴミ屋敷バスターズ七福神を利用してみてください。

まとめ

残置物を勝手に処分するのは違法行為なので、前の住人や相続人の許可を得てから処分する必要があります。許可を得た上で、自治体のルールに従って処分したり、リサイクルショップで売ったりするなど、自分に合った方法を選ぶのが大切です。

残置物が大きかったり多すぎたりする場合は、残置物の処分業者に依頼する手もあります。しかし、適当に業者を選ぶと後悔する恐れがあるので、見積もりのわかりやすさや実績などで判断することが重要です。

それでも迷ってしまう人は、ゴミ屋敷バスターズ七福神の利用を検討してみてください。不用品の買取やすべてを任せられる清掃サービスなどがあり、自分に合った残置物の処分を実現できます。

遺品整理などの特殊な内容にも対応しているので、残置物の処分にお悩みの方はこの機会に利用してみましょう。

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この記事の監修者

ゴミ屋敷片付けの専門業者「ゴミ屋敷バスター七福神」代表

監修者 竹本 泰志

年間2,500件以上のゴミ屋敷を片付け実績を持つ「ゴミ屋敷バスター七福神」を全国で展開する株式会社テンシュカクの代表取締役。

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