お役立ちコラム

ゴミ屋敷片付け

ゴミ屋敷へ4つの福祉的支援!自治体が実施する具体的な取り組み

ゴミ屋敷に対する福祉的支援とは

ゴミ屋敷となってしまうのは自己責任です。
しかし、自己責任だからと突き放していては、なかなかゴミ屋敷が解決しないのも事実です。

だからこそ、自治体によってはゴミ屋敷解決策として、様々な支援策を打ち出しています
その一環として福祉的支援を提供している自治体も増えています。
具体的にどのような支援なのか、なぜ支援が必要なのかなどを解説していきます。

ゴミ屋敷住人向けの福祉的支援

ゴミ屋敷に用意されている福祉的支援

ゴミ屋敷の状態は、単なる「片付けの問題」ではなく、生活リズムの乱れ、病気、精神的ストレス、社会的困難などが重なって起こるケースが多くあります。そのため、行政や専門機関による福祉的な支援を受けることで、根本的な改善に繋がることがあります。

ゴミ屋敷に悩む人が利用できる代表的な支援制度を以下の4項目でまとめました。

  • 介護、福祉支援
  • 医療支援
  • 精神的支援
  • 経済的支援

それぞれ詳しく解説していきます。

介護、福祉支援

高齢者や障害のある方がゴミ屋敷化してしまう場合、生活機能低下や体力不足が原因であることが多いです。そのため、自治体の福祉窓口に相談することで、以下のサービスが利用できる可能性があります。

  • 訪問介護(掃除・生活支援)
  • 生活援助(買い物・ゴミ出し)
  • 介護保険サービス
  • 障害福祉サービス(居宅介護、生活支援)
  • 地域包括支援センターによる生活相談
  • 身寄りがない人向けの生活支援相談

特に地域包括支援センターは、高齢者の生活問題全般を扱っているため、ゴミ屋敷状態を改善するための支援につなげてもらいやすいです。

医療支援

部屋が散らかる背景には、病気の影響が隠れている場合があります。そのため、以下のような問題がある場合、医療機関によるサポートが受けられることがあります。

  • 体力や気力が低下して片付けが難しい
  • 体調不良でゴミ出しができなくなる
  • 衛生環境の悪化で健康二次被害が出る

具体的な支援例としては「訪問診療」「訪問看護」「自治体の健康相談」などです。

特に訪問看護は、衛生環境が問題になっている場合に生活改善を含めて助言してくれることが多く、医療と生活の橋渡し役になります。かかりつけ医や訪問看護ステーションなどに一度相談してみましょう。

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精神的支援

ゴミ屋敷の背景には、うつ病、適応障害、認知症、発達障害、セルフネグレクト、強迫症など、精神的な問題が関係しているケースも少なくありません。そのため、以下のような精神面のサポートを受けることで生活改善につながることがあります。

  • 心療内科・精神科の受診
  • 依存症支援(アルコール・買い物依存など)
  • カウンセリング
  • 精神保健福祉センターの相談
  • 自治体のメンタルヘルス相談窓口
  • 支援員による継続的な訪問支援

精神状態が安定すると片付けへの意欲が戻るケースも非常に多いため、ゴミ屋敷から抜け出すための重要な支援です。

精神的な問題を疑っている場合は、近くの精神科・心療内科や、精神保健福祉センター、自治体のメンタルヘルス相談室などに相談してみましょう。

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経済的支援

経済的な理由で片付けができない、生活が立て直せないという場合には、以下の自治体の経済支援制度が利用できます。

  • 生活保護
  • 生活困窮者自立支援制度
  • 家賃支援・住居確保給付金
  • 社会福祉協議会の貸付制度
  • 一時生活支援

制度は多岐にわたり、条件もさまざまなので、まずは市役所・区役所に足を運び、ご自身に該当するものがないか聞いてみましょう。

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ゴミ屋敷へ福祉的支援がある理由

ゴミ屋敷に福祉的支援は必要なのか

自治体がゴミ屋敷問題に福祉的支援を用意しているのは、決して甘やかしや特別扱いではありません。確かに「本人の片付け能力の問題であり、自己責任では?」という意見が出るのは自然なことです。行政が関われば税金が使われるため、住民の中には疑問を持つ人もいるでしょう。

しかし、ゴミ屋敷は本人だけの問題にとどまらず、健康被害・火災・害虫被害・地域環境の悪化など、周囲の住民や地域社会に影響を及ぼすケースが多く、自治体が介入すべき「公共の安全に関わる問題」として扱われています。以下では、福祉的支援が必要とされる主な理由を解説します。

ゴミ屋敷住人の健康を守るため

ゴミ屋敷は、悪臭・カビ・ハウスダスト・細菌が大量に発生するため、住んでいる本人の健康を深刻に損なう可能性があります。特に、呼吸器系の疾患、皮膚トラブル、食中毒、精神的ストレスなどはゴミ屋敷でよく見られる問題で、放置すると日常生活がままならなくなるケースも珍しくありません。

また、体調が悪化すると片付けがさらにできなくなり、ゴミ屋敷が悪化するという負のループに陥ります。自治体が福祉的支援を行うのは、この悪循環を断ち切り、住民の生命と健康を守るためです。健康問題は本人だけでなく医療・介護の負担にも影響するため、行政が介入する社会的意義は大きいと言えます。

害虫や害獣による環境悪化を防ぐため

ゴミ屋敷は、ゴキブリ・ハエ・ダニ・ネズミなどが繁殖しやすい環境であり、本人の部屋だけでなく周辺住居にも被害が広がる可能性があります。特に集合住宅では、ひとつの部屋が害虫の発生源になることで、廊下・隣室・配管スペースを通じて建物全体に影響が及びます。

害虫・害獣の被害が広がると、衛生状態の悪化による健康被害だけでなく、建物への損傷、悪臭トラブル、第三者からのクレーム増加にもつながり、地域全体の生活環境を脅かしてしまいます。そのため、自治体は本人のためだけではなく、周辺住民の生活を守る目的からも、福祉的支援を通して早期介入する必要があります

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割れ窓理論による更なる悪化を防ぐため

割れ窓理論とは、小さな荒れ(ゴミ放置・汚れ・壊れた設備など)を放置すると、周囲の環境まで荒れ始め、犯罪やトラブルが増えるという考え方です。ゴミ屋敷も同様で、散らかった状態を放置すると、住民自身の生活意欲が低下し、さらに物が溜まり続ける悪循環に陥ります。

また、周囲の住民が「ここはだらしない家だ」「誰も管理していない」と認識すると、無断投棄や迷惑行為を誘発する可能性もあります。実際、ゴミ屋敷の外にゴミが置かれ、それをきっかけに他の人もポイ捨てするようになり、地域全体の景観が悪化したケースは少なくありません。

自治体が早期支援に入る理由は、この負の連鎖を止めるためです。小さな問題が大きな社会問題へ発展する前に、福祉的支援で状況を改善することが重要とされています。

ゴミ屋敷からの火災リスクを減らすため

ゴミ屋敷は可燃物が大量に積み上がっているため、火災の発生リスクが非常に高い状態です。電源タップの埋没、延長コードの断線、暖房器具の誤使用、タバコの火の不始末など、小さなきっかけでも一気に燃え広がります。特に紙類・布類・プラスチック製品などが密集している環境では、火の回りが早く、初期消火が困難です。

さらに問題なのは、火災が発生すると本人だけでなく隣家・マンション全体が巻き込まれ、大事故になる危険性があることです。実際、ゴミ屋敷からの火災が原因で複数の住宅に延焼し、周囲の住民が避難する事態になった例もあります。

このように、ゴミ屋敷は「個人の家の問題」ではなく、地域全体の安全に関わる重大リスクとなるため、自治体が福祉的支援を行う根拠として非常に重要なポイントになります。

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ゴミ屋敷周辺住民の転出リスクを防ぐため

ゴミ屋敷は周辺住民の生活環境に直接影響を与えます。悪臭、害虫、害獣、騒音、火災リスクへの不安などが続くと、近隣住民のストレスは大きくなり、最終的に「ここでは暮らせない」と感じて転出してしまうケースもあります。

住民が離れてしまうと地域コミュニティは弱体化し、防犯力の低下、空き家の増加、地域価値の下落といった問題を引き起こします。これは、個人のゴミ屋敷が地域全体の衰退につながり得るということです。

自治体が福祉的支援を行うのは、こうした「地域の崩壊」を防ぐためでもあります。ゴミ屋敷問題を早期に解決し、周辺住民の不安や負担を軽減することで、地域全体の健全な環境とコミュニティを維持することができます。

福祉的支援以外でゴミ屋敷を解決する方法

福祉的支援以外にゴミ屋敷を解決する方法はあるのか

行政による福祉的支援はゴミ屋敷解決策として有効な手段です。
しかし、同じ地区の住民にとっては自己責任であるゴミ屋敷に税金が使用されることに対して腑に落ちない部分もあることでしょう。
では福祉的支援以外に、第三者としてゴミ屋敷を解決する方法がないのかについて、見てみましょう。

ゴミ屋敷住居人とのコミュニケーション

ゴミ屋敷化させてしまう理由はいくつかありますが、地域からの孤立が理由の一つです。
誰も知り合いがいなければ、自身を気に留める人間もいませんので、ゴミ屋敷化が加速しても誰も何も言いません。
しかし、地域で見回り隊を作るなどして、ゴミ屋敷化しそうな家、あるいは孤立して悩んでいるかもしれない高齢者等への声掛けを行うことで、ゴミ屋敷化リスクを軽減できる可能性があります。

話しかけるだけではなく、地域住民が参加するイベント等の開催も、コミュニケーションの一つとなるでしょう。

ゴミ屋敷片付け業者に依頼する

福祉的支援だけがゴミ屋敷を改善する手段ではありません。もっとも確実で即効性が高い方法が、専門のゴミ屋敷片付け業者に依頼することです。

プロは作業に慣れているため、部屋の状況を見ただけで最適な片付け方を判断できます。ゴミをどの順番で出すのか、危険物をどう扱うか、貴重品をどう仕分けするかなど、一般の人では難しい判断がスムーズで、あっという間に片付けてくれます。

また、不用品の処分、ハウスクリーニング、消臭作業、遺品整理など、ゴミ屋敷に付随する作業もまとめて依頼できます。自分では片付けられないレベルでも、業者なら最短数時間から1日で片付けが完了するため、確実に部屋を再生させたい人に最適な選択肢です。

本人が依頼することはもちろん、第三者としてはゴミ屋敷の住人に対して勧めてみるのも一つの手です。

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ゴミ屋敷バスター七福神

福祉的支援があってもゴミ屋敷を片付けるのは簡単ではありません。

もしご自身での片付けに限界を感じている場合は、ゴミ屋敷バスター七福神へご相談ください。軽度の汚部屋から、足の踏み場がない重度のゴミ屋敷まで対応しており、どんな状況でも安全かつ迅速に片付けいたします

片付けをしたときに発生する、不用品の回収・仕分け・処分、買取、ハウスクリーニングまで一括で対応可能です。専門スタッフが部屋の状況を確認し、作業内容・費用・日程などを丁寧に説明しますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

まとめ

ゴミ屋敷は福祉的支援も重要

ゴミ屋敷は福祉的支援によって解決につながることがあります。しかし、支援を利用したからといって、確実にゴミ屋敷の問題がなくなるとは限りません。

何より、福祉的支援を受けるには時間がかかる場合が多いため「今すぐにゴミ屋敷を綺麗にしたい」という場合は、専門業者に依頼して片付けてもらうのが確実です。

ゴミ屋敷バスター七福神は最短ご依頼の当日中に片付け可能で、ハウスクリーニングや不用品回収といった関連作業も同時に承っております。LINEからでも相談できるので、お気軽にお問い合わせください。

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この記事の監修者

ゴミ屋敷片付けの専門業者「ゴミ屋敷バスター七福神」代表

監修者 竹本 泰志

年間20,000件以上のゴミ屋敷片付け・遺品整理の実績「ゴミ屋敷バスター七福神」を全国規模で展開する株式会社クオーレの代表取締役。
複数の職を経て、2011年、25歳の頃に仲間と共に株式会社クオーレを設立。 不用品回収業としてスタートし、遺品整理やゴミ屋敷片付けを中心に手掛けるように。
現在は愛知の他、岐阜・静岡・神奈川・埼玉・千葉・栃木・東京・静岡・大阪・和歌山にも支店や支社を構え、 精力的に事業を拡大している。

新家 喜夫(ゴミ屋敷清掃士認定協会理事長)

監修者 新家 喜夫ゴミ屋敷清掃士認定協会理事長)

遺品整理やゴミ屋敷片付けが必要な方のために活動し、数々のメディア取材を受けてきた。ゴミ屋敷清掃士認定協会理事長を務め、著書も出版している。
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