ゴミ部屋にしたいと思ってゴミ部屋にする人はいないでしょう。生活習慣・行動によってゴミ部屋になってしまうものです。そしてゴミ部屋は、勝手に解消されることはありません。
掃除をしなければゴミ部屋を解消することはできません。
しかし、ゴミ部屋の掃除が億劫だという人も多いことでしょう。
むしろ掃除が苦手だったり、面倒・億劫で後回しにした結果がゴミ部屋だと考えることもできます。
そこで、ゴミ部屋を掃除するための手順、さらには綺麗にしたゴミ部屋を綺麗に保つ方法について、解説していきましょう。
ゴミ部屋を掃除する手順
ゴミ部屋には多くのゴミが散乱・山積していることでしょう。
ゴミの量が掃除のモチベーションを低下させてしまう部分もあるかと思いますが、何もしなければいつまで経ってもゴミ部屋のままです。
そこでゴミ部屋を綺麗に掃除する正しい手順をご紹介します。
ゴミ部屋を掃除する手順①ルールを把握する
ゴミ部屋を掃除するためには、まずはルールの把握です。
ルールとは、お住まいの自治体のゴミ出しルールです。
ゴミ部屋のゴミはまとめるだけではなく、処分しなければなりません。
処分の方法はそれぞれ自治体によって異なります。
また、マンション・アパートであれば独自のゴミ出しルールが制定されているケースもありますので、まずは自身の環境のゴミ出しルールを把握しましょう。
ゴミ部屋住人はゴミ出しルールを知らないケースも多い
ゴミ出しルールを把握していないゴミ部屋住人もいます。
掃除が億劫な理由の一つに、ゴミ出しルールが細かい点も挙げられます。
環境・資源問題から、ゴミ出し項目を細分化している自治体も多く、ルールを把握しきれていない人も多いです。
結果、ゴミ部屋化してしまう人もいます。
ゴミ部屋を解消するためには、まずはお住まいのゴミ出しルールの把握こそ一歩目です。
ゴミ部屋を掃除する手順②道具を用意する
ゴミをまとめるためのゴミ袋、軍手といった道具を用意しておきましょう。
軍手に関しては使いやすいもので良いのですが、ゴミ袋に関しては、こちらも自治体に確認しましょう。
指定ゴミ袋でなければ回収しない自治体もあります。
ゴミ袋は掃除においてなくてはならないものなので、使用できるゴミ袋を把握し、用意しておきましょう。
ゴミ部屋を掃除する手順③捨てられるものを捨てる
ゴミ部屋には様々な物があることでしょう。
そこで、捨てられる物は捨てましょう。
ここでポイントとなるのが、「明らかなゴミ」を捨てていく点です。
「まだ使うかも」「捨てるのは惜しい」「まだ買ったばかり」等、捨てるか判断に迷うものはまずは先送りし、捨てられるものを捨てていきましょう。
迷うと掃除のモチベーションが低下してしまいますので、迷わず捨てられるものを、自治体のゴミ出しルールに則って分別しながらゴミ袋に捨てていきましょう。
これだけでもある程度は綺麗になるはずです。
ゴミ部屋を掃除する手順④捨てる基準を決めて判断する
捨てるべきか、あるいは残すべきかで迷う物は、基準を決めましょう。
例えば服であれば「半年以上着ていないものは捨てる」「今の体型に合っていないものは捨てる」等です。
この点は事前に決めても良いのですが、実際にゴミ部屋の掃除を始めてみなければ気付けない物もありますので、先にお伝えしたように、捨てられるものを捨ててから考えても問題ありません。
ゴミ部屋を掃除する手順⑤部屋の収納を見直す
ある程度ゴミを捨てることで、部屋も少しは綺麗になっているはずです。
そこで、収納を見直しましょう。
そもそも、ゴミ部屋になる理由の一つに少ない(足りない)、使いづらいといった理由で収納が機能していない点が挙げられます。
掃除を行いながら、収納が足りないようであれば増やし、使いづらいのであれば変更するなど部屋の収納全般を見直しましょう。
ゴミ部屋掃除は業者に依頼する選択肢もある
ゴミ部屋の掃除を業者に依頼する方法もあります。
むしろ先に紹介した方法を面倒だと思ったり、忙しくて掃除を行う暇がない、毎日仕事で疲れているといった理由で、掃除に取り組めない人もいることでしょう。
その場合、専門業者に依頼することでゴミ部屋を確実に解消できます。
専門業者であればゴミの処分まで依頼できますし、ゴミ以外の不用品の処分も依頼できます。
自分自身でのゴミ部屋掃除のモチベーションが上がらない人は、業者への依頼も選択肢として考えてみるとよいでしょう。
ゴミ部屋掃除後、綺麗に保つ方法
ゴミ部屋を掃除し、綺麗にして終わりではありません。
綺麗な部屋に戻したら、維持しなければなりません。
そこで綺麗な部屋を維持し、ゴミ部屋に戻さないための方法もご紹介しましょう。
ゴミ部屋を掃除して綺麗にした部屋を保つ方法①こまめな掃除
掃除をこまめに行いましょう。
「掃除」と思うと億劫に思ってしまうかもしれませんが、例えば目についたゴミはすぐに捨てる。
気になる部分があれば掃除機をかける。これだけでも立派な掃除です。
ハンディタイプの掃除機を用意するなどして、手軽に掃除を行える環境を作るのも手です。
ゴミが増えると掃除のモチベーションが低下する
部屋の中のゴミが増えれば増えるほど、掃除のモチベーションは低下します。
そのため、週末や休日にまとめて掃除をするのではなく、気付いた所を軽く掃除するよう努めた方が、綺麗な部屋を維持しやすいです。
ゴミ部屋を掃除して綺麗にした部屋を保つ方法②分別する種類の数だけゴミ箱を用意する
先にもお伝えしましたが、どの自治体もゴミ出しルールが細分化しています。
細かく分別する手間が面倒でゴミ捨てが億劫となり、結果的にゴミ部屋にしてしまう人もいます。
そこで、分別する種類分のゴミ箱・袋を用意しておきましょう。
これにより、「捨て方が分からない」「捨てる場所がない」を防止し、物の放置からのゴミ部屋化を防ぎます。
ゴミ部屋を掃除して綺麗にした部屋を保つ方法③定期的に人を家に招く
ゴミ部屋の状態では人を招くことなどできないでしょう。
しかし綺麗な部屋であれば人を招くことができるのではないでしょうか。
そして、人が来るのであれば部屋を綺麗にとの意識が働きますので、定期的に人を招くことで、常に部屋を綺麗に保とうとの意識が働きます。
ゴミ部屋を掃除して綺麗にした部屋を保つ方法④物を増やさない
ゴミ部屋にしてしまう理由は多々ありますが、物が増えるからこそ、ゴミになるものも出てくるのです。
つまり、物を増やさなければゴミ部屋になることはなく、常に綺麗な状態を保つことができます。
日常生活の中で、「物を増やさない」は難しいですが、できる限り無駄な買い物を控え、不要な物を増やさないよう努めましょう。
ゴミ部屋掃除の正しい手順と綺麗に保つ方法についてのまとめ
ゴミ部屋を掃除するためにはルールを把握し、捨てられる物から捨てていきましょう。
ある程度綺麗になったら捨てる基準を設け、さらには収納を見直しましょう。
掃除が面倒であれば専門業者に依頼し綺麗にしてもらうのも手です。
綺麗になったらこまめな掃除やゴミの分別の徹底、さらには人を招くなどして綺麗さを保ちましょう。
ゴミ部屋の掃除は綺麗にすることがゴールではなく、綺麗さを保つことこそが大切です。