テレワークが珍しいものではなくなりつつある社会情勢ですが、実はテレワークになってから部屋が汚くなったとの声も多々聞こえてきます。
中にはゴミ屋敷を懸念している人もいるようですが、なぜテレワークになるとゴミ屋敷化してしまうのか、その原因や対策を見てみるとしましょう。
目次
テレワークでゴミ屋敷化する理由
テレワークといえば在宅でのお仕事です。
家の中にいるので、会社に出社するよりも家の中に目が行き届くようになるので、部屋が綺麗になると思いきや、ゴミ屋敷化を懸念する声もあります。
一体なぜテレワークでゴミ屋敷かするのか、その原因をいくつか挙げてみるとしましょう。
仕事で掃除をする余裕がない
テレワークは家でのお仕事です。
決して家で楽をしている訳ではなく、あくまでも仕事をしていますので、やるべきことはやらなければなりません。
そのため、ストレスもあるでしょう。
さらには出社するよりもどうしても手間がかかってしまったり、テレワークに慣れていないことから仕事の負担が大きくなってしまい、部屋の掃除どころではなく、部屋が汚くなり、ゴミ屋敷化が進んでしまうのです。
家にいるので掃除ができない
これが既婚者に多い理由です。
それまで夫が出社して外で仕事をしている時は、家を空けてくれていました。
そのため、妻側が好きな時間に掃除できました。
しかしテレワークで家にいると、好きな時間はおろか、掃除そのものができなくなってしまいます。
しかも仕事で家にいるので妻側としても「外に出ていけ」とも言いづらく、掃除ができない日々がゴミ屋敷かを加速させてしまうのです。
テレワーク中に飲み食いして普段よりゴミが出る
テレワーク中、ふと喉が渇いたり小腹が空いたりすることもあります。
そのような時、ついつい間食をしてしまうこともあるかと思いますが、間食するということは、ゴミが出ることを意味します。
お菓子であれば個包装のゴミが出ますし、飲み物を飲めばペットボトルがゴミとなります。
間食で出たゴミをその都度捨てればよいのですが、少し残ってしまうとゴミとして捨てることができず、さらには次の日に別の間食をしてゴミを出してといった繰り返しによって、ゴミ屋敷化が加速してしまうのです。
仕事の空間以外に気が回らなくなる
テレワークでは、ビデオ通話をすることも多いのではないでしょうか。
自宅にいながらにして映像にて相手とコミュニケーションを取ることができる点は効率が良いものです。
一方で、相手には自分の顔だけではなく、部屋そのものも映ってしまいます。
背景だけ変えるアプリもありますが、とりあえず背景だけでも綺麗にと心がけ、ビデオ通話で映る部分だけを綺麗にする人もいます。
しかし、映らない部分にゴミを移しているだけのケースも多く、結局はゴミが溜まってしまった部分からゴミ屋敷化が加速してしまうのです。
テレワークでゴミ屋敷にしてしまいがちな人の特徴
テレワークでゴミ屋敷にしてしまう理由をお伝えしましたが、テレワークでお仕事に取り組んでいる人の全員が全員、ゴミ屋敷にしてしまう訳ではありません。
テレワークでも綺麗を心掛けている人もいれば、ゴミ屋敷にしてしまいやすい人もいます。
そこで、テレワーク環境でゴミ屋敷にしてしまいやすい人の特徴をいくつかご紹介しましょう。
オン・オフの切り替えが下手
自宅・自室で仕事を行うテレワークでは難しい面があるのも事実ですが、オンとオフを上手く切り替えることができない人は、テレワーク環境でゴミ屋敷化を加速させてしまいがちです。
自宅での作業ではあっても仕事の時間とプライベートの時間をしっかりと区別し、プライベートの時間でこれまでのようにしっかりと仕事したり、あるいは家を空けて妻や家族が掃除をしてもらえるよう配慮しましょう。
出不精
テレワークによって自宅で仕事を行うことで、外出しなくなる人もいますが、元々出不精の人はゴミ屋敷化リスクが高いです。
出社していれば、仕事に行くことで外出となりました。
しかしテレワークになると、自分自身で意識しなければ外出する機会がありません。
結果、家にいる時間が増えるので家族や妻が掃除に取り組めなくなってしまうのです。
また、独身であっても外に出る機会がなくなることで、ゴミ捨てさえ面倒に感じ、ごみを溜め込んでゴミ屋敷化を加速させてしまうケースもあります。
仕事の優先順位が高すぎる
仕事に一生懸命なことは悪いことではありません。
しかし、あまりにも仕事の優先順位が高すぎると、他のことが疎かになりがちです。
部屋が汚くとも「仕事を頑張っている」「仕事が大切なので掃除どころではない」と考えてしまう人は、部屋が汚くなっても仕事を優先してしまい、ゴミ屋敷化を加速させてしまいやすいです。
テレワークでゴミ屋敷にしないための対処法
テレワークでゴミ屋敷になる理由は様々です。
しかし何もしなければゴミ屋敷化が進む一方です。
そこでゴミ屋敷にしないための対処法をいくつかご紹介しましょう。
テレワークでゴミ屋敷にしないための対処法①メリハリをつける
自宅というプライベート空間でのお仕事はメリハリをつけにくくなるのはよく分かります。
しかし、オンとオフのメリハリを付けなければ仕事に追われて掃除を後回しにしてしまいがちです。
そこでオンとオフのメリハリをしっかりと付けましょう。
仕事が忙しいとはいえ、例えば「〇時を越えたら次の日にする」と決め、仕事以外の時間はできる限り仕事をしないよう心掛けることで、プライベートの時間の確保、ひいては掃除の時間も確保しやすくなります。
テレワークでゴミ屋敷にしないための対処法②出したゴミはすぐに捨てる
テレワークを行いながらついつい間食してしまうことは決して悪くはありません。
問題はそこで出たゴミをそのままにしておくことです。
そこで、食べ残しや飲み残しがあっても、一日を過ぎたら処分したり、あるいは予め一日の間食の量を決めましょう。
こまめにゴミとして処分することで、ゴミの蓄積を防ぎ、ゴミ屋敷化そのものを防ぐことができます。
テレワークでゴミ屋敷にしないための対処法③業者の存在を知る
テレワークを始めたことで、ゴミ屋敷ほど汚くはないものの、徐々にゴミが増えているようであれば業者に依頼して掃除をするのも手です。
専門業者であればゴミ屋敷はもちろんですが、汚い部屋であっても片付けを行ってくれます。
決してゴミ屋敷のような、大掛かりな作業だけを引き受けるのではなく、プチゴミ屋敷、あるいは汚い部屋でも掃除・片付けを引き受けてくれます。
自分で掃除できないのであれば、業者に頼る選択肢もよいでしょう。
ゴミ屋敷にしないために、大切なことは自ら取り組むのではなく、部屋を綺麗にすることです。
自らで無理だと考えるのであれば、業者を頼れば良いだけです。
テレワークでゴミ屋敷化する原因と対策についてのまとめ
テレワークでゴミ屋敷にしてしまう理由として、仕事で余裕がなくなってしまったり、仕事の空間以外気を使わなくなったり、テレワーク中の間食、さらにはずっと家にいることで家族が掃除をできなくなったりなどの理由が挙げられます。
また、出不精だったりオン・オフの切り替えが下手な人や仕事の優先順位が高い人はゴミ屋敷化リスクが高いです。
そこでメリハリをつけたりすぐにごみを捨てるよう習慣化したり、業者を頼るなどしてゴミ屋敷化を防ぎましょう。