引っ越しや片付けのタイミングで出てくる、使わなくなった食器は「まだ使えるけど、捨てるのはもったいない」「使用済みの食器が、本当に売れるの?」と迷う方は少なくありません。ブランド名がついていたり、贈答品として受け取ったりしたものであれば、なおさら簡単には処分しづらいものです。
しかし、近年ではリユース市場の拡大により、使用済みでも価値のある食器は積極的に買取対象となっています。とはいえ、「どこに売ればいいのか」「いくらくらいになるのか」など、不安や疑問を感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、使用済みの食器はどのようなものが買取対象になるのか詳しく解説します。買取相場やできるだけ高く売るためのコツも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
使用済みの食器は買取できる?
使用済みの食器でも、状態や種類によっては買取対してもらえることがあります。ポイントとなるのは、その食器に「再販価値があるかどうか」です。例えば、有名ブランドの食器は中古市場でも需要が高く、使用感があっても買取対象となるケースが多く見られます。
一方、ノンブランドの食器であっても、目立つ傷や汚れがなく、セットで揃っている場合は評価される可能性があります。ただし、すべての買取業者が使用済み食器を取り扱っているわけではありません。中には「未使用品限定」「ブランド食器のみ対応」といった条件を設けている業者もあります。
そのため、買取を検討する際は、食器の状態やブランド名に加えて、業者の買取対象や基準を事前に確認することが大切です。
使用済み食器を買取できる業者
使用済みの食器を処分する際、買取対象となるかどうかは業者によって対応が分かれます。次に、特徴や買取方法を分かりやすく解説します。
食器買取専門店
食器の再販に特化した買取専門店では、査定に詳しいスタッフが在籍しており、高価買取が期待できます。代表的な業者としては「福ちゃん」「ティファナ」「なんぼや」などがあります。
買取専門店 | 特徴 | 買取方法 |
福ちゃん | ・ブランド食器のみ ・年間査定数15万件以上 ・レディースプランあり | 出張/宅配/店頭 |
ティファナ | ・ブランド、ノンブランド対応 ・都内近郊の出張費無料 ・LINEでスピード査定 | 出張/宅配/店頭 |
なんぼや | ・ブランド食器のみ ・最短当日訪問可 | 出張/店頭 |
福ちゃんはブランド食器の取り扱いに強く、経験豊富な査定士が在籍しています。女性スタッフが自宅まで出向く「レディースプラン」もあり、初めての出張買取でも安心です。
ティファナはノンブランドの食器も対象にしており、「ニトリ」や「IKEA」などの量産品を除けば、幅広く対応しています。LINEによる事前査定も可能で、手軽さを重視する方に向いています。
なんぼやは全国に多くの店舗を構える大手で、訪問スピードの早さが魅力です。いずれも使用済み食器の取り扱い実績があります。ブランド名やシリーズがはっきりしている場合は、まず専門店への相談がおすすめです。
リサイクルショップ
リサイクルショップでも食器の買取はしていますが、基本的には「未使用品のみ」が対象となっています。使用済みの食器は断られるケースが多く、ブランド食器でない限りは、査定対象にならないことがほとんどです。
店舗名 | 買取対象 |
ブックオフ | 未使用のみ |
セカンドストリート | 原則未使用のみ ※一部のブランド食器に関しては使用済みでも買取可能 |
トレジャーファクトリー | 原則未使用のみ ※ブランド食器に関しては使用済みでも買取可 |
このように、ブランド名があるものや、保存状態が良好な品に限っては、使用済みでも買取可能な例も見られます。即時現金化できるのが強みであり、店舗に持ち込めば、数十分で査定から支払いまで完了します。とにかく「早く処分したい」「少しでも値段がつけばいい」という方には便利な選択肢です。
ただし注意したいのは、リサイクルショップでは査定額が低めに設定されやすいという点です。店舗での販売が前提となっているため、在庫管理やスペースの都合から、商品が早く売れるかどうかが重視されます。
また、取り扱う品目が多岐にわたるため査定はマニュアル化されていることが多く、食器の価値を細かく評価してもらえるとは限りません。場合によっては「1点、数十円」あるいは「引き取りのみ」となる可能性もあります。
フリマアプリやネットオークション
使用済みの食器は、フリマアプリやネットオークションを活用して売る方法もあります。なかでも代表的なのは「メルカリ」で、圧倒的な利用者数と商品数を誇ります。出品作業はスマホ1つで簡単にでき、初心者にも使いやすいのが特徴です。ほかにも「楽天ラクマ」や「Yahoo!フリマ」などがあり、それぞれ楽天ポイントやPayPayとの連携により、会員ユーザーが使いやすい仕組みが整えられています。
フリマアプリの魅力は、ピンポイントで探している人に届くという点です。「同じシリーズのプレートを買い足したい」「廃盤になった柄を探している」といったニーズにマッチすれば、使用済みであっても高く売れる可能性があります。
一方で、すべての手続きを自分でする必要がある点には注意が必要です。商品撮影や説明文の入力・購入者とのメッセージ対応・梱包、そして発送など手間がかかります。食器は割れやすく、衛生面の配慮も必要なため、状態確認に敏感な購入者も少なくありません。
こうした点を踏まえると、時間や手間をかけられる人向きの方法といえるでしょう。事前準備を丁寧にして、購入者の立場に立った対応ができれば、相場以上の価格で売れる可能性も十分に期待できます。
不用品買取サービス
「手間をかけずにまとめて片付けたい」「売れるかどうか調べる時間がもったいない」そう感じる方には、不用品買取サービスの利用が適しています。このサービスでは、使用済みの食器に限らず、家具や家電、雑貨など家庭内のさまざまな不用品をまとめて査定・引き取りしてもらえるのが大きな特徴です。
出張買取に対応している業者であれば、申し込みから訪問・査定・引き取りまでを一括で対応してくれます。なかには最短即日で対応してくれる業者もあり、忙しい人や高齢者のいる家庭でも負担なく利用できます。状態のよい食器が含まれていれば、査定額がつくケースもあり、ノンブランドやキズありの商品であっても「0円引取」として回収対象になることがあります。金額がつかなくても、実質的には「片付け代行」の役割も果たすため、処分を急ぎたいときに便利です。
また、他の売却手段では断られがちな日用品や大量の食器にも対応できるため、「売れそうなものだけ選り分ける時間がない」「家の中を丸ごと片付けたい」といったニーズにも合致します。
使用済み食器の買取相場
使用済みの食器でも、ブランドや状態によっては高値での買取が期待できます。以下は、実際の買取店による査定実績の一例です。
ブランド | 買取価格 | |
F社 | バカラ ハイボールグラス | 71,000円 |
マイセン カップ&ソーサー | 133,000円 | |
S社 | ブランド食器まとめ | 12,000円 |
ファイヤーキング マグカップ3点 | 3,500円 | |
R社 | – | 15円/kg |
高級ブランドの食器をお持ちであれば、専門知識のある買取業者に依頼することで、適正な価格がつきやすくなります。「F社」は高級食器の取り扱いに強く、保存状態が良い品であれば10万円を超えるケースもあるようです。
一方、ノンブランドや使用感のある食器でも、一定量をまとめて売却すれば買取対象になることがあります。「S社」では、ブランド品のまとめ売りや、ビンテージ食器のセットで実績があります。 また、処分目的であれば、キロ単位で引き取ってくれる「R社」のような業者が便利です。海外リユースを前提としたサービスであり、値段がつかない食器の引き取りにも対応しています。細かな仕分けをせずにまとめて出せるため、食器を一括で処分したい場合に向いています。
使用済み食器の買取業者を選ぶポイント
使用済みの食器を売却する際は、業者選びが重要です。買取対象の基準は業者によって異なり、それによって査定の可否や金額にも差が出ることがあります。ここでは、業者を選ぶ際に確認すべき5つのポイントを紹介します。
使用済みの食器買取に対応しているのか
業者の中には「未使用品のみ」を買取対象とするところもあるため、使用済みの食器が対応可能かどうかは事前確認が必要です。例えば、ブックオフでは未使用品に限定しているため、使用済みの食器は対象外となります。また、「ノンブランドは不可」といった条件を設けている場合もあります。
こうした条件を見落として申し込んでしまうと、査定不可で返送されたり、出張査定にもかかわらず引き取りを断られたりするケースも少なくありません。無駄な手間やトラブルを避けるためにも、買取対象条件は事前に確認しておきましょう。
出張買取や店舗での買取など食器を売りやすいのか
食器を売る際は、買取方法の選択肢が多い業者を選ぶと安心です。例えば、量が多くて梱包が面倒な場合は出張買取が便利です。また、すぐに現金化したいなら店頭買取がスムーズです。
近隣に店舗がない方には、自宅から発送できる宅配買取が選択肢となるでしょう。事情に応じて最適な手段を選べる業者なら、食器の処分も無理なく進められます。
口コミ評判が良い業者なのか確認する
買取業者を選ぶ際は、実際に利用した人の口コミをチェックすることが重要です。公式サイトには好印象な言葉が並んでいても、実際には条件が厳しかったり、対応が雑だったりするケースもあります。
SNSやレビューサイトを見れば、そうした表に出にくい実態を知る手がかりになります。対応スピードや査定の正確さなどなどは、体験談を通じてリアルに伝わってくる部分です。自分の目的や条件に合った体験談を参考にすることで、業者選びのミスマッチを避けやすくなるでしょう。
買取実績の多い業者なのか
買取実績の豊富な業者を選ぶことで、安心して取引を進められる可能性が高まります。これまでに数多くの食器を取り扱ってきた業者であれば、商品ごとの価値を的確に見極められるノウハウが蓄積されているからです。
加えて、実績豊富な業者は、取引の流れがシステム化されているため、連絡や引き取り、支払いまでの対応もスムーズに進みやすい傾向があります。過去に何千点、何万点と扱ってきた実績があれば、初めての人でも不安を感じずに依頼できるでしょう。
食器買取に詳しい鑑定士がいるのか
食器の中には、作家物や限定シリーズなど専門知識がないと正しく評価されないものも多く存在します。こうした品を誤って「ただの中古食器」として扱われないためにも、食器に精通した鑑定士が在籍している業者を選ぶことが重要です。
専門の鑑定士であれば、ブランドや製造年・付属品の有無などを総合的に見て、市場価値に見合った査定額を提示してくれます。さらに、なぜその金額になるのか納得のいく説明が受けられるため、安心して売却しやすくなります。知識の浅い査定員では正当な価格がつかないリスクもあるため、鑑定士の専門性も重視しましょう。
使用済み食器の買取しやすい特徴
使用済みの食器であっても、条件によっては買い取ってもらいやすくなることがあります。デザインの美しさや希少性、ブランドとしての価値があるかどうかが、査定において重視されやすいポイントです。ここでは、買取されやすい食器の特徴を3つご紹介します。
デザイン性が優れている
近年では、InstagramやTikTokなどで「見せる食卓文化」が浸透しており、料理を撮影して共有する行動が日常的になっています。そうした背景から、料理の内容だけでなく、どんな器に盛りつけるかが映えの決め手としても重視されるようになりました。
例えば、洋食器ブランドのプレートや北欧風デザインのカップは、見た目の華やかさからSNS上でも人気です。このように見た目に魅力のある食器は、たとえ使用済みであっても需要が高く、買取対象になりやすい傾向があります。
希少価値のあるもの
希少性の高い食器は、中古であってもコレクターや愛好家の間で根強い需要があります。人気なのは、有名作家による一点ものや生産数の限られた限定モデル、伝統的な地域の焼き物などです。例えば、九谷焼・有田焼・清水焼といった和食器は、国内外で高い評価を受けており、市場でも安定した人気を誇ります。
こうした希少品は「欲しくてもなかなか手に入らない」という背景から、保存状態が良ければ使用済みでも高値がつくことがあります。芸術品としての側面もあるため、コレクション目的の買取が成立しやすいジャンルといえるでしょう。
有名ブランドのもの
ブランド食器は品質が高く、劣化しにくいため、中古であっても安定した需要があります。ノリタケ・バカラ・マイセン・ロイヤルコペンハーゲンなどは、知名度と信頼性の高さから「中古でも欲しい」と考える購入者が多いのが特徴です。
そのため、多少の使用感があっても買取対象になることは珍しくありません。箱や付属品がなくても、商品の価値を見出してもらえるケースもあり、状態次第では高値での取引につながることもあるでしょう。
使用済み食器を高く買取ってもらうコツ
使用済みの食器でも、工夫次第で査定額を引き上げることが可能です。買取価格はブランドや状態だけでなく、見た目の印象や売却方法によっても左右されます。ここでは、査定前にやっておきたいポイントを5つに分けて紹介します。
汚れを綺麗に落としておく
食器の査定では、「どれだけきれいに保たれているか」が重視されます。見た目の印象が良ければ、それだけで評価が上がる可能性があります。業者側も再販前にはクリーニングしますが、すでに手入れされている品であれば、手間が省ける分、コストのかからない商品として高評価の対象です。
特にガラス製や白磁の食器は汚れやくすみが目立ちやすいため、柔らかい布で磨いたり、茶渋や水垢を落としたりするだけでも印象が大きく変わります。
箱や説明書などの付属品があれば、セットにして査定に出す
食器を売却する際は、本体だけでなく購入時の箱や説明書、ブランドタグなどの付属品も一緒に出すのがポイントです。ブランド食器の場合、箱があるだけで「正規品であること」が証明しやすくなり、査定額の上乗せにつながることがあります。
また、セット品であることで、購入者にとっての安心材料になり、再販のしやすさも向上します。業者側も「すぐに売れる見込みがある商品」と判断しやすくなるため、結果的に高値で買い取ってもらえる可能性が高まるのです。
複数の業者で査定する
食器の買取では、査定額に業者ごとの差が出るため、複数社から見積もりを取るのがおすすめです。実際に、同じアイテムでもA社では500円、B社では2,000円と、数倍の違いが出るケースも珍しくありません。
こうした差は、各社の在庫状況や販売ルート、取扱いジャンルの強みなどに左右されます。複数の業者に査定を依頼すれば、価格だけでなく接客態度や説明の丁寧さなども比較でき、信頼できる業者を選びやすくなるでしょう。
一度に多くの食器を売却する
食器は単品よりもセットやシリーズでまとめて売却した方が、査定額が高くなる傾向があります。例えば、カップ&ソーサー、プレート、ティーポットなどの組み合わせが揃っていれば、再販しやすい商品として評価されやすくなるからです。
また、結婚式の引き出物や贈答品など、同一ブランドの食器が複数ある場合には、まとめて売ることで査定額が高くなることもあります。業者によってはキロ単位での買取に応じてくれるケースもあり、処分と買取を同時に進められるのも利点です。
不要になったらできるだけ早めに買取りに出す
食器は、使わなくなった時点で早めに手放すほうが、高く売れる可能性が高まります。というのも、食器の価値は需要やトレンドの変化に影響されやすく、時間の経過とともに価格が下がるリスクがあるからです。
また、「いつか売ろう」と思って保管しているうちに、湿気やホコリでくすんだり、カビが発生したりと、劣化が進むことも少なくありません。査定に出そうと思った瞬間が、最も高く売れるチャンスといえるでしょう。状態が良いうちに手放すことが、高値売却につながるコツの一つです。
使用済み食器が買取できない場合の対処法
使用済みの食器は状態やブランドによっては買取対象外となるケースがあります。ここでは、使用済み食器が買取できない場合の4つの対処法について解説します。
自治体のゴミとして処分
使用済みの食器が買取対象外だった場合は、自治体のルールに従ってごみとして処分します。陶器やガラス製のものは「不燃ごみ」として扱われるのが一般的です。破損によるケガや事故を防ぐためにも新聞紙などで包み、「ワレモノ」「キケン」と明記してゴミに出しましょう。
木製食器は「可燃ごみ」、プラスチック製は「プラスチックごみ」として区分される場合もあります。自治体によって回収のルールや分別区分が異なるため、事前に確認しておくことが重要です
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寄付
使用感が少なく、きれいな状態の食器であれば、寄付する方法があります。福祉施設や支援団体、海外支援プロジェクトなどが受け入れ先となり、必要としている場所で役立ててもらえます。
多くの場合、ダンボールに詰めて送付する形式となり、送料は自己負担となるケースが一般的です。また、団体によっては衛生面や梱包条件などに制限があるため、事前にホームページから受け入れ条件を確認しておくことが大切です。
知人・友人に譲る
状態の良い使用済み食器であれば、知人や友人に譲る方法も一つの選択肢です。引っ越しや一人暮らしを始める人にとっては、手軽に使える食器は意外に喜ばれるものです。フリマアプリのように出品作業や発送の手間がかからず、直接手渡しできるためスムーズに手放せます。
ただし、相手の趣味や必要性もあるため、押しつけにならないよう事前に「使う予定があるか」を一言確認してから譲るのがマナーです。トラブルを避けるためにも、遠慮なく断れる雰囲気づくりも心がけましょう。
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不用品回収業者の引き取りを利用
買取できなかった食器をまとめて手放したい場合、不用品回収業者の利用が便利です。割れた陶器や大量の使用済み食器、自治体では処分しづらいアイテムも一括で引き取ってくれます。業者によっては、食器棚に入ったままの状態から分別・回収まで対応してくれるため、手間をかけずに片付けを進められるのがメリットです。
家具や家電なども同時に回収してもらえるため、引っ越しや大掃除のタイミングで活用する人もいます。即日対応可能な業者もあるため、急ぎの処分にも向いています。
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使用済みの食器買取に関するよくある質問
ここでは、使用済みの食器買取に関するよくある質問をご紹介します。
使用済みの食器はどのくらいの価格で買取りされる?
使用済みの食器の買取価格は、ブランドや状態、付属品の有無によって大きく左右されます。ノリタケやマイセンなどの高級ブランドで、傷や欠けのない美品であれば、1点あたり1,000〜5,000円前後になるケースもあります。さらに、シリーズやセット品であれば、10,000円を超える査定が出ることも珍しくありません。
一方、ノンブランドの食器や使用感が強いものについては、数十円〜数百円、あるいは買取不可となる場合もあります。このように価格帯に幅があるため、複数の業者に査定を依頼して、相場感をつかんでおくことが重要です。
買取り不可の使用済み食器の特徴はある?
使用済みの食器であっても、再販が難しいと判断された場合は買取対象外になります。以下のような特徴を持つものは注意が必要です。
- 100円ショップや量販店で購入したノーブランド品
- 口が欠けている/ヒビが入っている/大きなスレ傷があるなど、
- 長期保管でカビ臭・湿気臭がついている
- 景品・ノベルティ・ギフト系の低価格品
これらは衛生面・品質面で再販が難しいとされるため、多くの業者が買取を断っています。査定を依頼する前に、手元の食器の状態を一度見直しておきましょう。
使用済みの食器の中で人気のブランドは何?
使用済みであっても、需要が高く買取対象になりやすいブランド食器は数多く存在します。中でも人気が高いのは以下のようなブランドです。
- ノリタケ
- ウェッジウッド
- バカラ
- マイセン
- ロイヤルコペンハーゲン
- ティファニー
これらのブランドは知名度が高く、定番デザインや限定品などは人気があります。新品だと高額なことから、「状態の良い中古品を少しでも安く購入したい」と考える人は少なくありません。そのため、多少の使用感があっても市場価値が下がりにくく、フリマアプリやリユース店では即売れするケースも見られます。
買取り方法は何がある?
使用済み食器の買取には、「出張買取」「店頭買取」「宅配買取」の3つの方法があります。それぞれに特徴があり、状況に応じて使い分けるのがポイントです。
買取方法 | 特徴 | 向いている人 |
出張買取 | 業者が自宅に来てその場で査定・引き取り | 大量にある/運べない |
店頭買取 | 店舗へ持参し、その場で査定を受けて現金化できる | 近所に店舗がある/少量で今すぐ手放したい人 |
宅配買取 | 箱に詰めて送るだけ | 近くに店舗がない/全国対応してほしい人 |
出張は手間がかからず、店頭はスピーディー、宅配は場所を選ばず利用できます。ブランド食器が多い方や、すぐに現金化したい方など、ライフスタイルや目的に合った方法を選ぶといいでしょう。
使用済みの食器の買取を依頼するならゴミ屋敷バスター七福神
使用済みの食器を整理していると、他の不用品が一緒に出てくることもあります。そのような場合には、まとめて対応できる業者に依頼するのが効率的です。ゴミ屋敷バスター七福神では、使用済みの食器だけでなく、家具や家電なども一括で引き取りをしています。また、価値のある品が見つかった場合には、積極的に買取査定をして、作業費用の削減につなげています。
片付けの規模にかかわらず、食器1点から家全体まで対応が可能です。女性スタッフも在籍しており、一人暮らしの女性や高齢の方にも安心してご利用いただけます。
お問い合わせは土日祝日も受け付けており、LINEやメールでの簡単なご相談にも対応しています。まずは見積もりだけ知りたい方も、お気軽にご連絡ください。
まとめ
今回は、使用済み食器の買取について詳しくご紹介しました。食器は一見処分するしかないように思われがちですが、ブランド品やデザイン性の高いもの、状態の良いアイテムであれば買取対象になる可能性があります。
また、買取業者によってはノンブランドの食器や使用済みでもまとめ売りができる場合もあるため、安易に捨てる前に一度査定を受けてみることをおすすめします。買取価格を少しでも高めたい場合は、汚れを丁寧に落としたり、付属品をそろえたりといった工夫が効果的です。さらに複数の業者に見積もりを依頼することで、納得のいく金額での売却につながります。
食器を整理する中で「思った以上に不用品が出てきた」「手に負えない」と感じたときには、七福神にお任せください。食器1点の買取から家全体の片付けまで柔軟に対応します。お問い合わせは24時間受け付けておりますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。