ストーブは数ある暖房器具の中でも短時間で広い範囲を温めることができるため、人気があります。
そんな便利なストーブも、いずれは経年劣化によって故障します。住宅の仕様によってはストーブが使えないために、買い替える必要も生じるでしょう。
この時意外に困るのが、ストーブをどう処分すればいいのかという点ではないでしょうか。
実はストーブは、処分方法を誤ると危険を伴い、大事故につながる可能性もある機器です。
今回は、知っているようで知らないストーブの捨て方を詳しく解説します。 ストーブをお持ちの方は、ぜひ最後までお付き合い下さい。
ストーブは燃料の種類によって捨て方が違う
ストーブは使用する燃料によって大きく三種類に分類できます。
1つ目は、タンクに燃料となる灯油を入れて使う、石油ストーブ。
2つ目は、ガス栓から引いたガスを燃料とする、ガスストーブ。
3つ目は、電源によって駆動する、電気ストーブです。
この他にも温め方によってファンヒーターや対流型、反射型といったストーブの種類はあるものの、ストーブを捨てるにあたって最も重要なのが、何を燃料にするストーブであるかです。
石油ストーブ・ガスストーブ・電気ストーブの中で、最も処分が難しいのが石油ストーブであると言われます。
その理由を、ストーブの捨て方と共にみていきましょう。
ストーブの7つの捨て方
ストーブを捨てる方法は、主に7つあります。
- 普通ゴミに出す
- 粗大ゴミに出す
- 不用品回収業者に依頼する
- 家電量販店の引き取りサービスを利用する
- リサイクルショップを利用する
- フリマアプリやネットオークションを利用する
- 必要としている人や施設に寄付する
それぞれ具体的にどのような手順を踏むか、また注意点についても詳しく紹介します。
普通ゴミに出す
ストーブの捨て方は普通ゴミに出す方法がありますが、実際にはそれが適切な方法かどうかは地域によって異なります。一般的に、ストーブは粗大ゴミとして処分されることが多いです。粗大ゴミは自治体によって回収方法やルールが異なるため、自治体の指示に従って適切に処分することが重要です。
ストーブを捨てる際には、まず自治体のルールを確認しましょう。多くの自治体では、ストーブを粗大ゴミとして出すことができますが、一部の自治体では不燃ゴミとして処分するよう指示されることもあります。
そのため、自治体が定めるゴミの分別や出し方に従うことが必要です。
粗大ゴミに出す
ストーブはほとんどの地域で、自治体が収集する粗大ゴミに出すことができます。
ただストーブを粗大ゴミとして処分する場合は、事前の申し込みや料金分のシールの購入といった手間がかかります。
しかしストーブを処分する方法としては比較的安価に済むので、時間や手間をかけられる人にとっては、自治体の粗大ゴミに出す方法は便利です。
ただし自治体によって、ストーブの回収を粗大ゴミとして行うか、もしくは不燃ゴミとして行うのかの取り扱いが異なりますので注意しましょう。
同じストーブでもサイズによって対応が異なる自治体もあり、小型のストーブであれば粗大ゴミではなく、不燃ゴミとして無料で毎週のゴミ回収に出せるケースもあります。
粗大ゴミとしてストーブを出す場合に必要な料金は、およそ300円から500円程度がほとんどです。
ストーブの処分回収については、自治体ごとに細かなルールを定めています。
料金体系も異なりますから、ストーブを自治体の粗大ゴミに出す場合は必ず事前に、自分が住んでいる地域の自治体のルールを確認しましょう。
ストーブを粗大ゴミとして処分する5つのステップ
ストーブを粗大ゴミとして処分する手順の一般的な流れが以下の5ステップです。
- 粗大ゴミ受付センターへ電話もしくはインターネットなどで申し込む
- 粗大ゴミとして処理するために必要な料金分のシールを購入する
- 石油ストーブの場合は、タンクの灯油を完全に抜く
- ストーブ本体の見やすいところに料金のシールを貼る
- 収集日決められた時間までに、指定された収集場所へストーブを出す
最近では粗大ゴミの受付センターに申し込む方法も増えました。電話だけでなく、WEBサイトやラインから24時間365日いつでも行える自治体も増え、便利になっています。
なおストーブの回収を粗大ゴミの受付センターに電話で申し込みする際は、控えておくべき内容がいくつかあります。メモを手元に用意してから電話をかけると安心です。
粗大ゴミの受付センターでの手続きが終わると、収集日と収集料金、受付番号が通知されます。
コンビニエンスストアや自治体指定の粗大ゴミの料金シールを購入し、受付番号を記載して、ストーブの見えやすい部分に貼り付けましょう。
ガスストーブや電気ストーブの場合は、その後粗大ゴミの収集日に、指定された時間までに定められた集積所にストーブを出せば作業は完了です。
しかし石油ストーブの場合は、先のステップ3で紹介した灯油を完全に抜くという作業が欠かせません。
この作業を怠ると、大きな火災などの事故につながる恐れもあります。
石油ストーブを粗大ゴミに出す際は、タンクの灯油を完全に抜いておく作業が欠かせないことを覚えておきましょう。
石油ストーブタンクの灯油を完全に抜く方法3選
石油ストーブに残った灯油を完全に抜く方法には、以下の3つがあります。
- 灯油をタンクに入れる際に使っている給油ポンプを使う
- 油受けを利用してタンクの灯油を抜く
- ストーブを空焚きする
給油ポンプを使う方法は、石油ストーブのタンク内の灯油がかなり残っている時です。
油受けを利用したり空焚きさせるのは、ごく少量しかストーブのタンク内に灯油が残っていない時に適しています。
給油ポンプ・油受けを使って灯油をタンクから抜く方法手順
まず給油ポンプや油受けを使う方法から見ていきます。
どちらの方法でも、最初の3つの手順は共通です。
<共通の手順>
- ストーブを消火する
- ストーブの温度が十分に下がるのを待つ
- 手袋をはめる
ストーブは大変高温になる危険な機器です。やけどに十分注意し、温度が下がったことを確認してから作業を始めましょう。
また安全装置を取り外したり分解したりすると事故の原因になりますから決して行わないでください。
<給油ポンプを使って石油ストーブのタンクから灯油を抜く方法>
- ストーブ本体から油タンクを抜く
- 油タンクの給油口の口金を外す
- 給油ポンプを油タンクの底まで押し込む
- 空のポリタンクやバケツに、タンク内の灯油を全て移す
<油受けを利用して石油ストーブのタンクから灯油を抜く方法>
- 油タンクをストーブ本体から一旦取り出す
- 油タンクが入っていたそこの部分に油受けが入っているので、本体から取り出す
- ポリタンクやバケツに油受け内の灯油を移す
- 油タンクの口金を外す
- 油受けを油タンクの口金部分に強く押し当てて、油タンク内の灯油を油受けに出す
- 油タンクから出た灯油もポリタンクやバケツに移す
上記手順は、ストーブのメーカーや型式によって対処方法が異なることがあります。
取扱説明書や、購入メーカーの公式サイトに記載された指示を守って、慎重に行ってください。
空焚きして石油ストーブのタンクから灯油を抜く方法
石油ストーブの空焚きは、シーズンオフごとに欠かせないストーブのケアとしてすでに行っている人も少なくないでしょう。
石油ストーブを空焚きすると、芯に残った灯油を燃やし切って、芯の部分に溜まっている不純物を取り除く効果が期待できます。
芯に不純物が残ったまま長期間使用せず保管すると、次のシーズンに使用する際に極端に火力が落ちたり、芯そのものの交換が必要になるケースもあります。
ストーブを長持ちさせるために欠かせない空焚きのケアは、ストーブを廃棄処分する時にも必要です。
ストーブを空焚きさせる手順を6つのステップに簡単にまとめました。
- 油タンクから給油ポンプを使って、灯油をできるだけ取り除く
- ペンチなどでストーブの芯を軽く潰し、形を整える
- ストーブに点火する
- 火力が弱まるまでストーブをつけたままにする
- 火力が落ちたら身を引き上げて灯油を燃やしきる
- 燃やし切ったらダイヤルを下ろさない状態で、2時間ほど放置する
油タンクの灯油がごく少量の状態から始めて、全行程約3時間程度要すると言われます。
また普通の点火と異なり、空焚きをすると部屋中に異臭が立ち込める点もデメリットです。
ストーブの空焚きは、屋外もしくは換気扇や窓のそば、また換気の良い状態で行うと良いでしょう。
風の強い日は、ストーブの火が可燃物に燃え移る恐れも考えられます。
風のない穏やかな天候の日に、周囲に可燃物がないことを確認してから行うことも大切です。
空焚きの方法も、ストーブのメーカーや型式によって処理方法が異なるケースがありますから、空焚きを始める前に必ず取扱説明書を通読の上、慎重に作業を進めてください。
残った灯油の捨て方4選
ストーブの油タンクに残った灯油や、購入したものの使いきれずに残ってしまった灯油はどのように処分したらよいでしょうか。
主な方法がこの4つです。
- ガソリンスタンドに引き取り依頼する
- 自動車整備工場に引き取り依頼する
- 灯油を購入した店舗に引き取りを依頼する
- 不用品回収業者に依頼する
ガソリンスタンド、自動車整備工場、灯油を購入した店舗は、古い灯油の引き取りに対応している業者とそうではない業者があります。
回収を依頼できるか、あらかじめ確認が必要です。
また引き取りに必要な料金もそれぞれが別途定めていますので、依頼する際に確認しましょう。
よく古布や古紙などに染み込ませて可燃ゴミに出す人も居ますが、決してお勧めできる方法ではありません。
灯油を染み込ませた可燃ゴミに万が一引火すれば、火事などの事故を引き起こす恐れがあり、大変危険です。
ただし少量であれば、可燃ゴミに吸引させて古い灯油を廃棄できる自治体もあります。
ご自身の自治体での取り扱いを確認の上、自治体の指示に従って灯油を処分しましょう。
石油ストーブに欠かせない灯油は、使用しないで長期間保管すると劣化する恐れがあります。
しかし灯油は可燃性が高いため、取扱いには十分注意が必要です。
廃棄処分するのは面倒ですが、決して水に流したり、そのまま可燃ゴミに捨てたりしてはいけません。
不用品回収業者に依頼する
ストーブを粗大ゴミや不燃ゴミとして処分すれば、処理にかかる料金は安価に済むように思えます。
しかしここまで見てきたように、ストーブのタンク内に残った灯油を抜く作業や空焚き、そしてタンクから取り出した灯油の処分などのコストや手配の手間を考えると、決して容易ではないことがわかります。
こういった処分費用や手間暇なく、また石油ストーブ・ガスストーブ電・気ストーブの種類を問わず容易に廃棄処分できるのが、不用品回収業者です。
不用品回収業者に依頼すれば、ストーブのタンク内に残った灯油もそのまま引き取ってもらえます。
先の項で紹介したように、溜まった灯油を一緒に引き取ってくれる不用品回収業者も少なくありません。
不用品回収業者によって、ストーブひとつから回収対応するところあれば、引き取り処分に対応する最低個数が定められている業者もありまちまちです。
遺品整理業者やゴミ屋敷清掃業者が、作業の一環として行うケースもあります。
引越し準備や片付けをしており、他にも処分したいものがあれば、一緒にストーブの処分を依頼するのもよいでしょう。
不用品回収業者に、不要になったストーブの引き取りを依頼する場合の料金相場は、およそ3,000円程度といわれます。
この他に運搬料や出張料などがかかるため処分費用はかかりますが、ストーブ処分に係る全ての手間を請け負うので、非常に便利です。
不用品回収業者にストーブの回収を依頼する際は、最低でも3社程度見積もりを取り、比較検討してから依頼すると良いでしょう。
家電量販店の引き取りサービスを利用する
家電量販店の中には、新しくエアコンや暖房機器を購入する際に古くなったストーブの引き取り処分を依頼できるサービスを実施しているところもあります。
キャンペーンで、ストーブの購入台数に合わせて古い機器を下取りするケースもあり、これを活用すれば、無料でストーブを処分できるのでお得です。
こうしたキャンペーンは通年行われるものではありません。
ストーブを買い替える予定がある時は、あらかじめ家電量販店の下取りキャンペーンの実施の有無や内容を確認しておくとよいでしょう。
ただし家電量販店に引き取りを依頼する際は、ストーブの油タンクないから灯油を完全に抜かなければなりません。
残った灯油を出したり、空焚きしたりといった手間がかかることを加味して検討する必要があります。
リサイクルショップを利用する
特に故障はなく使用に差し障りのないきれいな状態のストーブであれば、リサイクルショップで買取を依頼するのも検討してみましょう。
季節や店舗が抱えているストーブの在庫量などによって買取価格は変動します。
持ち込みを考えているリサイクルショップに見積もりを依頼すると安心です。
ただしリサイクルショップにストーブの買取を依頼する際は、先に紹介したいずれかの方法で、ストーブの油タンクから灯油を完全に抜く作業が欠かせません。
フリマアプリやネットオークションを利用する
ストーブを処分する際、フリマアプリやネットオークションを活用する方法があります。これらのオンラインプラットフォームを利用することで、手間をかけずに効率的にストーブを売却することができます。
フリマアプリやネットオークションでは、自宅にいながら簡単に出品作業を行うことが可能です。また、多くのユーザーが利用しているため、需要が高い商品であれば高値で売れる可能性もあります。
さらに、出品から梱包、発送までの手続きも自分で行うことができるため、自分のペースで処分作業を進めることができます。フリマアプリやネットオークションを利用することで、手軽にストーブを処分し、新たな収入源を得ることができるでしょう。
必要としている人や施設に寄付する
ストーブの処分方法には必要としている人や施設に寄付する方法があります。この方法は、使わなくなったストーブを捨てるのではなく、新たな所有者や施設に寄贈することで、リサイクルや再利用を促進する素晴らしい取り組みです。
寄付することによって、他の人々が暖かさを得ることができるだけでなく、環境にも優しい行動となります。例えば、寄付されたストーブが住宅施設や福祉施設で使われることで、暖房費の負担を軽減し、暖かい環境を提供することができるでしょう。
また、寄付されたストーブを修理やメンテナンスしてから再利用することで、長く使われることができ、廃棄物の削減にもつながります。このような寄付活動は、社会全体にとってプラスの影響を与えるだけでなく、必要としている人々にとっても大きな支援となるでしょう。
【種類別】ストーブの3つの捨て方
ここからは種類別にストーブの3つの捨て方について紹介していきます。
薪ストーブ
薪ストーブの場合、処分方法としては「インテリアとして再利用する」や「買い替え時に引き取りサービスを利用する」といった選択肢があります。これを利用したいと考える方もおられます。その他の方法としては、自宅でインテリアとして使用するか、薪ストーブ専門店や廃品回収業者に引き取ってもらうことが可能です。
また、ネットオークションを通じて買い取ってもらうこともできるでしょう。また、新しい機器を購入し取り替える際に引き取りサービスを活用することもできます。引き取りに伴う費用などは事前に確認しておくことをおすすめします。
灯油ストーブ
灯油を使ったストーブの処分には、他の種類のストーブと比べて様々な注意が必要です。どの処分方法を選んでも、発火の恐れがあるため、灯油や電池は事前に取り外しておく必要があります。
灯油は夏の高温や湿気によって劣化するため、来シーズンまで保存することはできません。使い切らない場合は、ガソリンスタンドに持ち込むことをおすすめします。使いきる際は、ストーブの取扱説明書を確認して安全に操作しましょう。
また、ガソリンスタンドでは危険物の処理を専門としているため、安全に処分してくれますが、一部料金がかかる場合もあるので、事前に問い合わせておくとよいでしょう。
電気ストーブ
電気ストーブの処分方法には、「小型家電リサイクルによる処分」「家電専門店に引き取りをお願いする」という手段があります。自治体によっては、小型家電リサイクルでの処分を行っている場合もあるでしょう。
公共施設やスーパー、学校、家電専門店などには回収ボックスが設置されているため、そちらで処分することができます。また、資源ごみ集積所に置いて決まった日に回収してもらう方法もありますので、お住まいの自治体に確認してください。
さらに、新しいストーブやファンヒーターを購入する際には、古い製品を引き取ってくれるお店もあります。家電専門店によって異なりますが、処分費用は無料から1000円程度のところが多いです。処分を依頼するお店を事前に確認しておきましょう。
余った灯油の使い方
ここでは余った灯油の使い方に付いて解説していきます。
ガソリンスタンドに運ぶ
余った灯油の使い方にはガソリンスタンドに運ぶ方法があります。灯油は、安全に処分する必要があるでしょう。灯油は、燃料として使用されるため、ガソリンスタンドに持ち込むことで専門の処理が行われます。
ガソリンスタンドでは、灯油を適切に処分するための設備や知識があります。また、灯油を運ぶ際には、安全に注意して携帯することが重要です。灯油は引火性があり、取り扱いには十分な注意が必要です。
そのため、ガソリンスタンドに持ち込む際には、密閉容器に入れたり、漏れないように慎重に運ぶことが大切になるでしょう。ガソリンスタンドに灯油を運ぶことで、環境への影響を最小限に抑え、安全な処分方法を選ぶことができます。
布や紙にしみこませる
余った灯油の使い方には布や紙にしみこませる方法があります。この方法は、灯油を効果的に処分するだけでなく、環境にも配慮した方法です。まず、余った灯油を布や紙に染み込ませることで、灯油が漏れ出すことを防げるでしょう。
そして、ビニール袋などに入れて密封し、ゴミとして捨てることができます。このようにして、安全かつ適切に余った灯油を処分することができるでしょう。灯油は燃えやすいため、適切な処理が必要です。
また、灯油を布や紙に染み込ませる際には、換気をしっかりと行い、火気には十分に気をつけて作業を行うことが重要です。
不用品回収業者に依頼する
余った灯油の使い方には不用品回収業者に依頼する方法があります。不用品回収業者は、家庭で使用されなくなったさまざまな物品を回収する専門業者です。灯油は燃料であり、扱いには注意が必要です。
そのため、灯油を処分する際には専門の業者に依頼することが安全で適切な方法と言えます。不用品回収業者に依頼することで、適切な処理やリサイクルが行われ、環境への影響を最小限に抑えることができます。
また、自治体では回収できない危険物指定されている製品であっても、不用品回収業者が回収してくれる場合があるでしょう。そのため、灯油の処分に困った際は、不用品回収業者に相談することで適切な解決策を見つけることができます。
ホームセンターや整備工場で引き取ってもらう
余った灯油を処分する際には、ホームセンターや整備工場で引き取ってもらう方法があります。灯油は燃えやすく、取り扱いには注意が必要です。そのため、使い切れなかった灯油を安全に処分することが重要です。
ホームセンターや整備工場では、専門のスタッフが適切な処分方法を提供してくれるため、安心して依頼できます。また、灯油を燃やすことは危険なので、プロに頼んで専用の処理方法で処分することが賢明です。
ストーブを処分する4つのタイミング
ここからはストーブを処分する4つのタイミングについて解説していきます。
エラーコードが頻繁に表示
ストーブを処分するタイミングには、エラーコードが頻繁に表示されることが挙げられます。エラーコードが頻繁に表示されるということは、ストーブやファンヒーターが故障している可能性が高いことを意味します。
エラーコードが表示される原因としては、フィルターの詰まりが挙げられるでしょう。フィルターが詰まると、正常な燃焼が妨げられ、エラーコードが表示されることがあります。そのため、エラーコードが頻繁に表示される場合は、まずはフィルターを清掃したり交換したりすることが重要です。
異臭・異音がする
異臭や異音が発生するという症状は、ストーブの故障や劣化が進んでいる可能性を示す重要なサインです。特に、異臭は不完全燃焼によるものが多く、部品の劣化や石油の漏れなどが原因として考えられます。
異音も同様に、長年の使用や部品の摩耗によるものが多いです。これらの症状が現れた場合は、ストーブの安全性や効率性が損なわれる可能性が高いため、早めの処分が重要です。
火の勢いが強い
火の勢いが強いということは、ストーブが正常に機能しておらず、危険な状態にある可能性があることを示します。このような場合、ストーブの故障が原因で処分する必要が生じます。また、ストーブが寿命を迎えた場合も処分のタイミングとなるでしょう。
寿命が来たストーブは効率的に燃えず、燃焼不良やガス漏れなどのリスクが高まるため、安全のためにも早めの処分を検討しましょう。
電源コードの断線
電源コードの断線は、ストーブを処分するタイミングを判断する重要な要素の一つです。ストーブを使用している際に電源コードが断線してしまうと、安全性において大きなリスクが生じます。
断線した電源コードは使用を続けることができず、修理が難しい場合があります。そのため、電源コードが断線した際には、ストーブの処分を考える必要があるでしょう。
まとめ
ストーブは寒い冬を快適に過ごすために欠かせない機器です。
しかしストーブは消耗品でもあります。一般的には早いもので5年程度、長くても10年ほどで耐用年数を終え、寿命を迎えます。
ストーブを廃棄処分するのは、かなりの時間と手間がかかる作業です。
忙しい日々の中で時間の捻出が難しい場合や、片付けをする中で他にも処分したい不用品がある場合は、不用品回収業者に相談すれば、手間なく一括で不用品処分できます。
もしストーブの処分を検討しているのであれば、ゴミ屋敷バスター七福神をご検討ください。
七福神は、関東8県、関西6県、東海4県、東北1県をカバーするゴミ屋敷清掃業者です。
「ストーブを処分したい」といったお客様の依頼実績も多数あります。 もしストーブの処分に困ったら是非ゴミ屋敷バスター七福神にご依頼ください。