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粗大ゴミ

雨の日も粗大ゴミ収集はある?注意点と安全な処分方法を解説

雨の日も粗大ゴミ収集はある?注意点と安全な処分方法を解説

粗大ゴミの収集は、事前予約をして指定日に出すケースがほとんどですが、予約した時点では当日の天候までわからないため、実際に収集が完了するまで不安が尽きません。特に、6月〜9月にかけては梅雨・長雨・豪雨といった天候も多く、「粗大ゴミ収集日が雨だったらどうしよう」と心配になってしまいます。

粗大ゴミの収集は、事前にしっかり情報を集めて対策を立てれば、指定日が雨になっても安心です。今回は、雨の日の粗大ゴミ収集に関する注意点や、安全・安心な粗大ゴミの処分方法を詳しく解説します。

粗大ゴミは雨の日でも捨てられる?

粗大ゴミは雨の日でも捨てられる?

粗大ゴミを出す場合、収集日の予約を入れてから実際に回収されるまで、一貫して気になる点が雨の日でも捨てられるかどうかです。粗大ゴミだけではなく、可燃ゴミ・不燃ゴミも外へ出すことになるので、収集日が雨だとどうしても不安が拭えません。

しかし、粗大ゴミも含めたゴミの収集は、天候に左右されること自体はあるものの、余程のことがなければ基本は収集可能です。雨の日における粗大ゴミや可燃ゴミの収集事情や、雨の日でなくても粗大ゴミ収集が中止になるケースをご紹介しましょう。

可燃ゴミやその他ゴミの雨の日の収集はある?

結論から言うと、可燃ゴミや不燃ゴミ・資源ゴミ・粗大ゴミは、雨の日であっても基本的には収集されます。各自治体によるゴミ収集は、多くの場合専用の収集車によって回収されますが、ゴミ収集車が動ける状態であれば雨の日でも問題ありません。

天候の荒れ具合によっては多少の遅れも出るものの、収集車が出せる状況ならゴミを収集してもらえます。どうしても心配な場合は、各自治体のホームページでゴミ収集に関する窓口に問い合わせ、予定日に収集されるかどうかを確認するとより安心です。

雨の日でなくても粗大ゴミ収集は中止になることもある

粗大ゴミは、ゴミ収集車が出せる程度の天候なら雨でも収集してもらえますが、場合によっては雨の日でなくても収集が中止されます。具体的な例としては、次のような状況の時です。

  • 台風や集中豪雨の時
  • 台風や集中豪雨で住んでいる地域に避難指示が出された場合
  • 地震により避難勧告が出たり道路が断絶した場合
  • 大雪で交通規制が出された場合

上記のような状況になると、物理的に収集活動が不可能になるため、たとえ収集日当日が雨でなくても粗大ゴミは収集できません。

雨の日に粗大ゴミを処分するときの注意点

雨の日に粗大ゴミを処分するときの注意点

粗大ゴミ収集日が雨の日でも、収集車が出せる程度の天候ならば粗大ゴミを収集してもらえますが、気をつけなければならないのが粗大ゴミの出し方です。天候に配慮しない出し方をしてしまうと、せっかく出しても収集作業を邪魔になったり、収集して貰えなかったりします。

出す側も収集する側も気持ちよく処分できるよう、粗大ゴミの出し方にも配慮しましょう。粗大ゴミを処分する日が雨だった時、気をつけなければならない注意点を以下でご紹介します。

粗大ゴミシールが剥がれないようにする

雨の日に粗大ゴミを出す場合は、粗大ゴミシールが剥がれないよう、補強して貼ってください。粗大ゴミシールには、受付番号や出す人の名前が明記されていて、収集人はシールに記載された情報を確認しながら回収しています。

シールが剥がれた粗大ゴミは、正しい情報が読み取れないため収集されず、後日改めて出し直さなければなりません。収集当日の天気が気になる場合は、粗大ゴミシールが剥がれないようガムテープで補強するなどの対処が必要です。

運び出し時の怪我に気をつける

粗大ゴミの収集日が雨になった時は、運び出す時に怪我をしないよう、焦らずゆっくり出すようにします。雨の日は足元も滑りやすく手元も濡れるので、晴れている日と同じ感覚では粗大ゴミを運べません。

うっかりいつものように運んでしまうと、落とした粗大ゴミで手足を傷つけたり、腕や足腰を痛めたりする可能性も高いです。普段なら大丈夫な大きさ・重さの粗大ゴミでも、念の為2人以上で運んだり台車を使ったりなどすれば、雨の日に粗大ゴミを出しても怪我をしにくくなります。

粗大ゴミが雨に濡れにくいようにする

雨の日、もしくは雨の予報が出ている日に粗大ゴミを出す時は、可能な限り雨に濡れないよう工夫して出すことも大切です。例えば、ベッドのマットレスを粗大ゴミで出す場合、収集車が回ってくるギリギリの時間に出せば、粗大ゴミがずぶ濡れになる心配はほとんどありません。

収集車のタイミングに合わせられない場合も、雨に濡れないよう庇のある場所にたけかけたり、壁に立て掛けるように置いて置くと、マットレスが濡れる面積が減らせます。透明なビニールシートなどで覆う人もいますが、自治体によっては許可されないケースもあるので、粗大ゴミをビニールシートで覆いたい場合は、各自治体に問い合わせてからにしてください。

自己都合で急な依頼やキャンセルはできない​​

粗大ゴミの収集予約日は、自己都合で急に依頼したりキャンセルしたりできません。粗大ゴミ収集は、一日で回収できる量に制限があり、その日に回るルートも事前予約の内容で定められています。したがって、急に依頼しても粗大ゴミは収集してもらえませんし、キャンセルした場合は最初から申し込みをやり直さなければなりません。

また、急にキャンセルすると事前購入した粗大ゴミシールの料金も返金されない可能性が高いので、注意が必要です。ただし、病気や身内の不幸などで急なキャンセルをしたい場合、相談すれば対応してもらえるケースもあるので、まずは受付センターに連絡してみましょう。

雨の日に粗大ゴミを処分する方法

雨の日に粗大ゴミを処分する方法

雨が降っている中で行わなければならない粗大ゴミの処分作業は、手間暇も掛かり気をつけなければならない点も多いことから、実際に出すまで気分も滅入りがちです。かといって、粗大ゴミをそのままにしておくのも気持ちが落ち着かず、今すぐどうにかしたいと考える人も少なくありません。

実は、収集してもらう以外にも粗大ゴミを処分する方法があり、それを知っておくと天候に不安がある時や急ぎの時には大変便利です。雨の日でも安心して実行できる、粗大ゴミの処分方法を以下でご紹介します。

粗大ゴミを不用品回収業者に回収を依頼する

可能な限り手間暇を省き、天候を気にせず自分のタイミングで粗大ゴミを処分したい人には、不用品回収業者への依頼がおすすめです。不用品回収業者は、小さな不用品から大型の古い家具まで、さまざまな不用品を回収してくれます。

粗大ゴミの運び出しも行ってもらえるで、雨の日でも怪我をする心配がなく、スムーズな処分が可能です。依頼料は必要ですが、余程の天候不良でなければ日程が狂うこともなく、計画通りに粗大ゴミを処分したい人にはぴったりの方法と言えます。

クリーンセンターに直接運び込む

軽トラや小型のバンなど、粗大ゴミを運べそうな車が用意できるなら、各自治体のクリーンセンター(ゴミ処理施設)へ直接運び込むのも良い方法です。住んでいる自治体の受付窓口へ事前に申し込み、予約した日時に粗大ゴミをクリーンセンターへ持っていくだけなので、天候に左右されず粗大ゴミを処分できます。

ただし、クリーンセンターも予約制で稼働日も決まっているため、必ずしも自分の希望通りの日時に処分できるわけではありません。また、粗大ゴミを直接運び込めるのはその自治体に居住している住人だけなので、現住所が証明できる書類(マイナンバーカードや免許証など)が必要です。

解体、分解して普通ゴミとして処分

処分したい粗大ゴミが解体可能なら、小さく分解して普通ゴミで処分する方法もあります。例えば、カラーボックスや組み立て式のクローゼット・本棚などは、分解すれば小さなパーツになり、指定のゴミ袋にも入れやすいです。

少し大きめのパーツでも、ノコギリ等で切断すれば小さくできるので、かなりコンパクトにまとめられます。ただし、解体した粗大ゴミを普通ゴミとして認めるか否かは、各自治体で判断が異なるため、実行する前に必ず事前確認をしてください。

粗大ごみを解体して出すにはルールがある!処分方法や注意点などを解説

粗大ゴミをリサイクルショップに持ち込む

自分にとっては粗大ゴミでも、客観的にみてまだ使えそうな場合は、リサイクルショップに持ち込む方法もあります。処分予定の粗大ゴミが比較的綺麗なら、リサイクルショップが買い取ってくれるので処分費用が掛かりません

出張買取してくれるリサイクルショップを選べば、持ち込みをしなくてもいいので手間が掛からず、雨の日でも安全に処分できます。店舗によっては、買取をしてくれなくても持って行ってくれるケースもあるので、気になる人は一度連絡してみましょう。

雨の日も晴れの日も大事!粗大ゴミ収集の注意点

雨の日も晴れの日も大事!粗大ゴミ収集の注意点

自治体による粗大ゴミに収集は、余程の悪天候でない限りほぼ予定通り行われますが、ルールを守っていないと持って行ってもらえません。ルール違反をしている粗大ゴミはただの不法投棄なので、注意を受けたり罰金を課せられる可能性があります。

粗大ゴミの出し方は、各自治体によって細かな点に違いが見られますが、基本的なルールはほとんど同じです。気をつけなければならないポイントを知り、収集する人に迷惑をかけないよう粗大ゴミを処分しましょう。雨の日も晴れの日も守るべき、粗大ゴミ収集の注意点を以下で解説します。

リサイクル家電は収集不可

リサイクル家電に指定されている品物は、粗大ゴミでは収集できません。具体的には、次のようなものがリサイクル家電に該当します。

上記のような品物を処分したい場合は、家電を取り扱っている店舗に持ち込んで引き取りをお願いしたり、自治体に協力している業者へ依頼したりしなければなりません。正しい引き取り方法は各自治体で異なるので、リサイクル家電を処分したい時は具体的な処分方法を必ずチェックしてください。

完全予約制で日時も指定される

基本的に、粗大ゴミの処分は完全予約制で、収集日時も細かく指定されています。したがって、粗大ゴミは事前予約で指定された日時を守り、周囲に迷惑をかけないよう気をつけなければなりません。

例えば、回収日時を7月4日の午前10時と指定された場合、粗大ゴミは指定日の午前9時頃を目安に出すか、早くても予定日の早朝に出しておく、という感じです。指定した日時より早すぎると不法投棄を間違われますし、遅れると無断キャンセル扱いになるので、程よいタイミングを見計らって出しましょう。

部屋の中に入って収集してくれない

粗大ゴミの回収は、事前に予約していても部屋の中に入ってまでは収集してもらえません。収集車が回るのは、あくまで道路上で指定されたルートだけなので、当日雨が降っていても、予約した人が指定場所まで粗大ゴミを運び出します。

自治体によっては、別途料金を支払って運び出してくれることもありますが、対象となるのは粗大ゴミの運び出しが難しい妊婦さんや、高齢者・体が不自由な人のみです。雨の中粗大ゴミを出すのは大変ですが、基本ルールを守った出し方が収集車の動きをスムーズにし、出す側も収集する側もお互いに気持ちよく粗大ゴミを処分できます。

粗大ゴミが自分で運べない!搬出できないときの解決策

ゴミ屋敷バスター七福神は雨の日も粗大ゴミを引き取ります。

ゴミ屋敷バスター七福神

「粗大ゴミを処分したいけど、予約日に雨が降るかもと思うと不安」「粗大ゴミが多くて運び出しが難しい」とお悩みの方は、ゴミ屋敷バスター七福神にお任せください。七福神は、不用品の引き取りから買取まで行なっている、片付け専門業者です。

予約した当日が雨でも、スタッフが迅速に粗大ゴミを引き取りますので、お客様の手を煩わせることがありません。買取可能が品物があれば事前に査定し、料金からお値引きすることも可能です。電話・LINE・メールと三種類の相談窓口をご用意しておりますので、現在の悩みやどのように処分したいかなど、ぜひご希望をお聞かせください。

まとめ

まとめ

粗大ゴミの回収は、台風や集中豪雨といった、余程の大雨でなければ基本的に予約日時に収集してもらえます。ただし、雨の日は粗大ゴミも濡れやすく運び出しも危険なので、できるだけ濡れないような場所に置いたり、粗大ゴミシールが剥がれないよう工夫したりといった配慮が必要。

また、予約日時に指定場所へ粗大ゴミが出せなかった場合、強制キャンセル扱いになり最初から手続きをやり直さなければなりません。天候に不安を感じたり、できるだけ予定通りに粗大ゴミを処分したいという人は、粗大ゴミも引き取ってくれる専門業者を利用して、不用品も不安もスッキリ処分しましょう。

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この記事の監修者

ゴミ屋敷片付けの専門業者「ゴミ屋敷バスター七福神」代表

監修者 竹本 泰志

年間20,000件以上のゴミ屋敷片付け・遺品整理の実績「ゴミ屋敷バスター七福神」を全国規模で展開する株式会社クオーレの代表取締役。
複数の職を経て、2011年、25歳の頃に仲間と共に株式会社クオーレを設立。 不用品回収業としてスタートし、遺品整理やゴミ屋敷片付けを中心に手掛けるように。
現在は愛知の他、岐阜・静岡・神奈川・埼玉・千葉・栃木・東京・静岡・大阪・和歌山にも支店や支社を構え、 精力的に事業を拡大している。

新家 喜夫(ゴミ屋敷清掃士認定協会理事長)

監修者 新家 喜夫ゴミ屋敷清掃士認定協会理事長)

遺品整理やゴミ屋敷片付けが必要な方のために活動し、数々のメディア取材を受けてきた。ゴミ屋敷清掃士認定協会理事長を務め、著書も出版している。
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