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ゴミ屋敷片付け

ゴミ屋敷のリフォームは可能?流れや費用を抑えるためにできる対策を解説

ゴミ屋敷のリフォームは可能?流れや費用を抑えるためにできる対策を解説

ゴミ屋敷対策として、リフォームをと考えている人もいるのではないでしょうか。
堆積物に溢れ、自力での解決が難しいゴミ屋敷をリフォームすることで心機一転を図る、つまりは「リセット」しようという考え方は決して分からない話ではありません。
しかし実際、ゴミ屋敷をリフォームすることはできるのかについて、解説していきましょう。

ゴミ屋敷のリフォームは可能?流れや費用を抑えるためにできる対策を解説

ゴミ屋敷とリフォームについて

ゴミ屋敷とリフォームについて

ゴミ屋敷はリフォームできるのか。
結論から言えば、ゴミ屋敷のリフォームは可能です。
ただし、あくまでもゴミ屋敷のゴミを全て撤去した状態でなければなりません。

リフォーム業者はあくまでもリフォームを提供する業者であって、ゴミ屋敷の清掃は行いません。
そのため、流れとしてはゴミ屋敷を片付けてからリフォーム業者に依頼する形となります。

ゴミ屋敷掃除とリフォーム双方に対応する業者

ゴミ屋敷の掃除・片付けとリフォームの双方に対応している業者は基本的にありません。
なぜなら、それぞれサービスの領域が異なるからです。
リフォーム業者の場合、工事請負代金が500万円以上を越えるものは建設業許可が必要です。

そのため、500万円以下のリフォームであれば認可は不要ですが、それでもリフォームを業務として提供するためには資材や専門スタッフを確保しなければなりません。
ですので、ゴミ屋敷の掃除・片付けとリフォームの兼任は現実的に難しいです。

「元ゴミ屋敷」であればリフォームは可能

ゴミの無い状態であれば、元々はゴミ屋敷であった家屋でもリフォームは可能です。
汚い状態では引き受けてくれないのではとの懸念もあるかもしれませんが、リフォームはゴミの掃除は行いませんが、壁や床の汚れや劣化であればリフォームはなんら問題ありません。
つまり、ゴミ屋敷をリフォームしてもらうためには、ゴミ屋敷に堆積しているゴミを片付ける必要があります。

ゴミ屋敷を片付けるために

ゴミ屋敷を片付けるために

ゴミ屋敷をリフォームするためには、まずはゴミ屋敷のゴミを片付ける必要があります。
そこで、ゴミ屋敷を片付けるための方法をご紹介します。

行政に相談してゴミ屋敷を片付ける

いわゆるゴミ屋敷条例等、ゴミ屋敷対策に力を入れている自治体は多いです。
そのため、ゴミ屋敷を片付けたいのであれば行政に相談してみるのも良いでしょう。
ただし、あくまでも自力を促されます。

自分でどうすることもできない場合、あるいは行政からの指示に従わない場合には勧告や命令、さらには行政代執行となるのですが、行政代執行までは時間もかかります。
すぐにゴミ屋敷を掃除してリフォームをと考えている場合には、現実的な選択肢ではありません。

友人や知人等の力を借りて自力でゴミ屋敷を片付ける

ゴミ屋敷の片付けに付き合ってくれる友人や知人がいれば、助けてもらうのも手です。
ただしこの場合、ゴミ屋敷の片付けそのものは行えるのですが、ゴミの処分では少々骨が折れます。
自治体のゴミ出しルールに合わせてゴミを分別して片付け、かつ指定収集日にゴミを出します。
粗大ゴミであれば申し込みが必要になるでしょう。
ゴミ収集場所までの運搬は、ごみが大量であればあるほど重労働になります。

専門業者にゴミ屋敷片付けを依頼する

ゴミ屋敷のリフォームを考えているのであれば現実的には専門業者への依頼となるでしょう。
専門業者であればゴミ屋敷の片付けにも慣れています。
行政のように、自力での片付けを促されるでもなく、ましてや基準を設けているでもなく、どのようなゴミ屋敷であれ依頼を受ければ綺麗に片付けてくれます。
また、排出されるゴミも業者が処分しますので、自ら片付ける必要はありません。

ゴミ屋敷をリフォームする際の注意点

ゴミ屋敷をリフォームする際の注意点

ゴミ屋敷ではあっても、ゴミを片付けさえすればリフォームは可能です。
むしろゴミが大量に堆積されていたかつてのゴミ屋敷は、ごみを片付けたとしても機能まで元通りになるとは限りません。
そこでリフォームが有効になるのですが、リフォームを行うべきなのか、ポイントを解説していきましょう。

リフォームポイント①:壁や床、天井

壁や床、天井は何らかの機能があるのではなく、あくまでも仕切りとして家にあるものです。
そのため、見た目にこだわらないのであればリフォームをする必要はないと考えがちですが、長年ゴミ屋敷だった場合、水分・液体がしみ込んでしまい、強度が落ちているケース、さらにはそれらの水分によるカビが発生しているケースもあります。
また、堆積物の圧力によって変形しているケースもあります。
このような場合にはリフォームを行った方が良いでしょう。

リフォームポイント②:トイレ

トイレは生活の中で必ず利用する重要な設備です。
しかし、ゴミ屋敷となって長年使用していないとタンクが劣化することで水が出ないケースがあります。
また、古い便や尿が汚れに付着したままの場合、正常に動かないだけではなく異臭を放っているケースもあります。
このような場合にはリフォームを検討した方が良いでしょう。

リフォームポイント③:浴室

浴室もトイレ同様、水回りが正常に作動するのかが大切ですが、長年ゴミ屋敷となって使用していなかった場合、排水管が詰まっている可能性もあります。
また、浴室はその特性上、カビが生えやすいです。
浴槽だけではなく壁や床にもカビがある場合や、ゴミがなくなったものの汚れが目立つ場合にはリフォームを考えた方が良いでしょう。

リフォームポイント④:キッチン

キッチン周辺もまた、水を使う部分なので、長年ゴミ屋敷が続いていた場合、排水管や蛇口が痛んでいる場合も多いです。
内部的な劣化・損傷もあれば、蛇口の場合には大量のゴミによる圧力で変形してしますケースもあります。
この場合、ゴミ屋敷を片付けたとしても水が使えません。
また、油汚れや錆が目立つ場合もリフォームを行った方が良いでしょう。

ゴミ屋敷をリフォームする際の注意点

ゴミ屋敷をリフォームする際の注意点

ゴミ屋敷を片付けることでリフォームが可能になりますが、実際にリフォームする際の注意点・ポイントがあります。
これらを踏まえ、リフォームを検討しましょう。

リフォームのタイミング

先にもお伝えしましたが、ゴミが堆積しているゴミ屋敷の状態ではリフォームはできません。
そのため、流れとしてはまずはゴミ屋敷を片付けてからリフォームとなります。
何らかの事情でスピード感を求めるとしても、この流れは不変です。
むしろゴミが堆積している状態ではリフォーム業者としての見積もりができませんので、まずはゴミ屋敷を綺麗にすることを優先しましょう。

リフォーム費用を抑えるポイント

リフォーム費用を抑えるポイントとしては、できる限りリフォーム業者の手を煩わせないことです。
つまり、リフォームする部分が多ければ多いほど、費用は高くなりますし、範囲を抑えることで費用は抑えられます。
そのため、本当にリフォームが必要な部分なのかを改めて考えてみましょう。

ゴミ屋敷のリフォームについてのまとめ

ゴミ屋敷のリフォームについてのまとめ

ゴミ屋敷をリフォームすることはできません。リフォームを希望する場合には、まずはゴミ屋敷を片付けてからになります。
ゴミ屋敷を片付ける方法としては行政への相談や友人・知人に助てもらう方法がありますが、専門業者への依頼が現実的です。
専門業者に依頼して綺麗に片付けてもらった後、本当にリフォームが必要なのかを改めて考えてみましょう。

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この記事の監修者

ゴミ屋敷片付けの専門業者「ゴミ屋敷バスター七福神」代表

監修者 新家 喜夫

年間2,500件以上のゴミ屋敷を片付け実績を持つ「ゴミ屋敷バスター七福神」を全国で展開する株式会社テンシュカクの代表取締役。ゴミ屋敷清掃士認定協会理事長。

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