汚部屋を片付ける際、時間がかかって途中で嫌になる人もいるでしょう。短時間で片付けられたらと考えている人もいるかもしれません。
部屋を片付ける際には手順があります。その手順に沿って進めると汚部屋がみるみるきれいになってやる気も湧き上がり、短時間で片付くでしょう。
この記事では、短時間で部屋を片付ける方法を紹介します。部屋の片付けが進まない人や、短時間で片付けを済ませたいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
目次
20代から30代の方の汚部屋が増えている
ゴミ屋敷や汚部屋と聞くと、高齢者がゴミを集めているというイメージを持っている人も多いかもしれません。
しかし、最近では汚部屋になってしまう20代から30代の若い世代の方が増えています。
その原因はいくつかあるのですが、最たる原因が「仕事が忙しくて、掃除する時間が取れない」ということがあげられます。
仕事の残業があったり、長時間の仕事だったりすると、家に帰ってくるとご飯を食べて寝るだけという方も少なくありません。
短時間でも掃除をしなければいけないのはわかっているが、仕事で疲れて掃除をする気にならないという生活サイクルが続いてしまうと、汚部屋になってしまうという方が多くみられます。
そういった仕事などで忙しく汚部屋の掃除ができないという方に向けて、今回は短時間で汚部屋を片付けるテクニックをご紹介します。
5時間で汚部屋を片付けることはできる?
汚部屋を短時間で片付けたいと考えている人は意外と多くいます。そのなかでも、5時間程度で片付けられたらと思う人もいるようです。
結論からいうと、5時間で汚部屋を片付けることは可能です。ゴミの量や汚れ具合、広さによっても選ぶべき手段は違ってくるので、このあとの情報を参考にしてください。
部屋の広さ・ゴミの量によって所要時間が変わる
片付けに必要な所要時間は、主に以下の条件によって異なります。
- ・部屋の広さ
- ・ゴミの量
片付ける対象の部屋が広ければ広いほど、片付けに必要な所要時間は増加します。反対に狭ければ短時間で片付けられる確率は上がります。
ただし、片付けに必要な所要時間は部屋の広さだけではなく、ゴミの量も関係しています。ゴミの量が多ければ処分するための時間が必要になるため、ワンルームでも5時間以上はかかるでしょう。
汚部屋の場合はゴミの量が多いことが予想されるため、5時間で片付け終えることは難しいかもしれません。
片付け業者なら汚部屋も短時間で片付く
片付け業者に依頼すると、どんな汚部屋でも短時間で片付けが可能です。
片付け業者は、さまざまなタイプの汚部屋やゴミ屋敷の片付けを行っている経験と実績があります。独自のノウハウもあるため、効率よく片付ける方法を熟知しているのです。
また、片付け業者の場合、複数人で担当することが多くあります。片付ける人数が増えれば一度に並行して行える作業料も増えるため、必然的にスピーディーな片付けが可能です。
例えば一人暮らしの汚部屋の場合、1K~1DK程度の広さが多いでしょう。片付け業者なら5時間程度で片付けが完了します。
短時間で汚部屋を片付ける方法
汚部屋を片付けたくても時間がないなどの理由で、そのままの状態になっている人もいるでしょう。正しい方法で片付ければ、数時間とはいかなくても可能な限り短時間で完了させられます。
仕事などが忙しく汚部屋の掃除する時間もままならない人が、短時間で片付ける方法についてご紹介するので、参考にしてください。
明らかな「ゴミ」をゴミ袋に入れる
汚部屋には、机の上や床に雑誌や仕事で使った書類、チラシなどが落ちていませんか?
また、トイレにトイレットペーパーの芯が溜っていたり、弁当の殻箱やお菓子の袋なども散らかっていませんか?
まずはそういった汚部屋の中にある明らかに「ゴミ」だとわかるものは、ゴミ袋に入れるようにしましょう。
可能であれば、衣類も捨てておきたいですが、あまり奥からいらないものを探すと短時間では終わらないので、手際よく明らかなゴミを捨てていきましょう。
床に落ちているものは「収納場所を決める」
汚部屋になる原因の一つは、床に物を置くからです。
床に物を置くと、物にホコリなどもたまりますし、掃除機をかける時の邪魔になってしまいます。
基本床にはなにも置かないで、棚の上やタンスの中に物をしまう場所を決めるようにしましょう。
床のものを移動させるだけなので、短時間で終わらせるようにしましょう。
「とりあえずBOX」を作る
「とりあえずBOX」を作っておくと、片付けるスピードがアップします。
「とりあえずBOX」とは、不要必要の判断に迷ったものをいったん保管するためのBOXです。
短時間で片付ける場合は、1アイテムにつき不要必要の判断を3秒程度でしなければなりません。しかし、瞬間的に判断できないものもあるでしょう。そのようなものは「とりあえずBOX」にいったん保管して、後日必要なものか不要なものかを決めるようにします。
ただし、BOXに大量に入れてしまうと後日判断する際に時間がかかる可能性が高まるので注意が必要です。また「とりあえずBOX」の中身がそのままの状態になるかもしれません。
BOXに入れるものは最小限にとどめ、片付けが完了した2~3日以内に不要必要の判断をするなどの決まりも設定しておきましょう。
キッチンとトイレを掃除する
水回りはどうしても汚れがちなので、汚部屋と一緒に片付けをするようにしましょう。
料理をする人はフライパンなどのキッチン用品や、マグカップやグラスなどもしっかりと洗っておきましょう。
掃除を後回しにしがちなトイレもしっかりと掃除しましょう。
トイレの便器の中はもちろん、便座やタンクのホコリまで取り除いて、清潔なトイレを保つようにしましょう。
ベッドメイキングをする
布団を片付けている人は別ですが、ベッドの枕元などにゴミがたまっている人は、片付けて清潔になるようにしましょう。
布団の乱れや毛布の乱れも直して、毎日簡単にでもベッドメイキングをすることも大切です。
またベッドメイキングをすることで以下のようなメリットも期待できます。
- ・片付けの習慣が身につきやすい
- ・二度寝しにくくなる
また、アメリカではベッドメイキングと幸福度に関する研究が行われました。68,000人を対象にしたこの調査では、ベッドメイキングをしたグループの71%が幸福だと感じたと答えています。
掃除機、拭き掃除をする
汚部屋を片付けて床に物が置かれていない状態になった後は、掃除機をかけましょう。
部屋だけでなく、家全体に掃除機をかけるのが大切です。
玄関、トイレ、キッチン、部屋と隅々まで掃除機をかければ、汚部屋の片付けが完了です。
部屋に多くのものが置かれた状態が長かった場合、ホコリが大量に溜まっています。これらを取り除くためには、掃除機・拭き掃除が欠かせません。
ただし、掃除機・拭き掃除をすると溜まったホコリが舞い上がる可能性があります。これらを吸い込むと咳などの症状を引き起こす原因になるので注意が必要です。
掃除機・拭き掃除を行う際は窓を全開にし、充分換気をしながら行ってください。
短時間で部屋を片付けるコツ
短時間で部屋を片付ける際には、以下のようなポイントを意識すると良いでしょう。
- ・一度にやろうとしない
- ・根気強く続ける
- ・睡眠を取って体力をつける
- ・天候の良い日を選ぶ
それぞれのコツについて解説するので、参考にしてください。
片付けを一度にやろうとしない
汚部屋の掃除は、一日では終わらないことが大半です。
一度に汚部屋を片付けようとすると、かえって片付けのやる気をなくすことになってしまうかもしれません。
そのため汚部屋の片付けを行う際には、例えば今日は玄関、トイレだけ、ゴミを袋に入れるだけなど、細かく分類してから、何日かに分けて行うようにしましょう。
例えるならば、受験勉強をするときに一気に10冊のテキストを渡されるよりも、1冊終えたらもう1冊と増やしていく方が効率よくこなせるのと同じです。
まずは短時間で出来る掃除をして、また別の日に短時間だけ掃除をしてみましょう。
これを繰り返すだけで、少しずつですが汚部屋が変わっていくので、ぜひやってみてください!
根気強く掃除を続ける
部屋の片付けは根気が必要です。特に汚部屋の場合は多くのものが散乱した状態であるため、片付け続けても「綺麗になっている」という実感がわきにくいかもしれません。
しかし、片付け続ければ物は確実に減っていますし、片付け自体も進んでいます。片付け半ばで諦めてやめてしまうと、さらに状態が悪化する可能性もあり危険です。
目に見えた結果が得られていないと感じても、根気強く掃除を続けましょう。
しっかり寝て体力をつけておく
睡眠をしっかり取って体力をつけることも短時間で部屋を片付けるコツです。
片付けには想像以上に体力が必要で、睡眠不足の状態では片付け始めてもすぐに疲れてしまうでしょう。汚部屋状態の場合の片付けは、1日に2~3時間確保しても目に見えた成果が得られないことも多くあります。睡眠不足ですぐに疲れてしまうと、片付けは進みません。
また、短時間で片付けをする際には、不要必要の判断を瞬間的に行う必要があります。その判断力も低下するため、睡眠は重要な要素なのです。
天候のよい日を選ぶ
片付け時には、部屋に溜まったホコリが舞うため、窓を開けたほうが良いでしょう。
しかし天気が悪い日は窓を開けることが難しく、ホコリが舞った部屋で片付けなければなりません。舞ったホコリを吸い込むことで咳が止まらないなどの症状を引き起こす可能性が高まります。
そのため、天候が良い日を選んで片付けを行ってください。晴れているときが望ましいですが、雨が降っていなければ曇りの日でも良いでしょう。
汚部屋を片付けるモチベーション
汚部屋では見えないホコリが多く、なんとなく空気がどんよりしていることが多いです。
短時間でも汚部屋を片付けることで、清潔な空間を作ることが出来ます。
また汚部屋を片付ける際には、窓を開けてしっかり換気して、掃除が終わったらフレグランスを設置してみましょう。
部屋の空気を清潔にして、フロアフレグランスなどで清潔な香りを部屋に広げると、綺麗な状態の部屋を維持しようとするモチベーションが高まりやすくなります。
片付けた後の部屋は維持する方法とは
汚部屋を短時間で掃除しても、すぐに元に戻ってしまっては意味がありません。
ここからは汚部屋から片付けた後の部屋を維持するための方法をご紹介するので、ぜひ試してみてください。
綺麗な部屋は運気を上げると理解する
清潔なトイレ、清潔な部屋で生活をすると、何かを探したり、どかしたりする時間が減ります。
また、清潔な状態の部屋で生活していると、その人の運気も上昇すると言われています。
そういったメリットを考えて、汚部屋を片付けた後の部屋を維持できるように心を決めることが重要です。
少しずつ物を減らしていく
1度の掃除で部屋は綺麗になりません。
短時間の掃除を何度も繰り返して、少しずつ部屋にある物を減らしていきましょう。
収納の中にある必要でないものや、かさばる衣類などを複数所持していると、どうしても部屋が物で溢れてしまいます。
物を減らすことが、結局は綺麗な部屋につながる第一歩です。
- ・物を捨てる
- ・収納を見直す
- ・掃除する
この3つのサイクルを回すだけで、汚部屋は改善します。
汚部屋にならない人は、部屋にある物が少ない方が多いです。
部屋にある物が多い人は、必要だと思っている、いつか必要になるから捨てられないなどで物に溢れていることが多い傾向にあります。
自分の部屋のキャパシティを考えて、必要なものだけを残すようにしましょう。
そういう生活が出来れば、部屋はおのずと綺麗になっていきますよ!
汚部屋の片づけはゴミ屋敷バスター七福神へお任せ
ゴミ屋敷バスター七福神では、汚部屋の片付けも行っています。
さまざまな汚部屋・ゴミ屋敷の片付けを行ってきた実績があり、不用品・ゴミの量に合わせた人数で対応するので、依頼すれば短時間での片付けが可能です。
間近に迫った引っ越しや急な来客など、お急ぎの要望もよくありますが、ワンルールならお部屋でも数時間程度で、入居時のようなすっきり片付いた部屋になります。
相談・見積もりは無料なので、自分で片付けることが困難に感じる汚部屋の場合は、お気軽にお問い合わせください。
まとめ
汚部屋になれてしまうと、家全体にゴミが溢れてしまい、ゴミ屋敷になるのは時間の問題です。
また、身体面・精神面にも良くない影響を及ぼすため、そのままの状態にしておくことは危険です。
短時間で片付ける方法・コツを紹介しましたが、無理に自分で片付ける必要はありません。自分で片付けが難しいと感じる場合は、業者に依頼する方法も選択肢に入れてください。
ゴミが溢れている状態と同じように、ゴミがない生活に慣れることも出来ます。
日々の生活を見直して、清潔は部屋で生活できるように日々改善していきましょう。