引越し日が近づいているのに、大量のゴミを処分できず、困っているというご相談がよくあります。要らないものまで引越し先に持っていったとしても、あとから処分するのが面倒ですよね。それならば、引越し作業と一緒に、要らないものを回収、引取りしたり、部屋を清掃してくれるサービスを利用する方法もあります。
この記事では、引越し業者や不用品回収業者に依頼できる引越しゴミの回収・引取りについて解説します。また、自分で処分する方法や費用を抑えるコツも紹介しているので、大量のゴミを処分する参考にしてみてください。
目次
引越しのゴミ回収・引取りが間に合わないときに利用できる業者
「引越しのゴミ回収・引取りが間に合わない」とお悩みなら、以下の業者に任せるのがおすすめです。
- 引越し業者
- 不用品回収業者
それぞれ、どのような利用方法ができるのか、詳しく見ていきましょう。
引越し時に利用できるゴミ回収・引取り業者①:引越し業者
引越し業者の中には、引越し作業だけでなく、不用なものを回収してくれる業者がいます。引越し当日に引越し作業と不用なものの回収をまとめてお願いできるため、スケジュールを調整する必要がありません。また、複数の業者を探す手間を省けるのが、利用するポイントです。
繁忙期でなければ、急な相談に対応してくれる業者もすぐに見つかります。もし急ぎで対応してくれる業者を探しているのなら、今予約している引越し業者に引取りをお願いしてみてはいかがでしょうか。
引越し時に利用できるゴミ回収・引取り業者➁:不用品回収業者
もし「引越し業者が対応してくれない」「柔軟に対応してくれる業者を探している」とお悩みなら、不用品回収業者にゴミ回収・引取りを相談しましょう。不用品回収業者は、ご相談者第一なサービスを提供しているため、柔軟にスケジュールを調整してくれます。
また、リーズナブルな価格で対応してくれる業者もいるので、費用を抑えつつ利用できるのが特徴です。数日以内にゴミ回収・引取りを行ってくれる業者を探しているというのなら、不用品回収業者も利用できると覚えておきましょう。
引越しゴミを引取り以外で処分する4つの方法
業者に引越しゴミの回収・引取りを依頼する方法とは別に、次の方法を利用して引越しゴミを処分できます。
- 自治体サービス
- フリマアプリ・ネットオークション
- リサイクルショップ
- 知り合いに譲る
利用する方法によっては、処分したいゴミ・荷物から利益を生み出せるのがポイントです。各サービスの特徴を詳しく見ていきましょう。
引越しゴミを引取り以外で処分する方法①:自治体サービス
ソファーや別途といった粗大ゴミは、お住まいの生活エリアで提供されている「自治体サービス」を利用して処分できます。処分する際には、コンビニやスーパーで販売されている粗大ゴミ処分のチケットを購入するのが特徴です。
粗大ゴミにチケット貼り付けたら、決められた曜日にゴミ捨て場まで運ぶことによって処分できます。処分する際に費用が掛かってしまいますが、大型の家具などを処分する際に役立つサービスです。
処分費用は「粗大ゴミ 料金 〇〇(地域名)」と調べると表示されます。事前に確認したうえでチケットを購入しましょう。
引越しゴミを引取り以外で処分する方法➁:フリマアプリ・ネットオークション
引越しゴミや荷物の引取りとは別に、利益を生み出す方法をお探しなら「フリマアプリ・ネットオークション」を利用するのがおすすめです。個人間で売買できるサービスを利用すれば、処分品を誰かに購入してもらえるかもしれません。
レアな品・プレミアがつく品などであれば、高額販売も可能です。うまく利益を生み出せる金額を設定して、要らないものを出品してみてはいかがでしょうか。
引越しゴミを引取り以外で処分する方法③:リサイクルショップ
フリマアプリ・ネットオークションを利用する際に注意しなければならないのが次のような問題です。
- 大型の荷物だと送料が高くなる
- サイズが大きすぎると配送できなくなる
もし、その問題を解決して、利益を得たいのなら「リサイクルショップ」を利用してみてはいかがでしょうか。リサイクルショップなら、サイズ感を気にせず買取してもらえます。また、自宅まで業者がやってきて査定してくれる「訪問買取サービス」を提供する店舗もあるので、引取りの手間を減らしたい方は、ぜひ利用してみましょう。
ただし、リサイクルショップは数が限られています。よって、まずは自宅エリアが対応エリアに含まれているのか確認してみてください。
引越しゴミを引取り以外で処分する方法④:知り合いに譲る
引越しゴミを処分したいなら、誰かに譲ってみるのもよい方法です。例えば、友人や家族、会社の知り合いなどに「〇〇を捨てようと思っているけど欲しい?」と聞いてみてはいかがでしょうか。
中には、自分が捨てようとしている品を欲しがっている人がいるかもしれません。そのまま引取り手が見つかれば、処分費用をまるごとカットできるのが魅力です。少しでも処分費用を浮かせたいのなら、引取り手を探すため、声をかけることから始めてみましょう。
大量の引越しゴミは自分でゴミ出しするより業者利用がおすすめ
大量の引越しゴミを、自分の力で処分しようと考えていないでしょうか。確かに、自分で処分すれば、処分費用を抑えられます。ただし、以下に示すとおり自分で作業を行うと、さまざまリスクがあると覚えておきましょう。
- 大きな荷物を運んだ際に部屋や自動車を傷つけてしまう
- 荷物の移動中にケガを負う恐れがある
- 年齢的に肉体労働が厳しい
場合によっては大ケガを招く恐れがあります。安全にゴミを処分するためにも、プロの回収・引取り業者に相談してみてはいかがでしょうか。
引越しゴミ引取りを業者に依頼する5つのメリット
「引越しゴミの引取りを、業者に依頼すべきか迷っている」そうお悩みなら、まずは利用するメリットを理解してください。メリットは合計5つあります。なぜ業者に引取りを依頼すべきなのか、その理由をチェックしていきましょう。
引越しゴミ引取りを依頼するメリット①:ゴミをまとめて処分できる
回収・引取り業者を利用すれば、自宅にある荷物・ゴミをまとめて処分してもらえます。自宅の中に入っていらないものを移動してくれることはもちろん、ゴミの分別にも対応してもらえるのが利用するメリットです。
ただ見守るだけでゴミを処分してもらえるほか、用事があって対面できない場合には、写真で作業状況を報告してもらえます。重い荷物を楽々と運ぶプロが対応してくれるので、ものの数時間で引越しゴミを引取りしてもらえるでしょう。
引越しゴミ引取りを依頼するメリット➁:スケジューリングが簡単
回収・引取り業者は、相談者を第一に考えたサービスを提供しているため、自分の予定に合わせて不用品回収や処分に対応してくれます。例えば「片付けまでにあと数日しかない」「〇時~〇時までの間しか時間がない」という状況にも、柔軟に対応してくれるのがメリットです。
もちろん、事前相談は欠かせませんが、スケジューリングを簡単に行えるので、まずは相談することから始めてみてください。
引越しゴミ引取りを依頼するメリット③:自分で動かずに処分できる
自分で引越しゴミを片付ける際には、ゴミの整理や移動、分別といった作業をすべて対処しなくてはなりません。一方、回収・引取り業者を利用すれば、すべての作業を業者に任せられます。
「最近体力がなくなってきて片付けるのが厳しい」「引越しゴミが多すぎてひとりじゃ対応できない」とお悩みなら、回収・引取り業者を利用しましょう。ただ見守るだけで、すべての回収を完了してくれます。
引越しゴミ引取りを依頼するメリット④:自治体が回収できない品も処分してもらえる
引越しゴミの引取りを自治体サービスにお願いしたとき、自治体のルールによっては、次の品を回収してもらえないケースがあります。
- サイズが大きすぎる品
- 各自治体に示されている回収品から外れる品
これに対し、回収・引取り業者に依頼すれば、上記の条件関係なく、すべての品を回収してくれます回収してくれるもの・回収してくれないものを気にすることなく利用できるので、自分で処分方法を調べるのが面倒だと感じるのなら、すべて回収・引取り業者に任せるのがおすすめです。
引越しゴミの回収・引取りを依頼するメリット⑤:買取に対応してくれる場合もある
回収・引取り業者の中には、買取サービスを提供している場合があります。家電や家具などのほかに、不要になった骨董品・グッズなども買取してくれるのがメリットです。
「もういらなくなったから捨てよう」と考えている品があるのなら、自身で処分するのではなく、回収・引取り業者に買取できるか聞いてみてください。中には、高額買取してもらえる品が紛れているかもしれません。
もしかすると、回収・引取りにかかる費用を安く済ませられる場合もあるでしょう。お得に引取りしてもらうために、ぜひ買取サービスの利用を検討してみてください。
引越しゴミ引取りの費用相場はどれくらい?
引越しゴミの引取りにはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。不用品回収業者・引越し業者に分けて費用相場を整理しました。ゴミ回収・引取りの参考にしてみてください。
>>不用品回収、軽トラにはどのくらい積める?積み放題プランがお得なケースとは
引越しゴミ引取りの費用相場:不用品回収業者の場合
不用品回収業者を利用する場合「回収する品」もしくは「トラックの台数」のどちらかで価格が決まります。参考として、回収する品では一般的に次のような価格帯になるのが特徴です。
引取り品 | おおよその費用相場 |
---|---|
ベッド | 5,000円程度 |
タンス | 4,000円程度 |
ソファー | 4,000~8,000円程度 |
テーブル | 2,500円程度 |
冷蔵庫 | 5,000~10,000円程度 |
洗濯機 | 4,000~6,000円程度 |
また、トラックの台数の費用も業者によってバラバラです。参考として、七福神のトラックパッケージプランを以下に整理しました。
- 軽トラ・パッケージプラン:19,800円~
- ハイエース(1tトラック)・パッケージプラン:79,800円~
上記の相場はおおよその目安価格です。正しい費用を知りたい場合には、業者に見積もりを取って確認することをおすすめします。
引越しゴミ引取りの費用相場:引越し業者の場合
引越し業者では、明確な処分費用が公開されていません。そのため、回収・引取りを依頼する際には、見積もりを取得するのがよいでしょう。
もらった見積もり費用に納得できるのなら、そのまま利用しても問題ありません。しかし、少しでも高いと感じたのなら、不用品回収業者を利用するなど、別の業者に相談するのがおすすめです。
不用品回収業者の中には、リーズナブルな価格でサービスを提供している業者がすぐに見つかります。引越し業者・不用品回収の引取り価格を比較しながら選んでみてください。
引越しゴミ引取りを安く費用で利用するコツ
「なるべく引越しゴミの引取りにお金をかけたくない」と考えているのなら、費用を抑えるコツが3つあります。お得に不用品を処分するため、ぜひ参考にしてみてください。
>>「無料で不用品回収」はなぜ可能?その仕組みと無料を謳う悪徳業者に騙されないための注意点
引越しゴミ引取りを安く費用で利用するコツ①:買取サービスを利用する
引越しゴミの引取りを利用する前に、買取サービスがあるか確認しておくのがおすすめです。買取サービスを提供している業者であれば、引取り費用から買取金額分だけ割引してくれる場合があります。
価値のある品を処分しようと迷っているのなら、ぜひ引取り費用を抑えるために、買取サービスを利用してみてください。
引越しゴミ引取りを安く費用で利用するコツ②:なるべく不用品を処分しておく
引越しゴミの引取りで費用が増える原因は、処分するゴミの量が多いからです。そのため、費用を安く抑えたいのなら、片付けられそうなゴミは自分で処分しておきましょう。
ゴミの量が減れば、その分業者の手間も減るため、引取り費用が安くなります。多少の労力はかかりますが、費用を安くするコツとして覚えておきましょう。
引越しゴミ引取りを安く費用で利用するコツ③:相見積もりを取る
引取り費用は、業者によって少しずつ変化します。そのため、安い業者を見つけたいのなら、あらかじめ引取り費用の相見積もりを取得するのがおすすめです。
相見積もりを取れば、複数の業者の費用を比較できます。お得な業者をすぐに見つけられるので、ぜひ相見積もりを取得してください。
また、相見積もりの取得は悪徳業者を回避する重要なポイントです。費用が極端に高い業者を判断する材料になるので、なるべく多くの見積もりを集めてみましょう。
引越しゴミの回収・引取りのまとめ
引越し日までに引越しゴミの処分が間に合いそうにないのなら、引越し業者・不用品回収業者に相談して、ゴミの回収・引取りを依頼してみましょう。片付け・移動・分別をすべて業者に依頼できるため、自分で動く必要がなくなります。
また、買取サービスや相見積もりを活用することにより費用を抑えられるので、自分で処分できるか不安なら、ぜひ業者に相談してください。もし片付け・清掃についてプロに相談したいのなら、七福神にお気軽にご連絡ください。