忙しい毎日に追われ、ふと気づけば部屋を埋めつくした膨大な量のゴミでゴミ屋敷になってしまった。
片付けなくてはいけないのは分かっていても私生活を明かすようで、友人知人には協力を仰ぎにくいと思う方もいるのではないでしょうか。
だからと言って自分1人では、どこから手をつければいいのか途方に暮れてしまいます。
あまりに大量のゴミでは、処分方法にも困りますね。
今回は数々のゴミ屋敷問題を解決した専門業者が、ゴミ屋敷の片付けの手順を解説します。
目次
あなたの家は大丈夫?ゴミ屋敷度チェックリスト
あなたの自宅は隠れゴミ屋敷になっていませんか?
リモートワークが増えるにつれて、ゴミ屋敷予備軍は着々と増えていると言われています。
初めに、自分の家のゴミ屋敷度チェックしてみましょう。
- □一人暮らしで自宅を訪ねる人がいない
- □脱いだ服や使ったものが床に置きっぱなし
- □ストレスがたまっていると感じる
- □ゴミがゴミ箱以外の場所に落ちている
- □使わないものでも捨てられない
- □自炊しなくなった
- □朝起きられず、ゴミを出しが間に合わない
- □部屋の中で物が行方不明になる
- □飲み残しのペットボトルや、食べ残しの容器が放置されている
- □通販で買ったものを開封せず放置している
- □同じものを何度も買って後悔する
- □部屋から悪臭がする
- □虫が室内に発生する
- □物やゴミで塞がり、窓が開けられない
- □ゴミ袋が部屋に溜まっている
- □ゴミで埋まって床が見えない
いかがだったでしょうか。
チェックがついた数によって、お部屋のゴミ屋敷状態になっている、もしくは今後ゴミ屋敷になる可能性がある、などわかるかもしれません。
チェック数を数えて、確認してみましょう。
チェック0〜3個
ゴミ屋敷度0%
今のまま、きれいな部屋を維持しましょう。
チェック4〜6個
ゴミ屋敷度20%
お部屋の物が散らかり気味になっているかも。
お部屋の整理整頓から始めましょう。
チェック7〜10個
ゴミ屋敷度50%
ゴミ屋敷予備軍の可能性があります。
休みの日に一気に掃除することを検討してみましょう。
チェック11〜13個
ゴミ屋敷度70%
ゴミ屋敷の初期段階になっているかも。
まずは物を整理することから始めてみましょう。
チェック14〜16個
ゴミ屋敷度100%
残念ですがゴミ屋敷になっている可能性大です。
今すぐゴミ袋を握りしめ、一つでもゴミを捨てるところから始めましょう。
ゴミ屋敷の3分類
ゴミ屋敷度チェックの結果はいかがでしたか?
まさか自分がゴミ屋敷になっていたのか、と驚かれた方も多いのではないでしょうか。
近年では、社会問題化しているゴミ屋敷。
その原因の多くは、ストレスによるものと考えられています。
ゴミ屋敷というと、単身高齢者世帯に多い傾向でした。
しかし、最近では若年層にも波及しており、今や誰もがゴミ屋敷の住人になっておかしくありません。
そんなゴミ屋敷には、大きく3つの分類があります。詳しくみていきましょう。
物屋敷の特徴と原因
物屋敷は、一見するとゴミではない物が大量に部屋を埋め尽くしていることが多いです。
物屋敷の特徴としてあげられるのが、衣類、書籍、使わなくなった家電や家具、趣味で購入した物、通信販売などで購入した未開封の段ボールなどの、一見ゴミではない物が部屋に溜まっていることです。
一般の住宅にもある物、いわゆる家財と呼ばれる物が大半を占めています。
しかし、物屋敷がひどい状態になった場合、大量な品々が堆積し、生活に支障を及ぼすレベルにまで達します。
物屋敷の原因は大きく2つです。
もったいない精神が災い
物屋敷1つ目の原因は、もったいない精神が災いするパターンです。
特に物が無い時代を経験した高齢者に「いつか使う」「まだ使えるのに捨てるのはもったいない」という思いが働く方が多いです。
物を大切に取り置き過ぎてしまった結果、物屋敷になってしまうというパターンがあります。
部屋の物が少ないうちは、整理整頓も容易にできます。
しかし、長い年月が経過すると、収納場所もなくなってきてしまいます。
それでも強迫観念にも似たもったいない精神に囚われ、物を手放すどころか、むしろ増やしてしまい、足の踏み場もなく生活にも支障をきたす状態になってしまいます。
ストレスによる買い物依存
2つ目の原因として、ストレスによる買い物依存が考えられます。
単身女性に多いのが特徴です。
女性の場合、もともと持ち物が多い傾向にあります。
また季節ごとに移り変わるファッションに合わせて、頻繁に買い物する習慣がある人も多いです。
忙しい日々の中で、ストレス発散するように不要なものまで購入するものの、開封すらしないままの段ボールや買い物袋が積み上げられている光景がよく見られます。
心身とも健康であれば、生活に不便を感じて片付けようと自発的に清掃する方が多いです。
しかし、ストレスを受けて心身とも疲弊していると、対処することもできずにやり過ごし、その結果、物屋敷になってしまう方がいらっしゃるようです。
有機系ゴミ屋敷の特徴と原因
有機系ゴミ屋敷は、有機物、つまり食品系のゴミやそれに近いゴミで構成されたゴミ屋敷をさします。
近年増加しているゴミ屋敷です。
古くなった食品や生ゴミ、食品の容器といった、生活に伴い発生するゴミが大半です。
有機系のゴミは腐敗して悪臭を発するほか、ハエやゴキブリ、ネズミといった病害虫の格好のエサになる危険をはらんでいます。
住宅から漏れ出た悪臭が近隣トラブルの原因になる可能性もあります。
また、ゴミと接した床や壁にカビが生えたり、ゴミから出た水分が滲み込んだ場合、プロの技術で清掃しないと除去できないこともあります。
勤勉でストレスを溜めやすい若年層は注意
有機系ゴミ屋敷は、比較的単身の若年層に多い傾向があります。
勤勉でストレスを溜めやすい人に多く、朝起きてゴミ出しに行けない日々が続いたということが原因になってしまうことも。
心身とも健康な時は心掛けていた自炊も、多忙なためコンビニやスーパーの出来合いの食事に頼るようになり、食べ終えた容器を捨てなくなってしまったり、毎朝ギリギリの時間まで起きられず、またゴミを出せない、といった原因もあります。
不衛生な生活と分かっていながらなす術もなく、ゴミ屋敷を受け入れてしまったといった方も少なくありません。
コンビネーション系ゴミ屋敷
上記で紹介した物屋敷や有機系ゴミ屋敷の両方、もしくはいずれかと他の要素を複合的に組み合わせたゴミ屋敷も存在します。
例えば、有機+ペット系ゴミ屋敷。
これは猫や犬を多頭飼いしたものの清掃が追いつかず、結果としてゴミ屋敷になったケースです。
強制執行も!?ゴミ屋敷を放置するとどうなるか
ゴミ屋敷をどう片付けたらよいか分からないと放置しているなら、とても危険です。
ゴミ屋敷の問題は、住人自身の問題では済まない大きな問題に発展しかねないからです。
ゴミ屋敷を放置することに伴う4つの危険についてみていきましょう。
ゴミ屋敷を放置するリスク①火災の原因になる
ゴミ屋敷は、常に火災の危険と隣り合わせの状態です。
ゴミ屋敷の室内は、大量の可燃物で埋め尽くされているケースがほとんどです。
タバコの火の不始末や、繋ぎっぱなしのコンセントにほこりが詰まって発火したことが原因で、火災を引き起こすケースもあります。
ゴミ屋敷は引火しやすい物が満載で、あっという間に火の手も上がるでしょう。
万が一火災になれば、近隣住人を巻き込んだ大事故になる可能性があります。
消防が駆けつけても、燃焼物が多すぎたり、障害物が多すぎて消化に手間取る恐れもあります。
賃貸住宅の場合、損害賠償を求められることも考えられます。
ゴミ屋敷を放置するリスク②不衛生による健康被害
生ゴミのような有機系のゴミが腐敗すると、悪臭がするだけではありません。
細菌やカビ、ネズミやゴキブリといった病害虫が発生することもあります。
長期間にわたって物を放置すれば、ほこりが溜まり、ダニやカビも発生することも。
ゴミ屋敷は衛生面で非常に問題が多く、アレルギーや体調不良を引き起こす原因になります。
住宅の外まで漏れ出す悪臭は、近隣住人の健康不安も煽り、ご近所トラブルに発展する恐れもあります。
また抵抗力の弱い人が、アレルギー反応などの健康被害を訴えることも考えられます。
ゴミ屋敷は思っている以上に不衛生で、さまざまな危険性をはらんでいます。
ゴミ屋敷で生活するということは自分だけでなく、周辺の住人の心身に大きな健康被害を与えることを認識することが大切です。
ゴミ屋敷を放置するリスク③住宅を激しく劣化させる
住宅の構造や築年数によっては、建築時の想定を大幅に上回る大量のゴミが原因で床が抜け落ちることがあります。
またゴミから発生した水分やカビによって、柱や床が劣化する危険もあります。
集合住宅であれば自分自身はもちろんのこと、下の階に住む人も巻き込んだ事故に発展する可能性もあります。
賃貸住宅であれば、弁済を求められるリスクも。
また、持ち家でも安心できません。
住宅が倒壊すれば、隣り合った住宅も傷める恐れがあります。
ゴミで住宅が傷つくなど大袈裟な話と思われるかもしれませんが、ゴミの量がかなりの重量になると、長い時間をかけて住宅を傷めつけ続け、思わぬ危険の火種となる恐れがあることも忘れてはなりません。
ゴミ屋敷を放置するリスク④強制執行でゴミを処分されることがある
ゴミ屋敷も強制執行されるようになったのをご存知ですか。
ゴミ屋敷は、居住する本人のみならず、近隣住人の健康で安全な生活を脅かす社会問題の一つです。
そのため、各自治体は続々と条例を制定しており、度重なる行政の指導に従わない場合、強制的にゴミを撤去する行政代執行が行われます。
実際いくつかの自治体がすでに強制執行を行いました。
強制執行に至った場合、撤去にかかる費用は一時的に行政が負担しますが、後日ゴミの所有者に請求されます。
例えば、自分では対処しきれないとプロの業者に依頼する場合も、自分で依頼すれば見積もりをとり、納得できる価格とサービスの業者を選定できます。
しかし、強制執行になればそうはいきません。
こういった事態に陥る前に、自分で判断する余地のあるうちに対処するようにしましょう。
今すぐ始めよう!ゴミ屋敷の片付け8ステップ
ゴミ屋敷を解決したいけど、何をどう片付ければいいのかわからないから困っていると思っている人も少なくないでしょう。
ここでは、ゴミ屋敷片付けのプロが、ゴミ屋敷を片付ける方法を8ステップに分けて具体的に紹介します。
1ステップずつこなしていけば、あっと驚くほど部屋が片付きます。
早速見ていきましょう。
ゴミ屋敷の片付けSTEP1:捨ててはいけない物を書き出す
ゴミ屋敷の掃除のファーストステップは、紙とペンを持つところから始まります。片付けを決心した強い意志のある段階で、片付けにおけるルールを決めましょう。
貴重品や家電は必需品なので捨ててはいけません。
その他自分にとって大事で捨ててはいけないものは何か、リストアップします。
部屋を埋め尽くす物の全てが、以下の3つに分類されます。
- ゴミとして捨てる物
- ゴミとするか迷っている物
- 残しておくもの
ゴミ屋敷を片付ける基本は、ほぼ全て処分するというスタンスです。
残しておいてもいいものの量を段ボール何個分まで、といったように具体的に決めます。
ゴミ屋敷を片付ける前の冷静な段階で、それぞれの基準をはっきりと決めるのがポイントです。
ゴミ屋敷の片付けSTEP2:ゴミを捨てるためのゴミ袋と段ボールを用意する
食べ物の空容器やペットボトルのように明らかにゴミと判断でき、ゴミの日にそのまま出せるものはゴミ袋に入れます。
このとき、あらかじめゴミ収集のルールも確認し、分別しておくとスムーズにゴミに出しできます。
また、ダンボールには捨てるかどうかの判断に迷う物を入れるとよいでしょう。
ゴミ屋敷の片付けSTEP3:片付ける部屋の優先順位をつける
ゴミ屋敷を片付ける場合、複数ある部屋のうちのどこから片付けるのがよいでしょうか。
多くの人は、一番長く居る部屋と考えるでしょう。
しかし正解は、玄関です。
玄関は人やゴミが出入りする箇所であると同時に、換気する際にも重要なポイントです。
玄関の片付けが済んだら、長く滞在する部屋、その次に台所やトイレ、洗面所の順で進めます。
ゴミ屋敷を1日で完全にきれいにすることは、特別なスキルと経験を持ったプロでない限り不可能に近いです。
根を詰めて頑張りすぎると疲れがでて、片付けそのものが苦になった末、志半ばに挫折する原因になりかねません。
計画の段階で、何日かに分けて片付ける心算でいるとよいでしょう。
ゴミ屋敷の片付けSTEP4:目標は床が見えること
大量にゴミが堆積している場合は、まず自分が立っている足元の床が見えるようにゴミを片付けるところから始めます。
最初は大きな成果が出たように見えないかもしれません。
しかし小さな一歩の積み重ねが、ゴミ屋敷を脱する第一歩です。
またこのとき押し入れやキャビネット、引き出しの扉を開けてはいけません。
収納スペースにも、大量のゴミが隠れていることもあるからです。
目の前に広がる室内のゴミの分類に四苦八苦しているところに、さらにゴミを増やしてしまうと、作業効率が落ちることもあります。
まずは目に見える部分のゴミを仕分け、一つでも多く捨てることを最優先にしましょう。
ゴミ屋敷の片付けSTEP5:目についた大きなゴミから片付ける
ゴミ屋敷の片付けを成功させるには、一つでも多くのものを捨てることが大切です。
何を捨てればいいか考え込んでしまう前に、目についた大きなものを捨てるか判断していきます。
大きなものから着手する理由は、大きな物の方が小さなものに比べて捨てるか否かの判断を下しやすいためです。
例えば家電や家具、布団、といった大きな物は、壊れていたり汚れていれば捨てるといった判断が容易にできます。
一方、手紙や書類、衣類の場合、捨てるか否か迷い、作業の手も止まりやすいです。
できるところから作業を進めていくことが重要です。
ゴミ屋敷の片付けSTEP6:必要なものを分類する
ゴミ屋敷になってしまった原因の一つに、物が捨てられないことがあります。
思い出の品だから、まだ使えるから、と捨てずに保管した結果がゴミ屋敷につながります。
思い出の品を無理に捨てる必要はありません。
物を大事にする気持ちは大切ですが、ゴミ屋敷を片付ける場合は、使う予定のない物は捨てると厳しく考える覚悟を持ちましょう。
ゴミ屋敷の片付けSTEP7:売れる物を分類する
不要な物のうち、リサイクルショップやネットオークションで販売できるものもあります。
故障した家電も粗大ゴミに出せば有料ですが、ジャンク品として部品取りのために買いたいと考える人もいる可能性があります。
ある程度ゴミの分類が進みゴミが捨てられたら、物の行き先を考えましょう。
ゴミ屋敷の片付けSTEP8:ゴミの捨て方を調べる
家電や家具のような大きな不用品はそれぞれ処分方法があります。
小さく切り刻めば燃えるゴミなどに出せるものもありますが、サイズに関係なく粗大ゴミ扱いのものも多くあります。
自治体ごとに取り扱いが異なりますから、廃棄する前に自治体に確認しましょう。
一人でゴミ屋敷を片付けることは可能なのか
ゴミ屋敷を放置していると、デメリット・リスクがあることが分かっていただけたのではないでしょうか。
そのための片付けのためのステップをご紹介しました。
ですが、自力でゴミ屋敷を片付けることはできるのでしょうか。
その点をいくつかの角度から解説していきます。
ゴミ屋敷の片付けは掃除+撤去
ゴミ屋敷の片付けを簡単に説明すると、掃除と撤去です。
家の中に溜まっているゴミを掃除して撤去します。
実はこのうち、撤去の難易度が高いです。
掃除だけであれば、さほど難しくありません。
しかし、掃除したゴミをどのように撤去するのかが、ゴミ屋敷の片付けの大きなテーマとも言えます。
なぜなら、ゴミ屋敷は大量にゴミが出てくるからです。
それら全てを自治体のルールで分別しなければなりません。
さらに、ゴミ収集日までゴミを保管し、ゴミ収集日に収集場所まで移動させます。
ゴミ屋敷からは、大量のゴミが出ます。
仮に、一般的なゴミ袋でおよそ100袋分のゴミが出たとすると、100袋ゴミ収集場所まで運ばなければなりません。
自宅の目の前が収集場所であれば良いでしょう。
しかし、少し離れた場所にあるなら、何度も行き来しなければなりません。
一人での片付けは、このハードルがとてつもなく高くなります。
掃除だけでも時間がかかる
掃除は決して、難易度が高いわけではありません。
しかし、時間がかかります。
特に、分別が大変です。
ゴミ屋敷のゴミは、自治体のルールで、分別しなければなりません。
昔のように、全て同じように捨てられるのであれば、何も考えずにゴミ袋に入れていけばよいでしょう。
しかし今では、分別しなければならないのです。
全てのゴミをチェックしなければならないので、結局は時間がかかります。
片付けという単純作業を長時間行う集中力
ゴミ屋敷の片付けのポイントは、先にもお伝えした通り、掃除と撤去です。
撤去に関しては手間がかかりますが、難易度が高いわけではありません。
それこそ誰もがコツコツと行うことができるものです。
しかし、一人でやるとなるとゴールがなかなか見えません。
一日では終わらず、数日かかる可能性もあります。
その間、単純作業を延々と繰り返さなければならないのです。
掃除の時間を確保するだけでも大変でしょう。
さらに、集中力も必要です。
果たして、それだけの集中力を維持し、ゴミ屋敷の片付けを実践できるのでしょうか。
ゴミ屋敷の片付けのために用意しなければならないものが多い
ゴミ屋敷の片付けに必要な道具をいくつかご紹介しました。
ゴミ袋であれば、どの家庭にもあるかもしれません。
ですが、段ボールは、改めて用意しなければならない家庭も多いことでしょう。
つまり、手間がかかります。
いざゴミ屋敷を片付けようと思っても、用意しなければならないものがあると、面倒に思うことでしょう。
結果、ゴミ屋敷を片付けるモチベーションが低下する懸念があります。
予期せぬトラブルが起きる可能性もある
ゴミ屋敷の状態は、住民自身でさえ正しく把握しきれません。
例えば、ゴミの奥に虫が巣食っているとしても、すぐには気付かないでしょう。
大量のゴミに埋もれているので、片付けなければ分からないことが多いのです。
次のように、片付けたことで改めて確認できるリスクもあります。
- 生ゴミによって床が腐っていた
- 生ゴミに集まった虫によって損傷していた
このように、リスクに応じた対処が求められます。
ですが、これらの問題を一人で解決することは、現実的に難しいことでしょう。
天気との兼ね合いもある
ゴミ屋敷の片付けは、天気との兼ね合いもあります。
なぜなら、最終的にゴミを外に出さなければならないからです。
天気次第では、ゴミの運搬負担が大きくなってしまいます。
また、雨天時に一人でゴミ屋敷の片付けを行う場合、気を付けなければならないことが増えます。
ゴミ屋敷の片付けは換気を意識し、窓を開けることが求められます。
ですが、雨天時は開けた窓から雨が吹き込む可能性があります。
すると、ゴミが濡れて状態が悪くなり、撤去が面倒になるといったリスクがあります。
日程の調整も必要
ゴミ屋敷の片付けを自力で行う場合、日程の調整も必要です。
片付けのための時間を確保するだけでなく、片付けたゴミを出す日も考えなければいけません。
例えば、ゴミ収集日の前日に片付けを行えば、掃除したゴミを保管する日数は1日だけで済みます。
しかし、次のゴミ収集日が数日後の場合、片付けで出たゴミを収集日までの数日間、保管しておかなければなりません。
ゴミ屋敷の片付けを業者に任せた方が良い理由
ゴミ屋敷を自力で片付けるのは、難しいことだと分かっていただけたのではないでしょうか。
そこで頼れるのが、ゴミ屋敷の片付けを行う業者です。
自分で行うよりも、業者に依頼すべきメリットについてをいくつかご紹介します。
片付け+運搬を行える
自分でゴミ屋敷の片付けを行う場合、清掃と運搬の双方を行わなければなりません。
しかし、専門業者であれば、いずれにも対応しています。
まとめたゴミは専門業者が運搬し、撤去してくれます。
つまり、自宅で保管する必要がありません。
まとめたゴミも専門業者が廃棄処分してくれます。
ですから、ゴミ収集日当日にゴミ収集場所まで持ち運ぶ必要もありません。
任せればよいだけ
専門業者にゴミ屋敷の片付けを依頼すると、自分は何もする必要がありません。
一人での片付けは、時間を確保しなければなりません。
しかも、頑張ったところで必ず綺麗になる保証もありません。
途中で投げ出した場合、綺麗になりません。
しかし、専門業者であれば、任せるだけで「確実に」ゴミ屋敷を片付けてくれます。
ゴミ屋敷片付けのノウハウを持っている
これまでにゴミ屋敷の片付けを何度も行ってきた専門業者は、ゴミ屋敷片付けのノウハウを持っています。
自力でゴミ屋敷の片付けをしようと思っても、何をすればよいのか分からない人も多いことでしょう。
その点、実績のある専門業者であれば、ノウハウがあるので戸惑うことはありません。
事前に様子を見て、何が必要なのかを見定めて、当日片付けを行います。
ですので、途中で投げ出すこともありません。
ゴミ屋敷バスター七福神での実例を紹介
ゴミ屋敷の片付けは、自力でこなそうとすれば、何日にも渡る壮大な作業です。
しかし数多くのゴミ屋敷を元通りに復旧させてきたプロの技があれば、数時間で見違えるほど片付いた状態に戻せます。
今回は、弊社のゴミ屋敷片付けの実例を紹介します。
都内在住のK様からのご依頼です。
ご依頼内容は、忙しさですっかりゴミが溜まった部屋の片付けでした。
遠方のご家族がいらした際に片付けを試みたそうですが、あまりのゴミの多さに数時間で断念されたそうです。
でもこのままでは大きな地震が来たら、崩れ落ちたゴミで命を落とすかもしれないと身の危機感を覚え、今回片付けをご依頼くださいました。
ご依頼いただいたお部屋はマンションの3階の1Kの間取りです。
スタッフ4名で伺い、5時間かけて家電やゴミの分別をしながら片付けは完了しました。
片付けを始めた段階では生活ゴミも紛れており、強い臭いを放っていました。
ゴミの搬出を終えハウスクリーニングを済ませた部屋をご覧になったK様は、お部屋がキレイになったことに感激されると同時に「部屋が臭わない」と大変お喜びでした。
搬出したゴミは2tトラック1台分ほどで、K様ご自身でトラックに積まれた山ほどのゴミをご覧になり「こんなたくさんのゴミ、自分1人では到底処分しきれません。お願いしてよかった。」と仰いました。
ゴミ屋敷片付けはゴミの分別もさることながら、分別した後のゴミの処分が大きな障害となることが多いです。
分別したゴミがまた部屋を占領し、空いた僅かなスペースにさらにゴミが堆積すると、悪循環になってしまうこともあります。
ゴミ屋敷に別れを告げると決心したら、一気に片付け切りましょう。
清潔さを取り戻した室内を取り戻せば、もう不衛生な状態に戻りたくないと思えます。
まとめ
ゴミ屋敷を片付けるためには、まずはゴミ屋敷の種類を明確にし、リスクを理解することが大切です。
また、捨ててはいけないものを把握し、部屋の優先順位をつけるなど、片付けのためのステップを用意することも有効です。
一方で、自分で片付けるとなれば、多大な労力を必要とします。
現実的に、一人での片付けは困難です。
ですので、ゴミ屋敷の片付けのノウハウを持つ専門業者に依頼した方が確実でしょう。
それでも自力で片付けたいと思う人もいるかもしれません。
しかし、現実的には、自分一人でゴミ屋敷を片付けるハードルは相当高いと言えるでしょう。
もし、自力で取り組むのであれば、途中で投げ出すことのないよう、しっかりと準備してから取り組みましょう。