ゴミ屋敷は割合にすると女性の方が多い傾向にあるとされています。
ゴミ屋敷ではないものの、部屋が汚いことで悩んでいる女性もいることでしょう。
そこでゴミ屋敷化させてしまう女性の特徴や原因、対処方法等についてを解説します。
目次
ゴミ屋敷化させてしまう女性の特徴
ゴミ屋敷化させてしまう女性にはいくつかの特徴があります。
そこで、主だった特徴をいくつかご紹介します。
ゴミ屋敷になりやすい女性の特徴:仕事に充実感がある
女性の社会進出が叫ばれて久しいことから、仕事に熱中している女性も珍しくない世の中です。
責任感のある立場として、男性を含むメンバーを指揮している女性も珍しくありませんし、起業して活躍している女性実業家もいます。
このように、仕事が充実している方は、男女を問わず生活の中心が仕事となってしまう傾向が強いことから、家の中に対しては無頓着な傾向もみられます。
仕事が忙しく部屋の掃除をする暇がなく、そもそも部屋に帰る時間が遅く、部屋にいる時間が短い人も多いでしょう。
そのことから部屋の状態をさほど気にせず、ゴミ屋敷化が進んでしまう傾向ににあります。
ゴミ屋敷になりやすい女性の特徴:消費意欲が高い・買い物が好き
消費意欲が高い、つまり買い物が好きな女性も、ゴミ屋敷化させてしまうリスクが高いです。
ゴミ屋敷とは、物が多い状態でもあります。
物を購入すれば物が増えます。
捨てる速度よりも物を購入する速度が速ければ、物が増えていきます。
物が多くても整理整頓したり、家・部屋が広く物が溢れるような状態にならなければ問題はありません。
しかし、ショッピングが好き、あるいはストレス解消的に物を購入するなど、頻繁に物を購入する機会が多ければ、次第に物が溢れるようになり、「ちょっと邪魔かも」が、いつしかゴミ屋敷となってしまうケースもあります。
ゴミ屋敷になりやすい女性の特徴:物持ちが良い
物を大切にするなど、物持ちの良い女性はゴミ屋敷になりやすいです。
なぜなら、物持ちが良いので物を捨てません。
「いつか使うのではないか」「捨てるのは勿体ない」と思い、使わない物を部屋に保管しておくのです。
収納スペースもなくなり、どこに置けばよいのか分らなくなる物が増えるものの、捨てることに抵抗があったり、いつか使うとの思いから物を捨てないので、物が溢れてゴミ屋敷化を促進してしまうのです。
ゴミ屋敷になりやすい女性の特徴:まとめて作業するタイプ
コツコツと作業をするよりも、まとめて作業をする方が効率が良い場合もあります。
掃除も同様で、コツコツ掃除するよりも、休日にまとめて掃除をした方が効率が良いと考える女性もいます。
しかし、いざ週末や休日になると、疲れや不用品の量の多さを前に、掃除が億劫になります。
掃除そのものを怠るケースもあれば、取り組んでみたものの不用品の量の多さから捗らず、結局はさらにゴミが増えてしまい、ゴミ屋敷となってしまうケースです。
ゴミ屋敷になりやすい女性の特徴:家にいる時間が短い
仕事だけではなく、友達付き合いやショッピングなど、家にいる時間が短い女性もゴミ屋敷になりやすいです。
なぜなら、家にいる時間が短いので、家の状態に対して鈍感になりがちだからです。
家にいる時間が短く、寝に帰るだけの時もあるかもしれません。
ですので、汚い部屋でもデメリットを感じることが少ないのです。
デメリットを感じれば感じるほど、「何とかしなければ」と思うのが人情です。
しかし、家にいる時間が短いのでデメリットを感じる機会が少ないのです。
家にいる時間が短い女性は、危機感が希薄になりがちです。
そのため、ゴミ屋敷になりやすい女性の特徴として挙げられています。
ゴミ屋敷になりやすい女性の特徴:気配り上手だと思われている
気配り上手だと思われている女性も、実はゴミ屋敷になりやすい女性の特徴として挙げられます。
気配り上手にも様々なタイプがあります。
その中でも、外で無理をして気を使っている女性も少なくありません。
外で気を使う分、家の中では気を使いたくないとの思いが強まります。
外での気遣いの反動で、家ではずぼらになってしまい、ゴミ屋敷化を招いてしまうのです。
周囲から「気遣い上手」「社交的」が特徴だと思われている女性であっても、無理をしていればどうしても息抜きを求めてしまいます。
その結果、家や部屋の中では、反動で何もできずに部屋が汚くなってしまうのです。
さらに、掃除する気力がわかずに、ゴミ屋敷化を加速させてしまいます。
ゴミ屋敷になりやすい女性の特徴:ライフスタイルが不規則
ライフスタイルの中心というと、仕事の人が多いでしょう。
例えば、看護師は、日勤・夜勤の繰り返しだったりします。
繁華街の飲食店従事者の場合、夜中、あるいは朝に帰宅するといったこともあるでしょう。
他にも不規則な仕事は多々あります。
このような仕事に従事している女性の場合、次のような状況になり、ゴミを出すことが難しいでしょう。
- ゴミ出しの時間に仕事をしている
- 仕事から帰って来て寝るところ
ゴミを何とかしなくてはと思っても、ゴミを出せる環境ではないでしょう。
そのため、ゴミ屋敷化を促進させてしまう特徴があります。
ゴミ屋敷になりやすい女性の特徴:興味のないことに無関心
関心のある事はとことんこだわるものの、興味のないことには何もしない女性も少なくありません。
関心の有無によって行動が大きく異なる女性も、ゴミ屋敷になりやすい女性の特徴の1つです。
部屋の状態に関心がない女性の場合、どれだけ汚くなったとしても特に何も思いません。
部屋がどれだけ汚くなってしまっても、「どうしよう」「何とかしなければ」という意識が芽生えません。
当然、掃除など行わないので、部屋は汚くなる一方です。
しかし、このタイプの女性は、こだわりのあるものに対してはモチベーションが高まるという特徴があります。
ですので、部屋の状態に危機感を覚えた場合、それまでが嘘のように部屋を綺麗にすることでしょう。
ゴミ屋敷にしないために女性が取り組むべき対策とは?
女性がゴミ屋敷にしないための対策:地域のゴミ出しルールを覚えてこまめにゴミを捨てる
一度に掃除をした方が効率的ではあります。
しかし、ゴミは溜まり過ぎると掃除のモチベーションを低下させてしまいます。
また、現実的に女性は男性と比較すると体力が劣りますので、一度にと思っても、思うように捗らないケースも多いです。
ゴミが重い、量が多いので何度も掃除をしていたら疲れるといったケースは珍しくありません。
そのため、掃除に関しては効率性を重視するのではなく、こまめにゴミ出しをした方がゴミが溜まりません。
地域によってゴミ出しルールが異なりますので、まずは地域のゴミ出しルールを把握し、捨てられるものは捨てましょう。
この点を徹底するだけで、ゴミの蓄積を阻止できます。
綺麗な状態を保つことでゴミ屋敷を阻止できる
部屋が汚いと、汚すことや掃除をしないことに対しての抵抗感が薄れます。
しかし、綺麗な部屋であれば少し汚れているだけで気になるものです。
ゴミ屋敷にしないためにも、こまめに掃除を行い、清潔を維持しましょう。
そうすることで部屋を汚くしないようにとの意識が芽生え、ゴミ屋敷化を防ぎます。
女性がゴミ屋敷にしないための対策:使わないものは捨てる
「いつか使うのではないか」「大切な思い出がある」「捨てるのは勿体ない」このような気持ちはよく分かります。
しかし、長らく使用していない物に関しては捨ててしまいましょう。
捨てなければ物は増える一方です。
家や部屋の広さには限界があります。
無限のスペースがあれば良いですが、限られたスペースでやりくりしなければならない場合、物が増えればその分部屋は狭くなるものです。
そこで、使っていない物は捨ててしまいましょう。
様々な思いがあることはよく分かりますが、部屋の広さには限りがあります。
女性がゴミ屋敷にしないための対策:現実を深く理解する
部屋が汚いゴミ屋敷でも、誰にも迷惑をかけていない、汚いだけで実害がないと考えてしまう人もいます。
しかし、ゴミ屋敷は虫にとって居心地の良い場所になるので害虫を呼び寄せ、繁殖させてしまうことで大量発生します。
食べ残しや飲み残しがあれば異臭も発生します。
仮に災害等が起きた場合、より大きな被害をもたらす原因になりかねません。
このような現実を理解することで、ゴミ屋敷の改善を促進させてみるのも手です。
ゴミ屋敷のデメリットを理解する
ゴミ屋敷のデメリットや特徴を知ることで、ゴミ屋敷の抑止力になることもあります。
例えば、ゴミ屋敷になってしまうと、引っ越す際に修繕費用が高くなることがあります。
さらに、改善を促されたものの無視していると、強制退去となることもあります。
賃貸の場合、ゴミ屋敷は家の価値を落とす行為になります。
ですので、家主にとってはデメリットです。
損害賠償を請求される可能性もゼロではありません。
このようなデメリット・特徴を把握しておきましょう。
女性がゴミ屋敷にしないための対策:娯楽性を付与してみる
この方法は、掃除が苦手な女性におすすめの対策です。
掃除は楽しいものではありません。
お金が生じるものでもありません。
あくまでも自分のためのものです。
だから後回しにしてしまう女性が多いのですが、そこに娯楽性を付与してみるのも良いでしょう。
例えば、次のようにしてみてもいいかもしれません。
- ゴミ掃除を1時間頑張ったら自分へのご褒美を購入する
- 好きなものを食べる
掃除をすることで、ご褒美や楽しさが待っていると思えば、掃除のモチベーションも高まるのではないでしょうか。
特に掃除が苦手、後回しにしがちな女性は、掃除を「嫌なこと」だと考えています。
掃除に楽しさを与えることで、掃除へのモチベーションを高めることができるでしょう。
女性がゴミ屋敷にしないための対策:環境を見直す
少々大掛かりになってしまうかもしれませんが、自身の環境を見直すことも大切です。
それこそ引っ越すのであれば掃除しなければなりません。
つまり、環境をリセットすることになります。
ゴミ出しがライフスタイルに適した環境でなければ、問題意識を持っていても実際にゴミ出しができません。
問題だとは思っていても、ゴミ屋敷化させてしまうケースもあります。
ですので、思い切って環境を変えてみるのもいいかもしれません。
女性がゴミ屋敷にしないための対策:フリマアプリを活用する
フリマアプリを活用してみるのも手です。
フリマアプリは、誰もが気軽に利用でき、利用者が多いのが特徴です。
また、リサイクルショップでは売れないようなものに値が付くこともあります。
ですので、部屋にある不要なものをフリマアプリで売却・処分してみてはいかがでしょうか。
いくらで売れるのかといった楽しさがあります。
さらに、お金になるというメリットもあります。
スマホさえあれば、カメラで撮影してすぐに出品できるので、忙しい人も気軽に行えます。
ゴミ屋敷のシグナル?前兆ともいうべき女性の特徴
女性が家や部屋をゴミ屋敷化させてしまうシグナルとなる前兆について解説します。
ゴミ屋敷のシグナルの特徴:部屋が汚くても何も思わなくなった
部屋が汚いにも関わらず、何も思わなくなる場合は、ゴミ屋敷のシグナルです。
この場合、もはや掃除のモチベーションもわいてこないことでしょう。
なぜなら、何も思わないからです。
「綺麗にしよう」「このままではまずい」といった思いを抱かなければ、掃除もできません。
ですので、家や部屋をゴミ屋敷にしてしまうのです。
ゴミ屋敷のシグナルの特徴:掃除する気力がわかなくなる
部屋が汚くなると、掃除の難易度が高まります。
そのため、掃除のモチベーションが低下します。
そして、部屋を掃除しなければ、汚くなる一方です。
掃除のモチベーションが湧かなくなると、ゴミ屋敷に向けてのカウントダウンの開始でもあります。
ゴミ屋敷のシグナルの特徴:「まだ大丈夫」と思うようになる
汚い部屋を見て、「何とかしなければ」ではなく、「まだ大丈夫」と思うようになるのもゴミ屋敷のシグナルです。
汚くなっていることに対して問題意識を持っていますが、何かをしようとは思っていないからです。
むしろ、「まだ何もしなくてよい」と自分に言い聞かせてしまっています。
このような心理の女性は、掃除が苦手で、どこか現実逃避的な考えを持っています。
汚い部屋も、「どうにかなるのではないか」との思いを抱いているのです。
ですが、「何とかしなければ」ではなく、「まだ」と思う時点で、既にゴミ屋敷化が進んでいます。
ゴミ屋敷改善のために人を頼ってみるのも手
ゴミ屋敷を改善させようと思っても、女性一人では難しいのも事実です。
そこで、誰かに頼ってみるのも良いでしょう。
友人や知人、家族に頼む
友人や知人、家族といった身近な存在は頼みやすい一方で、汚い部屋を見られたくないとの思いからかえって頼みにくいケースもあるのではないでしょうか。
しかし、ゴミ屋敷は自ら動かなければ改善されません。
恥ずかしいとは思っても、掃除しなければならないので、恥を忍んで頼んでみましょう。
家族の場合、厳しい言葉を投げられるかもしれませんが、今後のゴミ屋敷防止のために胸に刻んでおきましょう。
行政に相談してみる
友人や知人、家族に汚い部屋を見られるのは抵抗がある場合、行政に相談してみるのも手です。
近年、ゴミ屋敷対策に力を入れている行政が増えています。
何らかの形で力になってくれますし、行政は営利を追求した組織ではありませんので、解決のため営利抜きに考えてくれることでしょう。
行政にも限界がある
行政が住民の声に耳を傾けてくれることでしょう。
しかし行政にも限界があります。
あくまでもアドバイス程度のケースもありますので、その場合は他の手段を講じる必要があります。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者であれば、あくまでもその場限りですし、不用品を一度に処分できるので何度も依頼する必要はありません。
プライバシーに不安がある女性もいるかもしれませんが、女性スタッフが在籍している不用品回収業者も登場しています。
不用品回収業者はボランティアではありませんので、費用が発生しますが、プライバシーへの配慮、作業の確実性等メリットも多々あります。
ゴミ屋敷にならないよう気を付けた生活を送ろう
ゴミ屋敷になりやすい女性の特徴として、以下の点が挙げられます。
- 仕事に充実感があり、買い物が好き・物持ちがよい女性
- まとめて作業するタイプの女性
- ライフスタイルが不規則な女性
地域のゴミ出しルールを覚えたり、使わないものを捨てるだけでも、ゴミ屋敷化は防げます。
また、自力で難しいと思ったら友人や知人、行政や不用品回収業者など、他の人の手を頼る方法もあります。
いずれにせよ、ゴミ屋敷を放置していても、勝手に改善することはありません。
難しそうでも、アクションを起こし、ゴミ屋敷を改善しましょう。