汚部屋やゴミ屋敷は、自力で片付けるのがなかなか難しいですよね。そんなときこそ、ゴミ屋敷片付けサービスを行っている業者がとても頼りになります。
しかし、ゴミ屋敷片付け業者は数が多いので選ぶのに迷ってしまいますし、残念ながらすべての業者が優良とは限りません。なかには、見積もり以上に高額な追加費用を請求したり、無許可・無免許で運営を行ったりする悪徳な業者も存在します。
そこで今回は、悪徳なゴミ屋敷片付け業者を見抜くポイントや優良業者を選ぶコツなどについてまとめました。
この記事で分かること
- 悪徳業者の特徴と騙されないためのポイント
- 信頼できる業者の見極め方
目次
悪徳な業者によくある6つのポイント
悪徳なゴミ屋敷片付け業者には、以下の6つの共通点があります。
業者のHPや広告を見て当てはまるポイントが多い場合は、契約に進む前に「もしかしたら悪徳業者かも……?」と用心することをおすすめします。
1. 処分費無料をやたらとうたっている
2. 会社の所在地や連絡先が不明
3. 処分料金について明確な記載がない
4. 下見や見積もりなどの段取りがない
5. 事業を行うための免許や証明書がない
6. 作業中の立ち合いを断られる
それぞれのポイントを詳しく解説します。
処分費無料をやたらとうたっている
「どんなものでも無料で回収」など、むやみやたらと無料・格安回収を謳っている業者は、悪徳業者である可能性が高いです。集客目的で無料と宣伝しながら、実際には作業が済んでから高額な費用を請求してくる悪質なケースが後を絶たないので注意しましょう。
実際のゴミ屋敷清掃の現場では、トラック何台分もの大量のゴミが出るケースが少なくありません。ゴミの量にもよりますが、ゴミ屋敷清掃は数万円~数十万円の費用がかかるのが一般的です。現実的に考えれば、ゴミ屋敷を無料で片付けられるはずがないのです。
契約を結ばせる目的で無料などと謳い、あとで高圧的な態度で高額費用を請求するのが悪徳業者の常套手段です。
会社の所在地や連絡先が不明
悪徳業者の特徴として、所在地や連絡先を明かそうとしないことが挙げられます。身元不明な業者はお客様とのトラブルが起きることを前提に悪質な経営を行っており、あえて情報を伏せている可能性が高いです。また、そもそも企業としての実態がなく、トラック一台だけで無許可営業をしている可能性もあります。
業者の所在地や連絡先がはっきりしないと、不当な高額請求や不法投棄などのトラブルが後から発覚しても問い合わせることができません。とくに、自宅のポストに投函される業者のチラシには、所在地や連絡先が書かれていないものも多いので注意しましょう。
また、携帯電話番号しか連絡先の記載がない業者も安心できません。固定電話に比べると携帯電話は簡単に解約できてしまうため、いざトラブルが起きても携帯電話を解約されて逃げられるおそれがあります。
料金について明確な記載がない
料金説明があいまいで料金表などを提示できない業者は、悪徳業者の可能性があります。明確な見積もりを出さずに作業を行い、作業終了後に高額な追加費用を請求してくるリスクが高いです。
ゴミ屋敷の片付けにかかる料金は部屋の大きさやゴミの種類と量、ハウスクリーニングなどオプションの有無、トラックを停められる駐車場の有無などによって変わってきます。それぞれの項目に対する費用は業者ごとに異なるものの、作業前に訪問見積もりを行えば明確な料金を提示することが可能です。
それにもかかわらず、料金に関する記載や説明がない業者は、ノウハウ不足または不当請求を前提とした悪徳経営の危険性が高いので注意しましょう。
下見や見積もりなどの段取りがない
下見や訪問による見積もりなど、本来行うべき段取りを踏まずにいきなり作業に入ろうとする業者は、悪徳業者の可能性があります。
ほとんどのゴミ屋敷片付け業者は、事前に現場の状況を確認しに来ます。部屋の広さやゴミの量・種類などを確認し、必要なスタッフの数や所要時間などを割り出して正確な見積もりを提示するためです。
この段取りを省いて当日初対面で作業を行おうとする業者には、依頼しないほうが安全です。ぶっつけ本番状態だと、どうしても見積もりと実際の費用のズレが生じやすくなり、思わぬ高額請求になるおそれがあるため注意しましょう。
事業を行うための免許や証明書がない
ゴミ屋敷の片付けや一般家庭の不用品回収を行う業者は、一般廃棄物収集運搬許可や古物商許可を取得していなければなりません。しかし、これらの許可を持たず無許可営業をしている業者も存在します。
法令を無視して無許可営業をする業者は、トラブルを起こす可能性が非常に高いです。許認可の有無については業者の公式HPを見たり、業者への問い合わせ・事前見積もりのとき確認したりしましょう。
なお、一般廃棄物収集運搬許可は地方自治体が業者に与える資格ですが、新規取得が難しいのが現状です。そのため、自社で保有していない場合でも、一般廃棄物収集運搬許可を保有する別業者と提携していれば問題ありません。許可の有無を問い合わせる際、提携先の業者名も確認できると安心です。
作業中の立ち合いを断られる
ゴミ屋敷清掃作業中の立会いを断る業者は、悪徳業者の場合があります。窃盗などのトラブルを起こしたり、雑で無責任な作業を行ったりするリスクがあるため注意しましょう。
お客様側の希望で「仕事が多忙だから立ち合いなしでやってほしい」などと言われた場合を除いて、多くの業者は作業時にお客様の立ち合いをお願いしています。残すものと捨てるものの仕分け作業を行う際に、要・不要の判断をお客様に確認する必要があるからです。
作業が長時間にわたる場合には、お客様の負担を考慮して要所要所の立ち合いのみとするケースはよく見られます。しかし、お客様に立ち合う意志があるのに、業者側が退室を促してくるような場合は要注意です。ゴミ屋敷清掃の作業中に見つかった現金や貴重品を、黙って持ち去られる可能性もゼロではありません。
優良・安心な業者の共通点
悪徳業者にひっかからないようにするためには、優良なゴミ屋敷片付け業者を見極めることも大切です。
優良で信頼できる業者には以下の6つの共通点があり、これらを満たす業者を選ぶと安心です。
- 公式HPが充実している
- 会社情報が明確
- 料金が明朗で、事前に下見・見積もりがある
- HP内でスタッフが顔写真で紹介されている
- 作業の流れが明確
- 過去の実績も見せてくれる
優良なゴミ屋敷片付け業者は公式HPが充実しており、会社の所在地や保有許認可、料金体系や支払い方法などが細やかに記載してあります。
HPで顔写真付きのスタッフ紹介がある業者は責任感が強く、お客様に信頼してもらうための心遣いを徹底しているといえます。また、実際の作業の流れや過去の作業実績を写真付きで掲載している場合には、現場撮影をOKしてくれたお客様の満足度が高かったことがうかがえます。
悪徳なゴミ屋敷片付け業者に騙されないためにしておくべきこと
悪徳なゴミ屋敷片付け業者に騙されないためには、安易に契約せず次の4つをチェックすることが重要です。
- 実在する会社か事前に確認しておく
- 口コミや評判をチェックする
- 気になることはどんどん質問する
- 領収証の発行をお願いしてみる
前述した「優良・安心な業者の共通点」を満たす上でこれら4点が問題なければ、非常に信頼性の高い業者と考えられます。
実在する会社か事前に確認しておく
ホームページに会社の所在地が記載されてない業者は論外ですが、もし住所が載っている場合でも油断できません。その住所が本当に実在するかどうか、実際に調べてみましょう。
実在を確認するには、グーグルストリートビューを使うのが便利です。インターネットで「グーグルストリートビュー」を検索し、入力欄に住所番地を入力してみましょう。現地の様子が写真付きで表示されるので、会社が実在するか分かります。更地やアパートの写真などが出てきた場合には、企業としての事業所や倉庫をかまえていない可能性が高いです。
口コミや評判をチェックする
インターネットでその業者の口コミや評判をチェックしてみましょう。悪徳業者はトラブル関連の悪評が殺到している可能性が高く、優良業者は満足度の高い具体的な口コミが多いです。
ただし、自社ホームぺージ内の口コミはそこまで信用できません。イメージアップにつながる、高評価のコメントだけを載せている可能性があるからです。また、口コミサイトやランキングサイトは広告料収入を得るために公平性が損なわれている場合もあるため、鵜吞みにしすぎないようにしましょう。
一方で、比較的信ぴょう性が高いと言われているのが、グーグルマップ内の口コミです。グーグルは自作自演の口コミを厳しく禁じており、不正と判定した口コミを削除したりペナルティを課したりしています。それでも、監視体制を潜り抜ける「サクラ」の口コミが混在する可能性はあるため、口コミを鵜吞みにせず参考程度にチェックすることをおすすめします。
気になることはどんどん質問する
問い合わせや訪問見積もりの際、気になることはスタッフにどんどん質問しましょう。見積もりの内訳やオプションの内容、保有許可やプライバシー保護への配慮などを詳しく質問すると、悪徳業者かどうかを見極めることができます。
優良企業のスタッフは社員教育が行き届いているため、面倒くさがらずにきちんと応対してくれます。一方で、悪徳業者は自分の不利になる点をはぐらかそうとします。さらに、悪徳業者は社員教育にコストをかける余裕がないため、スタッフの態度が悪くだらしないことが多いです。
質問にまともに答えず契約を急がせようとする業者は、選んではいけません。
領収証の発行をお願いしてみる
悪質業者は領収証や見積もり書など、作業の証拠や証明となるものの発行を嫌がります。後からトラブルになることを想定し、自分たちが不利にならないようにしたいとたくらんでいるからです。
契約する前に「領収証や見積もり書を発行してくれますか」と確認して、業者の反応を伺いましょう。 この時点で難色を示す業者であれば、トラブルを起こす可能性が高いため断ることを強くおすすめします。
なお、正式な領収証は日付と宛名、金額、但し書きと内訳、発行した会社の情報が記載されています。税抜き5万円以上の領収証には、割印付きの収入印紙が添付されます。これらの体裁を保たない領収証や、「費用一式」のように内訳記載を省いた見積書を提示してくる業者にも注意が必要です。
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まとめ
ゴミ屋敷の片付けを業者に頼むときは、悪徳業者に注意しましょう。やたらと処分費無料を謳う業者や所在地・連絡先が不明な業者、料金体系が不明瞭な業者などはトラブルを起こす可能性が高いです。
業者選びの際には、公式HPが充実していて企業としての経営実績があり、事前見積もりを行う責任感のある優良業者を選びましょう。口コミをチェックしたり、スタッフに不明点を質問したりすると業者の能力を見抜くことができます。
業者選びのコツをつかんで、ゴミ屋敷をきれいに片付けましょう!
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