お役立ちコラム

ゴミ屋敷片付け

ゴミ屋敷の病気に名前はある?部屋を片付けられない原因となる病名を知って対策しよう

ゴミ屋敷になるのは病気のせい?解決のためにできることとは

「この前、掃除をしたはずなのに、もう散らかっている」

「いつも片付けようと思っているのに、気が付いたらゴミ屋敷になってしまった」

そんな風に思い悩んでいる方はいらっしゃいませんか?

家がゴミ屋敷になってしまうのは、本人の性格や怠け癖などが問題と思われがちですが、実は病気が原因となっている場合もあるのです。

そこでここでは、ゴミ屋敷の原因となってしまうことのある病気のうち代表的なもの7つの名前とその対処方法について解説します。

ゴミ屋敷の原因として代表的な7つの病気

自宅がゴミ屋敷化してしまうのが病気のせいなのかどうかや、ゴミ屋敷問題を解決するためにできることについて解説しました。

ゴミ屋敷になってしまう原因が病気であった場合、片付けるだけではゴミ屋敷に戻ってしまう可能性が高く、治療と並行して片付ける必要があります。

まずはご自身の病気の名前を確定させ、そこから対処方法について考える必要があります。

どの病気に該当する可能性があるのか、病気の名前とその特徴を一つ一つチェックしていくことにしましょう。

ADHD(注意欠陥・多動性障害)

ADHDというのは、注意力や集中力が散漫で、落ち着きがないなどして、日常生活に支障が出る病気のことを言います。

発達障害の一種として位置付けられており、子供の頃から傾向が見られますが、大人になってから気づくような場合も多いです。

特に大人のADHDの場合には、集中力が続かないため最後までやり遂げられないことから、仕事に支障が出たり、人間関係がうまくいかないといったことがあります。

具体的には、掃除や片付けを始めても最後まで続けることができず、途中でやめてしまうことから、いつまでも片付かずにゴミ屋敷となってしまうケースです。

買い物依存症

買い物依存症は、買い物をすることでストレスを発散し、それがやめられなくなって繰り返してしまう、ある種の依存症のことを言います。

ストレスの解消など心理的負担の軽減のために買い物をしており、欲しいものを買っている訳ではありません。

そのため、物がどんどんと増えていき、そのまま捨てられないとゴミ屋敷となってしまいます。

買い物依存と浪費壁の違い

普通の浪費癖との違いは、自分でやめようと思えばやめられるかどうかにあるとされています。

気が付くと買っているといった状態なら、買い物依存症を疑った方が良いです。

お金を使うことでストレスを発散していて、それがどうしてもやめられないような人は、一度専門医に相談してみると良いでしょう。

ため込み症

これもゴミ屋敷の原因?「セルフネグレクト」とは

ため込み症は、自分の意志とは関係なくため込みを繰り返してしまう強迫性障害の一種です。

色々な物に対して収集癖があり、たとえゴミにしか見えないものでも大量に集めようとします。

また、集めたものを手放したり捨てたりすることに対して苦痛を感じるため、とにかく物を捨てられません。

こうして大事なものもゴミもすべて部屋に溜め込んでいくことで、部屋がゴミ屋敷になってしまうのです。

うつ病

うつ病というのは、気力がなくなって何もする気がなくなる病気のことを言います。

気力がなくなってしまうと実際に体を動かすことができなくなってしまうため、掃除や片付けをしたくてもできませんし、少しはできたとしても最後まではできないためにゴミ屋敷化が進んでしまいます。

脳内物質の一つである神経伝達物質がうまく機能しなくなることで発症する病気と考えられていますが、その原因や仕組みなどはまだよく分かってしません。

セルフネグレクト

セルフネグレクトは「自己放任」ともよばれ、通常であれば日常生活の中で誰もが普通に行っているようなことでも、自分のことに無関心になってしまうことでやらなくなり、それにより心身の安全や健康が害されてしまうような状態を言います。

例えば、食事や入浴などをしなくなる他、掃除や片付けなどもできなくなります。

家がゴミで溢れても、汚れてホコリだらけになっても、まったく気にならなくなるために部屋はゴミ屋敷になってしまいます。

原因としては、親しい人の死や病気といったショックな出来事がきっかけとなることがあり、認知症や他の精神疾患が関係している場合もあります。

参照:Yahoo!ニュース 【実は危険】セルフネグレクトの兆候 7 選

統合失調症

統合失調症は、幻覚や妄想にとらわれたり、行動をする意欲がなくなったりする病気です。

よくある症状としては、

  • 心や考えがまとまらなくなる
  • 幻覚を見る
  • 幻聴が聞こえる
  • 意欲や感情を失う

以上のようなことがあります。

掃除や片付けをしようとしても、他のことに興味が移ってしまうと、そのまま別のことをやり始めるため、集中して作業を行うことができません。

また、意欲や感情を失ってしまった場合には、片付けたりすること自体が億劫になるので、作業をやめてしまいます。

こうして、片付けようとしても続けることができず、掃除をする気もしなくなることから、ゴミ屋敷になってしまうのです。

ただ、あまり本人に病気という意識がなく、周囲も怠けているとしか見ていないこともあり、対応が難しい場合があります。

認知症

認知症は、脳の認知機能が弱まる病気です。

主な症状としては、

  • 記憶力が低下して物忘れがひどくなる
  • 理解力や判断力が低下する

といった症状があります。

このため認知症になってしまうと、

  • ゴミとして捨ててよいかの判断ができなくなる
  • ゴミを捨てたかを忘れてしまう

これらの理由により片付けができなくなったりゴミ出しができなくなったりするため、部屋がゴミ屋敷になってしまいます。

一般的に認知症は高齢者に多い病気ですが、65歳未満で発症する若年性認知症もありますので、早期発見と早期対応が重要になります。

ゴミ屋敷の住人になりやすい5つの特徴

ゴミ屋敷になるのは病気のせい?

ゴミ屋敷になってしまうのは病気のせいでもありますが、もともと病気になりやすい性格や特徴というものがあります。

そこで、ゴミ屋敷につながりやすい性格や特徴について説明します。

性格が真面目である

真面目な人は、周囲の評価などを気にしがちで、周囲の期待に応えようとしてしまうことから常に全力で物事にあたってしまう傾向にあります。

うまくいっているときは良いのですが、何かがちょっとでもうまくいかなくなったとき、それによって頑張りすぎてしまいます。

その結果、心身にも過度な負担をかけることになり、体を壊したり、精神疾患にかかったりしてしまうことがあるのです。

そうすると掃除や片付けができなくなってしまいますので、部屋は一気にゴミ屋敷になってしまいます。

ストレスを抱えている

仕事が多忙であったり、家庭生活がうまくいっていなかったりしてストレスを抱えていると、心身共に健康を害しやすくなります。

特に完璧主義に陥りがちな人は、現状に満足できなかったり、他人に任せずに全て自分でやろうとするためにストレスを抱えることが多く、そうしたストレスから精神疾患になる傾向があります。

そして最後には精神疾患などによって何もする気がしなくなったり、やるべきこともできなくなったりしてしまいます。

そうなってしまうと、部屋はゴミ屋敷になっていくことでしょう。

物への執着心

ゴミ屋敷になるということは、基本的に物が多いということです。

基本的に、物を捨てられずに溜め込んでしまい、部屋の中に片付けられないほどの物が溢れてしまうことからゴミ屋敷になります。

そのため、ストレス解消のために買い物を傾向のある人や、物を収集することに喜びを感じている人などは、注意が必要です。

自分では片付けられないほどに物があふれてきたと思ったら早めに周囲の人などに相談し、本当に必要なものはきちんと片付けて、そうでないものは処分するようにするように心がけておくと良いでしょう。

めんどうくさがり

掃除や片付けを怠けてしまうと、次第に物が部屋に溢れてゴミ屋敷になってしまいます。

最初はただ面倒くさいと思って掃除をしていなかっただけでも、ゴミ屋敷になってゴミの上で生活をしたり、悪臭が出ているのに気にせずに生活を続けているような状態になってくると、それによって体を壊したり、精神疾患になってしまう場合もあります。

そうなってしまうと、ゴミ屋敷はよりひどくなるばかりで、もう片付けるのは難しいでしょう。

自分では片付けられない状態になってしまった場合には、早めに誰かに相談をして、とにかくゴミ屋敷を片付けることが重要です。

人に頼れない

誰かに頼ったり、何かをやってもらうということができない人がいます。

それは、

  • 自分のことは自分でやるべきだと考えてしまう
  • 他人に頼るということ自体が悪いことだと考える
  • 相手に申し訳ないと思ってしまう

このようなタイプの人です。

このような考え方でも自分で掃除や片付けができていれば問題はないのですが、自分だけではもう片付けられないレベルになってしまった場合には、最終的にはゴミ屋敷になってしまいます。

誰かに頼ったりすることが苦手な人は、早めに業者に相談をして、掃除や片付けをやってもらうという選択肢を考えた方が良いでしょう。

ゴミ屋敷に住むことの5大リスク

ゴミ屋敷の片付けは業者への依頼がおすすめ

ゴミ屋敷に住んでいても、それほど気にならないという人もいます。

しかし、その生活にリスクがないという訳ではありません。

そこで、どのようなリスクが有るのかを解説しましょう。

心身の健康を害する

掃除ができていない部屋にはホコリやハウスダストが増えますし、換気が行き届かず湿度が高くなることもあって、カビが生えることも多くなります。

また、ゴミ屋敷のような掃除をしていない不衛生な部屋にはダニも繁殖しやすいです。

これらはアレルギーの原因となり、喘息や湿疹といった症状を引き起こすことがあります。

不衛生な部屋では細菌なども繁殖しやすいですから、食中毒のリスクも増えるでしょう。

床に物が散らばっていれば、うっかり床にある物を踏んだり、足をぶつけたり、転んだりして怪我をする可能性が高まります。

このようにゴミ屋敷には心身の健康に影響を及ぼす様々なリスクがあるのです。

害虫の派生

ゴミ屋敷になってしまうと、床の上にものが積み重なっていて、ゴキブリなどの害虫の住み家ができやすくなります。

掃除ができていないため、ゴミなどの害虫の餌も増えますから、害虫にとっては餌と住み家が用意された快適な環境ができあがります。

そのため害虫が繁殖しやすくなるのです。

火災になりやすい

ゴミ屋敷にはホコリが溜まりやすく、物が積み重なっていて換気もうまくいかないことから、湿度もこもりやすくなります。

これによりコンセント周りに付着したホコリから発火するトラッキング火災が発生しやすくなります。

しかもゴミ屋敷にはゴミが溢れているために燃えやすいものが多く、一度火災が発生してしまうと大きな火災に発展しやすい傾向があります。

ご近所トラブル

ゴミ屋敷になってしまうと、害虫や悪臭が発生して、それが周囲の住民にも迷惑をかけることになります。

これがご近所トラブルの原因となり、賃貸であれば管理会社や大家さんとのトラブルになることもあります。

こうしたトラブルが発生してしまうと、その部屋に住み続けることが難しくなりますし、場合によっては退去させられることもあるでしょう。

周囲の人達に迷惑をかけないようにするためにも、ゴミ屋敷にならないようにすることと、なってしまった場合には早めに対処することが重要です。

住居の汚損

ゴミ屋敷になってしまって部屋に物が増えすぎると、ゴミの重さを床が支えきれずにたわんでしまったり、壊れてしまったりと破損してしまうことがあります。

こうなってしまうとその部屋に住み続けるのは自分自身にとっても危険ですし、かといって修理するとなれば修理費用が発生します。

また、扉や壁などに汚れがこびりつくなどして、通常の生活で生じる以上に汚損させた場合には、クリーニング費用を請求されてしまうこともあるでしょう。

無駄な費用をかけないためにも、ゴミ屋敷には早めに対処することが重要です。

精神疾患によるゴミ屋敷への対応策

ゴミ屋敷化の原因として挙げられる病気一覧

精神疾患によってゴミ屋敷になってしまった場合、その対応策としてやるべきことはいくつかあります。

そこで、特に精神疾患が原因のゴミ屋敷に対する対応策について解説しましょう。

病気を治療する

ゴミ屋敷の原因が精神疾患の場合、たとえ誰かに協力してもらいゴミ屋敷を片付けたとしても、また元に戻ってしまいます。

まずは専門家に相談をして病気の名前をハッキリさせて、その治療を優先することが重要です。

治療によって掃除や片付けができるようになってくれば、ゴミ屋敷を片付けた後も片付いた状態を維持することができることでしょう。

ストレスを解消する

精神疾患によってゴミ屋敷になったとき、そもそも精神疾患になった原因としてストレスが関係しています。

もしも過度なストレスを感じているようなら、まずはそのストレスについて少しでも減らすようにしましょう。

そのためには今思っていることを一度書き出してみるという方法がおすすめです。

そうすることで自分のストレスを客観視できるようになり、ストレスに対する対処方法を考えることもできるようになります。

こうしてゴミ屋敷の根本的な原因となるストレスをうまく解消していくことで、ゴミ屋敷を片付けた後の再発防止に役立つことになります。

周囲の協力を取り付ける

困ったときは一人で抱え込まずに誰かに手伝ってもらうというのは、決して悪いことではありません。

特にゴミ屋敷になってしまった場合、通常の場合でも一人で片付けるのはなかなか最後までできるものではありませんし、ましてや精神疾患を抱えながら片付ける場合にはなおさら大変です。

困ったときに相談できる人が近くにいる場合には積極的に相談しましょう。

親など家族がいれば、まずはゴミ屋敷となってしまった現状を話して、掃除や片付けを手伝ってもらえないか聞いてみてもよいでしょう。

親などの親戚が近くに住んでいないようであれば、親しい友人や知人に少しでも手伝ってもらえないか相談してみるとよいでしょう。

とにかくまずは一人で抱え込まずに誰かに相談してみることをおすすめします。

片付け業者へ依頼する

精神疾患によってゴミ屋敷になってしまった場合、自分だけで片付けることは困難です。

しかし、そのまま放置していると様々なリスクがありますし、ゴミ屋敷に住むことによるストレスが精神疾患を悪化させてしまう場合もあります。

親などの家族や親しい友人が近くにいないため気軽に相談できる相手がいなかったり、いたとしてもやはり周囲の親しい人に相談できないという場合もあるでしょう。

そういう場合には片付けの専門業者に依頼することをおすすめします。

専門業者であれば、スムーズに片付けてくれますし、ゴミの回収まで引き受けてくれますので、ゴミ出しができないような方でも安心です。

ゴミ屋敷になってしまった場合、片付けるのであれば早めに対処した方が良いのは確かです。

どうしたら良いか一人で悩んでいるようであれば、まずは専門家に相談してみましょう。

ゴミ屋敷の片付けはゴミ屋敷バスター七福神がおすすめ

ゴミ屋敷の問い合わせを受ける便利屋

ゴミ屋敷から脱出するためには、ゴミ屋敷専門の片付け業者に依頼することが最初の一歩になります。

ゴミ屋敷バスター七福神は全国でサービスを展開するゴミ屋敷片付け業者なので、ゴミ屋敷に困っている人の力になります。

以下は七福神がゴミ屋敷を片付けしている様子です。

まとめ

ゴミ屋敷の原因が病気にある場合は治療をしよう

ゴミ屋敷の原因となる精神疾患の名前と種類について解説してきました。

精神疾患が原因の場合には、まずはその原因となる精神疾患を治療しなくては、いくら片付けても簡単にもとに戻ってしまいますから、とにかく治療を優先することが重要です。

ただし治療にも時間がかかることがありますし、ゴミ屋敷に住み続けていれば症状が改善せず、むしろ悪化してしまう場合もあります。

そこでゴミ屋敷を片付けて、ゴミを処分することが最重要になるのです。

自力では片付けられない、相談相手がいない場合はゴミ屋敷を片付ける片付け専門業者に相談してください。

片付けのプロが一気にゴミ屋敷をキレイにしてくれます。

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この記事の監修者

ゴミ屋敷片付けの専門業者「ゴミ屋敷バスター七福神」代表

監修者 竹本 泰志

年間2,500件以上のゴミ屋敷を片付け実績を持つ「ゴミ屋敷バスター七福神」を全国で展開する株式会社テンシュカクの代表取締役。

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