ある朝目が覚めたら、汚部屋になっていた・・・なんていうことはなく、汚部屋は少しずつ、いつの間にか完成します。
ゴミやホコリの溜まった汚部屋は雑菌やカビが繁殖しやすく、健康に悪影響を及ぼします。
また、汚部屋はストレスを生み、落ち込んだりイライラしたり、精神的にもダメージを与えます。
心身ともに健康な生活を送るため、汚部屋から脱出してみませんか?
毎日の忙しさで、なかなか片付けができずにいる人もいるかもしれません。
でも、諦めないでください、自力でも汚部屋脱出は可能です!
目次
汚部屋脱出する方法とは?
大量のゴミや不用品を片付けて汚部屋脱出をするには、どんな方法があるのでしょうか。
汚部屋脱出を専門業者に依頼する
片付けの専門業者に依頼すれば、短時間で部屋は生まれ変わります。
部屋の広さやモノの量にもよりますが、標準的な2DKでだいたい2〜6時間で片付くようです。
プロの技でハウスクリーニングしてもらえるので、自分では届かないところや気づきにくい場所の汚れもきれいになります。
また、大量のゴミや不用品を全て搬出・処分してもらえます。
自力で片付ける場合、ゴミや不用品の処分が大変ですが、手間も労力もかけずに目の前から消えてくれるのです。
ただし、費用はかかってしまいます。
自力で汚部屋脱出する
専門業者に依頼するのとは違い、自力での片付けは、時間も労力もかかります。
しかし、いつか汚部屋脱出したいと思っているなら、ぜひ自力で頑張ってみましょう。
自力で汚部屋脱出するメリットは、費用がほとんどかからないことです。
業者に依頼すればすぐにきれいになりますが、数万円から、ゴミの量や部屋の状態によっては数十万円かかってしまうこともあります。
でも、自力で汚部屋脱出を行えば、費用はかかりません。
ゴミの処分費用や粗大ゴミの処分費用はかかっても、微々たるものです。
そして、最も大きなメリットは、汚部屋を人に見られないことです。
汚部屋を人に見られたくないために、業者への依頼をためらい、汚部屋脱出できない人は少なくありません。
また、プライベート空間や所持品を見られることに抵抗を感じる人も、自力で汚部屋脱出に挑戦してみましょう。
自力で大量のゴミを処分できない人は、片付けたあとに、ゴミの搬出・処分だけ不用品回収業者に依頼するという方法もあります。
汚部屋脱出〜1st STEP
自力による汚部屋脱出の最初の一歩は、自分の中でルールを決めることです。
自力での汚部屋脱出は、ものを仕分けて処分する作業の繰り返しです。
どうしても「捨てる」ことが中心となります。
捨てることをためらっていては、自力での汚部屋脱出はかないません。
片付け中に迷わないためにも、まず自分ルールを作りましょう。
捨てる基準を作る
たくさんのモノに囲まれた生活を送っていると、身の回りにモノがないという状況を寂しく感じる傾向があるようです。
しかし、一時の感情に流されてはいけません。
ここで思い切って捨てることができなければ、汚部屋へ逆戻りです。
たとえば、1年使わなかったものは捨てる、サイズが合わない服は捨てる、など「捨てる基準」を決めます。
自力での片付けが始まったら、このルールを守って進めましょう。
売却できるものは売却する
自分にとっては不要になったものだけれど、まだ使えるものがあれば、売却しましょう。
スマホ1台で簡単に売り買いできるフリマアプリや、ネットオークションが便利です。
売れれば、お金が入ってくるだけでなく、自分の持っていたものを大切に使ってくれる人も見つかり、モノを捨てるという罪悪感も軽くなります。
写真に撮れるものはデータにして取っておく
かさばるものや大きなものは、写真に撮っておきましょう。
これまで保管していたスペースが空き、思い出は写真の中に残ります。
汚部屋脱出〜2nd STEP
自力で汚部屋脱出。
上手に進めるポイントを見ていきましょう。
動線を作る
自力で片付けをする場合、動線が重要です。
足の踏み場もない汚部屋では、動くことができません。
まず、玄関周辺を片付けて、ゴミを出すための通路を作りましょう。
最初に動線を作っておかないと、出たゴミを運んだり、ものを移動させたりすることができません。
次に床が見えるように片付けます。
モノで埋まった床を歩くのは、下に何があるかわからず危険です。
大きいものを持っている時は足元が見えないこともあるので、まずは部屋の中を歩けるようにしましょう。
モノの置き場を作る
自力で片付けや掃除をするには、必要なものを一時的に置いておく場所が必要です。
モノの少ない場所や部屋を片付けで、モノを仮置きできる場所を作りましょう。
ゴミや処分するものを片付ける
早めに場所が空くよう、ゴミや不用品からまとめて処分します。
細かいものを片付ける
残った細かいものを片付けます。
続いて、掃除と整理整頓を行いましょう。
これで、自力での片付けは完了です。
汚部屋脱出〜4th STEP
自力による汚部屋脱出作戦、見事、汚部屋を脱出しても、まだまだ終わりではありません。
きれいになった部屋が汚部屋に戻ってしまわないように、綺麗な状態を保つことが大切です。
ポイントは、「少しずつ続ける習慣をつけること」。
きれいになった部屋を保つ方法について見ていきましょう。
モノの位置を決める
汚部屋になるのは、片付けないから。
それなら、片付ける習慣をつけましょう。
簡単にできるのは「モノの位置を決める」こと。
つまり、モノをしまう定位置を決めて、使ったら必ずそこへ戻す習慣をつけるのです。
たとえば、ハサミを使ったら、必ずすぐに引き出しに戻しましょう。
帰ってきて脱いだコートは、ソファーに置かずに必ずハンガーにかけます。
同じ自力でも、これなら簡単。
最初は面倒でも、慣れれば戻さないと落ち着かなくなりますよ。
プチ掃除をする
自力で汚部屋脱出をしてみて、一度、汚部屋になってしまったら、そこから脱出するのは非常に大変だと分かったと思います。
そこで、毎日「プチ掃除」を行いましょう。
何曜日はどこ、と決めてもいいですし、1日のうち15分、目についたところを掃除してみるのでもいいでしょう。
毎日のルーティーンにプチ掃除を組み込むことで、部屋がひどく乱れることを防げます。
買い物を減らす
自力で汚部屋から脱出した部屋。
ずいぶんモノが減って、スッキリしたのではないでしょうか。
汚部屋の住人になりやすい人は、必要ないものを買ってしまう傾向があります。
買い物はストレス解消になりますが、結果的には部屋にモノが溢れて、新たなストレスを溜めてしまうことになります。
欲しい! と思ったらすぐ買わず、いったん考えるようにしてみましょう。
その時は、自力での片付けを思い出すと効果的かも。
捨てる習慣をつける
自力で汚部屋脱出してみて、大量に出たゴミに自分で驚いた人もいるかもしれません。
汚部屋を埋めているのは、菓子の袋や飲料の容器、食べかすや生ゴミなど、ほぼゴミです。
たとえゴミであっても、捨てるのをためらってしまう人は要注意です。
とっておいても所詮はゴミ、捨てるしかないと割り切りましょう。
ゴミを捨てているうちに、「捨てる」という行為に抵抗がなくなります。
所持品の見直し
自力で片付けたあと、部屋には何が残っていますか?
自力での片付けの際には「これは必要」と思って残したものであっても、よくよく考えれば必要ないものが残っていませんか?
また、今は必要でも、時間が経てば必要なくなるものもあります。
自分の周りには、今現在、使いたいと思うものだけを置くようにし、必要なくなったものは処分しましょう。
「いつか使うかも」は禁物です。
人を招く
ある女性は、汚部屋のために彼氏を招くことができなかったのですが、交際が長くなっても絶対に自宅に入れなかったため、浮気をしているのでは? と疑われて汚部屋脱出を決意したそうです。
ゴミやモノが散乱した部屋には、人を招くことができません。
定期的に友人など人を招くようにすれば、掃除もコンスタントにするようになります。
また、リモート会議を意識して掃除をするのも良いでしょう。
映る角度や位置に苦労したり、わざわざ背景をつける必要もありません。
このように「人の目」を意識すると、きれいな部屋が保てるようになりますよ。
汚部屋脱出を自力で!取り組みやすい片付け術を解説 まとめ
汚部屋脱出は自力でできます。
自力による汚部屋脱出の最大のメリットは、費用がかからないこと、そして他人に見られないことです。
自力での汚部屋脱出には、とにかく捨てること。今現在、必要なものだけを残し、思い切って捨てましょう。
きれいになった部屋を見たとき達成感を感じられるのは、自力で汚部屋脱出をやり遂げたから。
自力で汚部屋脱出に苦労したからこそ、同じことを繰り返さないようにという気持ちにもなれそうですね。
さあ、自力での汚部屋脱出に挑戦してみませんか?