カビや尿臭、ひどい汚れがついてしまった布団が家にあると、それだけで気分が重くなってしまうものです。また、大きな布団を自分で運ぶのは重労働ですし、不用品回収業者に頼むのも少しハードルが高いと感じてしまうかもしれません。
本記事では、そんな悩みをお持ちの方に向けて、汚れた布団を自治体のゴミ出しルールに沿って処分する方法を紹介します。小さく切って可燃ゴミとして出す際の手順、販売店の引き取りサービスの条件まで詳しく解説します。
ご自身の状況に合わせて、最も手間なく、そして安価に処分できる方法を比較して検討してみましょう。
汚れた布団の処分方法

カビが繁殖していたり、尿臭が染み付いていたりする布団をそのままにしておくと、衛生面だけでなく健康面への悪影響も懸念されます。
汚れた布団を処分するには、自治体のルールに従う方法や買い替えの仕組みを利用する方法など、さまざまあります。
ご自身の状況で最も負担の少ない方法を検討してみましょう。
粗大ゴミとして処分
最も一般的なのが、お住まいの自治体で粗大ゴミとして回収してもらう方法です。多くの自治体では、電話やインターネットで事前に予約を行い、指定された金額の処理券を購入して布団に貼り付けます。
指定の日に玄関先やゴミ集積所へ運び出す必要がありますが、比較的安価に処分できる点がメリットです。ただし、あまりに汚れがひどい場合や大量にある場合は、運び出す際に周囲へ臭いが漏れないよう、あらかじめ大きな袋に入れて封をするなどの配慮をしておきましょう。
クリーンセンターに持ち込み処分
ご自身で運搬できる手段がある場合は、地域のクリーンセンターへ直接持ち込む方法も効率的です。事前の予約が必要な自治体もありますが、基本的には重さに応じた料金設定となっており、粗大ゴミ回収を待つよりも早く手放すことができます。
一刻も早く部屋をスッキリさせたい時には有効な手段ですので、お近くの施設の受付時間を確認してみましょう。ただし、汚れが激しい布団を車に積む際は、車内に臭いや汚れが移らないよう袋に入れるなどの工夫も大事です。
小さく切って可燃ごみとして処分
費用をかけずに処分したい場合は、布団を裁断して可燃ごみの袋に入れる方法があります。自治体が指定する袋に収まるサイズまで小さく切ることで、普段のゴミ出しと同じように捨てることが可能です。
ただし、布団の中綿から埃が舞い上がったり、硬い生地を切るのに多大な労力がかかったりするため、体力的な負担は想像以上に大きくなります。また、カビや尿臭がひどい布団を室内で切ると菌や臭いが飛散するリスクもあるため、無理をせず他の方法も視野に入れて検討しましょう。
販売店の買い替え制度を利用する
新しい布団への買い替えを検討している場合は、購入先の販売店が実施している引き取りサービスを利用するのが便利です。新しい布団が届くタイミングで古いものを回収してもらえるため、保管場所に困ることもありません。
引き取りが有料か無料か、あるいは特定の条件があるかは店舗によって異なります。まずは検討しているショップに問い合わせて、汚れた布団でも引き取りが可能かどうかを事前に確認してみましょう。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者であれば汚れた布団も処分できます。ただし、処分を依頼する側なので費用が発生します。費用を支払うので処分してくださいというスタンスになります。
不用品回収業者は、汚れた布団だけでなく様々な不用品の回収に対応しています。
そのため、処分したい不用品が多ければ多いほどお得になります。
また、不用品回収業者の場合、品目を問いません。自治体で回収していない不用品を任せることもできます。汚れた布団だけではなく、処分に困っている不用品があるなら、不用品回収業者に依頼するのも手です。
ただし、不用品回収業者は多々あります。
なので、どの不用品回収業者を選ぶのかも考えなければなりません。
汚れた布団だけではなく処分すべき布団

明らかに目立つ汚れがある場合以外にも、手放すべきタイミングはいくつか存在します。布団は毎日肌に触れるものですので、見た目の汚れだけでなく、機能面や衛生面の低下にも目を向けることが大切です。
快適な睡眠環境を維持するために、現在の布団の状態を一度客観的にチェックしてみましょう。
【種類別】布団の寿命
布団は素材や用途によって、本来の性能を発揮できる期間が異なります。以下の表に一般的な耐用年数の目安をまとめましたので、ご自身の布団が買い替え時期に該当していないか確認の参考にしてください。
| 布団の種類 | 寿命の目安 | 劣化のサイン |
| 羽毛掛け布団 | 10年〜15年 | 羽毛が外に飛び出す、膨らみがなくなる |
| 羊毛掛け布団 | 5年〜10年 | 全体的に硬くなる、吸湿性が落ちる |
| 合繊(ポリエステル)掛け布団 | 5年程度 | わたが寄ってしまう、暖かさを感じない |
| 敷き布団 | 3年〜5年 | 中央がへこんでいる、底付き感がある |
使用環境やメンテナンスの頻度にも左右されますが、上記の年数を超えている場合は、処分の検討を始めてみましょう。
ボリュームが減っている布団
長年使い続けた布団は、中綿や羽毛が潰れてしまい、購入当初のようなボリュームがなくなってしまいます。カサが減ると保温力が低下し、冬場に寒さを感じやすくなるだけでなく、敷き布団の場合は体圧を分散できず腰痛の原因になることもあります。
天日干しをしてもふっくら感が戻らなくなった時は、素材の寿命が来ている証拠です。健康を守るためにも、新しいものへの交換を検討してみましょう。
布団の周りにゴミが目立つ
お部屋の片付けが難しい状況にある場合、布団の周辺にゴミが溜まってしまうことがあります。ゴミに囲まれた状態で布団を使用し続けると、ホコリやダニが布団内部に侵入しやすく、アレルギー症状を引き起こす原因にもなりかねません。
特に布団の下に湿気が溜まり、ゴミと混ざり合ってカビが発生している場合は、衛生的に危険な状態といえます。周囲の片付けと並行して、思い切って布団を新調し、清潔なリスタートを切ってみましょう。
洗濯しても匂いや汚れが取れない
自力での洗濯はもちろん、クリーニングに出しても取れない汚れや匂いがある場合も処分のタイミングです。
クリーニングでも取れない汚れや匂いは、布団に染み付いてしまっています。
気にならないなら継続使用も可能ですが、気になる場合は今後も改善が見込みにくいため処分を検討しましょう。
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新しい布団を購入したとき
新しい布団を購入した場合、それまで使用していた布団は必要なくなります。
布団が劣化してから新しい布団を買う人もいれば、気に入った布団を見つけたので購入する人もいるのではないでしょうか。
この場合、それまで使っていた布団の状態が良ければ値段が付く可能性もあります。
ですので、リサイクルショップ、フリマアプリ、ネットオークションなどでお金に変えてみるのも良いでしょう。
環境が変化した時
以下のように家庭環境が変わり、必要な布団が変わると、それまで使用していた布団が不要になることもあります。
- 結婚する
- 同居を始める
- 子供が増える
こういった場合、処分のタイミングの一つになるでしょう。
逆に子供が家を出ていくなどの理由で家族が減るケースもあります。
必要な布団は減りますので、状態次第では処分を考えても良いでしょう。
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汚れた布団の捨て方でよくある質問

汚れた布団を処分する際に、多くの方が疑問に思うポイントをまとめました。ご自身の状況と照らし合わせながら、最適な判断を下すヒントにしてみましょう。
掛け布団はゴミ袋に入れば燃えるゴミですか?
多くの自治体では、指定のゴミ袋に入り、口がしっかりと結べる状態であれば「可燃ゴミ」として出すことができます。ただし、袋に入っても独自のルールを設けている地域もあるため、事前にお住まいの地域のゴミ出しガイドを確認してみましょう。
ニトリで汚れた布団の処分はしてもらえますか?
ニトリでは、羽毛布団の回収サービスをしています。他社で購入した羽毛布団も回収対象です。羽毛以外の布団や配達時の回収などはしていないので、利用を検討している場合は、一度公式サイトからチェックしておきましょう。
汚れた布団は寄付できますか?
一般的に、寄付として受け付けられるのは「未使用品」や「状態の良いもの」に限られます。カビや尿臭、ひどい汚れがある布団は衛生上の理由から受け取りを断られることがほとんどですので、寄付ではなく処分を検討してみましょう。
汚れた布団はフリマアプリやリサイクルショップで売却できますか?
衛生商品である布団は、中古市場でも特に状態が重視されます。汚れや臭いがあるものは買い手がつかないばかりか、トラブルの原因にもなりかねません。リサイクルショップでも買い取り不可となるケースが大半ですので、無理に売却しようとせず廃棄処分を選ぶのがスムーズです。
汚れた布団の引取りもゴミ屋敷の片付けも七福神にお任せ

汚れてしまった布団や、大量のゴミに埋もれてしまった寝具の処分にお困りなら、ゴミ屋敷清掃のプロである私たち七福神にご相談ください。
カビが大量に発生してしまった布団、尿臭が染み付いてしまったもの、あるいは長年の使用でぺちゃんこになりゴミと同化したような布団でも、そのままの状態で回収いたします。
七福神では布団一点の回収から、お部屋まるごとの片付け、さらには清掃後のハウスクリーニングまで一括で対応可能です。重くて運び出せない布団や、汚れがひどく触るのがためらわれるような状況でも、専門スタッフが迅速かつ丁寧に作業を行います。
まずは一度無料相談・見積もりをご検討ください。無料でスタッフがお客様の状況に合った提案をいたします。
汚れ布団の処分方法についてのまとめ

汚れた布団は放置するほど衛生状態が悪化し、健康や住環境に悪影響を及ぼします。自治体の粗大ゴミ収集やクリーンセンターへの持ち込み、あるいは買い替え時の引き取りサービスなど、ご自身の状況に合った方法で早めに手放すことが大切です。
もし、布団以外にも不用品が溜まってしまっていたり、お部屋全体の片付けが必要だったりする場合は、無理に自力で解決しようとせず、専門業者の力を借りるのも一つの有効な手段です。