学習机・勉強机は子供が成長すると不要になります。
そのため、処分を考えている人も多いのではないでしょうか。
しかし、消耗品ではないので、長く使用していても良い状態の机も珍しくありません。
自治体で粗大ごみとして処分するのではなく、買取りなど他の方法で処分できないか模索している人も多いのではないでしょうか。
学習机・勉強机の処分方法について、さらに買取をしてもらえるのかなどを解説していきます。
目次
学習机・勉強机の処分方法について
学習机・勉強机を廃棄処分する場合、基本的にはお住まいの自治体で粗大ごみとしての処分になります。
しかし、今では他にもいくつかの処分方法があります。
どのような処分方法があるのか、いくつか見てみましょう。
自治体にて処分する
ごみとして確実に処分したいのであれば、お住まいの自治体で粗大ごみとして処分できます。
自治体によって処分のルールは異なります。
大まかな流れは次のようになります。
- 電話やWEBから申し込みを行う
- 手数料分のシールを購入する
- 粗大ごみに貼り付けて申し込み日に出す
手数料は自治体・品目によって異なります。
学習机・勉強机であれば1,000円前後、あるいは1,000円未満に設定している自治体が多いです。
ですので、学習机・勉強机の処分費用はだいたい1,000円程度を見込むことになります。
裁断して一般ごみで出すことは?
多くの自治体では、学習机・勉強机は粗大ごみとなりますが、粗大ごみの定義は様々です。
特に多いのが「一辺30cm以上」です。
一辺30cm未満まで裁断すれば粗大ごみではなく、一般ごみとしての処分できる自治体もあります。
裁断すれば一般ごみとしてOKの所もあれば、裁断したとしても粗大ごみとしての処分を求める自治体もあります。
お住まいの自治体はどうなのか確認しておきましょう。
リサイクルしてもらう
状態の良い学習机・勉強机であれば、リサイクルで処分する方法もあります。
リサイクルイベントを開催している自治体に寄付したり、リサイクルショップでの買取ができます。
いずれの場合も、ごみとして処分するのではなく、再利用してもらえるので資源の有効活用となります。
ただし、自治体の全てがリサイクルイベントを開催しているとは限りません。
リサイクルショップでも学習机・勉強机の買取に対応していないケースもあります。
売れるものであれば買い取ってくれるでしょう。
ですが、不良在庫になるリスクのある物は買取を拒否されるかもしれません。
状態の良い学習机・勉強机だとしても、需要がなければ買い取ってもらえません。
季節性もある
リサイクルショップで買取ってもらう場合、季節性もあります。
学習机・勉強机のニーズは、新年度前に高まります。
その時期は、新生活で学習机・勉強机が必要になる人が多くなります。
タイミング次第では買取対応はもちろん、思わぬ高額提示となる可能性もあるでしょう。
友人や知人に譲る
使わなくなった物を有効活用するという点で素晴らしい方法です。
ですが、学習机・勉強机を必要とする友人や知人を見つける必要があります。
もし見つかるなら、友人・知人と話をまとめるだけで済みます。
見つからない場合は、他の方法で処分しなければなりません。
WEBサービスを活用して処分する
次のWEBサービスを活用して学習机・勉強机を処分することもできます。
- フリマアプリ
- ネットオークション
フリマアプリやネットオークションは利用者も多いので、必要としている人を見つけやすいです。
状態の良いものであれば思わぬ高額がつくケースもあります。
しかし、以下のような手配を自分で行う必要があります。
- 購入希望者とコミュニケーションを取る
- 学習机・勉強机を搬送する手配
対価を得られる可能性がある一方で、大きな手間も生じます。
不用品回収業者に処分してもらう
不用品回収業者で学習机・勉強机を処分する方法もあります。
不用品回収業者での処分となるので、どれだけ損傷している学習机・勉強机であっても問題ありません。
不用品回収業者の中には買取に対応している業者もあります。
状態の良い学習机・勉強机であれば買取してもらえます。
不用品回収業者は、学習机・勉強机以外にも様々な品目の処分に対応しています。
学習机・勉強机以外にも処分を考えている場合は、まとめての依頼で手間が簡略化されます。
学習机・勉強机の買取の際の注意点
学習机・勉強机の処分には、買取という方法もあると分かったのではないでしょうか。
以下のように様々な形での買取が可能です。
- フリマアプリ
- ネットオークション
- リサイクルショップ
- 不用品回収業者
どこで買取を行うにせよ、気を付けておかなければならない点があります。
状態によって価値が変わる
どこに買取をお願いするにせよ、基本的に「必要な人に買取ってもらうため」のものです。
そのため、状態次第で価値が変わります。
また、傷がなく、綺麗な状態のものと傷だらけで古いデザインのものとでは、買取価格は大きく異なります。
相場が見えにくい
日常的に売買しているものであれば、ふとした時に目に入り、相場を把握できるでしょう。
しかし学習机・勉強机を購入したり、買取ってもらう機会はそうそうありません。
ですので、提示された相場・価格が高いか安いかを判断しにくいです。
そこで類似の学習机・勉強机の出品状況や、業者を相手にするのであれば見積もりを取るなどして比較してみましょう。
できるだけ高く買取ってもらいたいと考えているのであれば、相場の理解は不可欠です。
相手のことも調べる
学習机・勉強机の買取は、相手あってこそです。
フリマアプリやネットオークションの場合、買取希望者が出てくることはありがたいことです。
しかし、購入者の情報も調べておきましょう。
また、リサイクルショップであれば業者の情報を調べましょう。
なぜなら、信用できない人・業者に買取を依頼する場合、後々トラブルになる可能性があるからです。
次のようなトラブルは、相手を見定めることである程度防ぐことができます。
- 費用がなかなか振り込まれない
- クレームを付けられて返品される
業者であれば領収書や見積もりを出してもらう
リサイクルショップや不用品回収業者に依頼する場合、見積もり書や領収書は必ず出してもらいましょう。
なぜなら、それが取引の証明になるからです。
後々トラブルに発展した場合、大切な「証拠」となります。
必ずこれらを出してくれる業者を選びましょう。
学習机・勉強机の処分についてのまとめ
学習机・勉強机の処分は、一般的にお住まいの自治体で粗大ゴミとしての処分になります。
ですが、以下を利用しての処分も可能です。
- リサイクル
- 友人・知人に譲る
- フリマアプリ、ネットオークション等のWebサービス
しかし、処分する方法によって特徴が異なります。
それぞれの特性を把握しておく必要があるでしょう。
買取という選択肢もありますが、こちらは相手あってこそです。
需要のある、状態の良い学習机・勉強机であれば買取額も高まります。
このような特徴を踏まえ、どのような形での処分が適しているのかを検討してみましょう。