自宅から離れた大学への進学のため、一人暮らしをしている娘の家に遊びに行ったら、まさかの汚部屋状態に!
このようなケースで悩んでいる親御さんも多いのではないでしょうか? 自宅を汚部屋にしてしまった娘に頭ごなしに片付けをするように言っても、ほとんど効果がない場合もありますよね。
では、どうすれば娘の汚部屋をきれいに片付けさせられるのでしょうか?
今回はこんな悩みを持っている方のために、娘の部屋が汚部屋状態になってしまったときの解決方法について説明していきます。
この記事で分かること
- ・娘の部屋がゴミ屋敷・汚部屋になった原因と説得のコツ
- ・ゴミ屋敷状態になった娘の部屋の片付け方
- ・女性の部屋をゴミ屋敷清掃業者に頼む際のポイント
目次
そもそもゴミ屋敷・汚部屋とは?
ゴミ屋敷とは、いらない衣類や生ゴミなどのゴミがうず高く積まれた状態の家のことです。足の踏み場もないほどゴミだらけになっており、生ゴミ由来の異臭や害虫などが湧いている場合もあります。
屋内が散らかっているだけでなく庭やベランダもゴミだらけなので、通行人が外から見ただけで「この家はゴミ屋敷だな……」とバレてしまいます。
一方、汚部屋(おべや)は「汚い部屋」のことで、部屋の中に不用品があふれて生活しづらい状態を示します。汚部屋は、アパートやマンションのような集合住宅で見られることが多いです。
外から見ても汚部屋だと分かりづらく、玄関に入って初めて判明することもあります。ただし、出窓のスペースにゴミを積まれていると、窓ごしにバレてしまいます。汚部屋の程度は「ひどく散らばっている」という軽度から「ゴミ屋敷同様にカビや異臭が発生している」という重度の状態までさまざまです。
娘の部屋がゴミ屋敷になった原因
汚部屋に住んでいる娘のなかには、実家にいた頃から部屋を散らかしていた人もいるでしょう。この場合、一人暮らしをすれば部屋を汚部屋にしてしまう確率は高いです。
しかし、なかには実家では部屋をきれいにしていたのに、一人暮らしを始めた途端にゴミ屋敷や汚部屋の状態になってしまったというケースもあります。この場合には深刻な問題が隠れている場合もあるため、注意が必要です。
一人暮らしの開始後に娘が部屋を散らかしてしまう場合の原因について解説します。
誰も片付けるように言う人がいない
実家では部屋が散らかりだしたら親などが片付けるように注意してもらえるため、娘が掃除下手だったり片付けの習慣を身に付けていなかったりしても、汚部屋状態になることは少ないです。
しかし、一人暮らしを始めると、娘に片付けるよう促してくれる人は誰もいません。そのため、ものを元の場所に戻さず置きっぱなしにしたり、衝動買いでものを増やしたり、ゴミ出しを怠って不用品をため込んだりといった癖があると、娘の部屋はどんどん散らかっていきます。
学業や仕事が忙しく時間がない
娘が学業や仕事などで多忙な毎日を送っていると、忙しさのあまり片付けをする時間が取れなくなってしまいます。とくに、実習やレポート課題の多い理系の学生や、アルバイトやサークルなどの活動もしている学生、仕事のノルマの多いビジネスパーソンや夜勤の多い看護師・介護職などの場合はなかなか自分の時間が持てません。
多忙を極めると片付けをする時間が取れず、平日の朝のゴミ収集に出すことさえ困難になってしまいます。休日も疲れて一日寝ていることが多くなり、娘の部屋が汚部屋になってしまいます。
ストレスや不安を抱えている
娘がストレスや不安を抱えて不安定な精神状態になっていると、掃除も手につかなくなって汚部屋状態にしてしまうことがあります。
とくに、以前はきれい好きだったはずの娘が部屋をひどく散らかしている場合には、ストレスや不安を疑いましょう。誰にも相談できない悩みを抱えて部屋にこもりがちになり、出不精になってゴミをため込んでいる可能性もあります。
その場合は、悩みや不安なことがないか話を聞いてあげることが大切です。
ストレスが慢性化するとうつ病などを発病する可能性もあり、その場合はますます部屋の掃除が手につかなくなります。状態によっては、医療機関への受診も視野に入れましょう。
ゴミの捨て方が分からない
可燃ゴミ、不燃ゴミの分別ルールやゴミの出し方など、娘が基本的なゴミ捨ての方法を知らないために汚部屋状態になっている可能性もあります。親もとで暮らしていた間は家事の多くを親にやってもらっていたため、いざ自分でやろうとしてもやり方が分からないのです。
ゴミ出しのルールは自治体ごとに異なり、収集日や分別のルールも実家の場合と異なることが多いです。娘と一緒に、自治体のホームページを見たり役所に問い合わせたりして地域のルールを確認しましょう。
ルールに従ってゴミを分別し、袋詰めして収集日に出すという一連の手順や、粗大ゴミの出し方などを親が見本になって見せてあげると効果的です。一度部屋をきれいな状態にしてリセットし、以後は娘自身がゴミを出せるように教育すると汚部屋化の再発を防ぎやすくなります。
精神疾患や発達障害の可能性もある
娘が片付けられない背景としてうつ病や統合失調症などの精神疾患、ADHD(注意欠陥多動性障害)やASD(自閉スペクトラム症)などの発達障害が隠れている場合があります。
たとえば、うつ病になると気力が失せて片付けやゴミ出しができず、散らかりきった部屋を見て自分のだらしなさに失望し、さらにうつ病を悪化させるという悪循環におちいりやすくなります。ADHDの人には衝動買いをしたがる人も多く、片付けの集中力が維持できずに汚部屋化するため注意が必要です。
子供のころには発達障害を指摘されなくても、大人になって判明するケースも多く見られます。親の目からみて娘の状態に違和感を覚えたら、心療内科などの医療機関に相談してみるのもひとつです。
娘にゴミ屋敷を片付けさせるよう説得するコツ
娘の部屋が汚部屋になっていたら、なんとか片付けをさせたいと思うはずです。しかし冒頭で説明したとおり、頭ごなしに注意しても、片付けをさせることは難しいと言えるでしょう。
そのため、娘に部屋を片付けさせるためには、怒るよりも説得することが重要です。ここでは、娘に汚部屋を片付けるよう説得する方法について説明していきます。
頭ごなしに注意・否定しない
娘が自分の部屋をゴミ屋敷・汚部屋にしていたとしても、頭ごなしに怒ったり人格を否定したりするのは厳禁です。プライドを傷付けられた娘が親に反発して掃除を拒否したり、ますます娘自身の精神状態を悪化させてしまったりするリスクがあるため、娘への接し方に注意しましょう。
重要なのは娘を非難することではなく、掃除の目的とゴールを明確にすることです。最終的なゴール地点として部屋をどの程度きれいに保てばいいか一緒に考え、汚部屋状態から脱却するための方法を娘の状態に合わせて検討しましょう。片付けた後の家が再びゴミ屋敷にならないように、再発防止の方法を考えることも必要です。
ゴミ屋敷のリスクを娘に伝える
ただ「掃除が必要だ」と伝えるだけでなく、なぜ汚部屋のままだといけないのかを娘に理解してもらいましょう。とくに、娘が「掃除の必要性を感じない」「どうせすぐ汚れるから無駄」と考えている場合や、発達障害などできれいな部屋を維持しにくい場合には根本的な理解を求めることが大切です。
汚部屋に住むことは、危険と隣合わせです。ゴミにつまずいて転ぶ危険がありますし、積もったゴミが倒壊して、下敷きになってしまうこともあり得ます。また、ゴミに火でも付けば、燃える物がたくさんある分、火が一気に燃え広がってしまうかもしれません。集合住宅の場合、隣の部屋に燃え移る危険も高いと言えるでしょう。
娘には「汚いから」「だらしがないから」という理由ではなく、「危険だから」と言って説得するようにしましょう。
自分も一緒に片付けると申し出る
長いこと汚部屋に住んでいる人のなかには、そもそも片付け方が分からないという人もいます。こういうタイプの人は、片付けたいという気持ちがあっても、片付けができません。
この場合は、娘と掃除の日程を決めて、汚部屋の片付けを手伝ってあげましょう。片付けの仕方を教えてあげれば、その後は娘一人で片付けられるようになるかもしれません。
また、娘の性格によっては遠くから親に何度も片付けをしに来てもらうのは申し訳ないと思って、自主的に片付けをするようになることも期待できます。
娘のゴミ屋敷を片付ける方法
娘を説得できたら、汚部屋の片付けを始めましょう。具体的な手順は次の3つです。
- 生活導線・水回りから片付ける
- 明らかなゴミを捨てる
- 必要に応じてゴミ屋敷清掃業者に依頼する
順番に見ていきましょう。
生活動線・水回りから片付ける
汚部屋の片付けは、生活動線の確保を最優先にして玄関から奥に向かって進めていくのが基本です。玄関を後回しにして奥の部屋から片付けを始めてしまうと、ゴミを詰めたゴミ袋が通路を塞いで、出られなくなってしまうので注意しましょう。
生活動線の確保と同じくらい大切なのが、キッチン、浴室、洗面所、トイレといった水回りの清掃です。水回りは排水溝に食べかすや垢が堆積しやすく、水カビが生えたりニオイが発生したりしやすい場所です。たとえば、キッチンがゴミだらけで機能しないと、食器を洗うこともできずにますます不潔になってしまいます。
本来であれば水回りはこまめな掃除が必要ですが、ゴミ屋敷状態の家では水回りの掃除をせずに汚れを溜めているケースが多いです。生活動線と水回りの確保は、真っ先に解決するべき問題だと押さえておきましょう。
明らかなゴミを捨てる
片付けの際には、「誰が見てもゴミ」と思えるものから捨てましょう。コンビニ弁当の空き容器やペットボトルなどは娘に確認を取るまでもなく不用なゴミなので、ゴミ袋に詰めて捨てます。一方で、衣類や化粧品、プリント類などは本人でなければ必要性が分からないので勝手に捨ててはいけません。うっかり捨てるとトラブルになるので注意が必要です。
明らかなゴミを捨て終わったら、それ以外の物品を娘と確認しながら仕分けします。「要」「不要」「保留」の3種類のダンボール箱を用意しましょう。「不要」の箱に入れたものはゴミ収集の日に出し、家の中の物量を減らします。「保留」は1週間後などに見直して、使う予定がなければ処分します。最後に残った必要なものだけを適した場所に分類して保管すれば、物の管理が容易になります。
掃除後に再び汚部屋化させないために、「1年以上使っていない物は捨てる」などのルールを作っておくと安心です。
ゴミ屋敷清掃業者に依頼する方法も
ゴミや不用品の量が多すぎる場合、1~2人で片付けをするのは困難です。とくに集合住宅で大型家具・家電などの粗大ゴミを処分するには、部屋の外の集積場などに運ばなければならず自分と娘だけで運搬するのは現実的ではありません。
このような場合は、ゴミ屋敷清掃業者に依頼するのがおすすめです。電話一本で申し込めて、プロのスタッフが部屋の中のゴミや不用品を全て運搬・回収してくれるのでとても便利です。面倒な粗大ゴミ回収の手続きも必要なく、最短即日で解決するので娘の住む部屋まで何度も往復できない場合にも適しています。
業者の力を借りるメリットは、ゴミ屋敷・汚部屋化した娘の部屋をすばやくリセットできる点にあります。掃除にかける手間やストレスを省くことができる分、再発防止策を親子でじっくりと考えることが可能です。
娘の汚部屋片付けは七福神にお任せください
娘の汚部屋でお困りの方は、ゴミ屋敷バスター七福神にご相談ください! 足の踏み場もないほどゴミだらけの汚部屋や、異臭・害虫が発生して人に見せられないゴミ屋敷でもゴミ屋敷バスター七福神ならスピーディに解消可能です。
娘の一人暮らしは賃貸物件のケースが大半であり、賃貸物件には原状回復義務が生じます。排水溝が詰まっていたり堆積したゴミのせいで壁紙にカビが生えていたりすると、思いもよらない高額な退去費用を請求される可能性があるため、汚部屋は一刻も早く片付けることが大切です。
ここからは、ゴミ屋敷バスター七福神ならではの安心・安全のポイントを紹介します。
プライバシー厳守
ゴミ屋敷バスター七福神は、弊社プライバシーポリシーに基づいてお客様の個人情報を責任をもってお守りしています。
娘の部屋がゴミ屋敷になっていることを近所に知られたくない場合もご安心ください。追加料金なしで深夜・早朝の作業も承っており、人目につかない時間にスピーディに作業を行います。害虫や異臭などのトラブルがある部屋でも、近隣住民の方にも配慮しながら片付けさせていただきます。
また、通常ではスタッフはユニフォームを着用していますが、お客様のご要望によって普段着で作業を行って目立ちづらくすることも可能です。
女性スタッフ対応
ゴミ屋敷バスター七福神は、女性スタッフによる作業が可能なゴミ屋敷清掃業者です。
大切な娘だからこそ「一人暮らしの娘の部屋に男性スタッフを入れるのは心配」と考える親御さんは多いものです。また、男性に見られたくないものがあって依頼をためらっているというケースも少なくありません。
女性スタッフが充実しているゴミ屋敷バスター七福神なら、一人暮らしの女性にも安心です。女性スタッフの対応をご希望の方は、ご相談・お見積り時にお気軽にお申し付けください。
見積り・ご相談無料
ゴミ屋敷バスター七福神では、無料でお見積り・ご相談を承っています。そのため、「ゴミ屋敷清掃を頼みたいけれどいくらかかるか分からず不安」「ぼったくり業者に関わってしまったらどうしよう」という方にも安心してご相談いただけます。
ゴミ屋敷・汚部屋清掃の料金は、部屋の間取りや駐車場の利用可否、階層やエレベーターの有無などにより金額に差が出ます。インターネットでさまざまな業者の最低料金を見ていても、「自分のケースではいくらかかるのが適正なのか」は見積りを出してみるまで分かりません。複数の業者で見積りを出して相場価格を把握したいという方にも、見積り・相談が無料のゴミ屋敷バスター七福神がぴったりです。
親切丁寧なスタッフが、お客様のニーズに寄り添ってお悩み解消をお手伝いします。
まとめ
足の踏み場もないほどゴミが散らかりきった家や部屋を、ゴミ屋敷や汚部屋といいます。一人暮らしを始めた娘の部屋が汚部屋状態になっていたと知り、怒りや落胆を感じる親も少なくないようです。
しかし、頭ごなしに否定しても問題は解決しません。汚部屋化にはなにかしらの理由があり、多忙さやストレス、発達障害の有無など娘の事情を見極めて対処するのが、汚部屋解消のカギとなります。
ゴミ屋敷・汚部屋の片付けは生活動線と水回りの確保を最優先に、明らかにいらないものから処分しましょう。自分たちで片付けられない場合には、一度状態をリセットするためにゴミ屋敷清掃業者を活用するのもひとつです。
プライバシー厳守、女性スタッフ対応可能でお見積り・ご相談が無料のゴミ屋敷バスター七福神は、一人暮らしの女性の利用に適した専門業者です。お気軽にお問い合わせください。