急な来客は誰でも慌てるものですが、自分の部屋が汚部屋状態だと慌てるを通り越し、頭が真っ白になってしまいます。片付けなければと思うものの、散らかりようによっては時間も足りず、なんとか汚部屋だとバレないようにできないか、四苦八苦する人も珍しくありません。
たとえ汚部屋であっても、片付けるべき場所とコツを知っていれば、汚部屋だとバレない程度の片付けは可能です。急な来客を迎えなければならないとき、汚部屋だとバレない・知られないために押さえるべきポイントと、片付けのコツを詳しく解説します。
目次
急な来客!汚部屋だとバレない5つのポイント片付ける場所とコツ
汚部屋で急な来客を迎えなければならないときは、お客様の視線が向く場所や不快感にさせる原因を意識し、ピンポイントで掃除することが大切です。目につく場所さえ片付ければ汚部屋だと気づかれにくく、不快な匂いも改善できればより効果が期待できます。
汚部屋に住む人が急な来客を迎えるとき、片付けるべき場所やバレないために押さえるべきポイントと、バレにくい理由を詳しく解説します。
お客さんを通す部屋・場所だけ片付ければ大丈夫
汚部屋にお客さんを迎えるときは、お客さんを通す部屋や立ち寄る可能性がある場所だけを片付けましょう。基本的に、お客さんは用事がある場所か迎え入れる部屋以外には足を踏み入れません。
例えば、リビングのエアコン工事で作業員を迎え入れる場合、作業員が目にするのは玄関・廊下・リビングの3ヵ所です。それ以外の場所は立ち寄らないので、お客さんの動きを考えて必要な場所だけ掃除すれば、他の場所が散らかっていても汚い部屋だとバレません。
時間に余裕があれば、お客さんが用を足したり手洗いする可能性も考慮して、トイレと水回りも掃除しましょう。
床や棚の上に物が置かれていない
お客さんが立ち寄る場所の床や棚の上に、物が置かれていないのも重要なポイントです。床や棚は、ふとした瞬間にお客さんの視界に入りやすい場所なので、住人が何気に置いた物を見られてしまいます。
例えば、床の上にダンボールが置かれていたり、棚にチラシやダイレクトメールが積み重なっていると、お客さんに散らかっている印象を与えかねません。お客さんの通る動線や場所の床や棚には、物を置かずスッキリさせておきましょう。
目につく場所にホコリが溜まっていない
お客さんの目が行きやすい場所に、ホコリが溜まっていないのも外せないポイントです。例えば、玄関の四隅や廊下の天井、置きっぱなしになっているスポーツグッズやインテリアなど、目につく場所のホコリはお客さんの印象に残ってしまいます。
掃除の前に、玄関からお客さんを迎える場所まで歩いて確かめると、ホコリが溜まっている場所がわかりやすく掃除もスムーズです。お客さんの視点で部屋を確認し、目につく場所のホコリはしっかり払っておきましょう。
クローゼットや押入れに詰め込む
根本的な解決にはなりませんが、一時的な来客ならクローゼットや押入れに物を詰め込むのも良い方法です。クローゼットや押入れは、住人のプライベートスペースなので、よほどのことがなければ来客が勝手に開けることはなく、汚部屋だと気づかれません。
2LDK以上の部屋に住んでいる場合は、お客さんを通さない部屋のクローゼットか押し入れに物を詰め込んでおくと、より気づかれにくくなります。掃除が間に合わないときは、クローゼットや押し入れを活用して、片付いている部屋だと印象付けましょう。
空気がきれいで嫌なニオイがしない
急なお客さんを迎えるときは、空気の綺麗さまで気を使い、嫌なニオイがしないよう対処することも大切です。住人は慣れてしまっていますが、放置されていたゴミや汚れた排水溝から漂う嫌なニオイは気づかれやすく、来客に嫌な印象を与える可能性があります。
一度嫌なニオイの場所に住む人とインプットされると、たとえ見た目が片付いていても悪印象はなかなか改善されません。お客さんを迎える前には、悪臭の元を処分したあと徹底的に換気し、消臭剤やフレグランスを使って空気も清潔に整えましょう。
片付ける場所はたった4つだけ
急な来客を迎えるための掃除は、お客さんの視点で目につきそうな場所を掃除すれば汚部屋だと気づかれにくいです。しかし、「2時間後にお客さんが来る」「1時間で掃除しないといけない」など、本当に時間の余裕がないときは、これからご紹介する4つの場所だけを掃除すると、不衛生な印象を軽減できます。
大急ぎでお客さんを迎える準備をしなければならないとき、最優先で片付けるべき4つの場所を、以下で詳しく解説します。
玄関は必ず片付ける
玄関は、必ずお客さんが足を踏み入れる場所なので、時間の余裕に関係なく片付けましょう。例えば、靴が出しっ放しだったり脱ぎ散らかされていたりすると、目にしたお客さんに荒々しい印象を与え、部屋も散らかっているのではと思われかねません。
靴はできるだけ靴箱にしまい、収納しきれない分は玄関の壁際に並べておくと、見た目にもスッキリしてお客さんに良い印象を与えられます。また、靴は悪臭の原因にもなります。明らかに臭う靴は一時的にベランダに移動させておくことも急な来客への対処法です。
リビングの床に置かれた物をしまう
お客さんをリビングに通すときは、床に置かれた物を押入れやクローゼットにしまって、床が見えるスッキリしたリビングを演出しましょう。リビングの床に物が置かれたままだと、平面に散らばっている分お客さんの目に止まりやすく、汚部屋だと思われてしまいます。
リビングの床が広く見えれば、片付いているのが一目でわかるため、お客さんにも綺麗な部屋だと印象付けやすいです。急な来客で掃除するときは、リビングの床に置かれた物を他の部屋や押入れにしまい、床面を広く見せて視覚的な好印象を狙いましょう。
トイレ・洗面台も清掃
トイレと洗面台も、急な来客で優先的に掃除するべき場所の一つです。生理現象はいつ起こるかわからないので、滞在時間に関係なく、トイレと洗面台は来客が使用する可能性があります。
トイレや洗面台といった水回りが汚いと、どれだけ他の場所を綺麗に見せたとしても、不衛生な部屋だと思われてしまいます。トイレの黒ずみや便座の裏などポイントだけ清掃すれば問題ありません。その場がきれい手あれば掃除の頻度まで察することはできないので、普段が汚部屋でもバレないものです。
使用するかどうかはわからなくても、急な来客に備えてトイレと洗面台を掃除しておきましょう。
キッチンの洗い物を済ませる
急なお客さんが来るときは、キッチンの洗い物を済ませて生ゴミなども処理し、清潔感のあるキッチンでお客さんを迎えましょう。リビングにお客さんを招く場合、キッチンが通り道にある間取りも多いのが日本の住宅です。マンションやアパートであれば8割以上の家はリビングの前にキッチンを経由します。
キッチンも目に止まりやすいため、雑多で汚れたキッチンだと悪い印象を与えてしまいます。
お客さんによっては、キッチンまで立ち入ってお茶の用意を手伝ってくれることもあるため、汚れたままのキッチンではごまかしも効きません。急な来客の前は、最低でもキッチンの洗い物と生ゴミ処理を済ませ、万が一見られても恥ずかしくないキッチンでお客さんを迎えましょう。
プラスαのおもてなしで来客にいい印象を与える
急な来客の場合、ポイントを押さえた掃除だけでも印象は良くなりますが、プラスαでちょっとしたおもてなしをすると、さらに良い印象を持ってもらえます。直接的な掃除ではないものの、歓迎の意味合いが込められるため、お客さんにとっても嬉しい行為です。
急な来客で気持ちも慌てがちになりますが、お客さんが心地よく過ごせるよう、ちょっとしたおもてなしをして喜んでもらいましょう。具体的なおもてなしの方法を、以下で詳しく解説します。
来客用のスリッパを出す
お客さんが到着する前には、玄関を掃除して来客用のスリッパもセットしておき、お客さんが入りやすいよう準備を整えましょう。スリッパは、お客さんの足元周りへの気遣いなので、受け入れる側が歓迎していることが伝わり、お客さんにも喜ばれます。
来客用のスリッパは、できれば未使用で綺麗な物が好ましいです。未使用品が準備できない場合は、手持ちのスリッパから汚れていない物を選び、綺麗な状態にしてからでお客様に出しましょう。
お花やグリーンを飾る
季節のお花を飾ったり、テーブルにグリーン(観葉植物)を置いてアクセントをつけるのも、プラスαのおもてなしとしてお客さんに喜ばれます。お花やグリーンは、目にも鮮やかで心が和むだけではなく、会話のきっかけになりやすいのでおもてなしに最適です。
切り花や小さなグリーンも良いですが、小さなガラスの器に入ったテラリウム、ハーバリウムをセッティングするのも、目先が変わって新鮮味があります。時間に余裕がないと準備が厳しいですが、100均一のお店でもミニプランターが購入できるので、少し余裕がある人はお花やグリーンを用意してみましょう。
ルームフレグランスでよい香りにする
ルームフレグランスで室内の空気を変えると、汚部屋の嫌な臭いが払拭されて、お客さんに気持ち良く過ごしてもらえます。ルームフレグランスには、スプレー・キャンドル・お香などさまざまなタイプがありますが、どの方法を選ぶかによって香りの強さも変わって来るので、使用する場合は注意が必要です。
香りにも好みがあり、個性的な香りはお客さんが好まないこともあるので、ルームフレグランスを使用するときは、柔らかな花の香りや清涼感のある香りなど、受け入れてもらいやすい香りを選びましょう。
急な来客にも慌てないために汚部屋を根本的に解決する
急な来客になんとか対応できても、汚部屋が改善できなければ、来客のたびに慌てなければなりません。根本的に解決するためには、汚部屋からの脱却が大切です。
日常的に片付いていたり、片付けやすいよう整っている部屋なら、突然のお客さんも余裕を持って受け入れられます。
急な来客が決まっても慌てることなく、時間と心にゆとりが持てる部屋を目指しましょう。汚部屋を改善し根本的に解決する方法を、以下で詳しく解説します。
使っていないものはどんどん捨てる
部屋に品物が溢れ、片付けが間に合わず汚部屋化している人は、使っていない物を積極的に捨てましょう。現在使っていないものは、将来的に使用する可能性も低く、部屋を圧迫しホコリを溜め込む原因にもなっています。
使ってないものを捨てずに新しいものを購入すると、汚部屋がさらに深刻化しいつまでたっても片付きません。明らかに使っていないものを思い切って捨てると、収納スペースにも空間が生まれ出しっぱなしが避けられるようになります。
使っていない衣類や置物はどんどん捨てて、片付けやすい部屋へ生まれ変わらせましょう。
片付けのプロに任せる
自分で片付けるのが難しいほど散らかった汚部屋は、プロの業者に依頼して片付けを任せましょう。床が見えないほどゴミや山積みになっていたり、ゴミ袋が10袋以上になるときには自分だけの力で片づけるのは難しいからです。
ゴミ屋敷清掃の専門業者には、プロならではの知識と経験があり、どのような汚部屋も速やかに片付けてくれます。
ゴミ屋敷や汚部屋ほどひどくなくても、気軽に相談できるのが片付け業者です。数点だけの不用品やゴミ袋の処理、1部屋だけ・水回りだけの片付けなど、依頼の規模に関わらず受け付けてもらえます。
料金は掛かりますが、ゴミの分別や粗大ゴミの処理も任せられるので、得られるメリットも大きいです。片付けのプロに依頼して、汚い部屋を一気にリセットしてみましょう。
掃除を習慣にする
汚部屋を根本的に解決するためには、掃除の習慣を身につけることも欠かせないポイントです。せっかく部屋を片付けたとしても、掃除の習慣がなければ再び不用品やゴミが溜まり、汚部屋に逆戻りしてしまいます。
汚部屋を片付けたあと、定期的に掃除をすれば綺麗な状態が続き、急な来客でも慌てずに迎え入れられます。毎日10分特定の場所を掃除する、1日に一回ゴミを集める時間を作るなど、掃除を習慣づけて汚部屋に戻らないようにしましょう。
定期的に来客を呼ぶ
定期的に来客を呼びおもてなしするのも、汚部屋の根本的な解決に良い方法です。
自分のテリトリー内が汚部屋だったとしても、自分自身が気にならなかったり受け入れたりしていると、なかなか汚部屋から脱却できません。
来客という第三者の目に触れる機会があれば、片付ける必要性が生まれるので、汚部屋問題を解決しやすくなります。なかなか掃除をする気になれない人は定期的に来客を呼び、汚部屋化する前にリセットできる環境を作り出しましょう。
汚部屋の片付けはゴミ屋敷バスター七福神にお任せください
汚部屋の片付けでお悩みの方は、ゴミ屋敷バスター七福神にお任せください。七福神は、創業以来多くのゴミ屋敷清掃を行ってきた、プロの片付け業者です。その実績は多くのメディアに取り上げられ、豊富な経験と知識で汚部屋問題を解決します。
相談・お見積もりは無料で、一度料金が決定したら契約後の追加料金は発生しません。キッチンだけ、リビングだけといったピンポイントの依頼も可能で、年中無休24時間でお問い合わせを受け付けています。
急な来客にともなう汚部屋掃除でお悩みの方は、ぜひゴミバスター七福神にご連絡ください。
まとめ
急な来客で汚部屋を急いで片付ける場合は、お客さんの視点に立ってピンポイントの掃除をすることが大切です。お客さんが通る場所や部屋を重点的に掃除し、散らかったものを押入れやクローゼットに押し込んだり、お客さんの目につきやすい場所を綺麗に掃除すれば、汚部屋だと気づかれにくくなります。
しかし、一時しのぎは根本的な解決にならず、汚部屋状態が続けば来客のたびに慌てなければなりません。一番良いのは、一旦汚い部屋を徹底的に片付けて、二度と汚部屋に戻らないよう環境を整えることです。自力での解決が難しい場合は、片付け業者に依頼してプロの力を借りながら、汚部屋からの脱却を目指しましょう。