「捨てないと片付けられない」とわかっていても、売れそうだと思うともったいなくて捨てられない…このような経験がある人は要注意です。物を大切にするのは良いことですが、過ぎたもったいない精神は本来の目標(片付け)から意識を逸らす原因になり、時間と労力を無駄にしてしまいます。
一度片付けようと思い立ったら、売ることに拘らず不用品をどんどん捨てて、部屋も心もすっきり整えることが大切です。今回は、売るよりも捨てることを優先した方が良い理由を詳しく解説します。
目次
売れると思うと捨てられない深層心理

明らかな不用品なのに、売れるかもと思った途端捨てるのに躊躇してしまう…このような考えを持つ人の深層心理にあるのは、一言で言うなら損得勘定です。「捨てるだけだとタダで手放すことになるが、売れば幾らかのお金になる」と思った途端、確実にいらない物がお金になる道具へ変わり、あっという間に捨てられなくなります。
そのような考えが浮かんでしまえば、一度不用品扱いした物までもったいなくなってしまい、なかなか手放す決断ができません。その結果、「売ればお金になるし部屋も片付くから」と捨てない理由を作り上げ、最終的に『売れば儲かる予定の不用品が詰まった部屋』へと変貌させてしまいます。
儲けゼロでも捨てたほうがよい理由

部屋を片付けて綺麗に整えたいと思うなら、たとえ儲けがゼロであっても捨てた方が得策です。このような意見を聞くと「もったいない」と言う人もいますが、持ち物を売る行為は、理想通りに進むとは限りません。
場合によっては、「さっさと捨てた方がよかった」と思うケースも多く、後悔しても後の祭りです。では、実際に不用品を売った場合どのようなデメリットがあるのか、儲けゼロでも捨てたほうが良い理由を詳しくご紹介しましょう。
時給換算したら売ったほうが損
儲けゼロでも捨てた方が良い理由として一番に挙げられるのは、時給換算した場合売ったほうが損する可能性が高い、という点です。たとえば、ネットフリマに出品して不用品を1000円で売るとします。出品するためには、綺麗に見えるよう写真を撮ったり出品物の説明を書き込んだりなど、かなりの手間をかけて準備しなければなりません。
ようやく出品が完了しても、次に待っているのがお客様とのやりとりです。品物に関しての質疑応答を行い、売買契約が済んだら品物の梱包と発送を終えて、ようやく一連の作業が終了します。
これだけの手間暇と時間を掛けても、手に入るのは1000円でそこからさらに出店料が差し引かれる上、別途梱包材の購入費や送料なども経費といった手出し金も必要です。一般的なパート・アルバイトの時給が1000円を超えた昨今、最低でも1日以上の時間をかけて手に入るのが1000円以下では、売ったほうが損をすると言われても否定できません。
高く売るのは困難だから
高く売るのは困難だから、というのも、儲けゼロでも捨てたほうが良い理由に挙げられます。たとえば、リサイクルショップへ不用品を持ち込み買取をお願いした場合、見た目が綺麗であっても高値が付くとは限りません。リサイクルショップは、プロの目線から持ち込まれた物を査定していくため、持ち込んだ側が見逃した傷や汚れを見逃さず、少しでも安く買い取ろうとします。
筆者も着なくなったスーツや子供服を持ち込んだことがありますが、「季節的に需要がない」「少し色褪せした部分がある」などの理由から、ただ同然の金額で取引しました。これはネットフリマも同様で、目利きの転売ヤーに買い叩かれたり、出品物が他の人と被って売れなかったりすることもあるので、高く売れると安易に考えるより処分したほうが得策です。
早くスペースが空くから
不用品を売らずに捨てる場合、早くスペースが空くというメリットが得られます。少しでも儲けようという考えを優先すると、売れない限り不用品が室内を占領し、いつまで経ってもスペースが空きません。
潔く気持ちを切り替えてすぐに不用品を処分すれば、室内のスペースが空き快適な空間を作り出せます。お金を儲けることよりスペースを設けることを優先し、広々としたスペースでお金では得られない快適な生活を過ごしましょう。
損した気分がじぶんを成長させるから
儲けゼロでも捨てたほうが良い理由では、損した気分が自分を成長させるから、という意見も見られます。不用品を売らずに捨てるという行為は、別の視点で見ればお金を無駄にしていることと変わりません。
「捨てるほど物を買わなければ良かった」「売らずに捨てるなんて損をした」という気持ちを持てば、その反省が自分の心を成長させ、物を無計画に増やすリスクも軽減しやすくなります。今までの買い物癖を見直し、必要な物を必要な分だけ購入する癖をつけるためには、あえて儲けゼロで捨てる勇気も必要です。
そもそも手放すことが目的だから
そもそも手放すことが目的だからという理由は、少しでも儲けて手放したいと思う人にとって、目が覚めるほどの衝撃があります。売ろうと思っている不用品は、本来であれば捨てるのが正解であり、決してお金を儲けるために選別したわけではない筈です。
それがいつの間にか儲けることに意識を取られてしまったため、本来の目的である片付けが疎かになり、売る予定の持ち物が空間を狭めています。不用品を売ること自体は悪いことではありませんが、儲けにこだわれば処分が遅れてしまうことを考えると、手放すという目的を優先する方が理にかなった行動です。
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売るより捨てる方がよいもの3選

部屋を片付ける時、不用品を売って処分する方法自体は割とよく見かけるケースで、実際にネットフリマで不用品を出品している人も少なくありません。しかし、どれだけ状態が良いものであっても、売るよりも捨てれば良かった、と思われる品物は確かに存在します。
では、売るより捨てる方がよいとされる不用品には、どのような特徴があるのでしょうか。具体的な品物の例3選を、以下で詳しくご紹介しましょう。
利益が少ないもの
売っても利益が少ないものは、売るよりも捨てる方を優先してください。利益が少ないものを売る場合、送料や出店料などが差し引かれると、儲けらしい儲けはほとんどありません。
たとえば、1個100円のキーホルダーが1つ売れたとしても、郵送で80円掛かれば儲けは20円にしかならず、むしろ封筒代や労力の方が上回ってしまうこともあります。この例は極端だったとしても、利益が少ないものを売ることで損をする可能性は十分あるため、利益が少ないものは売るより捨てる方が適切です。
売るまでの過程が面倒なもの
売るまでの過程が面倒なものも、捨てた方が時間も労力も無駄になりません。具体的な例としては、以下のような品物が挙げられる。
- 食器類
- 繊細な小物類
- アンティークなスタンド
- 家電類
- フィットネス器具
これらの品物に共通しているのは、梱包と送付手段選びの難しさです。壊れないように梱包したり、万が一に備えて輸送保険をつけたりなど、かなり気を使わなければなりません。売るまでの過程が面倒な人は、素直に処分して片付けに集中してください。
送料が高くつくもの
送料が高くつきそうな品物も、売るよりは捨てる方がよいケースに挙げられます。たとえ売る品物の金額を安く設定しても、送料が高ければ金額的に相殺されてしまい、お得感がなくなるので結局売れません。送料が高くつくものの具体例としては、以下のような品物が挙げられます。
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- クローゼット
- ソファ
- ベッド
- タンス
- 大きな観葉植物
これらの品物は大きくて重いため、運ぶ労力に見合った送料を支払わなければなりません。売りに出せば欲しいという人もいる可能性はありますが、売値以上に送料が高くなる可能性を考えれば、処分をした方が結果的にはお得です。
七福神なら買取と回収が同時にできます

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まとめ
片付けで出た不用品は、ネットフリマやリサイクルショップで処分することも可能ですが、一度売れると思うと捨てられなくなり、結局室内を圧迫する可能性が高いです。その深層心理には、「タダで捨てるくらいなら儲けたい」という損得勘定が隠れており、売ることにこだわりすぎると不用品を減らせず、いつまでの部屋が片付きません。
実際に売ったとしても、思ったように買い手がつかなかったり労力の方が大きかったりして、時給換算したら売ったほうが得になることもあります。不用品は、儲けにこだわらず捨てた方が身も心も軽くなるので、できるだけ早く処分して心機一転しましょう。