豊川市は、愛知県の南東部に位置する都市です。
日本三代稲荷の一つ・豊川稲荷の門前町から発展した豊川市は、愛知県の東三河地域において豊橋市に次ぐ人口を誇ります。
豊川市は海・川・山が全てそろっており、とても自然が豊かな地域です。
「適度に都会・適度に田舎」と言われる豊川市は、閑静な住宅街が多く、のんびりと穏やかに生活できる街です。
豊川駅周辺にはショッピングモールがあり、名古屋市や豊橋市といった都市にも出やすいのも良いところです。
そんな豊川市では、粗大ごみをどのようにして出せばいいのでしょうか。
目次
愛知県豊川市における「粗大ごみ」とは?
豊川市では、どのようなごみをが「粗大ごみ」となるのでしょうか。
豊川市のホームページでは「指定ごみ袋に入れて口がしばれないものや、長さ、太さが一定以上のものが粗大ごみです」としています。
愛知県豊川市の指定ごみ袋とは?
豊川市では、平成9(1997)年10月から、家庭から出される可燃ごみ・不燃ごみは、指定ごみ袋に入れて出すことが決められています。
これは、ごみの減量や分別・リサイクルを推進するだけでなく、ごみ収集時の事故を防ぐためという理由です。
そのため、レジ袋など指定ごみ袋以外のポリ袋や他の市町村のごみ袋でごみを出してしまうと、違反ごみとしてシールが貼付され、収集してもらえません。
豊川市の指定ごみ袋には、ごみ箱のイラストとともに「豊川市 指定ごみ袋」と書かれており、可燃ごみと不燃ごみは違うカラーとなっています。
可燃ごみは30Lと45Lの2サイズ、不燃ごみは30Lのみです。
豊川市の粗大ごみとは?
豊川市では、指定ごみ袋に入れた時、袋の口をくくれない大きさのごみが粗大ごみとなります。
袋からはみ出してしまうものの例としては、机、ソファ、自転車、大型家電、ゴルフクラブ、風呂のフタなどが挙げられています。
「長さ、太さが一定以上のもの」というのは、剪定した木の枝などです。
大きさは直径10〜30cm、長さは1.5mまでとし、枝葉の部分は切り落としてから出す必要があります。
カーテンや毛布、布団、シーツ、カーペットなど1m角を超える布や、ホース、縄など1mを超える長いものも、粗大ごみとして出すことができます。
また、他の自治体では粗大ごみとして出すことができない場合が多いようですが、豊川市では、家電リサイクル法対象品目(テレビ、エアコン、洗濯機・衣類乾燥機、冷蔵庫・冷凍庫)も粗大ごみで出すことができます。
ただし、料金はかかるので注意しましょう。
ごみ分別促進アプリを活用しよう
豊川市では、ごみ分別促進アプリ「さんあ〜る」で、ごみの分別について調べることができます。
アプリをダウンロードする
Android、iOS対応のスマートフォンやタブレット端末で「さんあ~る」を検索してダウンロードしましょう。
ダウンロードは無料です。
地域を設定する
ダウンロードしたら、居住地域を設定しましょう。
「新規登録」から、都道府県選択で「愛知県」を選択します。
次の画面「自治体選択」で「豊川市」を選択します。
さらに次の画面で「地区選択」から、自分の居住地域を選択します。
さらに次の画面で「OK」をタップすれば、設定完了です。
「さんあ〜る」でできることとは?
- ごみ収集日カレンダー・・・住んでいる地域ごとのごみ収集日をカレンダー形式で確認できます
- 収集日のお知らせ・・・ごみの収集日を忘れないよう、アラームで通知してくれます
- 資源や家庭ごみの分け方・出し方説明・・・豊川市の資源やごみの分け方、出し方などを確認できます
- ごみ分別検索・・・分類や出し方がわからないごみを品名で検索して、分類の仕方を調べることができます
- 問い合わせ先確認・・・豊川市での、ごみの持ち込み施設などの場所や連絡先を確認できます
- 自治体からのお知らせ・・・ごみ収集の中止、臨時収集などのお知らせや緊急連絡事項、また、リサイクルなどのイベント情報を知らせてくれます
- よくある質問・・・問い合わせの多い事柄を、質問と回答形式で調べることができます
- ごみクイズ・・・ごみに関する知識を、クイズ形式で楽しく学べます
愛知県豊川市の粗大ごみを出す方法とは?〜①戸別収集してもらう場合
では、豊川市で粗大ごみを出す方法を見ていきましょう。
申し込む
豊川市では、地域ごとに粗大ごみの収集日が異なり、火曜日・木曜日、水曜日・金曜日に分かれています。
分け方は、小学校の校区によって決められています。
居住地域の収集日は、市のホームページや、ごみ分別アプリで確認しましょう。
粗大ごみを出したい収集日の3日前までに、粗大ごみ受付センターへ電話で申し込みましょう。
粗大ごみ受付センター
0533-89-2174
申し込みの際に、出したい粗大ごみや個数、住所・氏名などを伝えましょう。
粗大ごみシールを購入する
豊川市では、粗大ごみの収集費用は、直接支払うのではなく、粗大ごみシールを購入することで支払います。
粗大ごみの収集費用は、原則として1つ1050円です。
ただし、例外となるものもあるので、申し込み時に確認しましょう。
また、家電リサイクル法対象品目に関しては、粗大ごみシールの2100円券に加え、家電リサイクル券が1個につき1枚ずつ必要となります。
粗大ごみシールは、市役所および各支所、生協やホームセンターなどで購入することができます。
家電リサイクル券は郵便局で購入できます。
収集当日
粗大ごみ収集の予約時に案内された種類・枚数の粗大ごみシールを出したい粗大ごみの見やすい場所に貼り付け、収集当日の朝8時30分までに、玄関前に出しておきましょう。
アパート・マンションなど集合住宅の場合は、1階まで下ろしておきます。
愛知県豊川市の粗大ごみを出す方法とは?〜②自分で持ち込む場合
豊川市では、粗大ごみを自分でセンターに持ち込むこともできます。
持ち込み先は、粗大ごみ受付センターです。
所在地・・・愛知県豊川市千両町上西ノ谷61番地の1
電話・・・0533-89-2174
受付時間・・・午前9時〜午後4時30分
受付期間・・・12月31日〜1月3日を除く毎日(土日祝日も受け付けています)
粗大ごみを持ち込む前に確認しておこう
粗大ごみ受付センターに持ち込む場合、事前予約は必要ありません。
都合の良い日の営業時間内に、自分で運び込めばOKです。
持ち込むことができるのは粗大ごみのみで、手数料は無料です。
ただし、建築廃材やタイヤ、コンクリートブロックなど、市で処理できないものは出せないことがあります。
事前に清掃事業課へ問い合わせておきましょう。
豊川市清掃事業課・・・0533-89-2174
また、普通の可燃ごみ・不燃ゴミなどは持ち込むことができません。
家電リサイクル法対象品目は持ち込むことができますが、家電リサイクル券と、運搬手数料(520円)が必要になります。
粗大ごみ受付センターでは、豊川市内で出た粗大ごみしか出せません。
そのため、運転免許証など、市内在住であることがわかる書類を提示できるよう準備しておきましょう。
軽トラックの貸し出し制度について
豊川市清掃事業課では、粗大ごみ受付センターへ粗大ごみを持ち込みたい場合、車のない人には軽トラックを貸し出しています。
豊川市内の家庭から出たごみの事故搬入を促進するために行っており、ごみ運搬用車両として軽トラック・オートマチック車を貸し出しています。
車のない人は利用するとよいでしょう。
利用できる人は?
貸し出しを利用できるのは、豊川市内に住所がある人、町内会の清掃活動やふれあい収集を行う町内会の代表者です。
有価物回収事業の登録団体の代表者です。
貸し出し日・時間は?
12月1日〜1月3日を除く毎日利用できます。
貸し出し時間は午前9時〜正午までか、午後1時〜4時までのいずれかになります。
予約方法は?
トラックの貸し出しには予約が必要です。
平日の開庁時間内(午前8時30分~午後5時15分)に、豊川市役所2階の清掃事業課窓口に出向くか、電話(0533-89-2166)で予約をします。
予約を取り消したい場合は電話でも可能です。
利用料金は?
現在、貸し出し車両の使用料やガソリン代は無料ですが、令和4年10月1日から有料となります。
料金は1回300円で、ここには保険代、ガソリン代が含まれます。
平日に利用する場合は、利用の当日、貸し出しの際に料金を支払います。
土日や祝日に利用する場合は、利用日前までの平日手続きの際に前払いしましょう。
ただし、以下を利用する場合は、貸し出し料金は免除されます。
- 町内会の清掃活動やふれあい収集を町内会が行うとき
- 有価物回収事業の登録団体が有価物回収事業を行うとき
愛知県豊川市での粗大ごみの出し方・処分方法まとめ
豊川市で粗大ごみを出す方法は戸別収集、持ち込みの2つがあります。
戸別収集の場合は事前に予約し、必要な分の粗大ごみシールを貼って収集日当日に出します。
持ち込む場合は粗大ごみ受付センターへ運搬します。
この場合、予約は必要なく、料金もかかりません。
ただし、いずれの場合も、家電リサイクル法対象品目を出す場合は、家電リサイクル券が必要となります。