東京都葛飾区といえば国民的人気漫画・人気映画の舞台となったことでも知られている人口およそ45万人の町です。
都心のベッドタウン的な特徴もあれば、いわゆる「下町」として古き良き時代の面影を残している等、様々な顔を持つ町です。
そんな葛飾区にて、粗大ごみを処分するときにはどうすればよいのかについてを解説していきましょう。
目次
東京都葛飾区の粗大ごみの定義
東京都葛飾区では、高さ・幅・奥行のいずれか一辺が30cmを超えるものを粗大ごみと定義しています。
30cm以下に裁断した場合は?
粗大ごみと定義されているサイズよりも小さく裁断することで一般ごみとしての処分が可能な自治体もありますが、葛飾区の公式ホームページではではその点についての記述がありません。
そのため、気になる場合には直接問い合わせてみましょう。
他の自治体の傾向としては、物ではなくサイズで分類している場合には裁断して規定値よりも小さくすることで、一般ごみでの処分が可能なケースが多いです。
しかし粗大ごみを含め、ごみの処分に関しては自治体によってルールが異なりますので事前に確認してみましょう。
東京都葛飾区で粗大ごみを捨てるためには申し込みから
葛飾区で粗大ごみを捨てるためには、まずは申し込みから行う必要があります。
申し込みの方法としては電話、インターネットの二通りが用意されています。
電話での粗大ごみ処分の申し込み
粗大ごみ受付センターに電話で申し込みます。
土日祝日を含めた毎日受け付けています。
申し込みの際、収集日、持ち込み日の料金を案内します。
そのため、事前に何を捨てるのか、収集してもらうのか持ち込みなのかをある程度決めてから連絡しましょう。
また、休み明けや年末年始、年度末は混み合いますので、それらの期間での粗大ごみの処分を考えている場合には早めに受付を行いましょう。
受付時間
8:00~19:00
受付電話番号
03-5296-4400
インターネットでの粗大ごみ処分の受付
インターネットからの申し込みは粗大ごみ受付センターのサイトにアクセスします。
サイトに「申し込み」があるのでタップ・クリックしましょう。
ただし、メールアドレスが必要です。
メールアドレスを登録した後、登録したメールアドレスに送られてきたメール本文に記載されているアドレスより本申し込みを行います。
東京都葛飾区で粗大ごみを捨てる流れ
葛飾区が用意している粗大ごみ受付センターに粗大ごみ受付を済ませた後は実際に粗大ごみを処分します。
基本的な流れとしては粗大ごみ処理券を購入し、収集、あるいは持ち込みにて処分となります。
粗大ごみ処理券について
受付を行った粗大ごみには粗大ごみ処理券を貼り付けます。
200円のA券、300円のB券の2種類が用意されてますので、処分する粗大ごみに対応した費用分の粗大ごみ処理券を用意します。
ただし、持ち込みの場合は収集料金の半額で300円の品目に関しては無料となります。
葛飾区の粗大ごみ処理券取扱所
葛飾区内のコンビニエンスストアや薬局、スーパー、酒屋等で販売されています。
日常生活の範囲内で購入できることでしょう。
詳しくは下記サイトに取扱店舗が記載されていますのでご確認ください。
粗大ごみ手数料の減免措置
東京都葛飾区では、下記に該当する場合、事前に申請することで処理手数料が免除されます。
ただし、インターネットからの申し込みは不可、電話での申し込みのみとなっています。
- 生活保護受給者
- 中国残留邦人等支援給付受給者
- 児童扶養手当受給者
- 特別児童扶養手当受給者
- 老齢福祉年金受給者(原則として明治44年4月1日までに生まれた方が対象者です)
粗大ごみ戸別収集してもらう
粗大ごみの戸別収集を希望する場合には、粗大ごみに収集日と名前と受付番号をを記載した粗大ごみ処理券を貼付け、収集当日の8:00までに指定場所に出します。
ただし、必ず朝8:00に収集に来るとは限りません。
当日の作業状況や道路の混雑状況によって収集にやってくる時間は異なりますが、立ち会う必要はありませんので指定場所に出しておくだけで問題ありません。
粗大ごみ収集支援
粗大ごみを受け付けた際に伝えられた指定収集場所まで粗大ごみを持ち込むことが難しい場合、粗大ごみ運搬支援を行っています。
運び出しを希望する場合、清掃事務所まで連絡しましょう。
清掃事務所
03-3693-6113
粗大ごみを持ち込み処分する
粗大ごみに葛飾区の粗大ごみ処理券を貼付け、持ち込みステーションまで持ち込む方法です。
葛飾区では下記の二か所が用意されています。
葛飾東(東水元)粗大ごみ持込ステーション
住所:東水元4-5-6
葛飾西(奥戸)持込ステーション
住所奥戸3-23-28
いずれも8:00~16:00まで。
1世帯につき年度内で30点までとなっています。
東京都葛飾区で処分できないもの
東京都葛飾区にて粗大ごみを処分する際の流れをご紹介しましたが、葛飾区として回収していないものがあります。
これらに関しては、葛飾区を頼るのではなく自らで処分する必要があります。
家電リサイクル対象品
エアコンやテレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機や衣類乾燥機はリサイクルが義務付けられていることから、粗大ごみとして処分できません。
これらを処分する場合には販売店や家電リサイクル受付センター、あるいは不用品回収業者等に依頼することになります。
使用済みPC
使用済みのPCも葛飾区では粗大ごみとして処分できません。
メーカーが回収・リサイクルを行いますので家電リサイクル対象品目同様、販売店やメーカー、あるいは葛飾区の協定業者や不用品回収業者等を頼ることになります。
アスベストが含まれている可能性のある珪藻土バスマット
アスベストが含まれている可能性のある珪藻土バスマットはメーカーが自主回収しています。
通常の珪藻土バスマットであれば葛飾区にて粗大ゴミとして処分できますが、アスベストが含まれている可能性のある場合、粗大ごみとしてではなく、メーカーに問い合わせましょう。
不用品交換情報を活用する
東京都葛飾区では「不用品交換情報」を発信。
まだ使用できる場合には粗大ごみとして捨てるのではなく、葛飾区を通して譲ることができる制度が用意されています。
「譲ります」「譲ってください」を登録することで、希望する品目を見つけた場合にはやり取りし、交渉できる制度です。
粗大ごみとして捨てるのではなく、このような制度を活用してみるのも良いでしょう。
東京都葛飾区での粗大ごみの出し方・処分方法についてのまとめ
東京都葛飾区では一辺のいずれかが30cmを超えるものを粗大ごみとして定義しています。
電話・インターネットのいずれかから申し込みを行い、葛飾区が発行している粗大ごみ処理券を購入し、指定日に収集場所に置くか、あるいは葛飾区内に用意されている二か所の持ち込みセンターに直接持ち込み方法が用意されています。
好きな方法での処分が可能ではありますが、必ず受付が必要になりますので、まずは事前に受付を済ませましょう。
また、葛飾区で収集・処分を行っていないリサイクル家電品目やPCに関しては販売店やメーカー、あるいは不用品回収業者等を頼って処分することになります。