大阪市高槻市は、大阪府の北摂三島地域にあり、大阪と京都の中間に位置する都市です。
JRと阪急が走り、特急電車も停車するなど、交通の便の良い街です。
街並みは、レトロな一戸建てや中高層マンションなどが混在する雰囲気です。
昔ながらの情緒もあり、静かな住環境の中を歩いてみるのも面白そうです。
また、百貨店やショッピングビル、アーケード商店街などがあり、買い物とグルメの街としてにぎわい、老若男女どの世代も楽しめる環境です。
しかし、高槻市には、少し足を延ばせば豊かな自然が広がっています。
特に、北部にある摂津峡は、清流と四季おりおりの植物を楽しむことができます。
また高槻市は、多くの古墳を持つ歴史の街でもあります。
「専門家が選ぶ全国の古墳ランキング」で堂々の1位に輝いた今城塚古墳は、緑あふれる歴史公園として整備されています。
そんな高槻市では、粗大ごみをどのように処分するのでしょうか。
目次
大阪府高槻市のごみ分別方法は?
高槻市では、ごみを以下のように分別しています。
可燃ごみ
高槻市では、以下のゴミ等を可燃ごみとしています。
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不燃ごみ
高槻市では、以下のゴミ等を不燃ごみとしています。
- 水銀体温計・水銀血圧計
- 家電製品(家電4品目を除く)
- マッサージ機器
- 乾電池
- 使い捨てライター
- 自転車
- 石油ストーブ
- 蛍光灯・電球
- 花瓶・皿などガラス製品
- 包丁・カミソリ・カッター・ハサミなど刃物類
- 割れたガラス
- マットレス・ソファー
- 使い捨てカイロ
- 瀬戸物類
- 金属製物置
- 塗料缶
大型可燃ごみ
高槻市では、以下のゴミ等を大型可燃ごみとしています。
- 木製タンス
- 食器棚
- こたつ
- 大型の可燃性製品・包装材
- カーペット
- 毛布
- 畳
- ポリバケツ・ホース
- 布団・じゅうたん・カーテン
- 木の枝など剪定ごみ
- 街路樹などの落ち葉
- プラスチック製の衣装ケース
- 発泡スチロール
- ゴルフバッグ
- シュレッダーのごみ
リサイクルごみ
高槻市では、以下のゴミ等をリサイクルごみとしています。
- 新聞紙・雑誌など古紙
- 牛乳パック
- 包装紙や紙袋
- 封筒など雑がみ
- 古着・古布
- 空き缶・スプレー缶
- やかん・鍋・フライパンなど金属製台所用品
- あきビン
- ペットボトル
高槻市では、ごみに関する情報を集めたスマートフォン用アプリ「高槻市ごみアプリ」を配信しています。
このアプリは、以下のようなゴミに関するさまざまな情報を発信しています。
- ゴミの分別
- ゴミの収集日
- ゴミの分け方
- ゴミの出し方の解説
- ゴミの収集日を忘れないアラーム機能
分からないことがあったら参考にすると良いでしょう。
大阪府高槻市で市に収集してもらえないごみは?
市の収集に出せないごみにはどんな品目があるか、見ていきましょう。
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これらのごみは、市では処理ができないため、収集に出すことはできません。
出してはいけない品目が分からない時は、市のホームページか、アプリで確認するとよいでしょう。
大阪府高槻市の粗大ごみとは?
高槻市では、「大型可燃ごみ」が、いわゆる粗大ごみにあたります。
家庭から排出される家具などの大きなごみや、家電製品など、小さくても燃やす前に砕かなくてはいけないものをいいます。
以下で一部をご紹介します。
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高槻市の大型可燃ごみは、かなりバラエティに富んでいます。
また「大型」という呼び名になっていますが、実際にはそれほど大きくないものも含まれています。
他の都市の粗大ごみのイメージからは少し遠いかもしれません。
引っ越したばかりの人には注意が必要です。
捨てたい時は「小さくても燃やす前に砕かなくてはいけないもの」かどうかで判断しましょう。
または、市のホームページやアプリで確認しましょう。
大阪府高槻市の粗大ごみ(大型可燃ごみ)の捨て方は?
では、高槻市で粗大ごみ(大型可燃ごみ)の捨て方を見ていきましょう。
市の収集に出す
月に1回、市が無料で収集しています。
戸別回収となりますので、収集日の朝8時までに出しましょう。
各地区のごみ収集日は、市のホームページか、アプリで確認しましょう。
自分で持ち込む
エネルギーセンター(前島3丁目8-1)へ自分で持ち込む方法です。
エネルギーセンターへごみを持ち込むには、事前の申請が必要です。
申請者本人が持ち込む場合
ホームページにある「家庭ごみ自己搬入」の申込ページから申し込みます。
届出フォームのメールアドレス登録欄に、携帯電話・スマートフォンのメールアドレスを入力します。
持ち込みの許可が出ると、登録したアドレスにお知らせメールが届きます。
当日、ごみを持ち込む際に、そのメールを提示することで受付してもらえます。
申し込みの受け付けは、平日の9時〜12時と13時〜16時に行っています。
土日祝は休みです。
第三者に依頼して持ち込む場合
申込者本人に車がなかったり、自分で運搬できない場合、業者などに持ち込みを依頼する場合に利用しましょう。
一般廃棄物運搬届出書、廃棄物処理依頼書を事前に提出します。
ごみを出したい人は「廃棄物処理依頼書」をダウンロードして必要事項を記入し、捺印します。
必ず自分で書きましょう。
ごみを出したい人は、記入した「廃棄物処理依頼書」を、ごみを代理で持ち込む人に渡します。
この書類がない場合は、エネルギーセンターへの搬入ができなくなるので、注意しましょう。
ごみの持ち込みを依頼した人は、受け取った依頼書を、受付で「一般廃棄物運搬届出書」と一緒に提出します。
第三者に依頼する場合は、持ち込みを希望する日の前日の正午までに、必要書類を提出する必要があります。
前日が土日祝の場合は、その直前の平日が締め切りとなるので、間違えないようにしましょう。
書類提出の方法は3つあります。
- ファクスで送信する(072-699-5985)
- 直接センターに提出する(エネルギーセンター軽量棟に提出)
- 郵送する(〒569-0021 大阪府高槻市前島3丁目8-1 エネルギーセンター宛)
郵送する場合は、コピーを取って保管しておきましょう。
「一般廃棄物運搬届出書」と「廃棄物処理依頼書」は、エネルギーセンター、富田・三箇書類は以下の場所でも配布しています。
- 牧・樫田の各支所
- 図書館
- 公民館
- イオン高槻店サービスカウンター
- 高槻市役所内の資源循環推進課
近隣に行った際にもらっておくとよいでしょう。
まとめ
大阪府高槻市では、粗大ごみを「大型可燃ごみ」として分類しています。
大型可燃ごみを処分する方法は、月に1回の戸別収集に出すか、エネルギーセンターに持ち込むかの2つがあります。
エネルギーセンターに持ち込む場合は、事前の申請が必要です。
自分でセンターに持ち込む場合は、市ホームページの申し込みフォームに必要事項を記入すると、持ち込み許可のお知らせメールが届きます。
持ち込みには第三者に運搬を依頼する方法もあります。
この場合は、依頼者は「廃棄物処理依頼書」に必要事項を記入して捺印、運搬者に渡します。
運搬者は「一般廃棄物運搬届出書」に必要事項を記入し、「廃棄物処理依頼書」とともにセンターに提出します。
書類の提出方法はファクス、直接、郵送の3種類があります。
都合の良い方法で提出しましょう。