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ストーブの捨て方完全ガイド|種類・自治体ルール・安全な手順とよくある注意点

ストーブは燃料の種類によって捨て方が違う

ストーブは、熱を発生させて空気や周囲を温める暖房器具です。石油・ガス・電気・薪など、燃料の種類によって構造や特徴が異なります。

しかし、火がつきにくくなったり、耐用年数を過ぎたストーブを使い続けたりするのは危険です。不完全燃焼による一酸化炭素中毒や、灯油漏れによる火災のリスクが高まるため、寿命を迎えたら処分を検討することが大切です。

しかし、ストーブの処分は簡単ではありません。石油ストーブやガスファンヒーターは燃料が残っていると回収してもらえないので、事前の抜き取り作業が必要です。また、重量があるため、自力で運び出せないという物理的な負担もあります。

本記事では、こうした悩みを解決するために、ストーブの種類別に安全な捨て方と注意点を解説します。自治体のルールや費用の目安も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

目次

【最重要】ストーブを捨てる前に!種類別の必須安全対策

【最重要】ストーブを捨てる前に!種類別の必須安全対策

ストーブを処分する際は、必ず種類ごとの安全対策が必要です。燃料が残ったまま運搬すると漏れや引火の恐れがあり、事故につながる危険があります。運搬時は固定したり衝撃を緩和できるアイテムを活用したりしましょう。

石油ストーブ・ファンヒーター

石油ストーブやファンヒーターを捨てる際は、残った灯油を完全に抜き取ることが重要です。タンクだけではなく、本体内部にも灯油が残っていることがあるため、灯油抜きポンプを使って丁寧に吸い取りましょう。少量でも残っていると運搬中に漏れ出して火災につながる恐れがあります。電池式の機種は電池を外し、内部を軽く拭いておくと安全です。

抜き取った灯油を排水口や地面に流すのは厳禁です。環境汚染や火災の恐れがあるため、ガソリンスタンドや灯油販売店に持ち込み、適切に処分しましょう。

灯油の処分方法は!?やってはいけない捨て方と正しい捨て方を紹介

ファンヒーター・ガスストーブ

ガスストーブやガスファンヒーターを処分する際は、必ずガスの元栓を閉めてから作業を開始します。ガスが残ったまま接続を外すと、事故につながる恐れがあります。ホースを外す際は、ガスの臭いがしないか必ず確認し、異常があれば作業を中止してガス会社へ連絡しましょう。

電池式の機種は電池を外し、電源コードも抜いておくと安心です。ガス機器は灯油を使わないため燃料抜きは不要ですが、運搬時は衝撃を与えないよう固定しておくと安全です。カセットガス式のストーブは、必ずボンベを使い切ってから本体とは別に処分する必要があります。

電気ストーブなど小型ヒーター

電気ストーブや小型ヒーターは、感電や発火を防ぐための基本的な安全対策が必要です。電源プラグを抜き、内部が完全に冷めてから作業します。熱が残っている状態で触れると、火傷や部品破損の原因になります。

長期間使用していた機器は、ホコリや焦げつきが発火要因となるため、軽く掃除してから処分しましょう。電池式のモデルは電池を外し、ショート防止のためにテープで端子を保護すると安心です。

薪ストーブなど大型ストーブ

薪ストーブは重量があり、火を直接扱う構造のため、処分前にしっかりとした安全確認が必要です。ストーブ内の灰や燃え残りを完全に取り除きます。灰の中には火種が残っていることがあり、わずかな熱でも再燃する恐れがあるため、使用後は数日置いて完全に冷めてから作業しましょう

その後、内部を掃除してススや汚れを取り除きます。煙突や煙道が接続されている場合は、分解して内部の汚れや詰まりを落とします。ストーブ本体は鋳鉄やスチール製で非常に重いため、一人で動かさず、複数人または業者に依頼するのが安全です。

ストーブの捨て方7選

ストーブの捨て方7選

ストーブは以下の7つの方法で処分できます。

  • 自治体の粗大ごみとして処分する
  • フリマアプリやネットオークションで売る
  • リサイクルショップで買い取ってもらう
  • 家電量販店やホームセンターの下取りサービスを利用する
  • 金属回収業者・スクラップ業者に持ち込む
  • 知人や支援団体に譲る
  • 不用品回収業者に依頼する

それぞれ具体的な処分方法を解説していきます。

自治体の粗大ごみとして処分する

ストーブやファンヒーターなどの暖房器具は、多くの自治体で粗大ごみとして処分できます。手続きは、粗大ごみ受付センターに電話やインターネットで申し込み、処理手数料シールを購入します。シールを本体に貼り、指定日に玄関先や回収場所へ出せば完了です。

費用は地域によって異なりますが、300〜1,000円が相場です。燃料が残っていると回収してもらえないため、事前に灯油やガスを完全に抜き取りましょう。

フリマアプリやネットオークションで売る

ストーブは状態がよければ、フリマアプリやネットオークションで売れる可能性があります。特に、製造から5年以内で動作に問題がなく、外観がきれいな製品は需要があります。例えば、石油ファンヒーターや電気ストーブは冬場に需要が高まり、人気メーカーの製品は早く売れやすい傾向です。

また、取扱説明書や元箱、リモコンなどの付属品がそろっていると評価が上がり、売れやすくなります。ただし、大型ストーブは送料が高く、利益が出にくい場合があります。出品時には季節を考慮し、需要が高まる秋から冬にかけての出品が有利です。

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リサイクルショップで買い取ってもらう

ストーブを処分する際は、リサイクルショップへの持ち込みや出張買取の利用も選択肢の一つです。トヨトミやコロナなど国産の人気メーカー製や、動作良好の製品は需要が高く、買取価格がつくことがあります。持ち運びが大変な場合は、出張買取サービスを利用すると便利です。

一方で、古いモデルやサビ、汚れが目立つもの、灯油の臭いが強い製品は、安全性や再販価値の問題から、買取を断られることもあります。店舗によって査定基準が異なるため、事前に年式や状態を伝えて査定可否を確認しておきましょう

家電量販店やホームセンターの下取りサービスを利用する

家電量販店では、新しい暖房器具を購入する際に、古いストーブを引き取ってもらえる「下取りサービス」を実施しています。購入と同時に処分できるため、手間をかけずに安全に処分できる点がメリットです。

ただし、多くの場合は買取ではなく回収扱いとなり、無料〜1,000円の引き取り費用がかかることがあります。店舗によっては、下取りの対応可否は異なるので事前に確認しておきましょう。

金属回収業者・スクラップ業者に持ち込む

ストーブは鉄やアルミ、銅などの金属で構成されているため、スクラップ資源として回収してもらえる可能性があります。古い製品や故障品でも、無料または少額で引き取りしてもらえるケースです。

ただし、業者によって対応できる条件は異なるため、事前に電話で「ストーブの種類・材質・状態」を伝えて確認するのが大切です。持ち込み限定の業者が多いため、車での運搬手段を確保しておく必要があります。

知人や支援団体に譲る

ストーブがまだ使える状態であれば、知人や家族、地域の支援団体に譲るのも有効です。譲渡前には動作確認を行い、外観を清掃しておきましょう。取扱説明書やリモコンなどの付属品を添えると、相手も安心して使用できます。

地域の福祉施設や子育て支援センター、NPO法人では、季節家電の寄付を受け付けている場合があります。ただし、安全面から「製造◯年以内」「動作確認済み」などの条件を設けていることが多いため、事前に受け入れ可能か確認することが大切です。

不用品回収業者に依頼する

灯油の抜き取りが難しい場合や、他の不用品とあわせて処分したいときは、不用品回収業者の利用が有効です。自宅までスタッフが訪問し、運搬から回収まで一括で対応してくれるため、重いストーブを自力で運ぶ必要がありません。

費用はストーブ1台あたり5,000円前後が目安ですが、単品で依頼するよりも、処分したい家具や家電を複数まとめて依頼すると割安になる傾向があります。引っ越しや大掃除など、片づけのタイミングで依頼すると便利です。業者によっては燃料入りのストーブにも対応可能な場合があるため、事前に確認しておきましょう。

ストーブの種類別|処分費用の相場と注意点

ストーブの捨て方とは?処分する時の注意点や業者に依頼する方法

ストーブは種類によって構造や重量が異なるため、処分にかかる費用も変わります。ここでは、種類別に費用の目安と安全に処分するためのポイントを紹介します。

石油ストーブ・ファンヒーター

石油ストーブやファンヒーターを自治体の粗大ごみとして処分する場合、費用は300〜1,000円が相場です。サイズや地域によって金額が異なるため、事前に自治体の公式サイトで確認しておきましょう。

処分前には、灯油を完全に抜き取ることが必須です。少量でも残っていると、回収不可となるだけでなく火災の原因にもなります。電池式の機種は電池を取り外し、自治体のルールに従って有害ごみや専用回収ボックスに分別してください。

ファンヒーター・ガスストーブ

ガスストーブやガスファンヒーターを自治体の粗大ごみとして出す場合、費用は300〜700円が一般的です。カセットガス式のストーブは、ボンベを本体とは別に処分しなければいけません。ボンベは中身を完全に使い切ったうえでキャップをしてからごみ出ししてください。

かつては穴あけが推奨されていましたが、現在は「穴あけ不要」または「穴あけ禁止」とする自治体が増えています。お住まいの地域のルールを確認し、誤った処分で事故を招かないよう注意しましょう。

電気ストーブなど小型ヒーター

電気ストーブやセラミックヒーターなどの小型機器は、燃料を使用しないため他の暖房器具に比べて処分が簡単です。多くの自治体では、粗大ごみとして200〜500円で回収されますが、高さ30cm以下など小型サイズであれば、不燃ごみに出せる場合があります

不明な場合は、自治体のホームページで分別基準を見る、もしくは問い合わせて確認しましょう。

薪ストーブなど大型ストーブ

薪ストーブは鋳鉄やスチール製で非常に重量があるため、多くの自治体では粗大ごみとして収集していません。家庭での運搬は危険を伴うため、専門の回収業者や不用品回収業者への依頼が一般的です。

費用の目安は3,000〜10,000円で、運搬距離や作業人数によって変動します。解体や運搬には専門知識が必要なため、無理に自力で動かさず、プロに任せるのが安全で確実です。

ストーブを捨てるときの費用を抑えるポイント

ストーブを捨てるときの費用を抑えるポイント

ストーブを処分する際、「できるだけ安く済ませたい」と考える人は多いはずです。処分費用は依頼先や時期によって大きく変わるため、賢く選ぶことが節約のカギとなります。

不用品回収業者を比較する

ストーブの処分費用は、依頼する業者によって数千円単位で差が出ることがあります。料金体系やサービス内容が異なるため、1社だけで決めてしまうと割高になるケースも少なくありません。

費用を抑える基本は、複数業者への見積もり依頼です。電話やサイトの問い合わせフォームから無料で概算見積もりを取れるため、最低でも2〜3社を比較しましょう。料金の安さだけでなく、口コミや実績、対応の丁寧さ、追加費用の有無も重要なチェックポイントです。

買取時期を選ぶ

ストーブを少しでも高く売却したい場合は、需要が高まる時期を選ぶことが大切です。中古市場では、気温が下がり始める秋から冬の初めに需要が伸び、リサイクルショップやフリマアプリで買い手が増えるため、査定額も上がりやすくなります。特に9~11月ごろは、買取や出品に適したタイミングです。

一方で、春から夏は需要が落ち込み、一部店舗では買取を停止したり、査定額が無料または引き取りのみになったりするケースもあります。時期を見誤ると売却のチャンスを逃す恐れがあるため、需要期に合わせて査定や出品を行うと有利です。

知人や友人へ譲る

まだ使用できるストーブは、知人や友人に譲ることで処分費をかけずに手放せます。直接受け渡しができれば配送の手間もなく、最も手軽な処分方法の一つです。信頼関係のある相手であれば、取引トラブルの心配も少なく、安心して譲渡できます。

近隣や家族だけでなく、地域の掲示板やSNS、ジモティーなどを活用すれば譲渡先を広げることも可能です。譲渡する際には、動作確認と清掃を行い、キズがあれば正直に伝えましょう。

【ストーブの捨て方別】メリットとデメリット

【ストーブの捨て方別】メリットとデメリット

ストーブの処分は、それぞれ費用や手間の違いがあるため、状況に合った方法を選ぶことが大切です。ここでは、7つの方法のメリット・デメリットを比較し、自分に最適な処分方法を見つけるための判断材料を紹介します。

処分方法メリットデメリット
自治体の粗大ごみとして処分する・費用が安い(300〜1000円)
・安心
・確実に処分できる
・法令に沿った安全な処理
・自分で運び出す必要あり
・燃料が残っていると回収不可
・即日処分できない
フリマアプリやネットオークションで売る・処分費がかからず収入になる
・需要期(秋〜冬)は高値がつく
・価格を自分で設定できる
・出品、やり取り、発送の手間
・クレームや返品トラブルのリスク
リサイクルショップで買い取ってもらう・持ち込めば即日現金化
・手続きが簡単
・古い
・汚れた製品は買取不可
・店舗によって査定額に差がある
家電量販店・ホームセンターの下取りサービス・購入と同時に処分できて手間が少ない
・費用がかからない
・新製品購入が前提
・店舗によって対応が異なる
金属回収業者・スクラップ業者に持ち込む・無料またはお金になる
・資源としてリサイクルできる
・即日処分できる
・近くに業者が少ない
・持ち込み必須
知人や支援団体に譲る・処分費がかからない
・社会貢献、環境に優しい
・感謝されるケースが多い
・動作
・安全性の確認が必要
・古い製品は断られる可能性
・譲渡後のトラブルリスク
不用品回収業者に依頼する・自宅まで回収に来てくれる
・即日対応が可能
・他の不用品もまとめて処分可
・費用が高め(5,000円前後)
・悪質業者に注意が必要

自治体の粗大ごみとして処分する

【メリット】

自治体が管理しているため、不法投棄や高額請求といったトラブルの心配がなく、安心して処分できるのが利点です。費用も1台あたり300〜1,000円前後と比較的安く、コストを抑えて手放せます。

【デメリット】

収集日には指定場所まで自分で運搬する必要があるため、重いストーブや大型タイプは運搬が負担になります。また、灯油やガスが残っていると危険物扱いとなり回収不可のため、事前の抜き取りが必須です。さらに、申し込みから回収まで1〜2週間かかることもあり、急ぎの処分には不向きです。

フリマアプリやネットオークションで売る

【メリット】

フリマアプリやネットオークションを活用すれば、処分費をかけずに収入を得られる可能性があります。自分で価格を設定できるため、相場を確認しながら納得の金額で取引できるのも魅力です。

【デメリット】

出品には写真撮影・説明文作成・購入者とのやり取り・梱包・発送といった手間がかかります。さらに、動作不良や汚れをめぐってクレーム・返品トラブルが起きるリスクもあります。大型ストーブは送料が高く利益が出にくい点もデメリットです。

特にガスストーブは、都市ガス用とプロパン用で仕様が異なるため、購入者が限られる点にも注意が必要です。

リサイクルショップで買い取ってもらう

【メリット】

リサイクルショップでは、査定後すぐに現金化できるのが大きなメリットです。フリマアプリのような出品作業や発送の手間がなく、持ち込むだけでスピーディーに手放せます。

【デメリット】

年式が古いものや、サビ・汚れ・灯油の臭いが強い製品は、安全面の理由から買取を断られることがほとんどです。その場合は持ち帰りとなり、結局手元に残ってしまう可能性があります。店舗ごとに査定基準が異なり買取額に差が出るため、複数店舗で見積もりを比較検討することが大切です。

家電量販店やホームセンターの下取りサービスを利用する

【メリット】

新しい暖房器具の購入と同時に処分できるため、運搬や手続きの手間を省けるのが大きな利点です。秋や冬のシーズン前には、「買い替え応援キャンペーン」で無料回収や下取り割引が実施される場合もあり、時期を選べばお得に処分できます。

【デメリット】

このサービスは新規購入が条件となることが多く、処分だけの依頼はできないケースが一般的です。買取というより回収扱いのため、無料または1,000円前後の有料引き取りになることがほとんどで、現金買取は期待できません。店舗ごとに対応内容が異なるため、事前に引き取り条件を確認しておくことが大切です。

金属回収業者・スクラップ業者に持ち込む

【メリット】

状態が悪くリサイクルショップで買取不可の製品でも、無料または数百円程度で引き取りしてもらえる可能性があります。再資源化によって環境に配慮した処分ができる点も大きなメリットです。

【デメリット】

多くの業者は持ち込み対応のみのため、自分で運搬する必要があります。大型や重量のあるストーブは運搬が大変で、車がないと運び出しが困難です。近くに業者がない場合は交通費や手間も増えます。扱える金属や買取の有無は業者によって異なるため、事前に確認が必要です。

知人や支援団体に譲る

【メリット】

処分費がかからず無料で手放せるのが一番のメリットです。必要としている人のもとで再利用されるため、社会貢献にもつながります。直接受け渡しができれば、配送や手続きの手間もかからずスムーズです。

【デメリット】

譲渡後に故障や不具合が発生すると、「危険なものを渡された」といったトラブルに発展する可能性があります。そのため、事前に中古品であることや使用年数、動作状況を正直に伝えることが大切です。身近に必要としている人がいない場合、支援団体を探して問い合わせや搬入の手間が発生します。

不用品回収業者に依頼する

【メリット】

ストーブの運搬や処分をすべて業者に任せられるのが最大の利点です。重くて持ち運びが難しい場合でも、スタッフが部屋の中まで引き取りに来てくれるため、自分で動かす必要がありません。最短で即日対応も可能で、引っ越しや大掃除などで急ぎの処分をしたいときに便利です。家具・家電・生活雑貨などもまとめて一括回収できるため、効率よく片づけられます。

【デメリット】

他の処分方法に比べて、費用が高い点がデメリットです。単品依頼は割高になるため、複数品をまとめて回収してもらうとコスパがよくなります。また、なかには高額な追加請求や不法投棄を行う悪質な業者も存在します。依頼の際は、「一般廃棄物収集運搬業」や「古物商」などの許可を持つ正規業者を選び、見積もり内容を事前に確認することが重要です。

ストーブを捨てるタイミング

ストーブを捨てるタイミング

ストーブは長く使える家電ですが、経年劣化や不具合が進むと火災や一酸化炭素中毒のリスクがあります。ここでは、買い替えや処分を検討すべき代表的な2つのタイミングを紹介します。

耐用年数を超えたら

ストーブには、安全に使える期間の目安となる耐用年数があります。一般的には5〜6年ほどで寿命を迎えるとされ、見た目がきれいでも内部の部品は経年劣化が進行しています。

メーカーが示す目安年数を過ぎた機種は、性能の低下や部品供給の終了により修理が難しくなるため、早めの買い替えや処分を検討するのが安全です。

つきにくくなったら

ストーブの点火が悪くなったときも、買い替えや処分を検討すべきサインです。例えば、何度ボタンを押しても火がつかない、点いてもすぐ消える、点火まで時間がかかるといった症状が見られたら注意が必要です。

こうした不具合は、点火装置やセンサーの劣化が原因で起こることが多く、そのまま使い続けると不完全燃焼や火災につながる恐れがあります。修理には部品代や工賃がかかり、新品購入より高額になることもあります。特に使用10年近い機種は修理より買い替えのほうが安全で経済的です。

ストーブの捨て方に関してよくある質問

ストーブの捨て方に関してよくある質問

ここでは、ストーブの捨て方に関してよくある質問をご紹介します。

残っている灯油の処分方法は?

残っている灯油は、量によって処分方法が異なります。多い場合はポリタンクに移し替え、少量であれば屋外など安全な場所で使い切るのが基本です。排水口や地面に流すのは環境汚染や火災の原因になるため厳禁です。

灯油の処分は、ガソリンスタンドや灯油販売店で対応してもらえる場合があります。持ち込む前に「残灯油の引き取りをお願いできますか」と事前に電話で確認しておくと安心です。購入した店舗でも受けつけてくれることがあります。

自分での運搬が難しい場合は、不用品回収業者に依頼して、ストーブ本体とあわせて処分してもらう方法もあります

壊れて動かない場合は引き取ってもらえますか?

ストーブが壊れて動かなくなった場合でも、処分は可能です。買取業者では再販売ができないため対象外となることが多いですが、自治体の粗大ごみや不用品回収業者であれば、問題なく引き取ってもらえます

処分の際は、燃料を完全に抜き取り、安全な状態にしてから依頼しましょう。灯油やガスが残ったままだと、危険物扱いで回収を断られる場合があります。

古い石油ストーブを使い続けるのはリスクって本当?

長年使用した石油ストーブは、燃焼部や点火装置の劣化により、不完全燃焼や火災、一酸化炭素中毒のリスクが高まります

近年のストーブには、転倒消火装置や不完全燃焼防止装置などの安全機能が標準装備されていますが、古いモデルでは作動しにくい、またはそもそも搭載されていない機種もあります。こうした機種を使い続けると、万一の事故時に重大な危険を招く恐れがあるため注意しましょう。

無料回収をうたう業者は安全?

「無料回収」を掲げる業者のなかには、回収後に高額な追加費用を請求する悪質業者も存在します。実際に、国民生活センターや自治体では無料回収トラブルに関する注意喚起が出されています。

家庭ごみを回収するには、「一般廃棄物収集運搬業」の許可が必要です。この許可を持たない業者の回収は違法であり、トラブルの原因となります。依頼前には、許可番号の提示があるか、公式サイトや見積書で確認することが大切です。

危険な不用品回収業者の見分け方!違法な業者とのトラブル事例

どんなストーブもまとめて処分!面倒な準備も不要な不用品回収のごみ屋敷バスター七福神へ

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ストーブの捨て方に迷ったら、ごみ屋敷バスター七福神にお任せください。灯油の抜き取りや分解などの面倒な準備はスタッフがすべて対応いたします。

石油・ガス・電気・薪ストーブなど種類を問わずまとめて回収可能です。自力で運び出せない大型品や、自治体では回収できない中途半端なサイズの不用品もお任せください。

また、買取可能な品があれば査定・買取を実施し、作業料金を割安にできる場合もございます。追加費用の心配がない明朗会計と、お客様の気持ちに寄り添う丁寧な対応で、安心してご利用いただけます。

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まとめ

まとめ

ストーブの処分方法は、自治体の粗大ごみ回収・リサイクルショップ・フリマアプリ・不用品回収業者など、さまざまな方法があります。かかる費用や手間はそれぞれ異なるため、自分の状況に合った最適な方法を選ぶことが大切です。

特に、灯油やガスが残ったままの処分は危険を伴うため、必ず抜き取りや確認を行いましょう。耐用年数を過ぎた古いストーブは、事故や不完全燃焼のリスクが高まるため、早めの処分が安心です。もし自力での運搬や分解が難しい場合は、専門業者への依頼が安全で確実です。

ごみ屋敷バスター七福神では、ストーブ1点から家一軒分の片づけまで柔軟にご依頼を承っております。状態のいいお品であれば、買取にも対応し、費用の軽減に努めています。お見積もりは無料、即日対応も可能ですので、お困りの際はお気軽にご相談ください。

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この記事の監修者

ゴミ屋敷片付けの専門業者「ゴミ屋敷バスター七福神」代表

監修者 竹本 泰志

年間20,000件以上のゴミ屋敷片付け・遺品整理の実績「ゴミ屋敷バスター七福神」を全国規模で展開する株式会社クオーレの代表取締役。
複数の職を経て、2011年、25歳の頃に仲間と共に株式会社クオーレを設立。 不用品回収業としてスタートし、遺品整理やゴミ屋敷片付けを中心に手掛けるように。
現在は愛知の他、岐阜・静岡・神奈川・埼玉・千葉・栃木・東京・静岡・大阪・和歌山にも支店や支社を構え、 精力的に事業を拡大している。

新家 喜夫(ゴミ屋敷清掃士認定協会理事長)

監修者 新家 喜夫ゴミ屋敷清掃士認定協会理事長)

遺品整理やゴミ屋敷片付けが必要な方のために活動し、数々のメディア取材を受けてきた。ゴミ屋敷清掃士認定協会理事長を務め、著書も出版している。
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