引っ越しや退去時に発生する「残置物撤去」は、想像以上に費用がかかるケースもあります。特に2トン車を使うような規模になると、どれくらいの料金が妥当なのか分からず、不安を感じる人も多いでしょう。
実際、費用相場は作業内容や荷物の量、現場の状況によって大きく変動します。安い業者に依頼したつもりが、見積もり後に追加料金を請求されたというトラブルも少なくありません。
本記事では、2トン車で残置物を撤去する際の費用相場をはじめ、信頼できる優良業者の見分け方まで、プロの視点で詳しく解説します。初めて残置物撤去を依頼する方は、ぜひこの記事を参考にしながら、安心して依頼できる業者選びに役立ててください。
目次
残置物撤去の2トン車費用相場と料金内訳

2トン車を利用した残置物撤去は、荷物の量や現場環境によって費用が大きく変動します。相場を把握しておくことで、見積もり内容の妥当性を判断しやすくなり、不要な追加費用を避けられます。
費用相場は3万円〜6万円が目安
2トン車を使った残置物撤去の費用相場は、おおよそ3万〜6万円です。これは、荷物が少ない1K〜1DK程度の片付けや、軽めの撤去作業に該当します。搬出経路がスムーズで、トラックを建物の近くに停められる場合など、作業条件がよければこの範囲に収まることがほとんどです。
ただし、費用は現場の条件によって大きく変動します。例えば、冷蔵庫・洗濯機・テレビなどの家電リサイクル対象品が多い場合や、仕分け作業を要する大量の残置物がある場合は、費用が加算される点に注意が必要です。さらに、エレベーターのない集合住宅や階段作業、駐車スペースが離れている現場では、搬出に時間と人手がかかるため、5万〜10万円まで上がるケースもあります。
費用の主な内訳(基本料金、人件費、処分費、車両費)
残置物撤去の費用は、主に「基本料金」「人件費」「処分費」「車両費」の4項目で構成されています。基本料金には、現地見積もりや出張、軽作業などの最低限のサービスが含まれ、作業規模に関係なく一律で設定されていることが一般的です。
人件費は、荷物の搬出・分別・積み込みを行う作業員の労働費で、作業時間や人数によって変動します。処分費は、不用品を自治体の処分場やリサイクル施設へ持ち込む際の費用で、荷物の種類や重量によって金額が異なります。家電リサイクル対象品や金属類は、一般廃棄物よりも費用が高くなる傾向です。
車両費は、トラックのサイズや処分場までの距離に応じて設定されます。これら4項目を合計した金額が見積もりの総額となります。
2トン車に積める残置物の量(ショートタイプ・ロングタイプ・アルミバン)
2トン車には、ショートタイプ・ロングタイプ・アルミバンの3種類があり、それぞれ積載できる量や作業のしやすさに違いがあります。
ショートタイプ
3畳分・1R〜1Kの荷物量に対応し、費用相場は3万円前後です。荷台長さは約3メートルで小回りが利き、狭い住宅街やアパートでの作業に適しています。家具や家電が少ない一人暮らしに向いており、軽〜中量の残置物を効率的に搬出できます。
ロングタイプ
約5畳分の荷物を積載でき、1DK〜2K規模の片付けに対応します。費用相場は5〜6万円です。荷台長さは約4メートルと長く、ソファやベッドなど大型家具もまとめて搬出することが可能です。積載効率が高く、大量の荷物を一度に運べるため、家全体の整理にも向いています。
アルミバン
約11畳分の荷物量に対応し、4DK〜4LDK規模の撤去に活躍します。費用相場は11万〜15万円です。荷台が金属の箱型で密閉されており、雨風を防ぎながら安全に運搬できます。外から荷物が見えないため、マンションや商業施設など、周囲への配慮が必要な現場にも適しています。
【要注意】2トン車でも料金が変動!残置物撤去費用を左右する要因

2トン車での残置物撤去は、同じ車両を使っても作業条件によって費用が大きく変わります。料金を左右する主な要因は、残置物の種類や量、現場の環境、そして追加作業の有無です。
残置物の種類と量
残置物撤去の費用は、荷物の「量」と「種類」によって大きく変動します。荷物量が多いほどトラックの積載量や作業員数が増え、搬出や処分にかかる時間も長くなるため、比例して費用は上がります。
荷物の種類も費用を左右する重要な要素です。可燃ゴミや木製家具のように一般処分が可能なものは低コストで済みますが、冷蔵庫・洗濯機・テレビなどの家電リサイクル対象品は別途リサイクル料金が必要です。さらに、金属類やガラス、畳などの重量物は処理コストが高く、分別や搬出にも手間がかかるため作業費用は割高になります。
作業現場の状況
作業環境も、残置物撤去の費用を左右する大きな要因です。以下のような条件では、追加費用が発生する場合があります。
- エレベーターのない集合住宅や階段しか使えない建物
- 駐車スペースが遠く、トラックを横付けできない現場
- 通路が狭く、家具搬出に人手が必要な環境
- ゴミ屋敷のように分別を要する環境
これらの条件では、作業に時間を要するため、料金が高くなる傾向があります。事前に現場の状況を伝えておくと、見積もりの精度が上がり、想定外の追加費用を防げます。
追加作業の有無
残置物撤去では、基本的に「荷物の撤去と処分」までが標準作業に含まれています。そこに、ハウスクリーニングやエアコン取り外し・原状回復作業などの追加作業が加わると、その分の料金が加算されます。
例えば、ハウスクリーニングを依頼する場合、部屋の広さや汚れ具合にもよりますが、1Kで1〜2万円、1LDK〜2DKで2〜4万円が相場です。エアコンの取り外しもよくある追加作業です。1台あたり5,000円〜10,000円が目安で、室外機の設置場所が高所や壁掛けタイプの場合は高所作業費が加算されます。
特に退去前の原状回復を目的とした撤去では、撤去・清掃・設備取り外しをまとめて依頼することが一般的です。事前に必要な作業を整理し、見積もり段階で明確に伝えておくことで、想定外の追加費用やトラブルを防げます。
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残置物の撤去費用を抑える方法3選

残置物撤去は、荷物量や作業内容によって費用が大きく変わりますが、工夫次第で出費を抑えることが可能です。ここでは、費用をかけずに効率よく撤去を進めるための3つの方法を紹介します。
できるだけ自分で捨てる
残置物撤去の費用を抑える最も基本的な方法は、業者に依頼する前にできるだけ自分で処分するものを減らすことです。自治体のルールに従い、家庭ゴミとして出せる可燃ゴミや資源ゴミをあらかじめ処分しておけば、その分の処分費を減らせます。
例えば、衣類や紙類、壊れた日用品など軽い不用品を自分で減らすだけでも、数千円〜1万円前後の節約につながるケースがあります。ただし、無理に大型家具や重量物を動かそうとすると、けがや壁・床の損傷につながるおそれがあるため注意が必要です。
安全に配慮しながら、軽量物や分別が容易な品は自分で行い、搬出が難しい大型品やリサイクル家電は業者に任せましょう。
相見積もりをとり業者を比較する
業者ごとに料金体系やサービス内容は異なるため、同じ条件でも見積もり金額に差が出る場合もあります。特に、基本料金に処分費が含まれているか、階段作業や分別作業が別料金かどうかなど、複数の業者から見積もりを取り、その内訳を確認することが大切です。これにより、費用対効果に優れた業者や、追加請求のリスクが低い業者を見極めやすくなります。
特に、安さだけでなく、見積もりの説明が丁寧か、対応が迅速か、許可証を持っているかといった点も信頼性を見極める重要なポイントです。
相見積もりを取る際は、同じ条件で依頼することが重要です。荷物量や現場の状況を正確に伝え、メールや写真で共有しておくと、見積もりの精度が高まります。3社程度を比較すれば、相場感が把握でき、適正価格で安心して依頼できます。
買取もできる業者を選ぶ
残置物撤去費用を抑えるには、買取サービスに対応している業者を選ぶのも効果的です。まだ使える品をその場で査定し、買取金額を撤去費用から差し引いてくれるため、実質的な負担を軽減できます。
買取対象になりやすいのは、製造から5年以内の家電、デザイン性の高い家具、ブランド品、楽器、ゲーム機、自転車などです。品物によっては数千円〜数万円の値がつくこともあります。さらに、買取と撤去を同時に行えるため、別々の業者に依頼する手間がかからず、作業も1日で完了します。
まだ使えるものが多い場合や、処分費用を少しでもお得に済ませたい場合は、見積もり時に買取対応の可否を確認しておきましょう。
残置物撤去をどうする?依頼先3つの特徴と費用を比較

残置物の撤去方法には、主に以下の3つの選択肢があります。ここでは、それぞれの特徴とメリット・デメリットを詳しく解説します。
- 自分で行う
- 自治体サービスを利用する
- 専門業者に依頼する
①自分で行う
【メリット】
残置物撤去を自分で行う最大のメリットは、費用を大幅に節約できる点です。自分でゴミ処理センターに持ち込めば、サイズにより無料または数百円〜数千円で処分でき、業者に依頼するよりも格段に安く済みます。
さらに、自分で作業を進めることで、必要なものと不要なものを自分の判断で整理できるのも利点です。思い出の品や貴重品を確認しながら進められるため、誤って大切なものを処分してしまう心配がありません。作業を自分のペースで進められるため、時間の融通が利く点も魅力です。
【デメリット】
一方で、時間と労力の難点があります。分別・搬出・運搬・処分のすべてを自分で行う必要があり、荷物量が多い場合は数日から数週間かかることもあります。特に大型家具や家電は重量があり、階段作業や車への積み込みが困難で、無理をするとけがの原因にもなります。
また、自治体ごとにゴミの分別方法や粗大ゴミの出し方が異なり、手続きも煩雑です。冷蔵庫や洗濯機などリサイクル家電は、指定引取所への持ち込みやリサイクル券の購入が必要で、事前準備にも手間がかかります。
②自治体のサービスを利用する
【メリット】
自治体の回収サービスを利用する最大の利点は、費用を大幅に抑えられることです。一般的に、1点あたり数百円〜1,000円で回収してもらえるため、業者に依頼するよりも格段に安く済みます。特に、大型家具や家電を数点だけ処分したい場合には、最も経済的な方法といえます。
自治体が運営しているため、不当請求や不法投棄などのリスクがなく、適正な処理を受けられる点も安心です。申し込み手続きが明確で、回収方法が案内されているため、初めてでも迷わず利用できます。
【デメリット】
自治体の回収は対応範囲が限られています。家庭ゴミが対象であり、賃貸物件の残置物や事業系ゴミ、大量の家財処分には対応していません。予約制のため日程に制約があり、申し込みから回収まで2〜3週間待つケースもあります。急ぎの片付けや退去期限が迫っている場合には不向きです。
さらに、搬出作業は自分で行う必要があるため、重い家具や家電を玄関先まで運ぶ負担が大きく、高齢者や一人暮らしの方には現実的ではない場合もあります。
③専門業者(不用品回収・ゴミ屋敷清掃業者)に依頼する
【メリット】
専門業者に依頼する最大のメリットは、迅速かつ手間をかけずに片付けが完了することです。電話やメールで依頼すれば、最短即日で作業してくれる業者も多く、退去期限が迫っている場合や遠方の物件でもスムーズに対応できます。搬出・分別・積み込み・処分まで一括で任せられるため、依頼者は依頼だけで完了します。
作業内容の幅が広く、家具の解体やエアコン取り外し、ハウスクリーニングなど、自分では対応できない作業にも柔軟に対応可能です。ゴミ屋敷や遺品整理のような特殊な現場にも専門知識を持つスタッフが対応し、安全かつ衛生的に処理します。
【デメリット】
デメリットは、費用が高くなりやすい点です。2トン車1台分で3万〜6万円が相場で、ゴミ屋敷清掃や特殊清掃では10万円を超えることもあります。そのため、自力や自治体処分に比べると確実にコストがかかります。
また、悪質業者によるトラブルも少なくありません。無許可で回収を行う業者に依頼すると、不法投棄や個人情報の流出といった問題に発展する恐れがあります。そのため、一般廃棄物収集運搬業許可や古物商許可の有無を必ず確認することが大切です。業者によっては希望日に対応できない場合や、立ち会いが必要なケースもあり、スケジュール調整が必要になることもあります。
【比較表】あなたに合った残置物撤去の方法は?
残置物撤去の方法を選ぶ際は、費用だけでなく、作業負担やスピード、対応できる物量などを総合的に考えることが重要です。下の比較表を参考に、自分の状況に合った最適な方法を選びましょう。
| 比較項目 | 自分で行う | 自治体のサービス | 専門業者 |
| 費用 | ◎最も安い (処分費のみ) | ○安い (数百〜1,000円/点) | △高め (3〜10万円) |
| 手間 | △非常に多い (分別・搬出・運搬が必要) | △搬出作業を自分で行う必要あり | ◎すべてお任せで手間なし |
| スピード | △時間がかかる | △予約制で日程に制限あり | ◎即日〜短期間で完了可能 |
| 対応可能な物量 | △少量向き | △少量〜中量まで | ◎大量の荷物や特殊清掃にも対応可 |
自分で行う場合は費用を抑えられますが、搬出の手間や時間、体力の負担が大きく、片付けが長期化することもあります。自治体のサービスは安価で安心感がありますが、予約制で回収日が限られており、大量の残置物や家電リサイクル品には対応できません。その点、専門業者なら搬出から処分まで一括対応でき、即日作業も可能です。費用は高めでも、スピードと確実性を重視する場合には最も現実的な選択肢です。
【要注意】こんな業者に残置物撤去を依頼しないで!

残置物撤去を依頼する際は、料金の安さだけで業者を選ぶのは危険です。なかには無許可営業や不当請求を行う悪質業者も存在し、トラブルに発展するケースがあります。ここでは、依頼してはいけない業者の特徴を具体的に紹介します。
一般廃棄物収集運搬業許可の提示がない
一般家庭の残置物を合法的に回収・処分するには、「一般廃棄物収集運搬業許可」が必要です。この許可を持たずに回収を行う業者は、廃棄物処理法違反となり、依頼者もトラブルにまき込まれる恐れがあります。
無許可業者に依頼すると、不法投棄や高額請求などの被害につながるケースが多く見られます。特に「格安回収」をうたう業者のなかには、処分費を減らすために不適正な処理を行う例もあるため注意が必要です。依頼前に、ホームページや見積書で許可番号の記載を必ず確認しましょう。
見積もりが分かりにくい
見積もり内容が不明確な業者に依頼すると、作業後に高額な追加請求をされるリスクがあります。「トラック積み放題」「作業一式〇円」などの一見お得な表現でも、実際には処分費・人件費・階段作業費などが別途加算されるケースも少なくありません。
信頼できる業者は、見積もり時に作業内容や料金項目を丁寧に説明します。「現場を見ないと分からない」「当日決める」といったあいまいな回答をする業者は注意しましょう。費用の内訳を事前に明示してくれるかどうかが、信頼性を見極める重要なポイントです。
実績がない・口コミや評判が悪い
残置物撤去は、現場ごとに状況や作業内容が異なるため、経験と実績のある業者を選ぶことが重要です。実績の乏しい業者に依頼すると、搬出時の破損事故や分別ミスによる追加費用、近隣トラブルが発生するリスクもあります。
口コミや評判の悪い業者も要注意です。「料金が後から上がった」「対応が雑だった」といった声が多い場合、スタッフの教育が不十分な可能性があります。依頼前にホームページや口コミサイトで実績・評価を確認し、信頼できる業者を選びましょう。
強引な営業や契約を急がせる
「今契約すれば割引できます」「今日中に依頼しないと回収できません」など、契約を急かす業者には注意が必要です。こうした言葉で冷静な判断をさせず、後から高額請求や追加料金を請求する悪質なケースが多く見られます。
特に「無料回収」や「格安キャンペーン」といった甘い誘い文句には要警戒です。信頼できる業者は、見積もり内容を文書で提示し、利用者が納得してから契約を進めます。「他社と比較して構いません」と説明してくれる業者は、誠実で安心できる対応といえます。
2トン車で足りないかも?大量の残置物撤去なら「七福神」の定額プランがお得

残置物を片付けていると「想像以上に量が多かった」という声がよくあります。そんなときにおすすめなのが、明朗会計で安心の「七福神」の定額プランです。大量の荷物でも、まとめてお得に撤去できます。
トラック積み放題プランなら追加料金の心配なし
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ゴミ屋敷清掃のノウハウでどんな状態の部屋にも対応
ゴミ屋敷バスター七福神は、長年の現場経験で培ったゴミ屋敷清掃の専門ノウハウを持つプロ集団です。床が見えないほど物が積み上がった部屋や、害虫・悪臭が発生している環境でも、徹底した分別と搬出で安全に片付けます。一般的な回収業者では対応が難しい現場も、七福神なら清潔で住める空間へと再生できます。
買取サービスも充実!撤去費用をさらに抑えられる可能性も
ゴミ屋敷バスター七福神では、撤去だけでなく買取サービスにも力を入れています。状態のよい家具や家電、ブランド品、貴金属などはその場で査定し、買取金額を撤去費用から差し引けるため実質負担を軽減できます。古物商許可を取得しており、適正な査定と法令に基づき取引しているため安心です。
まとめ

残置物撤去の費用は、荷物の量や種類、現場の状況によって変動します。2トン車を利用する場合の相場は3万〜6万円ですが、家電リサイクル品や大型家具が多いと費用が上がる傾向にあります。少しでも負担を減らすには、できるだけ自分で処分したり、複数の業者で相見積もりを取ったりすることが効果的です。
大量の荷物や片付けが困難な場合は、専門業者に依頼するのが現実的です。ゴミ屋敷バスター七福神の積み放題プランなら追加費用の心配もなく、分別から搬出・清掃まで一括でお任せいただけます。大量の荷物や急な撤去にも柔軟に対応いたしますので、残置物撤去にお困りの際は、ぜひ七福神にご相談ください。