大阪府豊中市では、最大辺または径が30cm以上の電気機械器具や、豊中市指定ごみ袋に入らない大きなものを粗大ごみと定義しています。
そのため、マッサージチェアは粗大ごみとなります。
疲れを癒してくれる便利な機器ではありますが、機械である以上いずれは劣化しますし、ライフスタイルの変化等によって不要になることもあるでしょう。
そのような時には、豊中市が定める粗大ごみの処分ルールに則った廃棄が求められます。
目次
豊中市でマッサージチェアを廃棄する流れ
大阪府豊中市では、最大辺または径が30cm以上の電気機械器具は粗大ごみとしての処分となります。
ちなみに電気機械機器とはリサリクル法の対象以外の品目で、かつケーブルや充電器などの付属品を含めたものになります。
つまり、マッサージチェアは電気機械機器となります。
分解しても粗大ごみ
最大辺、あるいは径が30cm以上は粗大ごみになります。
では30cm未満まで分解・破壊し、豊中市指定ごみ袋に入る状態にすれば一般ごみとして出せるのかというと、残念ながら不可能です。
上記方法を認めている自治体もあるのですが、大阪府豊中市に関しては分解・破壊してごみ袋に入るサイズにしても、粗大ごみとしての処分・廃棄が求められます。
マッサージチェア廃棄の申し込み
まずはマッサージチェアを廃棄するために申し込みが必要です。
豊中市では地域ごとに粗大ごみの収集日が決まっており、1回に廃棄処分できる粗大ごみは5点までです。
申し込みは、電話とインターネットから申し込みが可能です。
電話からの申し込み
粗大ごみ受付センターに電話で申し込みます。
オペレーターと会話しますので、不明瞭な点を質問できる点がメリットです。
内容を確認後、処理手数料、収集日、受付番号を伝えてもらえるのでメモしておきましょう。
ただし、申込件数には枠があります。
上限に達している場合収集が翌月に回されてしまう可能性があります。
電話番号:0570-666-861
受付日:月曜日から金曜日の9:00~17:15
インターネットからの申し込み
パソコンやスマートフォン、携帯電話から24時間365日申し込み可能です。
但し、電話とは異なりオペレーターが確認できませんので、申し込み品目に限りがあります。
マッサージチェアは申し込み可能です。
FAXでの申し込み
聴覚や言語などに障害をお持ちの方に限り、FAXでの申し込みが可能です。
特に指定用紙はなく、以下を記入します。
- 自宅FAX番号
- 住所
- 名前
- 品目
- 個数
- 収集日
粗大ごみ受付センターにFAXすると、折り返し処理手数料額や受付番号、収集日等が書かれた連絡のFAXが届きます。
粗大ごみ受付センターFAX番号:0570-666-725
粗大ごみ処理券の購入
マッサージチェアの廃棄の受付を終えたら、豊中市が指定する粗大ごみ処理券を購入します。
マッサージチェアの手数料は1,800円になりますので、1,800円分の処理券を購入しましょう。
豊中市の粗大ごみ処理券販売所
大阪府豊中市にて粗大ごみ処理券を扱っている店舗はスーパー、コンビニ、郵便局になります。
つまり、生活の身近な所で販売されています。
くわしくは豊中市のホームページに販売所が記載されていますので、生活圏のどこで購入できるのか確認しておくとよいでしょう。
マッサージチェアの廃棄処分
購入した豊中市指定のごみ処理券をマッサージチェアに貼り付け、指定された収集日の8:30までに申し込み場所に出しましょう。
但し、必ず8:30に収集される訳ではありません。
他の方が出す粗大ごみの回収も行いますので、収集状況やその日の道路状況等によって収集時間は異なります。
ですが、立会の必要はありませんので、収集されるまで気長に待っていましょう。
収集時間が遅れがちな季節
粗大ごみの収集は、豊中市が順次行います。
その日の状況によって収集時間が変わります。
年度末や年度初め等の引っ越しシーズンは不用品が多く排出される季節になりますので粗大ごみが増えます。
また、年末年始の大掃除シーズンも同様です。
これらのタイミングの場合、収集が遅くなり、場合によっては昼過ぎや夕方までずれ込むこともありますが、収集業務を忘れている訳ではありませんので、気長に待ちましょう。
他にもあるマッサージチェアの廃棄方法
先に紹介したのは、大阪府豊中市が定めている粗大ごみの処理方法です。
マッサージチェアは粗大ごみに該当しますので、廃棄処分の際には粗大ごみ処分のルールを遵守しなければなりませんが、他にも処分方法はあります。
リサイクルショップによる買取
リサイクルショップに買取を依頼することで、お金を支払って廃棄処分するのではなく、お金を受け取って処分できます。
お金にこだわらない、あるいは早く処分したい場合には良い方法ですが、少しでも高く売りたい場合には後述するフリマアプリやオークションサイトの方が良いでしょう。
フリマアプリやオークションサイト
フリマアプリやオークションサイトであれば自ら設定した額でマッサージチェアを売却できます。
ただし、必ずしも購入希望者が登場するとは限りません。
また、仮に売却相手が見つかったとしても発送手続き、入出金の確認等、相手とのコミュニケーションが求められます。
特にマッサージチェアは大きいので、搬送の手配を取らなければなりませんので、一般郵便・宅配で配送できる品物より手間がかかります。
急ぎではない場合や、いくらで売れるのかを楽しみたい場合等には向いていますが、廃棄する期日が迫っている場合などスピードを求められている時には向いていません。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者にはお金を支払って廃棄処分を依頼することになりますが、粗大ごみのように受付やごみ処理券を購入し、さらには出すといった面倒はありません。
受付をするだけで取りに来てくれますので、豊中市の処分方法が面倒な人、あるいは急ぎで処分を考えている人に向いています。
友人や知人に譲る
マッサージチェアを欲しがっている友人・知人がいればという前提ではありますが、もしも周りにいる場合には譲るのも良いでしょう。
金銭の授受等も当人同士次第になりますし、業務契約を交える訳ではありませんので、いつ移動するのかなどもフレキシブルです。
但し、あくまでも「友人や知人がいれば」の話です。
マッサージチェアは大きいので、気軽に受け入れることが難しいので、即決できずに時間がかかる場合も多いでしょう。
やはりスピードを求めている時にはおすすめできない方法です。
豊中市でマッサージチェアを廃棄する方法のまとめ
大阪府豊中市でマッサージチェアを廃棄するためには、粗大ごみとして受付申し込み、粗大ごみ処理券の購入、そして収集となります。
受付は電話やインターネットで、粗大ごみ処理券はスーパーやコンビニ、郵便局にて取り扱っています。
もちろん行政に頼るだけではなく、スマホアプリやオークションサイト、あるいは譲渡や不用品回収業者等様々な方法があります。
状況等に合わせた適切な廃棄処分を考えましょう。