汚部屋にしてしまう人の生活環境や性格、価値観はそれぞれ異なります。
ですが、どこか似ている部分、習性、特徴等、いわゆる「あるある」もいくつか挙げられます。
そこで、汚部屋「あるある」をいくつかご紹介します。
これらに当てはまれば当てはまるほど、汚部屋になってしまう可能性が高いです。
ですので、今のうちに対策を取っておきましょう。
目次
汚部屋あるあるのパターンをご紹介
汚部屋になってしまった人にはいくつかのパターンがあります。
それこそがいわゆる汚部屋あるあるです。
具体的にどのようなあるあるがあるのか、ご紹介していきましょう。
汚部屋あるあるその1:物事を後回し、ギリギリですることが多い
掃除に限らず、物事を「後でやる」人が多いです。
期限が定められているものの、ギリギリで取り掛かることが多い人は、汚部屋あるあるです。
掃除も「後でやる」「週末にやる」等と考えるものの、いざやろうとしたら「まだ綺麗」「今日は気が乗らない」など、後回しにしてしまいます。
この繰り返しによって、汚部屋となってしまうパターンです。
汚部屋あるあるその2:物事をメリット・デメリットで考えがち
物事をメリット・デメリットで考える人も、汚部屋にしてしまいがちです。
なぜなら、掃除にメリットはないからです。
掃除は仕事ではありませんので報酬が発生することはありません。
娯楽性もなければ、誰かに褒められることもありません。
あくまでも自分自身のためです。
メリットを感じない人がいても不思議ではありません。
そもそも掃除を含め、身だしなみはメリット・デメリットで考えるものではありません。
少し掘り下げれば、汚部屋の不衛生はデメリットが多々あることに気付くはずです。
汚部屋あるあるその3:衝動買いが多い
衝動買いそのものは、決して悪いことではありません。
しかし、衝動買いが多い人は、汚部屋にしてしまいがちです。
なぜなら、衝動買いの目的が「購入」だからです。
本来、物を購入するのは、「購入して使う」ためです。
しかし、衝動買いは「買う」ことが目的になってしまいがちです。
つまり、家に持ち帰っても結局そのまま開封せずに放置してしまいます。
さらに衝動買いを重ねて、使用しない物が増える。
この繰り返しによって、いつしか汚部屋となってしまうパターンです。
汚部屋あるあるその4:自分のテリトリーだけ綺麗
部屋にいる時は、どこにいるかだいたい決まっているかと思います。
しかし、その周辺だけ綺麗という人は汚部屋のリスクが高いです。
ベッドやPC周りから手が届く所に、スマホや充電器、ゴミ箱などよく使用する物があれば、動く必要がない便利な環境となります。
裏を返して言えば、その部分さえ綺麗であれば、生活に困らないのです。
これは、よく見かける汚部屋あるあるです。
自分のテリトリーは綺麗なものの、それ以外の部分が汚くなります。
しかし日常生活に困らないので、そのままの状態を続け、結局は汚部屋となってしまうのです。
汚部屋あるあるその5:ゴミ出しのルールを把握していない
ゴミ出しのルールは自治体や住んでいるマンション・アパート等によって異なります。
特に近年は、ゴミ・環境問題の高まりを受け、ゴミ出しのルールが細かくなっています。
品目によって曜日が異なり、ゴミ出しルールの把握が大変になっています。
その結果、ゴミ出しのルールを把握できず、ゴミを捨てられません。
これもまた、汚部屋あるあるです。
汚部屋あるあるその6:家にいる時間が短い
以下のような生活スタイルも汚部屋あるあるです。
- 朝早く出社し、夜遅く帰宅する
- 食事は外食で済ませ、家には寝に帰るだけ
家には睡眠時にしかいないことから、家の中に対して関心が薄くなってしまうのです。
厳密には、このようなタイプの人は、家よりも仕事の優先順位が高くなります。
ですので、家の状態に無頓着になってしまいます。
疲れて帰宅したら、服を脱ぎっぱなしにして眠ります。
休日も取らずに仕事したり、休日はずっと寝ているので、掃除どころではないのです。
汚部屋あるあるその7:床に物を置きがち
物を床に置きがちな人は、汚部屋リスクが高いです。
床に物を置くと、掃除をしにくいです。
結果、掃除そのものが億劫になります。
普段から床に物を置いているので、第三者から見れば汚い状態ではあっても、本人は汚いとは感じていません。
つまり汚部屋が進行していても、いつもとあまり変わらない状態だと考えます。
危機感を持ちにくく、気付けば汚部屋となっているのです。
汚部屋あるあるその8:収納が少ない
部屋が汚くなる理由の一つに、以下のように収納場所が明確化されていない点が挙げられます。
- どこに何をしまうか定められていない
- すでに収納が一杯なので保管場所がない
結果、物を机に置いたりソファーにかけっぱなしにしたりします。
これが続くことで、汚部屋となるパターンです。
単純な理屈ですが、収納スペースより物が多ければ物が溢れます。
汚部屋あるあるその9:汚さの無自覚
自分の部屋を綺麗だとは思わないけど、汚いとも思っていない人も汚部屋あるあるです。
第三者が客観的にみれば、誰もが「汚い」と思うような部屋も、当人はさほど汚いと思っていないパターンも多々あります。
もちろん綺麗だとは思っていないのですが、決して騒ぐほど汚いとは思っていません。
掃除するほどではないという思いが、更なる汚部屋の進行を招いてしまうのです。
汚部屋あるあるその10:仕事が不規則
夜勤と昼勤の繰り返しなど、仕事が不規則な人も汚部屋あるあるです。
仕事が不規則な人は、几帳面な性格で綺麗好きではあっても、以下のようにゴミを出せないのです。
- 掃除をする時間がない
- ゴミの収集時間に仕事をしている
- 帰宅して寝ている
掃除をしようとしても、夜間や早朝では周囲に迷惑がかかるからと自粛せざるを得ません。
その結果、汚部屋化が進んでしまうのです。
汚部屋あるあるその11:物を捨てられない
「いつか使うだろう」「大切な人にもらった」「思い出がある」などの理由で、物を捨てられない人も多いです。
これもまた、汚部屋あるあるです。
よく言えば物を大切にする人ですが、悪く言えば物を捨てられずに溜め込んでしまう人です。
大切なものではあっても、保管するためには場所が必要です。
大切な物もそうでない物も、部屋の限られたスペースを占有する点は同じです。
つまり、捨てられない物が増えれば増えるほど、部屋の収納が圧迫されてしまいます。
ですので、こまめに掃除を行わなければすぐに汚部屋になってしまいます。
汚部屋あるあるについてのまとめ
物事を後回しにしたり、収納が少なかったり、床に物を置くことが多いなど汚部屋あるあるをいくつか紹介しました。
部屋はプライベートルームです。
自分自身の居心地が良いに越したことはありませんが、汚部屋は不衛生です。
やがてはゴミ屋敷へと発展してしまう可能性もあります。
確かに掃除は無報酬ですし、誰かが褒めてくれるものではありません。
しかし、放置するデメリットは時間と共に大きくなります。
今回紹介した汚部屋あるあるの該当数が多い人は、汚部屋リスクが高いことを意味しています。
これを機に改めて自分自身のライフスタイルやゴミ出し環境を見直してみましょう。
自分で掃除が難しいのであれば、不用品回収業者に依頼するなど、自分に合った方法を探してみましょう。