「使わなくなった大型家具を処分したいけど、大きすぎて運ぶのが大変…」
「不用品を粗大ごみとして出したいけど、できるだけ費用を抑えたい…」
大きなごみを処分するときは、手間も費用もかかって困りますよね。
実は、粗大ごみを解体すれば運びやすくなるのみならず、場合によっては普通ごみとして出せることもあります。
大型ごみを解体することで扱いやすくなることはもちろん、処分費用も抑えられて一石二鳥です。
この記事では、以下の内容を詳しく解説します。
- 粗大ごみに分類されるものの見分け方
- 粗大ごみを解体すれば一般ごみに出せるのか
- 解体することで得られるメリット
- 粗大ごみを解体して出す時の注意点
- 解体時に使える便利な工具
- 具体的な解体方法の例
- 解体せずに処分する方法
最後まで読むことで、粗大ごみの処分にかかる手間やコストを大幅に抑え、ベストな手段でごみを片付けられますよ!
目次
粗大ごみに分別されるものとは
まずは、どんなごみが粗大ごみに分別されるかを次の3点から解説します。
- 粗大ごみとは?
- 解体できるかの判断ポイント
- 家電リサイクル法に該当する場合の処分方法
最適な処分方法を決めるためにも、最初に粗大ごみについて正しく知っておきましょう!
1. 粗大ごみとは?
家庭で排出される大型のごみのことを「粗大ごみ」と定義しています。通常の家庭ごみとしては出せない、一定のサイズや重さを超えるものが対象です。
例えば、次のものが粗大ごみに分類されます。
- 家電製品(電子レンジ、洗濯機、冷蔵庫)
- 大型家具(ベッド、棚、ソファー)
- その他の大物(布団、自転車、マットレス)
自治体によってサイズ基準は異なりますが、一般的にはおおよそ30~40cm以上のものを粗大ごみとして扱います。分解しなければ廃棄できないものも粗大ごみです。
回収後の粗大ごみは、専用の処理施設に運ばれます。なお、可燃系粗大ごみと不燃系粗大ごみ分別し、まだ使用できそうなものは修理してリユースされる場合があります。
リユースが難しいものは解体され、鉄を取り出し、アルミやガラスなどを取り除きます。その後、焼却もしくは埋め立て処分されます。
金属部分はリサイクルし、その他の部分は安全に廃棄されることで、環境への負担を減らしています。
参考:ecotopia
2. 解体できるかの判断ポイント
粗大ごみの解体を考えている場合、実際に解体できるかの判断ポイントを2つ紹介します。1つ目のポイントは家電リサイクル法の確認です。
家電リサイクル法に該当する場合は、解体処分ができません。この法律の対象となるのは、次の4つの家電製品で、いずれも家庭用機器のみが対象です。
- エアコン
- テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)
- 冷蔵庫・冷凍庫
- 洗濯機・衣類乾燥機
家電リサイクル法では、適切な方法でリサイクル業者に引き取ってもらうことが義務付けられています。これらの製品は、解体して廃棄すると不法投棄とみなされる可能性があるので、解体せずに処分しましょう。
2つ目のポイントは、安全面の確保です。
参考:お片付けラボ
家電製品を無理に解体すると、感電や事故のリスクがあります。冷蔵庫やエアコン内には、フロンガスなどの有害物質が含まれていることもあり、もしそのようなものを解体すれば人体に悪影響を及ぼす恐れがあります。また、大型のごみは一人で解体するのは難しいことが多いため、複数人で作業しましょう。
解体して良いか迷った場合は、専門業者や自治体の回収サービスを利用してください。多くの自治体では粗大ごみとして収集してもらえる場合もあるため、事前の確認をおすすめします。
粗大ごみの解体は、判断を誤ると身の安全や環境に悪影響を及ぼす可能性があります。専門家の意見を仰ぎ、正しい方法で手放しましょう。
3. 家電リサイクル法に該当する場合の処分方法
家電リサイクル法の対象となる家電製品を処分する際は、通常の粗大ごみとしては廃棄できません。処分の際の手順を3ステップで解説します。
ステップ1 : 製造メーカー名の確認
製造メーカーによって処分に必要となるリサイクル料金が異なるので、まず製造メーカー名を確認しましょう。
ステップ2 : 回収方法をチェック
家電リサイクル法の対象となる家電製品の回収方法を、買い替える場合と処分だけする場合にわけて紹介します。
①買い替えする場合
同品目の新しい製品に買い替える場合は、基本的に古い家電を下取りしてもらえます。この場合にも、リサイクル料金や運搬料金が別途必要なこともあるので事前に確認しましょう。
ただし、古すぎたり壊れたりしている場合は下取りしてもらえない場合もあります。下取りしてもらえない場合は、次の項目を参考に購入店で引き取ってもらいましょう。
②処分だけする場合
販売店は販売した家電を引き取る義務があるため、購入した店舗に相談しましょう。購入時のレシートや保証書が残っていると、スムーズに手続きを進められます。
販売店がわからない場合は、自治体に相談してみましょう。家電リサイクル法対象の製品は自治体の通常回収では処分できませんが、指定の回収業者を紹介してもらえることがあります。
参考:経済産業省
粗大ごみは解体すればごみに出せるのか
粗大ごみを解体し、一般ごみとして処分できる場合があります。ただし、解体する際には次の2点に注意が必要です。
- 自治体のルールによって異なる
- 解体前のサイズによって異なる
順番に詳しく解説します。
1. 自治体のルールによって異なる
自治体によっては、粗大ごみを解体しても一般ごみとして出せない所もあります。そのため、お住まいの自治体のルールを最初に確認しましょう。
例えば、学習机などは岐阜県可児市では解体して袋に入れば不燃ごみとして出せますが、東京都台東区では細かく解体しても粗大ごみとして扱います。
また、たとえ一般ごみの袋に入ったとしても、長い布が焼却炉に投入されると途中で機器に絡まってしまうこともあります。こうなってしまうと、焼却炉を停止したうえで取り除かなければなりません。
まずは自治体の決まりを確認し、適切な方法で処分するようにしましょう。
木材や棒状のものを可燃ごみとして出す際、袋が破れる可能性があり、怪我のリスクも伴います。そのため、破れないように丈夫な袋を使用するか、二重にするなどの工夫が必要です。また、解体したごみを一度に大量に出すと、臨時ごみとみなされて収集されない可能性もあります。
大型のごみを解体して出す場合は、少量ずつ複数回に分けて出すようにしましょう。
2. 解体前のサイズによって異なる
自治体によっては、たとえ解体しても解体前のサイズで分別する所もあります。解体後に粗大ごみのサイズ以下になっても、粗大ごみとして扱われるため注意が必要です。粗大ごみ処理の手数料も、解体前のサイズで計算される場合があります。
自治体ごとにルールが大きく異なる場合があるため、お住まいの地域のルールをしっかり確認しましょう。
粗大ごみを解体に出すメリット
粗大ごみが解体できる自治体にお住まいの方には、粗大ごみを解体すると次のメリットがあります。
- 処分費用を浮かせる
- 持ち運びの負担が軽減される
- 運搬困難なサイズを小さくできる
- 粗大ごみ回収申込が不要
- 粗大ごみ収集日まで待たなくてよい
一つずつ解説していきます。
処分費用を浮かせる
自治体次第ではありますが、粗大ごみを解体すれば一般ごみとして処分できます。これは、一般ごみの袋に入るサイズまで小さくすれば、一般ごみとして回収してもらえるためです。
例えば、岐阜県可児市では粗大ごみに分別されるものも袋に入れば一般ごみとして回収してもらえます。
ただし、解体して小さくしても粗大ごみとして扱う自治体もあるので、事前に調べておく必要があります。
粗大ごみを解体すると一般ごみとして処分できる自治体にお住まいで、できるだけ処分費用を抑えたい方にはおすすめです。
持ち運びの負担が軽減される
粗大ごみは大きくて重いため、運ぶだけでも一苦労です。特に、一人暮らしや高齢の方にとっては、負担が大きくなります。
粗大ごみを解体すればパーツごとに分けられるため、小分けに運べます。例えば、大型のタンスを板に分解すれば扱いやすくなりますし、一つ一つが軽くなることで家の中の移動や車への積み込みもスムーズです。
加えて、自治体の回収場所まで運ぶ際も持ち運びが楽になり、階段や狭い通路を通る際にも、小さくすれば安全に運べます。
大きなごみを一人で運ぶのが難しい方や、できるだけ楽に持ち運びたい方は粗大ごみを解体してお悩みを解消できます。
運搬困難なサイズを小さくできる
ベッドやソファなど、家からの持ち出しが困難だったり、車に乗らなかったりして運搬が難しい粗大ごみもありますよね。
このような大型ごみも、解体すれば搬出がカンタンになったり、車に乗るサイズに小さくできたりします。
業者などに依頼せず運べるので、自分のタイミングに合わせて処分できます。大きすぎて運べない家具があったり、毎日が忙しく都合の良いときに持ち込みたかったりする場合におすすめです。
粗大ごみ回収申込が不要
自治体の粗大ごみ回収を利用する場合、事前の申し込みが必要な自治体がほとんどです。しかし、粗大ごみを解体して一般ごみとして処分すると面倒な事前申込なしで処分できます。
申し込み不要なので手間なく処分できて、時短にも繋がります。なるべく手続きをしたくない方には魅力的なメリットでしょう。
粗大ごみ収集日まで待たなくてよい
自治体の粗大ごみは、回収日が限られているため、すぐに処分したいときは不便です。粗大ごみを解体して一般ごみで処分できれば、一般ごみの回収日に出せます。
例えば、可燃ごみであれば週に2回収集する自治体がほとんどで、ごみをまとめてから出すまでを数日で完了できます。
粗大ごみの回収日を待たずに早く処分したい方にはおすすめです。
粗大ごみを解体して出す時の4つの注意点
粗大ごみを解体して出すメリットを紹介しましたが、解体作業にはいくつかのリスクが伴うこともあります。
適切な方法で行わないと、思わぬケガやトラブルにつながることもあるので、注意が必要です。粗大ごみを解体する際に注意すべき点は次の4つです。
- 1人で作業しない
- 電動工具は使用経験者が扱う
- 一度に処分できないことがある
- 作業周辺を傷つけないように注意する
それぞれ詳しく解説します。
1人で作業しない
粗大ごみの解体作業では、多くの場合大きな家具や重いパーツを扱います。1人で作業すると持ち上げる際にバランスを崩しやすく、転倒やケガのリスクが高まるため、できるだけ複数人で行いましょう。
特に、ベッドフレームやタンスなどの大きな家具は、解体途中に部品が落下する可能性もあります。誰かに支えてもらうだけでも、作業が安全でスムーズに進みます。
電動工具を使用する場合は、事故を防ぐために補助役がいると安心です。万が一のトラブルが発生した際に、すぐに助けを呼べる環境を整えましょう。
安全第一で作業を進めるためにも、家族や友人に手伝ってもらうことをおすすめします。
電動工具は使用経験者が扱う
粗大ごみを解体する際、電動ノコギリや電動ドライバーを使うと効率よく作業が進みますが、扱い方を誤ると大きな事故につながります。特に、初めて使用する場合は、思わぬケガをするリスクがあります。
例えば、電動工具はパワーが強く、操作を誤ると手元がぶれて危険です。電動ノコギリで木材を切断するときに押さえが不十分だと刃が跳ねてしまい、思わぬ事故が起こることもあります。
そのため、電動工具を使用する際は、経験者に頼みましょう。
もし自分で使う場合は事前に取扱説明書を確認し、軍手や保護メガネを着用するなど、安全対策を徹底してください。
また、作業する場所を整理し、周囲に人がいないことを確認するのも大切です。安全第一で作業を進め、無理に電動工具を使わないよう注意しましょう。
一度に処分できないことがある
自治体のごみの分別ルールによっては、一度にすべてを出せないこともあります。例えば、可燃ごみと不燃ごみに分かれる家具を解体した場合は収集日が異なるため、分けて出す必要があります。
さらに、1回の収集で出せるごみの量に上限がある自治体も多く、大量のごみを一度に処分するのは困難です。
解体後は自治体のごみ出しルールを確認し、計画的に処分するようにしましょう。
他に、民間の回収業者を利用するのも一つの方法です。
スムーズに片付けたい方は、事前に自分の自治体のごみの出し方をチェックしておきましょう。
作業周辺を傷つけないように注意する
粗大ごみを移動したり解体したりする際に、床や壁を傷つけてしまうことがあります。
重さのある家具を分解する際に部品が落下すると、フローリングや畳に傷がつきます。また、大型の家具を移動する際に壁にぶつかることも考えられます。
電動工具を使う場合、誤って壁に当ててしまうと、壁が破損する可能性もあるので注意が必要です。
作業前に、床にブルーシートや厚手の布を敷いておくと、落下物による傷や汚れを防げます。さらに、大きなパーツを動かす際は、壁との間にクッション材を挟むと安心です。
家の中で解体作業をしたい方や賃貸物件で傷を防ぎたい方は、事前にしっかり養生してから作業しましょう。
粗大ごみの解体に便利な工具
粗大ごみを解体する際、工具を使うと作業がスムーズに進みます。硬いパーツや厚いパーツの切断には、専用の工具を使うことで効率が上がります。工具ごとに適した素材が異なるため、用途を理解して選ぶことが大切です。
ここでは、粗大ごみの解体に役立つ工具を用途別に紹介します。
- 硬いパーツの切断工具
- 厚い素材の切断用工具
- 組み立て家具の解体用工具
ひとつずつ見ていきましょう。
硬いパーツの切断工具
粗大ごみの解体では、木材や金属などの硬いパーツを切断する必要があります。硬いパーツの解体ではノコギリが大活躍するでしょう。手動のノコギリをはじめ、電動ノコギリや丸ノコなど、さまざまなノコギリで裁断可能です。
手軽に使えるノコギリ
ノコギリは、比較的簡単に扱える手動の切断工具です。ノコギリの種類によって切断できる素材が異なり、木材専用のものや、金属パイプを切れるものがあります。また、ダボ切りノコを使えば組み込まれた木工部分も切断可能です。
電動ノコギリで効率アップ
電動ノコギリを使うと手動よりも早く切断できて、厚みのある木材や金属を切る際に便利です。
ただし、刃の種類によって対応できる素材が異なるため、事前に確認してから使用しましょう。
丸ノコは慎重に扱うことが大切
丸ノコは、円形の刃を高速回転させて切断する工具です。電動ノコギリよりも強力なため、より短時間で作業を進められますが、操作には技術が必要です。誤って使うとケガのリスクが高まるため、慎重に使用し、安全対策をしっかり行うことが重要です。
厚い素材の切断用工具
厚みのある素材は、通常のノコギリやカッターで切断するのは困難です。しかし、専用の工具を使えば、より簡単に処理できます。
万能ノコギリで木材や厚い素材を切断
万能ノコギリは、木材のように押し引きしながら切断する工具です。通常のノコギリよりも幅広い素材に対応し、カーペットやゴム製品などもスムーズに切れます。
万能バサミでさまざまな素材を簡単カット
万能バサミは、カーペットや絨毯、段ボールのほか、プラスチック板やワイヤー、針金なども切断できます。
はさみのように使えるため、力を入れやすく、初心者でも扱いやすいのが特徴です。
安全対策もしっかりと!
切断作業では、細かい破片が飛び散ることがあります。作業前にゴーグルを装着し、目を保護しましょう。また、周囲に人がいると危険なので、十分なスペースを確保して作業してください。
組み立て家具の解体用工具
組み立て式の家具は、ネジや釘、ワイヤーなどで固定されています。そのため、ドライバーやバール、ペンチ、ハンマーもあると効率よく作業できます。
ネジを外すならドライバーが必須
ほとんどの組み立て家具はネジで固定されているため、ドライバーで簡単に分解できます。電動ドライバーを使えば、作業時間を大幅に短縮できるので忙しい方にはおすすめです。
釘やワイヤーの処理にはバールとペンチ
釘を抜く際は、バールを使うとスムーズに取り外せます。また、ワイヤーを使って固定されている部分は、ペンチで捻りながら切断しましょう。
作業中に切断したワイヤーが飛ぶことがあるため、周囲の人に配慮したり、ゴーグルを装着したりする必要があります。
パーツの固定が外れにくい場合はハンマーを活用
家具の中にはネジや釘を使わずに、凸凹をはめ込んで固定するものもあります。このタイプは、ハンマーや金槌を使って内側から軽く叩くと基本的には簡単に外れます。力を入れすぎると破損するため、慎重に作業しましょう。
【対象別】解体方法例
では、具体的にはどうやって解体していくのでしょう?ここでは、粗大ごみの対象別に具体的な解体方法を解説します。
- 解体方法:組み立て式タンス
- 解体方法:机
- 解体方法:ベッド
上記の3パターンについて、それぞれ順番に見ていきましょう。
解体方法:組み立て式タンス
組み立て式のタンスは、ネジやダボで固定されていることが多く、適切な手順で解体すればスムーズに分解できます。ここでは、必要な道具と具体的な手順、注意点を解説します。
1. 準備物
- ドライバー(電動があると便利):ネジを外す
- バール:釘や固定パーツを外す
- ペンチ:ワイヤーや金具を取り外す
- ハンマー:はめ込み式のパーツを外す
- ゴーグル・手袋:安全対策
- ブルーシート/大きい毛布:床や壁を保護
- ノコギリ:切断の必要がある場合
必要なものが揃ったら作業スペースを確保し、安全に作業できる環境を整えましょう。
2. 解体手順
① 引き出しを全て外す
②背板を外す
釘やネジで固定されている場合は、バールやドライバーを使って外しましょう。
③ネジを緩め、フレームを分解する
側面の板を固定しているネジをドライバーで外します。
④固定されているパーツを取り外す
ダボやワイヤーがある場合は、ペンチを使って慎重に抜いてください。はめ込み式の部分は、ハンマーで軽く叩くと外れやすくなります。
⑤板をまとめて処分しやすくする
似たような大きさでまとめておくと運搬が楽です。また、大きい板は切断すると扱いやすくなります。
3. ポイント
- 無理に力を入れない
無理に力を入れるとケガにつながる恐れがあります。固定が外れない場合は固定されている箇所を観察して、無理なく解体できる方法を探しましょう。
- 解体したネジやパーツをまとめておく
可燃ごみと不燃ごみに分けて小さな袋に入れると、片付けが楽になります。細かいパーツがバラバラになってしまうことも防げるため、一石二鳥です。
- 安全対策を忘れない
釘やワイヤーが飛ぶことがあるため、ゴーグルや手袋を着用しましょう。
解体方法:机
机は大きいためそのままでは運びにくく、処分費用も高くなりがちです。天板と足のみのシンプルな机は解体も簡単な場合があります。机の解体に必要な道具、手順、注意点を見てみましょう。
1. 準備物
- ドライバー(電動があると便利):ネジを外す
- 六角レンチ:デスクのフレームを分解する
- バール:釘や固定パーツを取り外す
- ハンマー:はめ込み式のパーツを外す
- ペンチ:金具を取り外す
- ゴーグル・手袋:飛び散る破片から身を守る
- ブルーシート/大きい毛布:床や壁の保護
- ノコギリ:切断の必要がある場合
準備物を用意したら作業スペースを確保し、安全に作業できる環境を整えましょう。
2. 解体手順
①引き出しがある場合、全て外す
②天板を取り外す
天板はネジやボルトで固定されていることが多いため、ドライバーや六角レンチを使って外します。大きな天板は、2人で作業すると安全です。
③脚を分解する
足が複数のパーツで構成される机の場合は、それぞれのパーツに分解します。
④固定部分や補強金具を外す
他にも固定されている部分や、強度を高めるための補強金具を外しましょう。
⑤板を小さく切断
必要があれば、天板や脚をさらに小さく切断してください。万能ノコギリを使うとスムーズに切断できます。
3. ポイント
- ネジやパーツはまとめておく
解体後の片付けを楽にするために、分別して小さな袋にまとめましょう。
- 力を入れすぎない
無理に引っ張ると木材が割れたり金具が飛んだりし、思わぬケガに繋がります。
- 安全対策をしっかり行う
作業中に破片が飛ぶ可能性があるため、ゴーグルや手袋を着用しましょう。
解体方法:ベッド
ベッドもそのままだと大きくて運びにくいですよね。部屋を移動させるのも一苦労です。そんなベッドを処分しやすくするために、解体するときに必要な道具、手順、注意点を紹介します。
1. 準備物
- ドライバー(電動が便利):ネジを外す
- 六角レンチ:ボルト式のフレームを分解する
- バール:釘や固定パーツを取り外す
- ハンマー:はめ込み式のパーツを外す
- ペンチ:金具を取り外す
- ゴーグル・手袋:飛散物から身を守る
- ブルーシート/大きい毛布:床や壁の保護
- ノコギリ(必要な場合):フレームの切断
準備物が揃ったら作業スペースを確保し、安全に作業できる環境を整えましょう。
2. 解体手順
①マットレスと寝具を取り外す
マットレスや布団を外し、フレームだけの状態にします。マットレスは別途、自治体のルールに従い処分しましょう。
②ベッドフレームの固定具を外す
ネジやボルトで固定されている部分は、ドライバーや六角レンチで外します。
③ヘッドボードとフットボードを分解する
ボルトやネジで固定されていることが多いため、慎重に取り外しましょう。はめ込み式の場合は、ハンマーで軽く叩くと外れやすくなります。
④サイドフレームや床板を外す
木製や金属製のフレームをバラバラに分解します。
⑤必要ならノコギリでカットする
フレームが大きすぎて処分しにくい場合は、ノコギリでカットしましょう。万能ノコギリを使うと、木製フレームもスムーズに切れます。
3. ポイント
- 作業スペースを広く確保する
ベッドは大きいため、広い作業スペースが必要です。十分な作業場所を確保してから解体しましょう。
- ネジやボルトをまとめて保管する
バラバラになると片付けが大変なので、分別して小さな袋に入れると便利です。
- 力を入れすぎず慎重に作業する
フレームを無理に引っ張ると、破片が飛んでケガにつながる可能性があります。
粗大ごみを解体しないケースの処分方法7つ
住んでいる自治体が粗大ごみの解体を認めていないときは、解体しても手間がかかるだけですよね。ここでは、粗大ごみを解体せず処分する方法を7つ紹介します。
- 自治体に回収してもらう
- 粗大ごみ処理場に持っていく
- 買い替え時に下取りに出す
- 不用品回収に出す
- リサイクルショップに売却する
- フリマアプリ・オークションサイトに出品する
- 周囲の人に譲る
順番に見ていきましょう。
自治体に回収してもらう
自治体で粗大ごみとして回収しているアイテムは粗大ごみとして処分しましょう。申し込み方法は自治体ごとに異なり、予約が必要な場合がほとんどです。回収日までに指定の場所へごみを出し、処理券を貼ることで処分できます。費用は数百円から数千円程度です。
粗大ごみ処理場に持っていく
粗大ごみ処理場に直接持ち込む場合、多くの自治体では予約が不要で、受付時間内に持ち込めばその場で処分できます。
料金は重量や品目によって異なるため、持ち込み予定の処理場の料金を確認しましょう。
自分で運搬できる方や、急いで処分したい方は選択肢に入るでしょう。
買い替え時に下取りに出す
家電や家具を新しく購入する際、販売店によっては古いものを下取りしてくれることがあります。特に大型家電や高価な家具は下取り額が高くなるケースもあり、お得に処分できることも。
店舗によっては無料で引き取ってくれることもあるため、処分費用の節約につながります。新しく買い替えを予定している方や、コストを抑えたい方は下取りでの処分も候補にしてみてください。
不用品回収に出す
不用品回収業者を利用すれば、解体せずに粗大ごみを回収してもらえます。即日対応の業者も多く、自宅まで来てくれるため手間がかかりません。ただし、料金は自治体回収より高めになることがあるため、事前に見積もりを取るようにしましょう。
急いで処分したい方や、大量の粗大ごみを一度に片付けたい方に向いています。
リサイクルショップに売却する
まだ使える家具や家電は、リサイクルショップで売却できます。店舗によっては出張買取を行っており、大型の粗大ごみも運び出し不要で手軽に処分できます。
また、状態が良いものは高値で買い取ってもらえることもあり、現金に換金できることも。
コストを抑えつつ、不要なものを有効活用したい方にぴったりです。
フリマアプリ・オークションサイトに出品する
需要があるアイテムの場合は、フリマアプリやオークションサイトで売却できます。特に、ブランド家具や家電、アンティーク品は高値がつくことも。
自分で出品・発送の手続きをしなければならないため手間はかかりますが、処分費用をかけずに済むうえ、利益を得られる可能性もあります。時間に余裕があり、少しでもお得に手放したい方は、チャレンジしてみてもいいでしょう。
周囲の人に譲る
まだ使える家具や家電は、家族や友人、近所の人に譲るのも一つの方法です。お子さんの成長のタイミング、引っ越しや買い替えのタイミングが合えば、欲しい人が見つかる可能性が高まります。
SNSや地域の掲示板を活用すれば、譲り先を探しやすくなるでしょう。処分費用をかけずに誰かの役に立ちたい方、まだ使えるアイテムをリユースしてほしい方にはおすすめです。
粗大ごみの処分で困ったら七福神にご相談ください! | まとめ
粗大ごみの処分は、方法を選ぶだけでも迷ってしまいますよね。解体すれば処分費を抑えられることもありますが、自治体のルールを確認する必要があり、工具の準備や作業の手間もかかります。
また、解体せずに処分する場合も、自治体の回収、不用品回収業者、フリマアプリなどさまざまな選択肢があります。それぞれメリット・デメリットがあるため、自分の状況に合った方法を選びましょう。
もし「手間をかけずにスムーズに処分したい」「すぐに引き取ってほしい」と感じるなら、不用品回収の七福神にご相談ください!
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