「引っ越しを機に家の家具を一新したい。」
「まだ使えるけれど新しい家電がほしい。」
「不用品を処分したいけど、まだ使えるものを捨てるのはもったいない」
こういった思いの方も少なくないでしょう。
自分にとってもう使用することはない不用品でも、必要としている人にとっては価値ある品です。
粗大ゴミとして捨てたり、廃棄処分したりする前に、一度リサイクルすることを考えても良いかもしれません。
東京都世田谷区には区が運営する不用品持ち込みスポットがあります。
世田谷区民を対象に、まだ使える不用品を無料で引き取っています。
この記事では、世田谷区の不用品持ち込みスポットの利用の流れや注意点を詳しく解説していきます。
目次
東京都世田谷区の不用品持ち込みスポットとは
世田谷区の不用品持ち込みスポットとは、まだ十分使用できるような家具や電化製品などを粗大ゴミや燃えないゴミとして廃棄する前に一箇所へ集めます。
それを株式会社ジモティーを通して必要な人へと届ける取り組みです。
株式会社ジモティーとは
株式会社ジモティーは、地域情報サイトジモティーを運営しているリユース分野においての大手企業です。
リユースの啓発活動や、地域内の資源循環を目指し多数自治体とコラボレーションを行っている会社です。
世田谷区の不用品持ち込みスポットを利用する方法
実際に、不用品持ち込みスポットを利用するにはどのような手順を踏む必要があるのでしょうか。
そのステップをまとめました。
不用品持ち込み手順①持ち込む日時を予約する
世田谷区不要品持ち込みスポットの受付サイトから不用品を持ち込む日時を予約します
持ち込む日付と時間を選択し、持ち込む品と数を記入します。
予約が完了すると予約完了ページに予約番号が表示されるので控えておきましょう。
持ち込む際に必要となります。
また、持ち込みの際に車を利用せず徒歩や自転車などで搬入する場合にも必ず予約受付が必要となるので注意しましょう。
不用品持ち込み手順②不用品持ち込みスポットへ持ち込む
世田谷区の不用品持ち込みスポットは、東京都世田谷区喜多見1丁目4-2にあります。
基本的に平日(火曜を除く)、土日、祝日の9時〜20時まで受付されています。
予約の際に時間が選べるようになっています。
当日は世田谷区に在住していることが証明できる身分証を必ず持参しましょう。
不用品持ち込み手順③係りの方へ引き渡し
不用品持ち込みスポットへ到着したら、スタッフの誘導に従って持ち込んだ不用品を自分の手で積み下ろし、スタッフへ渡します。
世田谷区の不用品持ち込みスポット利用時の注意点
不用品持ち込みスポットを利用する大前提として、持ち込むものは全て、問題なく使用できるもので次の人が気持ちよく使えるものである必要があります。
以下の物は、引き取ってもらえないので注意しましょう。
- 壊れている
- 破損している
- 汚れが目立つ
- 劣化が激しい
- 匂いがある
また、引き取り不可の不用品は、その場で廃棄することができないため持ち帰る必要があります。
世田谷区の不用品持ち込みスポット取扱い可能なものは?
引き取りの対象は、以下のような生活用品で本来の使用に問題がなく、次の人が気持ちよく使えるものとなります。
- 家電
- 家具
- 子供用品
- スポーツ・レジャー用品
詳しくは、世田谷区不要品持ち込みスポットOPENのサイトの取扱い可能な不用品の例からご確認ください。
世田谷区の不用品持ち込みスポットで取扱いできない不用品は?
壊れていたり、次の人が気持ちよく使えないものは持ち込みができません。
また、以下の項目の品物についても持ち込み不可です。
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- テレビ
- エアコン
- パソコン
- 畳
- 寝具
- マットレス
- 3辺の長さの合計が180cm以上ある家具
- 解体されていてすぐに使用できないもの
- マッサージチェア等の医療機器
- 金券
世田谷区の不用品持ち込みスポットで引き取りできない不用品の処分方法
不用品持ち込みスポットで引き取りできない不用品についてのおすすめ処分方法をまとめました。
引き取ってもらえない不用品の処分方法①人に譲る
最も手軽なのは身近な友人や知人に譲ることです。
しかし、それだけではもらい手が見つからない場合もあります。
その際にはSNSなどを活用して多数の人に情報を拡散し、譲る相手を探すのも良いでしょう。
引き取ってもらえない不用品の処分方法②フリマアプリなどを活用して販売する
インターネット上で不用品の売買が行えるフリマアプリやネットオークションを活用するのも一つの方法です。
この場合には、写真撮りから問い合わせ対応、梱包や発送に至るまで自分で行う必要があります。
忙しい人や処分までに時間がない人は他の処分方法を検討した方が良いかもしれません。
引き取ってもらえない不用品の処分方法③粗大ゴミや不燃ゴミに出す
持ち込んだ不用品が古すぎたり、壊れていたりなどで引き取ってもらえなかった場合は、自治体の粗大ゴミや不燃ゴミなどの回収に出しましょう。
多くの自治体で廃棄するのに費用はかかりますが、比較的安く済ませることができます。
引き取ってもらえない不用品の処分方法④不用品回収業者に依頼する
引っ越しで出た大量の不用品を急いで処分したい、なるべく手間をかけず一気に効率よく処分したいという方は不用品回収業者へ依頼すると良いでしょう。
費用はかかりますが、プロに頼むためスピーディーかつ、確実に対応してもらうことができます。
また、不用品回収業者の中には買取りサービスを行っているところもあります。
世田谷区の不用品持ち込みスポットへ持ち込めなかった場合でも買取り価格がつく可能性があります。
まとめ
世田谷区の不用品持ち込みスポットを利用の流れや注意点を解説してきました。
世田谷区の持ち込みスポットで不用品を回収してもらえなかった場合や、特に短期間で大量の不用品を出さなければならない場合などは不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
短時間で最も効率よく家の中が片付きます。
捨てる前に一度リサイクルすることを考えてみることは、自然環境を守ることにも、他人を助けることにも繋がります。
不用品持ち込みスポットの利用を含め、この記事で解説した方法などを参考にし、ご自分にあった不用品の処分方法を選ぶと良いでしょう。