引越が迫っているのにゴミを片付けられないと、「このまま引越当日を迎えたらどうなってしまうんだろう」と不安になってしまいます。確かに引越に向けた片付けは、何週間も前から少しずつ行っておくに越したことはありません。しかしやりようによっては、1日だけでも引越の片付けを済ませてしまうことは可能です。
そこで今回は、引越が迫っているのに片付けられない人の悩みや片付けの流れ、コツなどについてまとめました。今後引越をする予定がある方や、引越まで日にちがなくて焦っている方は、ぜひ記事を最後までチェックしてみてください。何をすれば引越までに不用品を片付けられるのかが明確になるでしょう。
目次
引越するのにゴミが片付けられない人の悩み3選
引越するのにゴミが片付けられない人は、以下のようなお悩みを抱えていることが多いでしょう。
- ●一向に片付かないとイライラする
- ●とにかく片付けがめんどくさい
- ●片付けが進まなくて退去時のトラブルが不安
それぞれ詳しく見てみましょう。
一向に片付かないとイライラする
自宅にゴミが多いと、片付けても片付けても部屋が片付けられません。休日や仕事終わりの時間を使ってコツコツ片付けているはずなのに、一向に片付けられないと、イライラしてしまいます。「引越までに片付け終わるのかな?このままいつまで経っても片付けられないかも」と不安になってしまうのです。
「引越までにゴミを片付けられないかも」という不安は、片付けのモチベーションの低下のみならず、仕事や日常生活などあらゆる場面で影響を及ぼします。本来であれば、少しずつであっても片付けが進んでいき、片付けを行うたびに達成感が得られるという状況がベストです。
とにかく片付けがめんどくさい
これまで片付けをしてこなかったり、面倒だと思いながら渋々片付けをしていた方にとっては、引越のために行うまとまった片付けは、面倒で仕方がないでしょう。片付けは、ただゴミを袋に詰めてゴミ捨て場に持っていくだけではありません。
まず必要なものと不要なものを仕分けする必要があります。そして粗大ゴミを処分する手続きをしたり、埃や汚れを掃除したりといったことも必要です。
とにかく片付けが面倒で、後回しにし続けた結果、「引越までに片付けられないかも」と悩んでしまうのです。面倒だからと後回しにすればするほど、「もう引越に間に合わない」「片付けられない」と悩みが大きくなっていきます。
片付けが進まなくて退去時のトラブルが不安
引越は、大家や管理会社が部屋を確認して、完了となります。引越までに片付けられない場合、引越当日に部屋に残地物が残ったままだったり、部屋が極端に汚れてしまっていたりします。
こういった状況を大家や管理会社から指摘された場合、追加で費用を支払わなければなりません。引越前から、こういったトラブルが怒ることを考えて「引越までに片付けられない、どうしよう」と悩む方が多いです。
引越に向けた片付けは何日前から始めるべき?
引越に向けた片付けは、「何日前から行うべき」と決まっているわけではありません。しかし「片付けられない」と悩むことを防ぐためには、できるだけ早めに引越に向けた片付けを始めるに越したことはありません。
理想としては、1ヶ月ほど前から、少しずつ片付けを始めると良いでしょう。もちろん数日でまとめて片付けてしまうこともできますが、大変ですからね。また予期せぬトラブルが起きて片付けに予想以上に時間がかかってしまうケースもあります。
時間に余裕があると、そういったケースにも柔軟に対応可能です。もし引越までにまだ時間があるのでしたら、今のうちから片付けを始めることをおすすめします。そうすることで「片付けられない」と悩んでしまうことを防げます。
引越の片付けの流れ
引越の際は、以下の流れで片付けを行いましょう。
- ●新居に持っていくものと不用品を分ける
- ●不用品を処分する
- ●新居に持っていくものをダンボールに詰める
それぞれ詳しく解説します。
新居に持っていくものと不用品を分ける
まずは新居に持っていくものと、引越前に処分をする不用品を分類しましょう。「これは新居に持っていくもの」「これは引越前に処分するもの」とはっきりさせることで、片付けがしやすくなります。一方でこの分類を怠ると、何を捨てるべきか何を残すべきかが分からなくなるので、「片づけられない」と悩むことになります。
また本来であれば処分しても良い不用品を、「面倒だから」と新居に持っていくのはおすすめしません。新居に持っていっても、新居で「片付けられない」と悩むだけです。そうならないように、引越前に片付けは済ませてしまいましょう。
新居で片付けられないと悩むことを防ぐためにも、少しでも不要だなと感じたものは「不用品」として処分してしまいましょう。「もったいない」と感じるかもしれませんが、思い切って処分することが大切です。
不用品を処分する
新居に持っていくものと不用品を分類し終えたら、不用品の処分を始めましょう。不用品は大きく、燃えるゴミ、燃えないゴミ、粗大ゴミに分かれます。不用品を分類して、処分の日程などを確認して、処分します。粗大ゴミは事前に申し込み等が必要なので、注意してください。
不用品の処分には、時間がかかります。1日で不用品を全て処分しようとするのは難しいかもしれません。楽観視して1日で全てを処分しようとすると「片付けられない」と落ち込むことになります。そうならないためにも、片付けは計画的に進めましょう。
新居に持っていくものをダンボールに詰める
新居に持っていくものと不用品を分類して、不用品の処分を終えたら、新居に持っていくものをダンボールに詰めましょう。新居に持っていくものの中でダンボールに詰められるものを全て詰め終えたら、引越前の片付けは全て終了となります。
ダンボールにものを詰める際に「これはいらないかも」と思うものがあれば、積極的に処分しましょう。そうすることで、新居で「ゴミが片付けられない」と悩むことを防げます。
またダンボールにものを詰める際は、できるだけ丁寧に、まとめて詰め込むようにしてください。そうすることで、新居でダンボールからものを出す際に、楽にものを出せるようになります。
引越までにゴミを片付けられない人が片付けるコツ
引越までにゴミを片付けられない人は、以下3つのコツを試してみてください。
- ●断捨離をする
- ●知人や親を頼る
- ●業者に依頼をする
それぞれ詳しく解説します。
断捨離をする
引越までにゴミを片付けられない人は、「片付ける」ではなく「断捨離する」という意識を持ちましょう。「これは使うかもしれないし」「これはあの時の思い出の品だし」とものを捨てる決心がなかなかできない人には、特に断捨離がおすすめです。
断捨離とは、不要なものを断ち切り、ものへの執着心をなくすという考え方のことです。引越をするのであれば、少しでも必要なものを新居に運ぶのではなく、思い切って断捨離をしてみましょう。
そうすることで、引越までにゴミを片付けられないという悩みからも解放されますし、新居で今後起こり得る「ゴミを片付けられない」という悩みにも事前に対処できます。「意外とものってなくても生活できるんだな」とものに頼りすぎない生活を実現できますよ。
知人や親を頼る
引越までにゴミを片付けられないのであれば、自分一人でなんとかしようとするのではなく、知人や親など周りの人を頼りましょう。「片付けられない」「どうしよう」と自分一人で悩んでいても、問題はなかなか解決しません。
自分以外の、周りの意見を取り入れることで、「それならこうやって片付けてみよう」と問題が解決することがあります。また引越までに片付けなければならないゴミの量が多い場合、やる気があっても自分一人で片付けをすることは難しいですよね。特に粗大ゴミが多い場合などは大変です。
しかし知人や親の協力が得られれば、ゴミの片付けにかかる労力はその分だけ少なくなります。2人で片付けをするのであれば、かかる労力と時間は2分の1、3人で片付けをするのであれば、かかる労力と時間は3分の1です。
業者に依頼をする
引越までにゴミを片付けられない場合は、業者に依頼をして片付けてもらうという選択肢もおすすめです。その中でも特におすすめなのは、ゴミ屋敷片付け業者です。ゴミ屋敷片付け業者と言っても、テレビ等で目にするようなゴミ屋敷でなければ依頼ができないということはありません。
引越時など、ちょっとした片付けをしたい場合にも依頼が可能です。それもゴミ屋敷の片付けと比べるとゴミの量が少ないため、依頼費用が安く済んでお得です。
ゴミ屋敷片付け業者は、最短即日で依頼をお受けできます。「引越までにゴミを片付けられない」「もう時間もなくてどうしようもない」こういった場合にも、ゴミ屋敷片付け業者はおすすめです。
引越の片付けを業者に依頼する際に気をつけること3つ
引越の片付けを業者に依頼する際は、以下3つの点に気をつけましょう。
- ●見積もりを取る
- ●買取サービスがないか確認する
- ●使える割引やキャンペーンは利用する
それぞれ詳しく解説します。
見積もりを取る
引越までにゴミが片付けられない方が、ゴミ屋敷片付け業者への依頼をする場合は、必ず見積もりを取りましょう。見積もりを取らなければ、引越で片付けられないゴミの片付けに、どのくらいの費用がかかるのか分かりません。また想定以上の費用を請求されてしまい、トラブルに発展するケースもあります。
優良なゴミ屋敷片付け業者であれば、こちらから何も言わずとも、見積もり額を提示してくれるはずです。見積もり額を提示してくれるかどうかを、良いゴミ屋敷片付け業者かどうかの判断基準にしても良いですね。
また見積もりは、複数社に対して取るのがおすすめです。そうすれば、相対的に依頼費用が安い業者を見つけられます。気になるゴミ屋敷片付け業者を2〜3社ほどピックアップしてみてください。
買取サービスがないか確認する
引越までにゴミが片付けられない方が、ゴミ屋敷片付け業者への依頼をする場合は、買取サービスがないかを確認しましょう。ゴミ屋敷片付け業者によっては、買取サービスを実施しています。買取サービスでは、貴金属など価値のあるものを買取、依頼費用から割り引きをします。
買取サービスを実施しているゴミ屋敷片付け業者の方が、依頼費用を抑えられますよ。ゴミ屋敷片付け業者が買取サービスを実施しているかどうかは、ホームページを見れば確認できます。
使える割引やキャンペーンは利用する
引越までにゴミが片付けられない方が、ゴミ屋敷片付け業者への依頼をする場合は、使える割引やキャンペーンがないかを確認し、あればそれを活用しましょう。そうすることで、依頼にかかる費用を抑えられます。割引やキャンペーンの有無も、買取サービスと同様に、業者のホームページを見れば確認できます。
確かに引越で片付けられない荷物を業者に片付けてもらうには、数万円単位の費用がかかります。しかし買取サービスと割引やキャンペーンを利用すれば、数万円お得に依頼ができるはずです。ゴミ屋敷片付け業者の選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:ゴミ屋敷片付け業者の選び方|ポイントや注意点を徹底解説します
まとめ
引越が迫っているのに片付けられない人の悩みや片付けの流れ、コツなどについて解説しました。引越が迫っているのにゴミを片付けられないからといって、焦る必要はありません。ゴミを片付けられない人が取れる行動は、複数あります。
特に業者への依頼は、引越まで日数がない方にもおすすめです。ゴミ屋敷と言えるほど部屋が散らかっていないのであれば、費用もそれほどかかりません。ぜひ以下の記事より業者の選び方をチェックしてみてください。
関連記事:ゴミ屋敷片付け業者の選び方|ポイントや注意点を徹底解説します
出典:ゴミ屋敷バスター七福神