「みかんを買い置きしていたら、いつの間にかカビが生えていた」
「まとめ買いしたら、カビが生えているみかんを見つけた」
大量のみかんを保存していたらカビが生えてしまい、食べられるのか疑問に思う方もいるでしょう。カビの菌糸(きんし)は見えない部分まで広がっている場合が多く、食べると腹痛や食中毒を引き起こすリスクがあります。
みかんを無駄にしないためには、カビが生えた際の正しい対処法を知るのが重要です。
そこで本記事では、みかんのカビを見つけた際の対処法について解説します。また、みかんの適切な保存方法についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
この記事で分かること
- みかんにカビが生える理由
- みかんのカビを見つけた時の対処法
- みかんの適切な保存方法
目次
みかんのカビはなぜできる?
カビが発生しやすい原因には、湿度や温度・栄養源・みかんの性質が関係しています。みかんは水分を多く含み、皮が薄く傷付きやすい果物であり、カビが繁殖しやすい条件がそろっています。ここでは、みかんにカビが生える理由と、メカニズムについて解説します。
水分が招くカビの危険
みかんは約90%が水分でできており、皮が柔らかく手で簡単に剥けるのが特徴です。しかし、みかんの豊富な水分がカビの繁殖を助長し、傷みやすくする原因にもなります。特に、湿度の高い環境では、カビの胞子が活性化しやすく、保存方法によっては短期間で劣化する場合も少なくありません。
カビの発生には適度な水分が必要です。みかんの皮は水分を含みやすい性質を持つため、表面が湿った状態が続くと、カビが一気に増殖するリスクが高まります。さらに、みかん同士が密着していると、接触部分に湿気がたまりやすく、カビが発生しやすくなります。
誤った保存方法は皮の表面が結露しやすくなり、カビの発生を加速させる要因の一つです。例えば、冷蔵庫から取り出した直後のみかんを常温で放置すると、表面に水滴が付きカビの温床となるため注意しましょう。
傷からひそむカビの芽
みかんは輸送や保存の際、外皮に傷が付きやすく、傷から腐敗が進みます。特に、箱や袋に詰められた状態では、上に重なったみかんの重みで押しつぶされ、見えないうちに細かい傷が付いてしまうケースも少なくありません。また、みかん同士が密着すると摩擦が生じ、皮が薄くなった部分からダメージを受けやすくなります。
みかんに付いた小さな傷は、カビの胞子にとって格好の侵入口です。カビは目に見えない微細な胞子を空気中に放出し、傷付いた部分に付着すると一気に繁殖し始めます。傷が深くなるほど果汁が染み出し、糖分がカビの栄養源となるため、増殖が加速するのも事実です。
外から見ただけでは異常がわからなくても、内部でカビが広がっているみかんもあります。みかんの皮は薄いため、一度傷が付くと水分が蒸発しやすくなり、皮が硬くなったり、シワが寄ったりする場合もあります。異常がなさそうに見えても、みかんの皮に変化が見られた場合は、中の果肉が傷んでいる可能性が高いので注意が必要です。
腐りかけから広がるカビの脅威
「腐ったリンゴが1つあると周囲も腐る」ということわざがありますが、みかんにも当てはまります。1つのみかんが腐るとエチレンガスが発生し、周囲の果実の熟成を早めるため、カビが広がりやすくなります。
エチレンガスは、果物が熟す過程で自然に放出される植物ホルモンの一種です。本来は果実を甘くしたり、柔らかくしたりする役割を持っていますが、過剰に発生すると周囲のみかんの劣化を早め、カビが発生しやすい環境を作ってしまいます。
腐り始めたみかんは、通常よりも多くエチレンガスを放出するため、一気に周囲のみかんを老化させます。さらに、みかんのカビから飛散する胞子は、空気中を漂って周囲にも付着しカビの拡散を加速させるため、カビができているみかんを見つけたら早めに捨てましょう。
栄養豊富な甘みがカビを呼ぶ
みかんに多く含まれる果糖やブドウ糖は、カビが成長するための栄養源です。特に、みかんに含まれる糖分はカビにとって吸収しやすい形のエネルギーであり、繁殖を助ける要因となります。
また、みかんに含まれるアミノ酸「プロリン」は、青カビの発生を促す働きを持っています。ただし、青カビは、みかんの皮が無傷の状態ではほとんど発生しません。皮に小さな傷が付いたり、切れ目が入ったりすると、プロリンの働きでカビが一気に広がりやすくなります。
さらに、糖分の多いみかんは水分を引き寄せやすいため、湿度が高まるとカビの繁殖スピードが加速します。甘みが豊富なみかんは、カビにとっても最適な環境といえるでしょう。
目に見えないカビの侵入経路
みかんの表面には、一見分からないほどの微細なひび割れや傷が無数に存在しています。小さな傷は、カビの胞子が付着しやすいポイントであり、みかん内部へ侵入する経路です。
みかんの皮は「多孔質構造」を持ち、微細な穴がたくさん存在しているため、湿気やカビの胞子が吸着しやすい構造を持っています。特に、湿度が高い環境では皮が空気中の水分を吸収しやすく、表面が常に湿った状態になります。これがカビの繁殖を助長する要因になります。
〈目に見えないカビの侵入が起こるポイント〉
- 微細な傷やひび割れ:見た目に問題がなくても、表面の小さなダメージからカビが侵入する
- 皮の多孔質構造:みかんの皮には小さな穴が無数にあり、湿気を含みやすい
- 湿気の多い環境:湿度の高い場所で保存すると、皮が余分な水分を吸収し、カビの繁殖を促す
みかんのカビの種類は主に2つ
カビは数万種類以上存在するといわれています。みかんのカビは主に「ペニシリウム・イタリカム」と「ペニシリウム・ジギタータム」の2種類です。ここでは、みかんに発生するカビの特徴や繁殖の仕方について解説します。
ペニシリウム・イタリカム
みかんに最も発生しやすいのが、ペニシリウム・イタリカムと呼ばれる青カビです。青緑色のカビが表面に広がり、時間が経つと胞子が飛び散るのが特徴で、ほかの果実にも感染を広げやすい性質を持っています。
ペニシリウム・イタリカムに感染したみかんは「カンキツ青カビ病」とも呼ばれ、一度発生すると短期間で果実全体に広がります。特に、湿度が高い環境では、カビの繁殖速度が加速し、周囲のみかんにも影響を及ぼしやすくなるため、早めの対処が必要です。
〈青カビの特徴〉
- 青緑色になる
- カビの胞子が舞い上がりやすい
- 傷や虫食いによって発生しやすい
ペニシリウム・ジギタータム
みかんに発生するもう1つの代表的なカビが、ペニシリウム・ジギタータムと呼ばれる緑カビです。青カビとよく似ていますが、より広範囲に繁殖しやすく、白っぽい粉を吹いたような状態から、時間が経つと緑色へと変化します。
ペニシリウム・ジギタータムに感染したみかんは、徐々に色が変化していくため、気づいたときにはすでにカビの発生が進行している場合が多いのが特徴です。
〈緑カビの特徴〉
- 表面に白い粉のような胞子が広がる
- 時間とともに緑色へ変化する
- 内部まで腐敗が進行する
みかんのカビを防ぐ方法とは?
みかんを長く美味しく保存するためには、カビの発生を防ぐような環境を整える必要があります。みかんは水分を多く含む果物のため、適切な保存方法でないとすぐに傷んでしまったり、カビが発生してしまったりするケースがあります。ここでは、みかんをカビさせずに保存するための方法について解説するので、参考にしてください。
直射日光に当てない
みかんをできるだけ長持ちさせるためには、直射日光を避け、通気性が良い涼しい場所で保存するのが理想的です。みかんの保存には、暗くて温度が安定している環境が適しており、湿度が高すぎない場所を選ぶと、カビの発生リスクを抑えられます。
みかんを保存する際に、最も避けたいのが直射日光です。強い日差しを浴びると、みかんの水分が蒸発し、皮がしなびてしまいます。気温が低い冬場でも、窓際や日のあたりが良い部屋などで長時間日光に当たると乾燥が進み、果肉の水分バランスが崩れてしまうため、鮮度が落ちる原因になるでしょう。
さらに、保存場所の気温が高いとみかんの呼吸は活発になり、熟成が早まることで腐敗やカビの発生を促進します。例えば、窓際や車内などの温度が変化しやすい場所に放置すると、みかんの果実内部にストレスがかかり、風味の劣化や果肉が柔らかくなる原因にもなります。冬場でも、暖房の近くに置くと温度が上がりやすく、みかんが劣化するスピードが速まるため注意が必要です。
湿気のない乾燥している場所に置く
カビを防ぐには、できるだけ湿度の低い場所で保存することが大切です。例えば、玄関やベランダなどの風通しの良い場所が適しています。ただし、ベランダに置く場合は直射日光やエアコンの室外機の風が直接当たらないように注意しましょう。
湿度が高い環境は、カビが繁殖しやすい要因の一つです。特に、みかんは水分を多く含んでいるため、湿気がこもるとカビの発生リスクが一気に高まります。
また、密閉された箱や袋の中で保存すると、湿気がこもりやすくなるため、適度な通気性を確保するのが重要です。みかんを保存する際は、通気穴のあるケースやカゴを使用するのがおすすめです。
冷蔵庫で保存する
みかんは基本的に常温保存が適していますが、気温の高い時期や長期間保存したい場合には、冷蔵庫での保存も有効です。特に、夏場や湿度が高い環境では、常温保存だとすぐに傷んでしまう場合があるため、冷蔵保存によって劣化やカビの発生を抑えられます。ただし、冷蔵庫で保存すると乾燥しやすく、皮が硬くなったり、果肉がパサついたりするため、以下の工夫も効果的です。
〈冷蔵保存のポイント〉
- 乾燥を防ぐために1つずつ新聞紙やラップで包む
- 冷蔵庫内の湿度が低すぎない野菜室で保存する
- 美味しく食べられる2〜3週間程度を目安に食べる
冷蔵庫での保存はカビの発生を防ぐには効果的ですが、みかん本来の風味を保つには、できるだけ早めに食べるのが理想的です。適切な保存方法を実践し、新鮮で美味しいみかんを長く楽しみましょう。
みかんのへたを下向きに置いて保存する
みかんを長持ちさせるには、ヘタを下向きにして保存するのが効果的です。ヘタはみかんの中で最も丈夫な部分のため、下向きにすることで果実全体の圧力が分散されて、傷みにくくなります。
みかんを箱やカゴに積んで保存すると、上の果実の重みで下の果実に負担がかかり、傷が付きやすくなります。しかし、ヘタを下にするとみかんの柔らかい部分が直接圧力を受けるのを防ぐため、傷みの軽減が可能です。
また、ヘタを下向きにすることで果汁が均等に広がり、みかんの水分バランスが保たれやすくなるメリットもあります。果汁がヘタの方向へ流れると、果実全体の水分が均一になり、味がムラなく安定しやすくなるからです。
カビや傷んでいないのか定期的に点検する
みかんは、1つでもカビが発生すると周囲に素早く広がるため、こまめな状態の確認が重要です。箱やカゴでまとめて保存している場合は、定期的にチェックし、傷んでいるみかんがないか確認しましょう。みかん同士が密着していると、傷んだ部分が接触した果実にも影響を与え、カビの感染を早めてしまいます。
〈チェックするポイント〉
- カビが発生しているみかんがないか:表面に白や青緑のカビが見られるみかんはすぐに取り除く
- カビが発生したみかんに接触していないか:傷みや変色がないかをチェックし、表面を軽く水で洗い流す
- 皮に傷が付いていないか:傷が付いた部分はカビが侵入しやすく、通常のみかんよりも早く腐敗が進む可能性がある
- 異臭がないか:みかんが腐りかけると、独特のツンとした酸っぱい臭いが発生する
- 保存環境は適しているか:みかんの劣化が早いと感じたら、保存環境が適切か再確認も大切
見た目に問題がなくても、皮に傷があるみかんは要注意です。傷が付いた部分はカビが侵入しやすく、ほかの果実よりも早く傷む可能性が高いため、箱を開けたらまず傷のあるみかんを見つけ、優先的に食べるとカビのリスクを減らせます。
新聞紙を利用する
みかんを長持ちさせるには、新聞紙を活用した保存方法がおすすめです。新聞紙には適度な通気性と吸湿性があり、みかんの湿気を調整しながらカビの発生を防いでくれます。
おすすめの保存方法は、新聞紙とみかんを交互に重ねる「ミルフィーユ方式」です。手順を以下にまとめましたので、参考にしてください。
〈新聞紙を活用したみかんの保存方法〉
- 箱やカゴの底に新聞紙を敷く
- その上にみかんを1段並べる
- 再び新聞紙をかぶせ、層になるよう重ねる
新聞紙を利用した保存方法なら、湿気がこもるのを防げるうえ適度な通気性を確保できるため、カビの発生リスクを減らせます。また、みかん同士が直接触れない保存方法は、傷がつくのを防ぎ、鮮度を保ちやすくなるのもメリットです。
箱で買った場合には下から食べる
箱で買ったみかんは下にあるものほど傷みやすいため、下から順に食べるのが理想的な消費方法です。
みかんを箱で購入した際、何も考えずに上から順に食べている人が多いのではないでしょうか。箱詰めされる際、下のみかんは上に積まれた果実の重さを受け続けるため、時間が経つと変形しやすく、皮に小さな傷がつくことも少なくありません。みかんの皮にダメージがあると、カビが生えやすくなったり、ほかのみかんが傷みやすくなったりする原因になります。
箱を開けたら、まずは底の方のみかんを優先して食べることが大切です。賞味期限が近い順に食べると、鮮度の良いみかんを長く楽しめるため、箱買いした際は「下から食べる」ことを意識してみましょう。
みかんのカビを捨てる際に注意することは?
カビが生えたみかんを処分する際は、適切な方法で処理しないとカビの胞子が周囲に広がり、ほかの果実や保存場所を汚染してしまう可能性があります。また、カビが生えたみかんに直接触れると手や衣服に胞子が付着し、知らないうちにほかの食品や食器に移る場合もあるため、衛生面のケアも欠かせません。
ここでは、カビの生えたみかんを捨てる際の注意点を紹介するので、ぜひチェックしてください。
そのままゴミ箱に捨てず、ビニール袋でしっかり閉じる
カビが生えたみかんを直接ゴミ箱に捨てるのは避けましょう。カビの胞子は非常に軽く、空気中に舞い上がると、ほかのみかんやキッチン周りの食品にも付着してしまいます。
ゴミ箱の中でカビが広がると、生ごみの腐敗スピードが早まり、悪臭や虫の発生につながる原因にもなります。特に、気温や湿度が高い環境では、カビが急速に増殖しやすいため注意が必要です。
安全に処分するには、カビの生えたみかんを袋に入れて密閉し、しっかり口を結んでから捨てるのがポイントです。ひと手間加えるとカビの胞子が飛び散るのを防ぎ、ほかの食品やゴミ箱への影響を最小限に抑えられます。
捨てる際には、手洗いをしっかり行う
カビが生えたみかんを処分した後は手洗いを徹底し、カビの胞子をしっかり洗い流しましょう。カビの胞子が付いた手で、食品や食器に触れると、知らないうちにカビを広げてしまう可能性があります。
特に、手のシワや爪の間は菌や胞子が入り込みやすいため、念入りな手洗いが大切です。除菌効果があるハンドソープを使うと、より効果的にカビの胞子を除去できます。
また、カビが付着した手で蛇口や冷蔵庫のドアノブ・戸棚のドアなどに触れると、ほかの食品や家具にカビの胞子が移るリスクもあります。手洗いだけでなく、カビが付着した可能性のある部分を清掃すると安心です。
他のみかんへカビが広がらないように注意する
カビが生えたみかんを処分した後は、周囲のみかんにカビが移っていないか確認しましょう。カビの胞子は目に見えない形で空気中を漂い、ほかのみかんの表面に付着している可能性があります。一見問題がなさそうに見えても、表面に白っぽい粉が付着していたり、皮の一部が変色していたりする場合は、カビの初期段階の可能性があるため注意が必要です。
カビの広がりを防ぐには、胞子が付着している可能性があるみかんの表面を乾いた布やキッチンペーパーで軽く拭き取るか、水でさっと洗い流す方法があります。ただし、水に長時間浸けると傷みやすくなるため、サッと洗う程度にとどめ、すぐに拭き取るのが大事です。
洗った後は水分をしっかり拭き取り、風通しの良い場所で乾燥させてから保存すると、湿気がこもるのを防ぎ、カビの繁殖を抑えられます。
みかんのカビに関するよくある質問
ここでは、みかんのカビに関するよくある質問を紹介します。
みかんを箱で買った時に、カビがこないように長持ちさせる方法はある?
みかんを箱で買った際は、まず傷付いたみかんやカビが生えたものが混ざっていないか確認しましょう。傷が付いたみかんはほかの果実よりも傷みやすく、カビの温床になりやすいため、できるだけ早く取り除くのがポイントです。
また、買ったばかりのみかんは箱の中に湿気がこもっている場合が多いため、一度すべて取り出してから再び並べ直すと、通気性が良くなりカビの発生を防ぎやすくなります。保存する際は、みかんを2段までの高さに抑え、重ねすぎないことも大切です。上のみかんの重みで下のみかんの皮が裂けると、裂け目から傷みが進んでしまいます。
みかんにカビがあったら、食べない方がいい?
カビが生えたみかんを見つけたら、安全のために迷わず処分しましょう。カビの菌糸は目に見える部分だけでなく、果実の内部にも広がっている可能性が高く、表面のカビを取り除いてもすでに内部で菌が繁殖している場合があります。
ただし、みかんの表面に少しの汚れや傷がある程度であれば問題なく食べられます。みかんは流通の過程で軽い傷がつくケースがあり、少しの傷だけで食べられなくなるわけではありません。しかし、傷が深く果汁が漏れていたり、部分的に変色していたりする場合は、傷んでいる可能性があるため迷わず処分するのが安全です。
みかんにカビが発生した時の対処法は?
みかんにカビが生えてしまった場合は、ほかのみかんへの影響を最小限に抑えることが大切です。カビが発生したみかんはビニール袋に密閉して処分し、周囲のみかんは、水で軽く洗ってカビの胞子を取り除きます。
〈みかんにカビが発生した時の対処法〉
- カビが生えたみかんを処分する
- 周囲のみかんをチェックする
- 周囲のみかんを洗う
- 保存環境を見直す
カビが発生した原因を見直し、保存環境の改善も忘れずに行いましょう。通気性を確保しながら冷暗所で保存すると、カビの再発を防ぎ、みかんを長持ちさせられます。
みかんの保存で最適な温度は?
みかんを長持ちさせるには、保存場所の温度管理が重要です。常温で保存する場合は、5~8℃が理想的な温度とされています。冬場は理想的な環境を維持しやすいため、室内の涼しい場所に置いておくと、特別な対策をせずとも鮮度を保てます。
一方、夏場や暖房の効いた部屋では気温が上がり、みかんが傷みやすくなるため注意が必要です。気温が高い環境では、冷蔵庫の野菜室で保存するのがおすすめです。ただし、直接冷蔵庫に入れると乾燥しやすくなるため、新聞紙やキッチンペーパーで包んでから保存すると、水分を保持しながらみかんの鮮度を維持できます。
季節や環境に応じた適切な温度管理での保存により、みかんの美味しさをできるだけ長く楽しめるでしょう。
みかんのカビを処分したいなら七福神へ
カビが生えたみかんの処分に困っていませんか?「気づけば箱いっぱいのみかんにカビが広がっていた」という状況では、処理の手間も増え、衛生面が心配な人もいるでしょう。
カビは空気中に胞子を飛ばし、ほかの食品や家具に付着する恐れがあるため、放置せず早めの処分が大切です。しかし、大量のみかんを1つずつ袋に入れて捨てるのは、時間も労力もかかり簡単ではありません。
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まとめ
みかんは水分を多く含む果物であり、湿度の高い環境ではカビやすくなります。みかんを長持ちさせるには、適切な保存方法の実践が重要です。保存する際は、風通しの良い冷暗所に置く、新聞紙で包む、ヘタを下向きにするなど、少しの工夫でカビの発生を抑えられます。
大量のみかんにカビが生えた場合や、自力での処分が難しい場合は、ゴミ屋敷バスター七福神にご相談ください。カビが生えた食品の処分はもちろん、不要になった家具や家電の回収にも対応可能です。お問い合わせは24時間365日受け付けていますので、お気軽にご相談ください。